くら
28 件の小説七夕日記
7月7日 23時12分 ひとりで過ごす初めての七夕だ 何故かと聞かれると分からないけど 七夕の夕食は家族と手巻き寿司を食べてた 今日の夕食は料理がめんどくさくて 冷凍うどんにネギをのせた手抜き料理 七夕なのに七夕らしいことはしてないな 強いて言えば、先週 学校に笹と短冊が置いてあったから 友達と願い事を書いたぐらいだ せっかくだから何かしたい だから星を見に行くことにした 誰にも会わないけど、すっぴんを隠すために伊達メガネだけをして 鍵とスマホを持って外に出た きっと心配性の母に 「23時頃星が見たくて外に出たなんて…」言ったら、 あぁ、なんて恐ろしい… 七夕にわざわざ星を見るなんて 初めてなのかもしれない 外は夏なのに 少し涼しい 曇り空だが、 星が時々、姿を見せる 星なんて久しぶりに見たよ せっかくだからスマホで写真を取ろうとしてみた でも 星って上手く映らないんだね 初めて知ったよ だから諦めて この目で星を見つくしてやろうと思って スマホばっかり見てたから 上をずっと見てると首がいたい でも 星は スマホでは見ることのできないほど 輝いていた 「あぁ、外に出てよかった」 以上、私の七夕日記であった 皆さまも良い夜を
私はまだ子ども
今日、配信を休んだ 毎日、配信してるわけでもない でも学校終わったらするつもりだった でも 友達と遊んだ 友達の「今日、暇?」 に心が動いた 楽しかった 本当に遊んでよかったと思ってる 最近、 配信者のあたしって 学生らしくないなって もちろん、あたしのことは好き だってなりたかった私なんだもん でもさ たまにはいいな って 私はまだ学生 まだまだ子どもらしく 遊びたいんだ! (第15話 私はまだ子ども)
私の同期
この前、ランキングイベントのことを話してこの話もしたいって思ったんだ あのイベントは初配信から1ヶ月目の人が出れるイベントだったから 同じ時期に配信を始めた「同期」がいる そして私はその同期とも関わることができた 高校生だった私とは違って 主婦やサラリーマンがいたり 別の媒体で配信経験がある人もいれば 事務所に所属してたり 私が1番年下だったのかな 結構、可愛がられてた気がする 短い期間だったけど、様々な人に出会えてお話出来た 本当に楽しかったな〜 気づけば あのイベントから5ヶ月が経った あの時と比べて私も変わったし、みんなそれぞれの道を歩いてる 事務所所属だった人がいつの間にか事務所辞めてたり、 辛い出来事をきっかけに名前やアイコンを新しく変えたり、 そして、また1人、2人、辞めていったり もちろん、もっとトップを目指してたり、 アプリ内のフェスにたくさん参加してたり 今でも輝いてる人だっている だから なんか寂しいなって みんな同じ時期に始めて、一緒に戦いあったはずなのに 道はバラバラなんだな って それでも 私は私らしく頑張るよ これは私だけの道なんだから (14話 私の同期)
入賞
こんな未熟な私だけど 1度だけ入賞したことがある 初配信から1ヶ月目の配信者が参加するランキングイベント 結果は9位 正直、そんなにすごくはない でも、あの時は頑張ったんだ 毎日3回配信して 10位までが入賞だったから 常に入賞できるかギリギリで こんな私だけど 応援してくれた人がいたから 入賞はしたくて イベントが終わったあとに 私、無理してたんだなって気づいた 一気に緊張がほぐれて 普段よりぐっすり寝れるようになったし ご飯もよく食べるようになった それだけ必死だったんだ 大変だったけど楽しかった たくさんの人に出会えて たくさんの人に支えられて 本当に感謝しかない 私1人だったら出来なかったからね あんなに大変だったから それからはランキングイベントには参加してない でも今でも 自信を無くした時は あの入賞したという事実があるって 「私はできるんだ」って 私はあの9位を誇りに思って 配信を続けてる (14話 入賞)
ただの愚痴
