星月こころ ☾🐋
3 件の小説星月こころ ☾🐋
星月こころ(ホシヅキココロ)です 主に子供を主人公に置いて物語を書いています 中には虐待などの暴力表現、性的表現も含まれますのでご注意ください 誰かの心の助け、支えになれるような作品を作りたいです 性別年齢などは明かしません
ただ、それだけなのに
-第2話- 誰か1人が我慢しなければいけない世界 誰かが必ず苦しまなければいけない世界 『人類みな平等』を謳うこの世界 嘘にまみれたこの世界 幸せの裏側には、必ず辛い思いをしている人たちがいる たくさんの笑顔に隠されて、涙を流している人が見えない、だから誰も気付かない 誰も、『私』を助けてはくれない、、、 ____________________ 「辛かったよね」 「苦しかったよね」 「これからは何でも溜め込まず相談してね」 なんにも知らないで、幸せな日々を何の苦労もせずに歩んできて、愛されてきた人が言う“何も知らないのにわかったフリをした”言葉 その言葉で、余計にこっちが惨めになるってことに気付かない 誰にも話せない状況を作ったのは周りなのに、何も言わない自分たちが悪いみたいな言い方をして 頑張って出したSOSサインにも気付かずに元気な『私』を強要したお前らを、信じられるわけがないっ、、、 誰も『私達』を、助けてはくれない、、、 ___________________ ☾作者の星月こころです 今回会話文や日常の1部はで出来ませんでしたが、登場人物の想いが込められた回になっています これは誰の想いなのでしょうか? 果たしてこれはたった1人だけの想いなのか? 堕ちに堕ちているこの状況から救い上げられるのだろうか? この先の展開をお楽しみに、、、☾
ただ、それだけなのに
第1章 あおいの場合 ー1話ー 母と妹を起こして朝食を作るのは自分の仕事だ。 毎朝家族で1番早く起きて、支度をして自分の準備をする もう長らくこの生活が続いている。 別に不満があるわけじゃない、母は私たち『姉妹』を女手一つで育て上げてくれているのだ。 毎朝私たちと一緒に家を出て出勤し、夜は誰よりも遅く帰ってくる。 そんな母を支えたいとも思うし、少しでもいいから楽をさせてあげたい。 ただ、自分ももう少し楽をしたいというのが本音で、たまには妹も手伝ってくれれば、、 もっと長く寝て休みたい、、みたいなことを考えてしまう。 家のことに時間を使えば、それ以外の私的な時間や学習時間だって減る。 この前だって、成績が落ちて母にも先生にも言われたばかりだ。 ただ、だからこそもう少し自分にも時間が欲しい。 『、、、疲れたボソッ』 「ねぇねなんか言った?」 『ぁ、ううん。何でもないニコ』 『じゃあ次はここの問題のやり方だよね』 良かった、何とかごまかせた、、、 最近こんな風に心の声が漏れてしまうことがあって、周りに不審がられている。 どうすれば、隠せるのだろうか、、、 どうしたら、心配と迷惑をかけずにすむだろうか、、 どうすれば、、、、 ___________________ ☾作者の星月こころです 第1章 あおいの場合が始まりました 彼女が抱えている悩み、問題はなんでしょうか? それを解決するためには何が必要で、どれだけの時間がかかるのか? 果たしてそれは解決出来るのだろうか? 続きをお楽しみに☾
ただ、それだけなのに(長編)
プロローグ 『痛い、!お父さんやめて、ごめんなさっ、ごめんなさい!!』 今でも脳裏に焼き付いて離れない。 この記憶を思い出す度、息が苦しくて、何 も考えられなくなる。 15年生きて、諦めを覚えた自分は今日も 笑顔を張りつけて高校の入学式に向かう ___________________ ☾作者の星月こころです 短いですがプロローグはここで終了です 次回から1話、本編に入っていきます この小説に隠された自分や人物の思いを探し、考えながら読んで貰えると嬉しいです プロローグで出てきた主人公、一人称は自分でしたが、果たして性別はどちらなのでしょうか? 少しだけ覗くことが出来た主人公の記憶、あれは一体何歳からの記憶で、いつまで続いたのか? あの出来事が主人公に与えた影響は? 次の更新を楽しみにしていただけると嬉しいです☾