柚猫

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柚猫

どうも柚猫です✌️ホラーや様々なジャンルを書いていこうと思います。是非是非下手なものばかりですが楽しんで頂けると幸いです!

マッチの光も幻覚でした?

『マッチ…マッチはいりませんか…』 そう言いながら小さな女子が沢山のマッチ箱をカゴに入れて マッチを売る物語を皆さんはご存知でしょうか それとも今の世代だとそれを 模した曲やゴスロリやイラストでも思いつくのでしょうか 最後は自分のマッチで優しく暖かい幻覚を見ては逝く少女の事を 彼女の生き様を軽く模試て服や曲や物語に変えてかれるもの 語っているこちらも同じ事をしているように 童話とは作者が居なくても広がってしまう 今日はそんな『マッチ売りの少女』…の理不尽な世界を この私の手元にある1本のマッチから貴方達にお見せしましょう このマッチは特別であの少女には幸せな夢… 私には逆の物が移せる1級品、お気に召してもあげませんよ? あ、それと最後に注意事項が...….…...… あぁ寒い…心細い…何故私がこんな事に、何もしてない私が… ただ私は幸せに暮らしたかっただけなのに 誰も他人を助ける程余裕がない、 ましてや道端のマッチ売りならそんなもの 自分の唯一の温もりはカゴに虚しく無造作に並べられたマッチだけ 私は…何でこんなもの売っていたんだっけ… そんな目的が薄れていく程意識は鈍くなって言ってる事が分かる 雪がチラチラ振る中ボロボロな服…皆は暖かい服 私が何をしたというのでしょうか… いい子にしたらサンタさんが来るのでしょう? 今の今まで信じて来た話 明るく暖かい電気のついた家では母親からプレゼントをもらう子供 今日はクリスマスだというのに ぼんやりとカゴに虚しく転がるマッチ箱を道端で見つめていると ある男がぶつかっては『邪魔だガキ』と吐き捨てた あぁそうか…この行為は皆には迷惑と見えていたんだ、 なら私は決していい子じゃなかった 悪い子には当然の世界だったようだ 必死の思いでいい子であろうとしたはずなのに いい子で居ればこのマッチ箱1つくらいは 誰か買ってくれると思ったから 私もいつか幸せな日が来ると思ったから それでも世間はそんな優しくなくて 偉い人がこうだと言えばそうなり下民には否定権利なんてない 少女1人雪の中凍え死んでもきっとなんの支障にもならないから ただ私は幸せになりたかっただけだった 別に大富豪になりたいや何かが欲しいわけじゃない ただ…このマッチ箱を買ってくれるだけでよかった 今日も収入がなければ私はきっとお家に帰れない 『マッチ…マッチは…』 あぁ…誰も振り返ってはくれない 私は悪い子だった いい子になりたかった悪い子だった 悪い子はもういい子にはなれない ならいっそ悪いまま居てしまおう だって…誰もいい子の私を見ないなら 誰も無視出来ないほど悪い子になって、害の出る存在になれば 嫌でも目に入るでしょう? 私は悪い子 いい子になりきれなかった悪い子 誰にも見向きされなかった可哀想な子 マッチは1本だけで火事の元と言われ始めたのはなんでだと思う? それはマッチでの事故が多かったから じゃあこの無造作に重ねられたマッチ箱は 全部で何本なんだろう 元の話のように都合よく綺麗に暖かく マッチ1本で見れるわけがない世界を望んで しまったのは間違いだったんだ これは物語なんかじゃない、私からすれば全部現実なんだ 何を都合よく終わらせてるのか…それはフィクションだから? 一体貴方達の何がホントで何がフィクションで 何が作り話で何が実話なのか 何も知らないくせにそれを語る なら作り話のような実話を皆に私からプレゼントしよう 私は神様に見放されたようだから シュッというマッチがこすれる音が チラチラと降り続ける街にこだました たったその1本のマッチは何事も 無かったように暖かい光を放った 凍えたその体にはこの温もりにしか縋るものが無かったから あんな幸せな幻覚を見てたのだろうな私は 誰も目を向けない小さな草むらにソレを投げ込むと 思ったより面白いくらい勢いよく燃えた 雪はその周りだけ一気に溶けて その場所に縁をなすように丸く 大きな火柱から近くの家…そのまた次の家… と燃え広がって 寒く楽しいクリスマスは真っ赤に染まって 私を通り過ぎた者達は自分が危険に犯された時だけ 助けてくれと手を伸ばしてくる なんて汚い手なんだろうか 私はその男の前に小さな足を進めた 『お兄さん…大丈夫ですか?』 『お、お嬢ちゃん!助けてくれ…なんでもやるから!』 『何でもですか…ならこのマッチを買ってください』 『マッチ……?ふざけてるのかこの大火事で!』 『いいえ、このマッチ箱は貴方を救ってくれますよ』 −根の腐りきった貴方から貴方を− そう彼女は言いながら 1箱のマッチ箱に火をつけ男に投げ込むのであった −これで幸せな夢を是非見てください− −私の分まで、この物語が読み返されるその時まで− この炎は貴方を焼き続ける事でしょう 本当に神様がいるならば、サンタさんがいるなら きっと…次の朝日が拝めますよ

