チョコ
5 件の小説言えない
私はいつも肝心な事がどうしても言えない… なんで…？？ どうして…？ 家族が仕事とかで家を出る時に 「行ってきます！」と言ってくれるのに対して 私は「あ、うん。」しか言うことができない。 −本当は「行ってらっしゃい！」って笑顔で言いたいのに− どうしても言えないのはなぜなんだろう。 最後の言葉を言うだけなのに。 当たり前のことなのに。 どうして…言えないの…？？？
別れ
「冷めた」 「別れてほしい」 彼は電話でそう言った。 なんで電話なの？って私は思った。 直接会って伝えるのが普通のお別れじゃないの？ でも、それを口にしてしまったらダメ。 素直に「伝えてくれてありがと。別れよ。」 「今までありがと！」って言った。 彼は「ありがとう。俺のせいなのに…。 あ！もし何かあったら相談に乗るから！ いつでも言ってね！」って。 （なんで、、？そんなことが言えるの？？） 思い切り心の中でふざけんなって叫んだ。 彼が冷める前に私が冷めてたのかもしれない。 私が先に別れ話をしておけば、こんな気持ちにならなかったのに…！！！ 恋って何？ 何でこんなにも苦しいの… 誰かを好きになる事がこんなにも辛いなんて… 恋が何かなんて、誰も教えてくれない。 自分で見つけることしか。 でも、そんな簡単に見つからないよ。 「もう恋なんてしない！」って言ってたのに。 何でだろう。 恋人がいるってことが幸せだと考えてしまう自分がいる。 こんな自分でも彼のことだけは本当に好きになれた気がした、けど違った、、。 彼と江ノ島行ったこと 彼と遊園地に行ったこと 彼と縁結びに行ったこと 彼とテスト勉強したこと 彼が…いつも家まで送ってくれたこと 彼との思い出 思い出したくもない。 −もう二度と恋なんかしたくない− 前に進もうって決めたんだから。 今は勉強に集中しよ。 でも…たまに思ってしまう… 恋がしたい。って 私に恋なんてちゃんとできるのかな…
心の声
僕には人の心の声が聞こえる。 人とすれ違ったり、 友達と会話したりしてる時も聞こえる。 どうしてなのかは分からない… ただ、唯一言えるのは 聞きたくない事まで聞こえるという事だ…。 みんな心の声が聞こえるっていいなぁって言う 何もいいことなんて無い。 良い事もあるけど悪い事の方が多い なんで。こんな体になってしまったのだろう…
言葉
彼はいつも「言葉は言霊だ。」と言っていた。 私はその言葉を今でも忘れずに 話す時は言葉に気をつけて話している。 皆んなはどう？？ 言霊って信じる？ それともただの作り話だと思う？ 彼はその言葉を残して消えてしまった。 なぜ、その言葉を残して消えてしまったの…？ そして、何を伝えたかったの…？ 私には貴方しか、、いなかったのに。 他にも言える言葉あったはずなのに！ 「なんで。」 私の前から勝手にいなくならないで… 置いて行かないで… −貴方がいない人生なんて生きてる心地しないよ− 私もすぐに貴方の所に逝くから。 待っててね。
もう二度と会えない。
彼女は優しい人だった。 僕にも誰にでも。 笑顔を見るたびに心まで明るくなるような感じだった。 そんな彼女がこの世を去ってしまった。 「なんで…」 「どうして…」 僕にはそれが信じられなかった。 受け入れることができなかった。 −どうして彼女が死んでしまったのだろう−