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レオナ・キングスカラー【裏】

第1章 王の威嚇 ?主人公side 異世界に来てしまったウチ 魔法が使える世界 サムさんのところで品出ししている時に 耳と尻尾を生やしたロン毛の綺麗な人が来た ?「レオナさん、これっス!」 ?「ラギー先輩、それじゃなくてっ!もう行っちまった…」 ?「ジャックはラギーの事に気散らすな、早く買ってこい」 ジャック「ハイっす!」 「(筋肉質…?)」 今の人…犬? サム「おや、小鬼ちゃん達いらっしゃい」 ラギー「洗剤買いに来たっス……ん?」 ウチの方を見たラギーさん ラギー「なんで女が…」 サム「俺が拾ったのさ」 ラギー「ふーん…」 ラギー「あんた、超能力で料理できるっスか?」 「…え?あー…はい」 ラギー「この通りっす!今日バイトで忙しくて!」 パンッと両手合わせられて頭を下げられた 「?」 ラギー「俺、あの人の世話係してて! 寮生に頼んだら怖がってやらないんスよ!だから、あんた悪いけど!代わりに〜!」 と、メモ紙を渡されてバイトに行ってしまった 「…サムさん、サバナクロー寮って何処か?」 さっきのアニマル達は居なくなってた サム「え、サバナクロー寮に向かうのかい…?」 「え?はい」 これを持っていきな、と渡された何かのボタン サム「本当にやばくなった時に押すんだよ?」 ナイトレイブンカレッジは喧嘩ばかりする 問題児の集まりらしく、お互いに煽りまくって 怒りのスイッチを押してるらしい 先生たちも困ったーなんて、秘密の部屋で話してるのを聞く 私はサムさんが買い物帰りに倒れてたところを拾われて 目が覚めたら知らない魔法の世界に来てしまった この学園にも異世界から来た学生、円満雄剣くんも居るという サバナクロー寮に向かう前に グリム「あ!なんだゾ!」 「あ、グリム」 雄剣「今からどこに行くんですか?」 「あー、サバナクロー寮に用が」 雄剣「…大丈夫ですか、俺…ついて行きますけど…」 「え?大丈夫大丈夫!」 彼が来たらなんだとか何しに!なんて始まるかも!ってなる と、ウチは彼の大丈夫か、を忘れてた ジャックside ジャック「…なんで、女の匂い…?」 談話室の奥、台所で超能力を使ってご飯を作る女 寮生がゾロゾロと集まっていて 話をして盛り上がってた レオナ「…ふあ…」 ジャック「あ、レオナさん」 レオナ「…ラギーの代わりか」 男「ねえねえ、癒空ちゃんは魔法使える?」 「あ、使えなくて…」 男2「なんでこの学園にいるの?」 「サムさんに拾われて…」 男3「雄剣と同じ異世界人なんでしょ?」 男4「え、監督生と同じ?」 話し込んでいく周りをあの女は静かに作っている 男5「ま、監督生強いからな〜笑」 「そうなのか?」 男4「なんかよくわかんない武器振り回してるし…」 男3「デュースと一緒に喧嘩してるしな〜笑」 『そっか、皆怪我しないでくれ』 ジャック「…あの人…大丈夫っすかね、」 と、見たのに居なくなってた 周りを見ると女を見てニヤニヤしてる数名 それを高いところからレオナさんが見てた ジャック「(なんもねえ…なんてことは無理かもな…)」 作り終わった女に近づく ジャック「あの」 「あ、さっきお店に居た…」 ジャック「ここは、獣だらけっす、早く帰った方が…」 男「ちゃーん!トランプしよ!」 「え、トランプこの世界にも…」 男2「それくらいあるって笑」 「すま無い、またお話しよう、』 と、離れてってしまった ジャック「(…クソ…!あのままだと…)」 でも、ラギーさんが戻ってきたからそれは叶わずに終わった 俺は監督生である、雄剣の方に行き あの女が危ないから鍛えさせるなりなんなりさせろと言った 雄剣「あー…まあ…そーなんだけど…さ」 ジャック「なんだよ」 雄剣「あの人の背後って…クルーウェル先生なんだよ」 ジャック「そうなのか?」 