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お互い何が正解かなんて

ヒーローは言いました 『悪い悪は排除しないといけない』 悪は言いました 『私はヒーローに仲間を殺された』 ヒーローは言いました 『それは人の子供を食べようとしたからだ』 悪は言いました 『いいえ、彼はそんな事してません』 ヒーローは言いました 『悪の言葉など信じられない』 悪は言いました 『貴方は悪だからと理由で話を聞いてくれないのですね』 ヒーローは言いました 『お前達はそういう顔で何人騙したのだろう』 悪は言いました 『皆と違うと言うだけで居場所を奪ったのは貴方達だ』 ヒーローは言いました 『害を及ぼすならそのうち人間が滅ぶから』 悪は言いました 『私達だって普通に暮らしたいだけなのに』 ヒーローは言いました 『なら何故人を騙し殺すのだろうか』 悪は言いました 『それは貴方達が私達の仲間を殺すからです』 毎度思うのです、敵にもヒーローにも 何かしらの過去を持ってその部隊に入る ヒーローは何か大切なものを守るために ヴィランは全員元から悪い奴じゃなかった奴もいた じゃあ何故堕ちたのか…それは 全部、人間が悪いと私は思っています

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fell dream

*これはとある天使のお話* *貴方達、そう貴方達です!* *貴方達が選んだ道をこの天使、ファラちゃんが進みます* *闇に堕とすか空に落とすか* *それは貴方次第* *でも気をつけて* *貴方が選んだ選択肢がその天使の正義でない事もあります* *その場合堕メーターが増えます* *さぁ!悪魔の方!天使の方!この子をよろしくお願いますよ* ここは天界 天使が人々を見守り救済する場所だ 時には罪を一緒に背負い時には懺悔を浄化する 天使の役目 だが最近は下界に頻繁に降りている大天使のおかげで私達は仕事がなくなりつつある 『あぁ、仕事が無くて下界と変わらぬ生活に…』 天使は役目を達成し人に崇められなければ その姿は消え星になり違う形で転生する 悪魔が人を惑わし天使が救済する それが天から地からの綱引きで成り立つ このままではいけない…何とか仕事を貰わなければ ˙˚ʚ✞ɞ˚˙ドッチニイク? *教会*△ ・⟡て⟡.しゃい *人里* ・⟡.っ⟡.っ ・ ⟡.·行 ⟡.·ら 『天メーター』5⤴︎*教会* ここは大天使であるロノア様の祀られる 教会、煌びやかなステンドグラスにロノア様が象られた絵が キラキラと教会を照らしている、流石です! あぁいけないいけない…そんな事を言いに来たのでは無かった… 自分にも役目を何か貰いに来たのだ、 そう考えているとバサッとどこからとも無く 降り立つ音がスタッと聞こえ 振り向くと神々しいまでに綺麗な羽を持った大天使様だった 『ファラ、珍しいですね?ここにいるなんて』 『ロノア様!それが…天界も皆仕事が無くなって…』 『それはそれは…ほとんど私が降りてますからね…』 『ですから…』 *仕事を奪いに来ました* *手伝いに来ました*△ 『天メーター』5⤴︎* 『ですから何かせめて手伝えないかなと…』 『成程、ですが私でだいたい事足りてますし…』 『そんなぁ…まだ私星になりたくないですぅ…』 『人も天使も星になっていつか何処かに落ちて転生するんですよ』 『でもでも!記憶は無くなりますし…』 『ならば…そうですね、ステンドグラスの掃除を』 『!はい!!』 🎖️END-お手伝いさん- その日私はステンドグラスをピカピカにした 少しでも仕事を貰えた! 他の天界の子にも声をかけ少しでも人里の皆に 姿を表し時には助けとして手を差し伸べる事も増えた これで皆仲良く星になってしまうことは避けれた

