あお林檎🍏
3 件の小説もう一人の君と君の友そしてアノコへ
私は、 アノコとは距離を置きたいだけ… 数ヶ月ずっと学校でも部活でも機嫌を損ねないように 輪から外れないように 常にお嬢様でいられるように 顔色を伺いながらいた プライベートでも一緒にいる時は気分を損ねないように 一緒にいない時はアノコにバレるのを恐れながら 別の友達との時間を過ごした LINEでの会話も半分以上は合わせるしかなかった アノコの理想の返事を返さないと… と いつも 全てにおいてアノコを気遣っていなければならない アノコを気にして… アノコが中心で… アノコは お姫様だから… と そうしないと アノコが何をやらかすか分からないから そうしないと アノコが何を言い出すか そうしないと また 『ぼっち』にしないで!と言われ そうしないと 態度、オーラ?で圧を掛けられ… そうしないと ………。 お願いだから 距離を置かせて! お願いだから 自分らしく居させて下さい。 お願いだから…
もう一人の君と君の友へ
私たち友達だよねー だだの友達じゃないよ。親友だよ! (皆んなの前では親友と言っていた、でも…) 『親友の枠は私だけにして』 「親友の枠は一つにしときます」 そんな会話を君とキミはしていたんだね 裏では二人で、そんな話をしていたんだね 私は君とキミのこと親友だと思っていたのに 私は君とキミのこと信じていたのに… 私は大丈夫 それでも… 人間は表、裏がある生き物だと知ったから…
もう一人の君へ
ねぇねぇ 知ってる? アノコ友達が嫌がる事して… ネェネェあのね 知ってる? ねェーねェー アノコね 友達を呼び出して… ねぇねぇー ネェネェー! 知ってる!? アノコ … … ??? あのさ! 毎日とは言わないけど 友達に似たような事、言って歩いてない? 先輩にも話してたって聞いたよ! それって言ってる方は悪気ないかもだけど アノコや名前のあがった友達は、どんな気分でいるのか分かる? 聞かされてる方も気分悪いし! あんたさ! そう言うのいい加減止めた方がいいよ! 自分は何もしていないアノコにされた側だから!って言ってるけど良く考えた方がいいよ。 あんたのしてきた事 自分を美化するの止めた方がいい キミ、そのうち……。