あーあ 本当にこの世界はクズだ 本当に嫌になっちゃうよね どんなに頑張っても たとえ、どんなに壁をぶち壊しても また壁があるんだもん どんなに音楽が好きで 才能がなくても 頑張って頑張って できるようになっても また、課題がみえて また頑張らないといけなくて なんか息が詰まる それに やっぱり ひとりひとりそれぞれ違うからさ どんな壁だって 私よりもすごいスピードで壊していく人だっている なんか悔しいよね 本当に悔しい 自分だって頑張ってるはずなのに でもさ なんだかんだ 1番クズなのって そんなこと理解してても やめようとしない 私なんだよね あーあ 本当に私はクズだ
大人になりたい
現在、19歳。 私は大人になりたい。 いや、正確に言うと 大人みたいに、落ち着いていて 自律していて 周りをちゃんと見られる人になりたい。 思ったことをすぐ口にしてしまう自分が嫌だ。 敬語が上手く使えない自分が嫌だ。 感情がすぐ顔に出る自分が嫌だ。 周りを見てすぐ行動できない自分も、 両親や友達に頼ってばかりな自分も嫌なんだ もっと頼られる人になりたい。 もっと自律したい。 もっと大人になりたい。 でも、そんなことばかり考えていると 頭が疲れてしまう。 仕方ない。 ちょっとずつ大人になることにしようか。 今日も私は大人になろうと奮闘中。
今日、悪夢を見た
「今日から学校!起きてー」 朝、母の声で起きる ウインナーや卵焼きのいい匂い 妹は鏡の前で前髪をずっと整えてる 父はメガネを探しているようだ これが私の朝 慌ただしいけどなんだかんだ好きな朝 私は「はーい」と目を擦った そこではっきり目が覚める ここは私しかいない部屋 ああそうだ 私は今一人暮らし ゴールデンウィーク明けの朝 昨日まで帰省してたからだろうか さっきまで本当に家族と過ごしてた気分だ いい夢だったな でも目覚めてから涙が止まらない 夢で思い出さなかったら 朝から泣かなくてもよかったのに 本当は悪夢だったのかもしれない 私は時計を見た 今日からいつもどおり学校だ 涙を拭ってキッチンに向かった 「よし、お弁当 作ろ」
わかってしまうらしい
「今日、体調悪い?」 いつもどおり配信してるつもりなのに 来る人達は、そう聞いてくる たしかに、調子は良くない 寝不足だし、疲れてるだけで ただやる気が出てないだけだと思ってた 「レポートが終わらなくて眠たいんだ」って 嘘をついて誤魔化した いつもどおり元気だと思ってた でも実は微熱があった 本当にびっくり 自分でも気づかなかった 顔は出してない 声と話し方だけでバレた なんか悔しい。 まだまだ未熟なんだなって そんなことを考えながら 布団に潜った (13話 わかってしまうらしい)
10代最後の1年
私は19歳になった。 10代最後の1年のはじまり 最近、大人への道を少しずつ歩き始めている気がする。 家事も勉強も 少しずつだけど自分でこなせることが増えた。 私は今、幸せだ。 自分のやりたいことのために勉強できて 他愛のない話で毎日笑い合える友達がいて もちろん、不安になることも、夜ひとりで涙を流すこともある。 でも私は、決してひとりじゃなかった。 毎日が、怖いくらいに満たされている 改めて この日々を送れていること 無事に19歳になれたことを 私は忘れたくない。 これまでも これからも この幸せと共に過ごせますように。
拝啓、 高校生の私へ
久しぶりに母校のインスタを見かけた この前、入学式があったらしい 私も1ヶ月前まで高校生名乗ってたのにね なんだか懐かしくて せっかくだし 高校生になったばかりの私に 手紙を書いてみたんだ 拝啓 高校生の私へ 堅苦しいのは好きじゃないから タメ語でいくよ 今、私はすごく楽しいよ もちろん、毎日大変だし、涙を流すこともある。 でも 生きててよかったって思ってる。 今、あなたは 入りたい部活も将来の夢も、何もかも否定されて辛いよね。 「あなたにはそんなもの向いていない」 そう言われて、真っ暗な部屋で一晩中泣いたこともあったね。 思い通りいかない毎日が嫌で苦しいよね でも、大丈夫。 自分のやりたいことを大切に今を楽しんで! あまりネタバレはできないけど 自分の道を自分の力で歩めてて この日々を好きになれる日が来るから。 じゃ!またね! 3年後の私より なーんてね・・・ 届くことのないこの手紙を 自分の心にしまった。