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好きを続けるという事は…

皆さんの好きな事…好きな物、好きな人はなんですか? 趣味でもアイドルでもアニメでも なんでも構いません 自分が自分である為の物は一体なんですか? それらが好きな理由はなんでしょうか あの子はこう言った 『可愛いから大好き!』 隣の子は 『えー?俺は分かんないなぁ…』 これは避けて通れない会話だろう また別の子は 『僕は可愛い物が好き!』 隣の大人は 『男の子らしくしなさい』 そう言って止める そしてまた他では 『推しは生きる糧!』 隣では 『そんな物いつかゴミになるじゃん』 絶対全てが肯定で帰ってくる訳が無い 好きを好きでいる為にはそれを隠す事もあるだろう 本当の好きとはなんだろう… 隠してまで貫き通そうとするそれはなんでだろう 好きでいるだけなのに 嫌いになりそうな程辛い思いをするのは何故だろう 好きな事が命の危機になってしまうのは何故だろうか 『私は女の子が好き』 そう親に勇気を振り絞って言ったのに関わらず 『気色悪い』 女は女…男は男…で好きが決められてしまうのか そしてまた、女の子に限らない…男もそれで悩む 好きで居るだけなのにそれきっかけで日常がいとも簡単に 崩れて、最終的に精神を病む 好きでいるだけなのに 何も悪い事していないのに 人は指を指す、人の好きに 自分はまともなのだと指をさしてネットに晒す 特に男性同士女性同士の物は ホモやらレズのレッテルが貼られ続ける 好きとは本来こんな辛いものなのだろうか 自分を唯一満たす存在や物が重りになって 傷ついて目を逸らして自分の傷をジワジワ広げていく事が 正しいなんて 人は自分が合ってると信じてやまない生き物だ それは違う私は俺はそんな否定した事ないと 言い張ってもそれはその相手が否定と取ったら 誰でもやってる事で 勿論語ってるコチラも例外では無い 知らぬ間に…そんなつもりじゃなくても 人は簡単にその一言で日常が終わる