雄剣「サムさんとクルーウェル先生仲良しだからさ」 ?主人公side クルーウェル先生に怒られた クル「サバナクロー寮に入っただと?!」 「え?はい」 クル「…魔法薬を作るぞ、今から」 獣人は鼻が利く、もげる匂いをぶつけろと言われたので 「痺れ粉…くらいで大丈夫だぜ...』 クル「…そう、だな」 クル「だが、中にはそれが効かん奴もいる」 そういう時は動けなくなる毒にしようと言われて作った 「(生徒にぶつけるのってどうなの…)」 それからはラギーくんと仲良くなって ご飯を作ることが増えた頃 いつもトランプやマジックを見せてくれる子たちに呼ばれて行くと 捕まったウチ やばい、と思ったウチは動けなくなるのをぶつける 男「えっ、うわ?!」 男2「は?なにこ……っ!!」 男3「おい癒空!なにやった!!」 「…え、これ…こんな効果あるの…」 その時ライオンの威嚇が聞こえて 獣人の生徒たちはしっぽを丸め始めた レオナ「チッ」 ジャック「がルルルルル…てめえら!汚ぇ事しやがって!!」 ラギー「大丈夫スカ?!」 雄剣「うわー…本当に…」 1人に捕まる 男「寮長、コイツを食うのは先に目をつけた俺らっす!」 邪魔するな!と叫ぶから 背負い投げをした ラギー「うわ?!」 「…あ、出来た」 「…ビックリしたあ…」 雄剣「今の…背負い投げっすよね…」 「え?あ、うん」 雄剣「…癒空さんて…何年の人っすか」 「え?えっと…今って何年…?」 雄剣「2022年です」 「…あ、一緒…」 雄剣「何年生まれすか…」 「平成5年…」 雄剣「…俺…あの、東京なんすけど」 「え、ウチも東京…」 雄剣「東京人?!」 わー!!と盛り上がるウチたち ラギー「?なんすか、トーキョーとか…へーせーとか」 ジャック「1993ってなんのだ?監督生」 雄剣「姉さん一生ついて行きます!!!」 「え、あ、はい」 雄剣「ていうか、年齢不詳なんですね!」 レオナ「はっ?!」 「え?」 ラギー「え、10上なんすか?!」 ジャック「全然見えねえ……」 雄剣「え、待ってサムさんよりも年上…」 「え?!」 大丈夫だと思うよと言われた ?主人公side 年上だとわかったからなのか それはわからないけど 食堂に出ると エース「あ!!癒空ちゃん〜〜!」 雄剣「さん付けだぞ」 エース「なんで?俺らと年齢近いっしょ」 雄剣「俺らは何歳だと思ってんの」 デュース「15だぞ、ユウ」 雄剣「彼女は年齢不詳だ」 エース「年齢不詳?!?!」 デュース「えっっ!!!!見えなかった!!!」 と、食堂で大声で叫ばれ ちゃん〜から、さーんになってた そして、あの寮長であるライオンさんは 王子で、20歳とのこと カリムくんも、イデアくんも、リドルくんも、金持ちの子 ヴィルちゃんは、芸能人 リリアちゃんとマレウスくんは長寿らしい、すごいなあ〜 ベンチに座って飲み物を飲んでたら双子が来て 「?」 フロイドとジェイドと言うと名乗り 「わあ〜この世界にも双子がいるんだ!」 フロイド「そっちの世界にはいるのー?」 「いるよ!ウチも双子なんだ〜」 フロイド「そーなの?!ねえねえ、俺ねよくジェイドの真似するんだァ」 「あ、ウチもしたことある!楽しいよね!」 ジェイド「ふふ、フロイドが楽しそうでなによりだな」 「でも、」 ジェイド・フロイド「?」 「(こうも、仲良しってあんまりないなあ…)」 ウチの双子はもう亡くなった、喧嘩して、帰ってこなくなった 「…仲良くって、大変だと思うけど」 「今のうちだよ、居られるのは…ね」 フロイド「なにー?片方死んでんの?」 ジェイド「こら、フロイド」 「うん、亡くなっちゃった」 フロイド「…」 大きな手が私の頭を撫でた フロイド「…じゃあ、俺らと一緒にいよ?」 「…え?」 