夜神桜
2 件の小説悪女は2度目の人生を楽しみます 第二話
‐第2話‐ …最悪だわ リリナ(なんでよ〜!!!なんでソル皇太子の部屋に…!) ソル「まぁ、ごゆっくりして行ってくださいニコ」 リリナ(なんかずっとニッコニコしてるし怖いんだけど!?) リリナ「皇太子殿下、やはり私もう帰ります…!ありがとうございました!!」 リリナ(うん!!これが正しい!!さようなら!!殿下!!!) パシ リリナ「ひぇ」 ソル「ニコまぁまぁ、そんなこと言わずに〜」 ソル「こっちへおいで??ニコ」 リリナ(はァァァァ!?!?///やばい眩しすぎるぅぅぅ!って、バカバカ私!!早くシュリナの対策とか練らなきゃなのに…) リリナ(こんな恋愛ごっこだなんてしてられないわ!!) リリナ「皇太子殿下…お離し下さい(睨)」 皇太子(…ッ♡) 皇太子(なんだこれは、冷たい目なのに、とても愛らしい…) 皇太子「いやいや、まだ体調が優れてないでしょうに!」 リリナ(もうしつこいーー!!!) リリナ「だから!大丈夫ですってば!💢」 ドン リリナ「ビクッ」 リリナ「え…」 リリナ(か、か、かかかか壁ドンされてるぅぅぅぅううう!?!?) 皇太子「おっとすまない。手が滑ったニヤ」 リリナ(いや!いや!!わざとですよね!?) リリナ「とりあえず退いてください。いくら皇太子だからと言い、やっていい事の区別くらいわけられるでしょう?」 皇太子「おぉ…ボソッ」 皇太子(こんな反応されたのは初めてだ…とても面白い) 皇太子「あぁ、そうでしたね、すみません」 パッ リリナ「それでは、御機嫌よう!シュタタタ」 皇太子「はは、逃げ足がお早いことで…笑」 皇太子「リリナ•アトランテか…悪女だが、それらしき1面はなかったな。冷静さがとてもおありなことで。」 皇太子「はぁ〜、悪女に"恋"をするだなんて、どうかしてしまったみたいだ」 皇太子「リリナ•アトランテ…どうも気になってしまうな…ボソッ」 リリナ「はぁ、はぁ、はぁ、、お腹…痛い」 クリアナ「あ!お嬢様〜、お待ちしてましたよー…って、大丈夫ですか!?すごい息切れしてますよ!?」 リリナ「はぁ、はぁ、大丈夫…今すぐに馬車を出発して。家へ帰るわよ…はぁはぁ」 クリアナ「かしこまりました!直ちに帰宅致します!!」 ‐翌朝‐ リリナ「ん…ふわぁあ〜」 リリナ「朝か…起きなくちゃ」 リリナ(というか…過去に戻ったのよね?パーティーに行ったことは前の時もそうだった。けれど…皇太子と話すことなんてなかった…!) リリナ(まさか……前とは違うことが起きてる!) リリナ(いや、だからと言って油断はできない。ッ…また処刑されることも…ある。) リリナ(いや、前回みたいな失態は犯すわけにはいかない。必ず生き延びてみせる!…そして、あいつらに復讐を!!) リリナ「ん〜、まずは何から始めるべきかしら」 リリナ「…何も思いつかない…とりあえずご飯を食べようかしら。下に行きましょ」 ガチャ リリナ「…!」 リリナ(この方たちは、お母様とお父様…) リリナ「おはようございます。お母様、お父様。」 母「リアナ、おはよう」 父「あぁリアナか、おはよう」 リリナ「…シュリナもおはようニコ」 シュリナ「…おはようございます。お姉様」 父「さァ、ご飯を食べよう。」 リアナ(あ、思いついたわ。私が今やれること…!) リアナ(シュリナはいないわね…よし) リアナ「お父様、ご相談がございまして…」 父「なんだ?」 リアナ「私、家庭教師をお願いしたくて!」 父「家庭教師、?」 リアナ「はい!」 リアナ(まずは周りから好感度を上げて、味方につけて行かないと。) 父「分かった。じゃあ、これを見て決めなさい。」 リアナ「これは?」 父「家庭教師の先生方が乗っている本だ。これで誰がいいとかを決めたら、また話に来なさい」 リアナ「わかりました。ありがとうございます!お父様ニコ」 リアナ「さぁて、どうしようかなぁ〜」 リアナ「あ…確かこの人って…」 リアナ (後に有名な夫人になる人だっけ。パーティーにも沢山出席していて、社交性があって、とても良い人だった気がする。) リアナ「フフ、利用できるものは利用していかなくちゃよね♡」 リアナ「コンコン。お父様、リアナでございます。お話がありまして」 父「入れ」 リアナ「失礼致します。