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やる気のないカウンセラーと少女

私は自殺未遂を起こした事で カウンセラーに連れてこられた あぁ私は…死に損なったのだ、 生きてれば良い事があるなんて戯言と 生きてるだけでえらいなんて言う戯言の世界から出れなかった 明日は明日の風も今日の風も生ぬるくて 自分で選んだ人生を 初対面の人と相談をする、なんてバカバカしいにも程がある 一体初対面で何が分かるのだろう… 状況も環境もどんな思いをしたかも辛さも 「色んな子見てきたから分かるよ。」 なんてテンプレのような相談はミリと響かない 聞いてたまるか… 私はそんなテンプレに 乗せられて話されていい価値ではない…と思いたい せめて自分を守りたくて常に張ってきた気を緩める気はない… そうこう考えているとガチャリとドアが開いた… 煙草を…片手に……… 何を考えているんだ、カウンセリングとはこういう物なのか? 「なんだ、今回の相手は随分ガキだな」 「な゛ッ?!ふざけんな13歳だし!」 「ガキだろ…こんな若くして何悩むってんだ」 この大人はふざけてるのか…?何しに来たんだ、 今の所…ただのヤニカスおじさんじゃないか… それに、初対面にガキはないだろガキは… 「……」 「ま、別に話さなくていいけど」 「は?」 「一服がてらの雑談に来ただけだ」 「…ヤニカス…」 「病み期のガキ」 本当にコイツは何しに来たのだ、カウンセリングというのは 本来精神安定の為の場所だろう、 助けるとか味方とかいう台詞、仕事じゃなけりゃ 赤の他人の話なんか聞いてられない 人の悩みを聞くだけでそれは利益になるなんて なんて苛立たしい 結局本当に聞いてくれる人なんて いると思うのがおかしいと思う 「へぇ〜…動物園から猿脱走だってよ、」 「………」 「猿にフン投げつけられて以来 動物園行ってねぇな〜…今何があんの?」 「知らない…」 「ふ〜ん?」 やる気が感じられない相手に 今まで溜め込んでたヘドロが煮え立つ気がした ここから消えてくれ、なんでそんなに 悩みを噛み殺そうとしている相手の前で 新聞なんか広げれるんだ 神経が分からない 「つーか寝不足だわ…眠…」 「…なんなんだよ…急に来てお前」 大きな欠伸をかまし背伸びまでしやがる… ふざけるな… 「指名されたからだそれくらい分かるだろガキ」 「このッ……」 さっきからずっとガキガキ連呼しやがって… コイツやっぱ嫌いだ! 「んで〜?なんでこんな所に来てんだよ、 The!青春!って年齢なのに辛気臭ぇ」 「煩い…」 「ない奴が来ねぇだろ馬鹿なのか」 足を机に乗せ行儀悪く煙草を吸う相手を横目に コイツも利益のために人の悩みを聞き出すのだなと口を閉じ 下を向く 言ってたまるか、言ったとこで全てが解決する訳ない 言ったら過去が消えるなんて 魔法みたいなことがあればとっくに試しているさ… もうどうしろって言うんだ 人を信じても悪い結果しか舞い降りてこない私に 「話さねぇか、んじゃ俺の話聞いてくれや」 「……?」 