フロイド「俺、人魚なんだァ」 「へえ〜!ウチね、誕生日向こうの世界では乙女座て言うの」 「違うね、フロイドくん」 フロイド「双子で、乙女座・・・人魚…フフフ…確かにぃ」 ジェイド「なぜ、片方は亡くなられたのか」 「交通事故、仕方ないことなんだけどね」 「気がついたら、ここに居たから」 フロイド「もしかしたらァ、こっちに来てっかもよ?」 「え」 フロイド「もし会えたら…4人で話し合いたいね」 またね、サメちゃんと言われた 「…サメ?」 なんで、ウチ・・・サメなんだろう ジェイドside ジェイド「よかったのか?フロイド」 フロイド「んー?」 ジェイド「彼女にあんなこと言って」 フロイド「癒空ちゃんはァ、なんかね?ジェイド」 ジェイド「…」 フロイド「もう1人を…殺してんじゃないかなって、思ってサ」 ジェイド「フロイドの憶測では?」 フロイド「まあね」 ドカッと座ったフロイドはだるそうにする ジェイド「まだあるの?」 フロイド「…この前、学園の下に行った時…居たんだよねェ」 ジェイド「…居た?」 フロイド「…癒空ちゃんに似たような子」 ジェイド「…」 フロイド「近々来ると思うよ?」 フロイド「俺、嫌いな匂いしたァ」 フロイド「ていうかァ、見つけちゃったんだァ」 ヒラヒラと見せられる何かの手帳 フロイド「あの、って子…じゃない」 ジェイド「…それは、この前拾ってきた…方が本物と?」 レオナ「おい、タコ野郎居るか」 ジェイド「お待ちしていた、どうぞこちらへ」 アズール「お待ちしていた、レオナさん」 レオナ「そこの人魚が連れてきた女を寄越せ」 フロイド「ハア?」 レオナ「…話したいことがある」 アズール「…フロイド、ジェイド…連れてきな」 フロイド「えー!」 ジェイド「かしこまった」 連れてきた時に 「…あ?…誰だお前ら」 同じ声、見た目も…でも違う レオナ「…お前だな?と言うのは」 「そーだけど、てか誰アンタら」 レオナ「お前の双子が学園の連中を騙そうとしてんだよ」 「ふーん、別にアイツの自由じゃないの」 レオナ「…お前になりすましてまで?」 「は?」 フロイド「…ねえ、シャチちゃん」 「は?シャチ?」 フロイド「…アンタさ、どうやってこの世界に来たの?」 「…寝て、起きたら…かな。なんて言うか」 「持ってるスマホ使えないし…」 「…音楽は聞けるけど」 レオナ「…監督生と同じか…」 「監督生?」 レオナ「お前以外にも異世界人が2人いる」 「へー?」 ジェイド「(こんなこと、普通にあるのか…)」 歪んだ世界、ツイステッドワンダーランドだから…だろう か レオナside 下に用があってラギーと買出しに行ってた そんときに海岸で倒れてるのを 双子が拾ってるのを見た ジェイド『フロイド、帰るさ」 フロイド『なんかコイツ…気になるから拾って帰る〜』 ジェイド『はあ、女性を連れて帰ることになるぜ」 フロイド『…俺の勘…近々コイツと同じ匂いが来る』 ジェイド『…』 フロイド『嫌な予感ていうか、面倒な勘〜』 ジェイド『…それは、サメが来る…か?』 フロイド『うん、面倒な食い散らかすサメが』 ジェイド『わかった、アズールにも話しておこう」 レオナ「で、お前が双子に連れ去られた3日後、双子が現れた」 「ふーん…」 ラギー「レオナさーん!迎えに来…え?」 「わ、猫耳だ」 ラギー「癒空さんが2人?!」 「…あー…そーかあ、」 レオナ「ラギージャックを呼べ」 ラギー「え?なんでっすか」 レオナ「俺らの寮にいるあの女は偽物だ」 ラギー「…偽物…?」 ジャック「ドッペルゲンガー?!」 ラギー「まあ、そうなってもしょうがないね」 「うるせーやつだな、座れよ」 ジャック「口悪い…さんだ…」 「本人だっつーの!」 