mihim
49 件の小説mihim
詩やポエムなど書く道のりと 思い描く自分のイメージを綴りたいと思います。 小説も書いてみたくて勉強してます 気になったら見てみてください! よろしくお願いします!
あの時の香
私の名は時子 大正元年生まれ 若かりし頃の私に伝えたいことがある 隠されていた人生とすれ違いの人生 姉妹の人生を…。 時は大正15年 東京の下町生まれ 私は小さな煎餅焼きの店に育ち 私の義理の妹や近所の子供らの子守りをしながら学校へ通っていました。 中学校から帰ると 妹と子供達と折り紙や絵を描いて 大人達は日々忙しく 夏は暑い中での仕事に父は取り掛か 父のこの店をとり継ぎたい思っていた。 とある日の夕食に父が私に一言 時子、お前は将来どうしたいんだ…。 父はなにか葛藤がある様なそぶりで話しかけてきた。 山村商店の後継になりたい お婿さんになってもらって…。 私はお嫁さんになりたい いい母ちゃんになりたいって 時子悪いんだが最近はこの店の売り上げが 客が減ってな だんだんと廃れてゆくんだよ 時代とともに。。 だから、メシ食うのに困らない看護婦にならないか? 時子が生まれた時からの貯金があるんだ オラの店ではろくに学校へ行けるほどの 裕福ではないからな。。 父ちゃん看護婦ってなんで? 父ちゃんはここの店は オラの代で店じまいする 父ちゃんどうして? すまないがオラは難病なんだ 難病?白血病とやらの病気だ ただこの今の時代には治せる手立てがないと 医者に言われとった。 それで私が看護婦に? おお、そうだこの国に人の助けになれる 仕事について欲しい…。 父ちゃん私にしばらく考えさせて 部屋に戻り私はお嫁さんになりたかったのに 時子15歳の時のことでした。
あの時この時ばあちゃんとの日々
私は一人っ子 じいちゃんとばあちゃん子 いつも2人と一緒に過ごしてた とある時の思い出は ばあちゃんのハンバーグとホットケーキ また、食べたかったな 自分で再現しようにもできないな そんな今はなき祖母に伝えたい事がある ばあちゃんはパーキンソン病だった 難病はまっては待ってはくれない ばあちゃんは最後まで自分で動けるように 自宅にいるときはいつも 歩いて決死に難病と戦っていた。 私が20歳の頃には ベットに寝たきりになり 1人でトイレにも自分で水を飲むことも 食事を食べることさえもできない いつも入退院を繰り返していた あの時の後悔そして この時の難病の家族への想い 病気はまってはくれない だんだんと動けなくなる そして、老いてゆく みんな、老いてゆくけれど 普通に生きる事ができない人もたくさんいる あの時の後悔それは あの時どうしてもっと親切にと思っていても 向き合い方がわからなかった 眠たい目をこすりながら介助をしていた。 あの時ごめんねと私は ばあちゃんに言った 心苦しさから気持ちを伝えた いろいろ慣れていない事がおおくて ばあちゃん辛くないかな? ばあちゃんは わしは気にしてない…。 ばあちゃんは笑っていた 私はなにか糸が切れるかのように 涙が止まらなかった ごめんね、なにもしてあげられなくて ばあちゃんの代わりになれたら 私がかわってありたかったと。 ベットに顔埋めて大泣きした。あのときの涙がいまの私の原点だ。 どんな人にも人生は進んでゆく 私は思う…どんな病気でも その人への想いを大切に あの時の後悔のようにならないように 生きているから苦しい 生きているからから楽しい 生きているから幸せだと 伝えたくて…。 そしてそうあって欲しい この今を生きている人達に 一度きりの人生なのだから 人生を豊かにそして人生を大切にね。 #生きる #あの時の後悔と毎日のこの時
野原に咲くたんほぽ
春にたくさん黄色くそして強く育つたんぽぽ あのたんぽぽ畑 いっぱいに咲いている黄色の仲間達 このたんぽぽを眺められるのは 今年で最後かもしれない…。 僕らの住むところは海辺の浜の子供 僕の名は武尊(たける) そして、幼き頃からの友人の名は七海 たんぽぽを束ねて ブーケを使ってあの子の頭にのせて 七海ちゃん記念に写真を撮ってもいい? どうしたの?武尊くん? 今年のたんぽぽと七海ちゃんの姿を 記念に残しておきたい。 僕はそう伝えた 僕は涙を流さぬよう上を向き 平気なフリをして作り笑い 必死に堪えた。 昭和生まれの浜の子供 お父ちゃんと母ちゃんはいつも 仕事だった近所の子供らの子守りとたまに 親の仕事の手伝いと学業の忙しい…。 お互い幼い頃から七海とは 遊び仲間としてよく鬼ごっこや折り紙や海遊び 夏はかき氷を作ったたった1人の友人だ 歳を一年一年と一緒の学校へ通い そして、お互いに宿題もわからぬところを 教え合えあい 少しづつ背が高くなってきて僕は あの子が友達以上の感情に… でも僕にはあの子を友達以上になりたくない そんなウブな感情が巡り。 