「お前と同じくらいの歳だったか、俺はな ちいせぇ〜頃から施設居たんだわ」 「……」 「まぁ…そこが問題児ばっかでな、見事 職委員も見て見ぬふりが多くなったわけだ」 「……」 「病気になっても部屋にぶち込むだけ 飯持ってくるだけの行動だけなのに金もらって」 「……。」 「都合よくなりゃしらみ潰しに利用者の相談に乗ってた」 「…」 「でも上手く言えばあとは大人の力… クソだよな、あの悩みも対して聞かれてないし」 「クソだ…」 口をやっと開けたと思えばその言葉1つだけが口からこぼれて 「1回、死んで後悔永遠に 貼りつけてやろうとも思ったんだよ」 「……」 「でもな、俺が死んでもアイツらは生きてる」 「生きてる…」 「ムカつく顔で他の奴にも 同じ事するんだな、金巻き上げれる存在がいれば」 「うん、」 「そう思ったら、 何がなんでも生きてやるってなったんだわ」 「……」 「別に死にたけりゃ死ねばいい、葬式も出てやる」 「……」 「でも悔しいなら吐いてでも生きるしかないぞ」 「腹立つ…」 「だろ」 「生きてれば良い事あるなんて綺麗事だ」 「じゃあ…」 「自分の身は自分で守るしかない、 その中頼りたいなら頼れ」 そんな事を言いながらソファーにごろんっと寝転び 淡々と言葉を繋げていく目の前の男の人に少し目を向けた 頼る、それをした結果コレ…だが 相手の言葉は冷たくも暖かい気がした その言葉が何処まで事実かなんて知るよしない ただこの人はこちらの話を一方的に聞かなかった −何があったか話せる? − これからどうしたい? −私は貴女の味方よ −ちょっと難しかったかな じゃなく、汚い世界を…自分の見た汚い世界を教えてくれた 綺麗事だけの世界に汚い世界 少しだけ話を聞きたいと…耳を向けたいと思えた 「お兄さんは止めないんだね…」 「あー?何を」 「命は重いから大切にって言われるから」 「命に重いも軽いもあるか、決めるのは結局最後は自分だろ」 「血相変えて早まらないで〜とか…」 「自分のタイミング」 「明日からいい事あるから……とか」 「んな都合よくない」 「頼っていいよ…………とか……」 「それは勝手にしろ」 死んでた目から涙が溢れた、死んでもいい… と言うより自分の命は好きにしていいという事が嬉しくて 自分より先に旅立った母親や事故で亡くした父親… 親戚も見向きもしてくれなかった現実… そこに煙草臭い煙がゆらっと揺らいだ… こっちだと言わんばかりのそのその胡散臭い顔 その狼煙に少しずつ少しずつ導かれて 暗闇を歩く、目的地を探るように… 今はあの男の勝手にしろの言葉が何度でも聞きたくなった 「ほんっと…そんな吸い続けたら私より早くどっか行くじゃんw」 「はっ!w余計なお世話だ病み期のガキ」 何でこの人が私の担当になったか分からない… でも久しぶりに…泣けたなぁ…