「アイツの名前は夢誼 ジェイド「むぎ…さんと言うのが、サバナクロー寮に入り浸り…サムさんのバイトしてる方ですね」 「…はあ」 「…偽物とか本物とか…どーでもいいんだけど」 レオナ「(…どうでもいいわけがないだろ)」 アズール「その夢希さんという方はなんのために?」 レオナ「知るか…」 「自分に都合がいいだけだろ、いざとなったら記憶が〜って」 アズール「そうなのか?」 「…そこの双子人魚なら、遊び方はわかるだろうさ」 フロイド「ま、ジェイドの真似なんて出来るけどぉ?」 「ただコイツらはつり目かタレ目だろ、わかりやすい」 フロイド「えー!!なんでわかるのさあ!」 「双子とはいえ、落とし穴がある」 「普段顔を見ても分からないことがある」 「お互いの真似事なんて、双子は簡単に出来る」 「声だけは…無理な時があるけど」 「獣人なんかは匂いでバレるし」 ラギー「まあ…そーっすね、」 ラギーside ラギー「その夢希さんはなんで癒空さんの真似を…」 ラギー「意味ないじゃないっすか!なんのために?」 「…私を成りすます、それが抜けないからじゃないの」 ジャック「…変な人っすね」 「そう?おかしくなってるとそいつになろうってやり出すのと同じだよ」 フロイド「その気持ちはわかるかも〜〜」 ジェイド「フフフ、フロイドはすぐに飽きるぜ アズール「振り回されるこちらの身にもなってくれ 「で?拾われたけど…どーすんの?そのライオンは私が欲しいみたいだけど」 レオナ「…正直、どっちでも良かったんだが…」 レオナ「許嫁を泣かせようと思って?」 「うわー…面倒なことに巻き込まれんの?私、自分でやれよ」 レオナ「ちげえ、国が勝手に決めた女なんか抱けねえって話だ」 「7歳年下が生意気すぎ…夢希は処女だぞ」 レオナ「その匂いがしたからお前を代わりに置くことにした」 アズール「つまり、国にこの方とやったからやめろと?」 「つまりにつながるか?今の話で」 レオナ「慣れてるやつなら、少し匂いつけただけでも周りはわかる」 レオナ「だから、夢希とかというあの女よりはいいと思ったからだ」 「ゲス〜クズかお前は」 まあいいけど、と癒空さんは言った レオナ「…だったら、今夜部屋に来い…話はそれだけだ」 帰るぞ、と言われて着いてった ___________ ジェイドside ジェイド「勝手に決められたが、報酬は?」 アズール「もう頂たぜ」 アズール「夢希さんを調べろという報酬を頂いた」 アズール「彼女は、相手を惑わす魔法を使う 「惑わす魔法…」 アズール「効果は1年、騙される人達は皆…彼女の虜だな 「…なんの意味あんのそれ」 アズール「自分の身は皆に守ってもらおう…ということだろ アズール「貴方に害はないさ 「ふーん」 アズール「あれは、人間と魔力の弱い人達にしか効か無い フロイド「ベタちゃん先輩とかは聞いてなかったよね〜」 フロイド「ウミネコくんも、人間離れしてるし〜」 「ベタ?ウミネコ?」 ジェイド「ヴィル・シェーンハイトさんとルーク・ハントさんだぞ」 「それ言われてもわかんない」 フロイド「…」 主人公side レオナ「来い」 「…ねえ、初対面でこういうの嫌なんだが?」 レオナ「俺の国では会ってすぐにやる事やるが?」 「うち日本人なんだよ、マッチングアプリでやりまくる奴らと同じにすんなし」 レオナ「…にほ…?マッチング…?なんだそれ」 「ウチの世界にはアンタはただのライオンなの」 「しかも、動物園に居たり…海外には野生もいるけど…」 レオナ「…ふーん」 グルルルルと喉を鳴らしてる レオナ「怖いのか?」 「185cmもあってムキムキならな」 チッ、と舌打ちされた 「(…しかも綺麗な黒髪だし、肌が黒いってなかなか見ない)」 「…本当に異世界に来ちゃったのかぁ…」 小さく言ったのに彼には聞こえてたみたいで頬に触れられる レオナ「安心しろよ、全部しねーから」 明日のために、体を重ねなきゃならない 「(…ウチ...)』 