家庭教師のお話の件ですが、決まりました」 父「本当か。誰だ??」 リアナ「ーーーーーーーーー」 リアナ「はぁ〜、なんか疲れちゃったなぁ…ボフッ」 リアナ「これからもどんどん疲れるんだろうなぁ。はぁ、頑張らなくちゃ」 リアナ(自分を守るために…) コンコン リアナ「!?…誰?」 シュリナ「お姉様、私です。シュリナです」 リアナ(シュリナ?なんでここに??なにか仕掛けるつもり??どうしよう(バクバク)) リアナ「入っていいわよ」 シュリナ「失礼致します。ガチャ」 シュリナ「お話がございますの。お姉様…ニコ」 ゾッ リアナ(一体何をするつもり!?!?) ‐‐第2話終了‐‐
悪女は2度目の人生を楽しみます 第一話
―第1話― ―私はどうしてこうなったのだろう― 村人「殺せぇええ!」 村人「殺っちまえー!!!」 ?「貴様の罪を今晴らしてやる。」 ??「お待ちください!」 …誰? 顔を上げたら、目の前には妹―シュリナがいた。 シュリナ「最期に、お姉様に一つ伝えたいことがありますの!お願い……ジュン様」 ジュン「何を言っている!?こいつはお前のことを…!」 シュリナ「わかっています!ですが、どうか、1度だけでもお姉様とお話させていただけませんか?」 ジュン「…わかった」 シュリナ「お姉様…やっとお話出来る…コソ」 リリナ「…え?」 シュリナ「お姉様、いえなかったことがございますの」 シュリナ「早くこの世からいなくなって下さらない?」 リリナ「…は、?」 シュリナ「お姉様が私に悪戯してきたことはご存知です。私はそのことを"利用"させて頂きましたの♡」 リリナ「何、言って…」 シュリナ「分からない?本当に頭の悪いお方ねクス」 シュリナ「だから、…私があなたを虐めていたの♡ぜーんぶあなたが私にやってきたことをやり返したら、私が怒られてしまうかもでしょう?だから、お姉様の悪戯を利用して、沢山泣いたり、自作自演をやっていたのよ。それなのに、みんなと来たら全部あなたを疑っているの。笑っちゃう」 リリナ(嘘…でしょ。シュリナが、私に?) シュリナ「ずっとあなたのことが気に入らなかったのよ。本当のアトランテ家でもないあなたが、私と同じ扱いを受けるだなんて、可笑しいと思わない??」 シュリナ「まぁ、せいぜい苦しい顔を見せながら死んでね♡お、ね、え、さ、ま♡♡」 ジュン「せいぜい反省しながら死ぬんだな。リリナ•アトランテ」 リリナ「なんで…(ボソッ)」 リリナ(私がいけなかったの?) リリナ(そんなはずない…!全部…全部!!あんた(シュリナ)のせいよ!) リリナ(このままじゃぁ、成仏できない。死ねない…このままでは死にたくない!!あいつらに復讐したい…!誰か…誰でもいい。私に救いを!!) ―スパン― リリナ(あれ、なんか、体や瞼が重い。そう言えば私、死んだんだっけ。…うぅ、頭が混乱してる。とりあえず目を開けないと) リリナ「パチ」 リリナ「…え?」 そこには、見慣れた景色があった。 リリナ「確かここ、私の部屋…でも、なぜ?」 ガチャ メイド(クリアナ)「お目覚めですか?リリナ様」 リリナ(あ、確かこの子…クリアナ…よね?) メイド(クリアナ)「お嬢様?顔色が悪いですが、どこか体調が優れないところが?」 クリアナは、唯一リリナにずっと優しくしてくれたリリナ専属メイド。リリナに何をされようがずっとリリナに仕えてきたメイドだ。 リリナ「クリアナ…クリアナァァあ!ギュッ」 クリアナ「え!?ど、どうされましたかお嬢様!?やはり、どこか苦しい所が?」 リリナ「フルフル…あぁ、クリアナ…ごめんね、ごめんね、」 クリアナ「?」 クリアナ「お、お嬢様、早く準備を…」 リリナ「へ?何かあったっけ?」 クリアナ「何を仰いますか!今日はソル皇太子のところでパーティーがあるじゃないですか!」 リリナ(ソル皇太子…?誰だっけ) リリナ(いや、どうでもいいか。皇太子との関わりなんてなかった気がするもの) リリナ「そうだったわね。今すぐに準備するわよ。」 クリアナ「かしこまりました」 リリナ(そうか、私、過去に戻ったのね!!でも、なぜ?強く願ったおかげ?まぁ、どちらにせよ…フフ あんた(シュリナ)を地獄に落としてあげるわ!!