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誰より愛した貴方へ刃を

あの人が大好きだ、誰よりも大好きだ 大きな手も名前を呼ぶ声も 時々甘えてくるその仕草も、何から何まで 大好きで 大好きだったのだ… ー貴方が…貴方の事がー 私はある日…信じられない光景を歌舞伎町で目撃した それを目の当たりにした時、悲しいより …相手も男だから…所詮男だから… と納得すら感じた程に冷静で 別の女性と歩く…いやキャバ嬢だろう 私にはその魅力が無かったようで負けたようだ 悔しい程私より綺麗だったから余計腹が立つ その後に来た怒りがフツフツと腹に煮え立ち 許せない…許したくない…地獄に… 呪いのようにいつか一緒に死ぬんだと 計画を1人で立てそうな勢い 好きだった、その気持ちを軽々と踏みにじれる相手が とてつもなく許せなかった 自分には替え玉があるのだと言わんばかりにホイホイと フラフラと…… 一途な人間が傷つく世界なんておかしいにも程がある 貴方と撮った写真にプレゼントの数々が 呪物のように感じれて異様に気持ち悪く感じて なんともやるせない 確かに愛していたはずなのに 私1人だけ…あの人は何も思ってなかったのだろうか 好きという感情も肌に触れる熱も 熱を帯びた愛してるの言葉も全部全部 馬鹿だな…もっと早くクズな事に気づいていれば 気づかせる気もなかったのだろう、違和感は無かった 仕事と言えば本当に仕事に行ったし帰りも早かった 全部全部愛してもらえてるが故の行動だと本気で思った 全くそんな事はなかったんだね そっかそっか あぁもうどうでもいい…何かがもう吹っ切れた 今回は気付かぬフリで何も無かったように待っててやろう 地獄に叩き落とすには時間がいる 徹底的に調べて突きつけてやった方がスカッとするでしょう? 私を捨てた事… 私を騙した事 私を裏切った事 私が1番と言った嘘の事 一方的に優しくして惚れさせた事 様々な初めてを呪いに変えた事 殺したい程憎い事 貴方のもので溢れた部屋に帰りたくない事 全部貴方の思い出が恨みな事 夜のイルミネーションに映る貴方は綺麗だったよ 今はもう私に興味はなくてキャバ嬢に手を出す程 承認欲求不足 なんで相談してくれないんだろう… 好きなんでしょ?私に何度も言ったじゃん 愛してるとまで言わせたくせに 別を選ぶんだ 所詮は遊び盛りの18歳男性… 全ての人がそうだとは言わない、あの人が異常なんだ 1人を愛し続けておばあちゃんおじいちゃんになるまでなんて その人達はなんて幸せな事だろう 一途に身を委ねるだけでは暑苦しいのだろうか 重くても君なら受け入れると言ってくれた彼は何処だろう あぁ…もう居ないんだね… どんだけノックしても留守の家からは人が出てこないように 気持ちが離れればどれだけ呼びかけても 反応がない じゃあどうすればいい…どうしようもないんだ ここで、こうすれば!こうしたら!と アドバイスを送るのはあまりにも残酷だ 私はあなたと違って良い道を歩いてるんだという 言葉にどれも聞こえることだろう それなら一思いにお前はどうしよもなく不幸な人間だと 嘲笑われた方が何百倍もマシだった 私は普段通り、何事も無かったように自宅に帰った キッチンにはお揃いで買ったマグカップ… ソファーには誕生日に貰ったくまのぬいぐるみ 棚には彼の好きなプラモデル 床には彼が寒いからと買った絨毯 付き合いたて同棲仕立ての時2人で選んだ家具… あぁ逃げ場がない しばらくしてガチャりと鍵の開く音がして彼が帰ってきた どんな顔すれば良いか分からなかった 不自然にならないよう普段通り 『おかえり、』 そう言うしか無かった、この憎い顔を今すぐ殴りたい気持ちなのに あの女も女だな… 見えやすいとこにつけられたキスマが生々しく首にチラつく 本当に私達は終わりなんだな… 『ねぇ、今度さ』 「ん〜?」 なんで気づかなかったんだろう 返事が日に日に素っ気なくなる事に 初めの頃なんて…何か連絡ひとつ入れたら走ってきたのに やはり私は替え玉…ただの心の穴を埋めるコルク だったようだ 『あのね、久しぶりに…その』 「ごめ、また後で」 そう言って彼はソファーを離れ寝室に帰っていった もう我慢の限界だ 別れるなら そうなるなら 好き勝手させてもらわないと… 『また後でじゃないでしょ?!』 自分でも驚く程大きな声がやけに室内に響く 「なんだよ…急に」 やってしまった…もっと冷静に…と最初思ってたのに… これじゃただヒスってる女だ 『見たよ…見ちゃったよ…アンタが…歌舞伎町に居たの…』 目にはボロボロと大粒の雨が降り、どうやっても 止めれる気がしない 「は?いや、なんでお前も歌舞伎町いんだよ」 『別にあの通りが全部キャバクラとかホストだけだと思うなよ…』 たしかに生々しい店もあるが、普通に飲食店や 色々ある…あまり通らないようにしてるが 私が見たのは歌舞伎町の前…入口だ 入るまでもない入口… やるならバレず墓場まで持っていけよ… 「いや…ほとんどそういう店だろ、なに怒ってんだよ」 悪びれもせず煙草に火をつける相手の姿が 煙の匂いが部屋に充満する… 煙草も…私が嫌いな事言ったのに… それで辞めてくれた事も忘れたんだ 私は消して強くない…思う事は強く出ても 実際行動に出すのは怖い臆病者だから 『認めるんだね…その首のやつも…』 「は?首?」 気づかない程浮かれてたんだ…… 『いいよ…その気なら…』 『お願い…死んで?』 その言葉1つで彼は一瞬焦ったような顔をした でもそんな顔してももう心は動かなくて 彼を刺して自分も死んでやろうと握りしめた ハサミ でもそこまでしたがいざ刺そうとしても自分が自分を止める ならば…と誕生日に貰ったクマのぬいぐるみの 心臓部分にハサミを突き立て 『今まで、散々振り回してくれてありがとう…大っ嫌い』