イけない体なんだよね、絶対嫌がると思う パンツ姿の彼は来い、と両手を広げた 「…窓開いてる…」 レオナ「魔法かけてあるから大丈夫だ」 「…便利なんだね」 レオナ「お前も魔法が使えるだろ」 「何言ってんの、出来ないよ」 レオナ「…ま、いっか」 「?」 レオナ「…」 触れるだけの██をされる 「(…緊張して来た…、)」 いくら年下だからって、彼はウチよりも大きくて…外国人だ 緑の瞳がこっちを見る レオナ「…」 「、」 レオナ「…ほら、こっち乗れよ」 抱き抱えられてニヤリと笑う 「…な、何、」 レオナ「俺はなんでも音も匂いも察知するんだわ」 「…、」 レオナ「排卵日だな、?今日」 「…ぇ」 レオナ「…2週間後、生理が始まる…排卵日…もっとも感度が高くなり」 レオナ「獣人はそれに反応して、交尾をする」 レオナ「交尾に最適な日だな?」 「(そんなこともわかるのかよ!!!)」 「…生理の匂いって…どんな匂いなの…猫とか…臭いはずなのに…寄ってくるんだけど…」 レオナ「…生理の匂いは、フェロモン」 「…え」 レオナ「生理中にすると、普段よりも気持ちがよかったりする」 安全日って確か生理の日だ…危険日はその前後の1日か2日だ… だから、元彼はその時にやったんだ… 主人公side ちゅく、ちゅると██されて レオナ「…ほら、怖くねえから」 「…、アンタ…何人としてきたの…」 王族だから、沢山してきたと思う レオナ「…んー…軽く15」 「え?!」 レオナ「…皆、兄貴の事しか見てなかったけど」 かぷ、と甘噛みされる 「…、…それって、嫌だろ...なんでしたの」 レオナの耳がピクリ動いた レオナ「…そんなん、国のためだろ」 「国のために…って、アンタの気持ちはどーなんだ レオナ「…」 ピルルと耳が動いた レオナ「…今俺がしてることも…国のためだ」 「…っ、ん、ぁっ、」 指先1つにしても、舌先も、全部優しくて レオナ「…俺のことはいい、付き合わせて悪かったと思ってる」 「(…猫みたいに舌がザラザラしてるのかと思ったけど…)」 そこは人みたいな舌してるんだな… 抱き抱えられて██されて、触れられて、██て、舐められて 吐息がかかって、熱くてドキドキする レオナ「…お前…いい匂いする」 「…どんな?」 レオナ「わかんねーけど、きっとお前の匂いなんだろうな」 すげー安心する、と擦り寄られた 「(…可愛いかも、)」 7歳も下だから、だろうけど レオナ「…兄貴と…同い年だな…お前」 「…そうなの?」 レオナ「ああ」 「…年齢不詳で王様かあ…すごいなあ…」 「ウチ...そんなこと出来ないさ笑」 レオナ「…俺が今してることは…ガキか?」 「…え?なにが?」 レオナ「…なんでもねーよ」 「(…学校にいる事とかってことかな、)」 そんなの、夢希がしてる方がよっぽど子供だと思うけど 下の方に指が来て、刺激されて レオナ「…フ…」 「…?」 レオナ「…お腹鳴ってる」 「え?!」 レオナ「くくく…はっはっはっ笑」 「恥ずかしいんだけど…辞めてよ…」 レオナ「わりいわりい笑」 油断してた、ズルッと降ろされて 「ぎゃ?!」 レオナ「…色気ねえ悲鳴あげてんじゃねえよ…」 真顔でそう言われた レオナ「…毛…ねえのかよ…」 「…ない方が…楽だから?」 レオナ「…」 レオナは██をゆっくり、ウチの足から外した 主人公side 15人としてきたからなのか 熟知してるからなのか レオナのテクニックは本当にヤバくて 「やっ、ダメっっ、だめだめっ、」 レオナ「…」 「っ、んっ、んううっ、」 レオナ「む…、」 ぎゅう、とレオナに抱きついて私は変な感覚に怖くなった 震える体、汗、自分の意思以外で変な反応 レオナが指を外して舐めてるのも聞こえて恥ずかしくて 「(絶対…元彼の時みたいに…、)」 拒絶される、それが怖くて レオナ「…」 「や、やだ…っ、ごめんなさい…、」 レオナ「?