ケ-キ🤍

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ケ-キ🤍

推しチョコ

20✕✕年2月14日 今日はバレンタイン。 昨日、徹夜して作ったバレンタインのお菓子。 久しぶりに作ったから、味は保証しない。 仲の良い友達、お菓子をくれた子、クラスの男子 に作ったお菓子をあげていく。 その中には、私のクラスで唯一の推しがいる。 学校に来ると、皆でお菓子を交換したり、 貰ってホワイトデーに返すという人もいたり。 その中で、私は推しに友達と同じようにあげた。 「あ、ありがとうございます!」 こういう礼儀正しい所好きなんだよなぁ···。 可愛いかよ! 同い年で同じクラスなのに相変わらず 敬語で他人行儀だ。 そこも可愛い。 お返しくれるといいな···。 同年3月14日 ホワイトデー当日。 私は朝からウキウキで学校に通った。 彼が登校してきて、お返しを期待して待っていたけど 全然来なかった。 授業中も、お昼時間も、掃除の時間も バレンタインのお返しの話なんて出てこなかった。 はぁ···貰えないのか···。 そう思いながら下校していると、 彼が私の名前を呼んで駆け寄ってきた。 「これ、バレンタインのお返しです!」 そうだよね···やっぱりくれないよね···ん? え···?え? 気が付くと目の前には彼が私に 市販のチョコを差し出していた。 「僕、お菓子作れなくて···市販のですみません!」 「え!?ううん!大丈夫だよ!ありがと!!」 いやいや、むしろ貰えるだけで有難いんですけど?! え?神棚にでも飾ろうかな? ||とか、気持ち悪い考えをしながら家に帰る私なのでした。

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推しチョコ

めんどくさいけど…

「ねぇ、聞いて!」 から毎回始まる友達の話。 「どうしたの?」 って聞いてみる。 「昨日ね、変な夢見たの。」 とかどうでもいい話だ。 この前は 「今朝の話」 「休日にあった事」 先週は 「バイト中の話」 とか普通の日常の話や愚痴ばかり。 マジでどうでもいいとか めんどくさいって思うけど 今はそれを話している 貴方が生きているのなら それを話せられる 私がいればいいのならば 平和な時間を貴方にあげよう。

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めんどくさいけど…