僕の気持ちはあの子に透けてみられているのかなんて、ありえない事を考えてしまい。 自分はなんてバカなのだと一緒に 通学するたびにおかしな事を考えているなと 照れながら通学した。 僕は夏でもないのになんで武尊くんは頬が赤いの?なんて言われる事もしばしば 僕暑がりなんだと恥ずかしさをごまかした。 時は戦争が始まり 若い中高年は軍隊に連れて行かれ 激しい戦争下のもとへ兵隊として戦地へゆき 命をなくす人たちも珍しくはなかった。 僕もその1人だ… 僕の場合は特攻兵だ…。 その、知らせを見たのは 中等科通学している17歳の時だった 帰宅してまた海遊びしようと急いで 準備している時に手紙が届いて… おめでとうございます。 その一言を告げられた時 僕は涙よりも腰がひけた。 もう、帰っては来れないだろうと覚悟 しないといけないのだと僕は思った 家族にも誰にもこの戦地へ向かわなければ いけない事を家族やそして友人たちに 伝える事ができない そして、僕は思った。 今日夕食の時 家族に伝えるその前に七海ちゃんに伝えたいことがある。 七海ちゃんの家へ出向いて 七海ちゃんたんぽぽ畑にいこうよ! 武尊くんみんなで行かないの? うん、今回は2人で行こう! わかったよ!いまお出かけ伝えてくるね。 うん、待ってるね。 お待たせお母さんに武尊くんとたんぽぽ畑に行く事伝えたよ! ありがとう! それじゃいこうか! うん!いいね久しぶりだなぁ たんぽぽ見に行くのは。。 そして徒歩で10分たんぽぽ畑について 七海ちゃんは久しぶり! 綺麗にたんぽぽ咲いてるね うん、すごくキレイに咲いてるね 久しぶりに横に寝そべってみようかな なんてね。 それじゃあたんぽぽの布団になってしまうね お互い大笑い 今年でこのたんぽぽ畑にも くることができるかどうかは約束できないんだ。 特攻隊兵に選ばれた。 七海ちゃんに最後にこの思い出を作りたくて ここにきたんだ。 僕、ずっと伝えたいことがあった 子供のときから 七海ちゃんが好きだった でも、居心地のいい友人のほうが 自分には気持ちが明るかった。 でも、本当に帰ってくることができるか わからない その時になって好きだとか失礼だよね。 そう、伝えたら 武尊くん、それでいいんだよ 私はわかってたよ。武尊くんのくんの気持ち でも、この時代には男女としてはいけないと お母さんからいつか私はお見合いで 結婚しなければいけないからと。 私も好きなんだ。 でも、私よりも先に武尊くんが 好意を先に伝えてもらえたことには嬉しいと 七海ちゃんは言ってくれて そして、僕は再来週にはいなくなる でも、僕は永遠に友達だから 僕に幸せを与えてくれた七海ちゃんには 本当に感謝しているよ。 さよならじゃないよ いつかまたね。 素敵な家庭の奥さんになってね。 そして、昭和18年武尊は旅だった さよならじゃないよ きっと夢に出てくるから その言葉を胸に 七海はその翌年お見合い結婚 武尊の最後に残した写真を胸に控えて 武尊の想いを受け継いでいつでも 武尊の夢をみたらノートに書き留めていく いつも布団の横にノートを置いて 武尊くん、私はずっとあなたを忘れない あなたが幼い時からずっとそばにいてくれたから。 私も好きだった 生まれ変われたら一緒になろうね 武尊の夢のノートに書き溜めた 七海の気持ちも武尊と同じ想いだった 武尊くんすきな人でした短い半生だったね ありがとう。 また夢で会おうね。おやすみ武尊くん。
タイムトラベラー1
時間が過去にもどれるのなら 例えば過去に戻ったとしたら 今出会ってきた人達とも巡り 会うことはなかったのか? そんな、タイムトラベラーの運命を縁する 扉が開いたらという都市伝説が 最近噂になっている ある日、私は友人達と居酒屋に行っていて 偶然にも家が近くにある居酒屋だったから 歩いて帰宅しようと歩いていた時 突然の物凄い眠気がして道端で寝てしまった 朝なのか、明るい日差しで目が覚めた 自分に何が起こったのかもわからない 目を開けると見覚えはあるけれど いつもの景色ではなかった 何があったのだろうと思い起き上がる そのとき、近所に住む友達 奏多くんが声をかけてきてあいな なんでこんなところで寝てるの? 彼はそう言ってきた。 昨日飲み会で歩いて帰宅する途中で眠くなってしまって。 なんかいつもと違う景色なんだけど なんか昔懐かしいなぁと。 あのね、変なこと聞くけど 今何の何月なのかな? いま、2000年4月だよ! なんでそんなことになってるの! 俺もあいなが倒れていたのがなぜなのか 不思議だよ! 私に一体何があったのだろうと 困惑してしまう これから私はどうなるのか なぜ過去に戻ってしまったのか? 不思議で奏多くんに 奏多くん都市伝説でタイムトラベラーで 過去に来てしまうという 噂しってる?なにそれ?そんな噂耳にしたことないよ。 