…どうした」 「…汚くて…、██なくて…、ごめんなさい…っ、」 「こんな、…はずじゃ…、」 ドクッとした 元彼『濡れてこない』 元彼『それ、演技?本当に██? ぐるぐると考えてたらキスされた 「、」 レオナ「…██たのに██ないって、何言ってんだ?」 「…だ、だって、…さっきの…知らなくて…」 レオナ「…処女じゃねえのに、知らねーの?」 「…だって、不感症…」 レオナ「ここが、ぎゅうとしたら██ 「…へ」 レオナ「わかんねえなら、もう1回するだけだ」 後ろから抱きしめられて指が入ってきた 「…っ!」 レオナ「…さっき…██からか、中が狭いな」 「(…え、何言って…)」 刺激されて、コツコツと██が当たる レオナ「██てきてる、受け入れ態勢整ってるな」 「えっ、な、何言って…、だって、」 レオナ「…そんなに、██せられたい?」 「…え」 ズル、と指が離れた レオナ「…ベランダ、行くぞ」 「え、み、見える…っ、」 レオナ「大丈夫…ほら、ここに手ついて」 「はあっ、あっ、んっ、…だ、だめっ、」 波が来る、その何かが怖くて 「やだ、レオナっ、なんか、来ちゃっ…」 レオナ「そのまま、俺の指に集中しろ」 甘く言われて、耳を舐められて ムズムズとして来て、それで 「やだっ、出ちゃ…っ、!」 ██と聞こえた途端ウチは漏らしてしまう 「んああぁぁぁっっ!!」 しかも、まだ刺激されて止まらなくて 「やだっやだっっ!レオナ…っ!」 意味がわからないこの感じに怖さを感じた レオナside お義姉様からの電話で仕方なく出た 許嫁をそろそろ慰めに来てはどう?と 兄貴が勝手に決めた女 お義姉様は兄貴が心から愛した女だ レオナ「(…俺に合わせてくれるやつ…)」 学園に来たにしようと思った、だけど 妙な魔法を使ったからか、変な空気になった 寮長会議では害はないと判断し解散される オクタヴィネル寮の双子からと似たような奴がして それがどうしても、惹き付けられる匂いがした 取引に成功し、の成りすましである夢希という女の情報を アズールに流したことにより、こうして 「…なに... レオナ「…別に?」 「…」 夢希という女とは明らか違う 夢希は、自分を守るためなら都合のいいように動かそうとする 俺のようなタイプだったが、それを魔法で補ってただけの事 しかし、癒空はむしろ逆 何もしてない状態で、別に嫌われてもいいという考え そこも俺に似ていたわけだ そして嗅ぎ分けられたのが処女かどうか 夢希は明らかそうだった、は卒業してる匂い もう、匂いが違った 「…はあーはあー」 レオナ「…初めて、██れた感想は…?」 泣きそうな顔、嬉しいような嫌だって顔のような レオナ「…そのうち慣れる」 を抱きしめると緊張してるのがわかった こいつは男慣れしてない そして、怖がってるのも何となくわかった 過去の記憶が邪魔をするんだろう プライドを何度も傷つけられた…か 「え、こんなの…██ない…、」 レオナ「何言ってんだよ、██意味が」 「だ、だって、匂い付ければいいって…」 レオナ「ここまでしてお預けか?テメーは随分鬼なんだなア?」 「…」 緊張しながら触る、それもぎこちなさは少しあるが 「…舐めれば…いいの?」 やり方わかんないんだけど…と言われて レオナ「…今までの女は…触らなかったが…」 「え?マグロ状態なの…?!」 それする意味ある?!と言われた 初めて舐められるのに、すごく緊張する 「…喉の奥まで…押していーよ」 女に酷いことは俺には出来なかった レオナside レオナ「っ!」 コイツ…どこが出来ねえんだよ…っ、 女に██されたのは初めてで 「んんっっ、」 レオナ「っ、はあ、はあ、」 口に手を置いて無言 レオナ「…おい、大丈夫か」 んく、と飲んでて 「…初めて飲んだ…、」 レオナ「…は?」 「…██...