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月を語らば穴フタツ

月が綺麗ですね、君はそう僕に呟いた その言葉は真に受けていいか分からない程 自然な声だった。 儚い告白とも使われるその言葉 それが勘違いであったと後で気づくのは余りにも苦で その言葉を真に受けて「もう今死んでもいい」 と返したら君はどっちに反応するのか、 たしかに今日の月は近く綺麗な満月だ こちらを横目で見ながら言われなければ 「そうだね」 と微笑むことが出来た、 なのに君はわざわざ僕を見てそう呟いた 掴みどころが無さすぎる君の言葉だ こちらの気持ちに気づいているのか無意識なのか 空の月はそんな事知るよし無く 雲に少しずつ隠れていく そうすれば君にさしていた月明かりも 少しずつ暗くなり僕の周りも暗くなった 自分でも嫌になる程女々しいんだな…と 思ったよ なんと声をかけるのが正解だった…? なんと振る舞うのが正解だ…? 冷たい風が頬を撫で、まるで僕を嘲笑うように 熱もその場の空気も飛ばされていく 君の笑顔は何故か切なくて もうかける言葉が無く僕の頭は これか…?あれか…?それはない と悲鳴をあげる 月が隠れてしまいまた再び雲から顔を覗かせる 月明かりが応えろと言わんばかりに背中を照らし 恐る恐る彼女の手を取ろうとすると また別のとこに興味を持ったのか空を切る あぁ…ほんとに仕方なのない人だ あの言葉もきっと、でもホッとした 先に言われたのかと思ってしまったというのは ここだけの話だ きっといつかその手を握れる日が来るといい… なんてどうせ僕だけの願いだろう そもそもロマンチックすぎたのだ 高校生というまだ若い年齢の中 月明かりを見上げながら共に話して月を語るには これで良い、そう小さく呟き次から次へと 進んでく彼女の後ろをついて行くのだった

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あけましておめでとうございます

今回は普通の物語ではなく、皆さんへの感謝や 僕の作品を読んで少しでも楽しんで貰えた 感謝を込めて書かせてもらいます! 今年1伸びた、いいねが多かったのは 『貴方の悩みをききませう📖』 『サイダー』 『ハッピーエンドの裏側へ』 4いいねほど! ほんとありがとうこざいます! これからも下手ながら皆さんに好きだ!と 思わせれるような作品を作らせて頂きます 皆さんのこの1年が良い年になる事を心から願っています

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どう足掻いてもそこには…

生まれながらの天才、この言葉が俺は1番嫌いだ… 罵られながらも努力して上り詰めたこの世界が アイツにとってはそう対して高くない障害物だと思うと 腹立たしくて妬ましくて不快で… 嫉妬…あぁそうだとも、嫉妬さ 資料をかき集めて 、徹夜して… クラスの誰よりも優秀な賞を取っても 満たされない… 息も絶え絶えにもがいたはずが アイツは容赦なく別の事で1位を取るのだ 上には上がいる、分かってる… 比べてもキリが無いなんて何度も何度も… 貴方は貴方のままで、これも飽きる程聞いた それでも仕方ないだろう?比べるまでも無い、 高い障害物じゃなくても人は反射的に避けるように 誰がどう言おうとどうしようも無い事で その事を言い続けていたら自然と人は 面倒くさがって離れていった、 その瞬間改めてクソな世界だと思ったよ 僕は何でも人並に出来た、皆は僕を見て 秀才や天才などの言葉をかけてきた どの教科であっても運動でもどれも皆より優れて 小さい頃はそれが特別な事だとは気づかなかった 貴方は特別だから、とかいう言葉は聞き飽きるほど聞いて 僕と比較して周りを下げる言葉もよく聞いた 僕は羨ましかった、友達と勉強会をして 自分の分からないとこを皆で覚え合うそういう平凡な世界が でも僕は教える事は出来ても自分は学ぶこと1つ無くて、 その事1つだけで 天才は何もしなくても点が取れるなんて言われる 別にこんなのが欲しかった訳じゃない そういえば誰かのよく噂を聞いた ひたすら勉強を積み重ね賞を取る男の子の話 血反吐く毎日を藻掻いて積み重ねて 崩れないよう一生懸命釘を立てて 固定して登るその姿…素直にカッコイイと思った 友達にすらなりたいと思った でもその努力の高い壁は、自分の中で1番高い壁に感じた、 資料まみれになりながら踏ん張る その子が眩しくて綺麗で 相手より知能も何でもあるのにその壁だけは 登れる気が起きなかった 俺は自分の努力を認めて欲しかった 僕は分からないを分け合いたかった 似てない無い物ねだり、僕は俺は 秀才と努力家 アイツが あの子が 自分ならなんと言うのだろう 同じ事は言えるのだろうか 自分がどれだけその人物を語っても想像なんか着くわけがなく こう産まれてたならを繰り返し比べて 比較して蹴落として傷を埋める 人によっては永遠に正解が分からないのだろう そう対して大きくない障害物を皆足並み揃えて 避けては追い越そうと必死こく 自己否定は日常茶飯事の中人は息をしている