わからない奏多くんも10年前の彼だった 私の実家はまだあるよね? あいなの実家あるよ それより早く帰らないと家族みんな 心配してるよ 俺もあいなが ヘンテコな出来事に苛まれて 不思議に思うけれども 最近話題のタイムトラベラーの都市伝説 どこからそんな話し耳にしたの? 何のことなのかよく理解できないよ。 なんか、あいな見た目も若くなってるし ごめん、俺これから仕事遅刻しそうだから 早く帰って!ほんとにみんな心配してるか 俺も仕事終わったら 母さんからあいなの家にお裾分けもって 行かないといけないから 仕事終わったらあいなの家にいくよ そうなんだね。 遅刻しそうなのにヘンテコな事言ってごめんね 奏多くん仕事頑張って! うん、ありがとう 奏多くんが近くに住んでいてよかった。 タイムトラベラーの都市伝説は本当に不思議 10年前にもどってしまった 実家に帰って 私のことを分かって 受け入れてくれるのか、心配だけど 坂道を登り昔からの家に着いた そしてチャイムを鳴らしてみる ピーンポーン一回も応答がない 誰もいないのかな? もう一度ピーンポーンとチャイム 押してみた… びっくり腰抜けしそうな出来事がおきた ちょうど10年前に亡くなった 祖母が玄関を開けてえ?なんで? そしてばあちゃんが あいな朝に帰宅するなんて どういうこと!みんな連絡とれなくて 帰ってこなかったから心配してたんだよ! ねぇばあちゃん身体の具合はどうなの? あたしかい?元気だよ! みんな会社にいってるよ そしたら私自分の部屋いってみるね 少し疲れたから休むね あいなあなたは一体どうしたの? なにか、いつもと違うよ 朝に帰ってきたり なにかヘンテコな話ばかりするから そうだよね…あのね 私はいま過去に来てしまったの… 2話に続く
ラベンダー
ラベンダーの香 なぜか優しくもせつないね あの香りは心の中の想いに 気が緩み いままで積み上げてきた努力 経験と実績という世の中だけど ラベンダーのアロマを使ってランプを灯すと やけに張り詰めた思いが ほどけて涙がでるんだ 今の時代の競争率 その中に生き残らなけれはらいけないね 楽になれるよ 誰とも比べないそれが人生なのさ
女は赤いルージュをつける女
明るい真っ赤な口紅 そして身体から香水の香 ルージュの色味は 男を魅了する その赤いルージが似合う女は 大人の色気 今日も夜の蜜に…。 ひたるところ行かなくては
恐れをなして何になるのか
恐れをなしてなにになるのか その気持ちは 逃げたい 恐れているのならば 恐れをなしても立ち向かおう
高校教師と生徒の秘密の関係4
無事に看護大学を卒業して ナースとして働き 仕事につくこれからたくさんの人を 助けたいその気持ちでした そう思えれる事になったのは 先輩のおかげで背中を後押ししてくれたから 看護師の仕事をやりがいを持って ナースとして立派な看護師になります! 山田先生ありがとございました。 卒業そしたとき先生は私に実は 同じ血がつがているの 先生どういうと? 実は母が が同じだよ。 君のお母さんが 最初に産んだのは僕なんだよ いままで僕は一緒になりたかった 家族じゃなかったと思った ずっと知らなかったけど なにか可愛い妹のように接してた 私は本当にばかだなとと思った 実家兄に好きだとか勝手に思って そして先輩は父親の後を注ぐために 1人で遠く先生の見送りました 実家の後を注ぐということ 先輩とのおもいは私たちが兄弟だったということから応援してくれていたんだなぁ いつか、手紙を書いていさみようかな 届かなくても大好きな人でした ありがとございましたお兄ちゃん 4話終わり
母へ
いつも買い物にいく花屋がある 母の日のプレゼントに カーネーションはどれですか? 店員にったらカーネーションの色 どんな色がいいですか? ピンクと赤の花束を買買いたいです 僕は花が好きな母へ 初めて母に花束をわたした ずっと恩返しでになかったから 花が好きな母だから 母の日に花束をわたしたい それから翌日 母さんに花束を渡して初めて思った 僕を産んでくれてありがとう
高校教師と生徒の秘密の関係3
先生に告白した翌日 あっ、今日も、頑張らない そして約束のために そして大学に進学を目指した 看護師になりたくて 看護大学に入試試験を受けた 勉強が苦手でも、やり切ったという感情 自分の受験番号をみて 無事に合格していた! そして、合格の事をしっていた 先生は花束を、渡してくれて よくここまで難しい試験勉強がんばって 偉いな!! そして。約束守りましたよ。 でも、先生にはかなわないな 私頑張って勉強して先生との約束を 良き味方に思いながらここまで 私は先生が好きです! 私を彼女にしてもらえませんな? とりあえずすぐ返事してとは言わないけど 私の気持によりけり 先生の気持ちでまってます