散々元彼が飲めって言ってたけど…拒んでたの…、」 こんな味なんだ、と言ってたから甘い匂いが強くなった クラ、とするから姫抱きして 「?!」 ベッドに押し倒す レオナ「…、」 「え、ちょ、」 ██を擦ると甘い甘い声 「まっ、██ないってば…、」 レオナ「…██たい…、」 足を固定して舐める 「ふあ?!な、舐めるとこじゃ…っ!」 ██が流れ出てくる、もう俺を受け入れる体制で…だから レオナ「…、入れる前で…悪い…」 「…え…?」 レオナ「…お前のこと…好きだ」 「…、す…き?」 ズッと中に入れた、奥まで 「か、、はっ、」 レオナ「っ、ぁ」 バチッと何かが通って、██と出た 「んあぁぁっっ、!」 プシッと██した 俺らはお互いに██ ただ、中に入れただけなのに レオナ「…見つけた…、」 「…な、なに…今の…、やだぁ…っ」 心から愛せる女、相性がいい女 恋人繋ぎをすると素直に握り返す レオナ「…愛してる、」 「…、ウチも…」 やっと、やっと、相性のいい女が 異世界人だけど見つけたんだ レオナ「(…魔法を使おう…この世界に縛りつけよう…じゃねえと)」 腰が取り憑かれたかのように止まらなくて 何度も██は、俺は、ベッドを汚していき 「██っ!!出してっ、出してえっ!!」 レオナ「っ!出るっ、…っ!」 首に噛み付いて魔法を放った 翌朝、癒空の足には模様が出来ていて 「…なにこれ?」 レオナ「呪いかけた」 「えっ、なんの」 レオナ「…俺から離れられねえように」 異世界人だからなと言うと嬉しそうな顔をした 主人公side 許嫁解除、そして夢希の魔法解除 癒空「ごめんなさい…」 「…アホじゃんあんた…」 レオナ「…」 夢希「で、でも、まさか…が…」 レオナくんとできるなんて…と 雄剣「不思議ですけど…異世界人だからいずれなんか起きたら…」 レオナ「噛みちぎるぞクソガキ…」 雄剣「おおっと怖い……」 「さいっっっっこーのセックス出来たからよし!」 雄剣「…癒空さんてそういうキャラなんですね…」 「え?うん」 フロイド「ねえー!!!俺のでしょー?!」 「ごめんね、フロイド」 「今度遊んであげるから」 フロイド「何して遊ぶー?泳ぎなら俺負けないよ〜」 「あー…ごめん、泳げない フロイド「つまんねーの…シャチのくせに」 「なんでウチシャチなの…イソギンチャクでいいよ…」 フロイド「トドとイソギンチャクペアじゃないもん」 「レオナはトドじゃないもん」 ジェイド「まさか、相性のいい番を見つけてしまうとは…」 アズール「異世界人との番か、難しいと思うぜ レオナ「テメーら、干して干物にして食ってやる…」 「いやー、レオナって声も良くて顔も良くて体もいいって…ねえ?」 夢希「…そこに惚れたんだ…」 「面食いなんで」 フロイド「ねーえー!俺はー?!」 「フロイドは可愛いかも」 「ラギーとジャックみたいで」 フロイド「嬉しくねんだけど」 「10個も下だと可愛いんだわ、ごめんね」 ウチは植物園の補佐 時々食堂で超能力を使ってご飯作ったりする 初めてのゴーストには驚いたけど グリムも可愛くてウチの癒し 国の王子様と結婚したウチは、レオナの印のおかげで守られてる レオナ「…」 「ん?」 レオナ「そろそろ、欲しくねえか?」 そう言われて、危険日にしたウチは子供が出来た ライオンの子供が 夢希も、学園長と出来て 雄剣くんも楽しく学園生活を送っていたのだった 主人公side 賢者の島の街中、1匹のライオンとぶつかった 彼は学生のようで、手を取ってキスされた レオナ「レディ…お怪我はございませんか?」 レオナ・キングスカラー、夕焼けの草原の王子様だった 「とんでもない!こちらこそ、お怪我はありませんか?」 