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純粋魔法少女💫

魔法少女 キラキラ可愛くて強い女戦士 使い魔がいる子もいて可愛いステッキを振りかざす 女の子達の憧れ 純粋なまま無垢なまま大人になるのが条件らしい だから私は可愛くキラキラしたまま成長しなくてはいけない 可愛い物を持って笑顔を愛嬌を振りまき 誰も彼も可愛いと言わせるよう思って貰えるよう 褒められるよう…大人に褒められ 正しくあるために なのに…子供達は残酷だった 「猫かぶり」「ぶりっ子」「いい子ちゃん」 「八方美人」「優等生」「つまらない」 でも不思議とその声は全く届かなかった 正しい事をして何が悪いの? 大人はこんなに褒めてくれる それが“正しいコト”なんでしょ? なんであんな事を言うのだろう、 そっか…皆羨ましいんだ 魔法少女は悪い悪を粛清する だから皆のドロドロした悪を 浄化してあげれば良いんだね! 綺麗に書き留められたノート どの教科も全て完璧に書き上げた物 褒められるよう誰よりも書き上げた、でも 皆はそれが面白くなかったみたい 隠され無くされたノート 宝探しだね!よーし探すぞ! でもふと頭に浮かんだんだ テレビで見た悪はまさしくこんな人達のことだった 不思議と不快感や悔しさは無くて あぁ…悪の元は助けてあげれない 強い力には弱い悪が集まりどんどん膨れ上がる 私が消してあげないとだ! 純粋でないと全ての皮肉の意味が分かってしまう 純粋なら皮肉の文字なんて永遠に浮かばない そもそも意味が分からないのだ 大人の都合で面白かったものが パタリと見れなくなったり 教育に悪いからとおもちゃが買って貰えない家庭 勉強だけで正しいだけを叩き込まれる子供 でも魔法はそんな人達をひっくるめて愛してあげれる 可愛い呪文とステッキで、でも私にはステッキなんてなかった 道に落ちる枯れた木の棒にマスキングテープや モールをぐるぐる巻きにしてデコったものだけが手に握られている でも不満はないんだ、私専用のステッキ… 柄のないただのピンクのマスキングテープ 純粋だという事は経験も不慣れで 柄も形も固まってない… ここからビーズという 希望と シールという 経験… キラキラした千代紙と 私という人物の枝 でもそんなものは要らない、この笑顔は偽りでは決してないと 言い切れるよう いい子で居れるように、着せ替えシールのように 着せ替え人形のようになにも考えず可愛くなれたら良いのだ… 純粋な事は… 正しいという事は… 皆の輪から外れないという事は… 人から褒められる事は… そんなに重要なものなんでしょうかね…

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