見てなさい!) リリナ「ここが皇太子の家…流石ね」 リリナ「フゥ、行きましょう」 コツコツコツコツ どこかの令嬢(1)「やだ、アトランテ家の悪女がなんでこんなところにいるのかしらコソ」 どこかの令嬢(2)「本当ですわ、なぜあのようなゴミがこのような場にいるのかしら。弁えて欲しいですわコソ」 リリナ(言われるのも仕方ないか…くぅぅ、前の私ィィい!!何してたのよぉぉお!馬鹿じゃないのぉぉお!) どこかの令嬢(3)「あら?なぜこのような場にあなたのような悪女がおりますの?弁えてくださる?クズ悪女が…」 リリナ(は、な、何それ!?ウザ!!なんなの〜??ムカつく。いや、まぁ私がやったことは許されないけれど!!落ち着いて、ここは冷静に) リリナ「申し訳ございません。ですが、私は招待された身なのでここに来ただけですわニコ何か、問題が?睨」 どこかの令嬢(3)「ひっ、い、いえ別に、パーティーをお楽しみくださいませ(震)」 リリナ(ふんっ、偉そうに、あなたがここを仕切ってるわけじゃないでしょっつーの) リリナ(クソ、余計なこと考えたら喉乾いてきた。なにか飲み物を飲みましょう) ゴクゴクゴク リリナ(ぷはっ、美味しい) シュリナ「あら!?お姉様??」 ビクッ リリナ「あ、し、シュリナ…」 リリナ(最っっ悪!!1番会いたくないヤツに会っちゃった〜…どうしよう) シュリナ「なぜお姉様がここにいらっしゃいますの!?クス」 リリナ(あん!?なんだと??次から次へと…ウザったいなぁ) リリナ「あら、シュリナ。御機嫌よう。そんなこと言われても私は招待を受けてここに来た身よ?なぜそんなことを言われなくちゃいけないのかしら?それとも…ここに来るなって遠回しに言っているの!?」 シュリナ「え!?そ、そんなことは!」 リリナ「ふふ、そうよね??じゃ、パーティーを楽しんでねニコ」 シュリナ「は、はい…」 シュリナ(なんなのよ、あいつ!) ?「へぇ〜悪女って聞いてたけど、案外面白そうな悪女だなぁ笑コソ」 ?(確か悪女はキラキラしているものにしか目がいかないんだっけ。じゃあ、俺に声を掛けられたらどんな反応するのかなぁ、) リリナ(はぁ、悪口しか言えないご令嬢に、性格の悪い妹…最悪のパーティーね) リリナ(ま、美味しいものでも食べて楽しみましょ♡) 貴族「わぁあ!!皇太子様の姿がお見えよ〜!」 リリナ(皇太子〜??私は興味ないわね。) 皇太子「…フッ」 皇太子(見つけた…) リリナ(はぁ〜幸せー!一生美味しいものを食べれる人生がいいわぁ〜) パシ リリナ「わっ!?」 皇太子「…ニコ」 リリナ(え、誰!?) 皇太子「やぁ、はじめまして、アトランテ家長女のリリナ•アトランテ令嬢…ニコ」 貴族「なっ、皇太子様がなんであんな悪女と!?」 貴族「きっとあの悪女が皇太子様を誘惑したんだわ!!最低ね!」 リリナ(え、まって。今なんて!?皇太子って!?) 皇太子「驚かしてしまい申し訳ありません。私はこのパーティーの主催者、皇太子のソル•ライバーと申します。」 リリナ「こ、皇太子様、御機嫌よう。ペコ」 皇太子「御機嫌よう。初対面ながら申し訳ありませんが、私と1曲、踊ってくれませんか?キラキラ」 リリナ(わ、かっこいい〜!) リリナ(でも、もうこれ以上絡まれたくないから、帰るんだけど…) リリナ「申し訳ございません。皇太子様、私体調が優れてないようでして…今から家へ帰ろうとしていたのですが…」 皇太子「…!」 皇太子(ははっ、やっぱり…この女…面白い) 皇太子「それはそれは大変だ。」 リリナ(よし!これで帰れ…) 皇太子「それなら、私のお部屋でお休みになられては…」 リリナ「へ、?」 リリナ(もう!なんなのよ!?今日はつくづく…!) 皇太子「いかがですか?ニコ」 リリナ(最悪なことばかり起きるのね!!) リリナ「お気遣いありがとうございます。ですが皇太子様に迷惑がかかってしまいます。なので、私は大丈夫でs」 ヒョイ リリナ(え!?!?) 貴族「きゃぁぁぁ!///」 皇太子「私のことはどうかお気にせずニコ さぁ、私の部屋へご案内致します。レディニヤ」 リリナ「こ、皇太子様!降ろして下さい!皆様の視線が痛いですよ!?」 皇太子「ふふ、大丈夫ですよ」 リリナ(わ、わ、私が大丈夫じゃないんだってぇぇぇぇぇぇええええ!!!) 第1話 ―終了―