千里 望
4 件の小説逢いたい
「逢いたい」 声に出してみる 「大好き」 声に出してみる 会えない貴方 私の事少しは考えてる? 私の心の中は貴方で いっぱいだよ 今度もし逢えたら…… 笑顔で私の心を届けるね
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冬の匂い
「冬の匂いがする」 と貴方が言った。 「そうかな?」 と私が言うと首にマフラーを巻いてきて 「今日から俺の匂いが冬の匂いだな」 と嬉しそうに言った。 寒いのに頬が熱いのは、気のせいかな?
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綺麗な月
「綺麗な月ですね」 初めて私が言った時、貴方は真っ赤な顔をして、 「そうですね」 と私の手をそっと握り返してくれましたね。 私はその言葉が愛の言葉と知らず言ったのに。 夜、今私が 「月が綺麗ですね」 と言ったら貴方はまだ私の手を強く握り返してくれますか?
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雨空
今降っているのはフラれた私の涙? それとも、フりながらも泣いていた愛した人の涙かなぁ。 わかるのは、この雨が中々止まない事だけと止んでも私の心の中には雨空が居続けることだけ。
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