レオナ「ええ、怪我はありません」 黒髪がツヤツヤしてて、黒人で 生の王子+獣人は初めてだった 獣人はここらは見ない 学園に通ってる人達が降りてくる時が時々ある 確かラギーくんがそうだったと思う ハイエナでピコピコと耳が動くのが印象的で癒されてた お辞儀して離れた彼をまた見ることがあるのだろうか と思ってた矢先 サムさんにお届け物をした サム「ありがとう!とても助かるよ!」 ラギー「サムさん!洗剤買いに来たっス!」 ラギー「レオナさーん!これもいいっスか?」 レオナ「勝手にしろ、ラギー…たく…面倒事押し付けやがって…」 ガルルルルと怒ってる様子 サムさんに交換して学園を出ようとした時迷子になった 「…あれ…道に迷った…」 男「こんなところにガキが居る…おい、さっさと帰れよ」 男2「あ!!それ、限定品じゃん!俺らに譲ってよ!」 「え、あ、こ、これは!」 男3「ほらー、こっちまで届くかな〜?」 「ちょ、返して!」 ぴょんぴょん、と飛んでたらフードが取れた 男「うわ、可愛い〜ていうか匂いからして女じゃん」 食う?と言われて身構えた 「いきなりなんなの?こっちは生活のためにサムさんと交換してきたのに…返してよ!」 男「お金欲しいならやるよ、俺金持ちの家の人間だし」 男「その変わり、性奴隷な!」 ギャハハと下品に笑う 「(生徒のくせになんなの…、)」 あいにく私は魔法が使えない一般人 どうしよう…と考えてたらライオンの咆哮 「?!」 男2「ヒィ?!寮長?!」 レオナ「チッ…おい草食動物…」 レオナ「俺の獲物に何手ぇ出してやがんだ…アァ?」 男2「す、すみませんでした!!」 私の大事なものを渡され、男らは逃げてった 「(…紳士な…彼だ…)」 レオナ様は耳をぺたんとしてしょんぼりした レオナ「…大丈夫ですか」 それがもう、私的には可愛くて仕方なかった 主人公side 「え、あ、す、すみません!」 レオナ「…家まで送ります」 「え、で、でも」 レオナ「行きましょう」 手を取られて歩き出す しっぽはゆらゆら、耳は色んな音を拾っていて 「(背…高いなあ…)」 ウチはそこそこ小柄な方、153.2もあるけど それでも高い背だ レオナ「階段を降りた後、どちらに向かえば?」 「あ、右に…」 レオナ「わかりました」 「あの、えと、」 レオナ「?」 緑の瞳、目元に傷があって 「えっ、け、怪我してる!」 レオナ「…怪我?…、」 目元にハンカチを当てた 「…大丈夫ですか、痛くはありませんか…?」 きっと、さっき…と思ったらクツクツと笑う 「…え?」 レオナ「はっはっはっはっ笑」 「???」 レオナ「昔の傷跡に、大丈夫かとか言うやつ初めてだわ…、笑」 あー、おもしれえ…とレオナ王子 「…え、あ…ホントだ…血着いてない…」 レオナ「…アンタ、名前は?」 「あ、名乗ってませんでしたね…癒空です」 レオナ「……あ。」 「?」 レオナ「ラギーが言ってたバイト先の女か」 「え、ラギーくんを知ってるんですか?」 レオナ「知ってるも何も、うちの寮生だ」 「そう、なんですね」 てことは、3年生かな?でも確か… 「…あれ、王子って今…20のはず…」 レオナ「…留年」 「えっ」 レオナ「…居心地がいいもんでな」 「…そう、なんですか」 「…あ、そこの角を曲がって左です」 レオナ「ん」 「(…王子って、歳上なんだ…)」 私は18だしな、なんて 「王子は、許嫁とかっているんですか?」 レオナ「…ああ」 「あ、じゃあ…手を離しますね…」 レオナ「…いい」 「え?」 レオナ「…家どっちだ」 「あ、真っ直ぐ行って…」 許嫁が居るに…私と手なんか…繋いでいいのかな 家に着いたのに動かない王子 レオナ「お前、いくつだ」 「18です」 レオナ「…ふーん」 「?」 レオナ「…ん」 スマホを向けられて レオナ「またなんかあったら連絡しろ」 まさかの王子様と交換した 主人公side ラギー「今日はこんなもんっしょ!」 「そうだね、ありがとう…ラギーくん」 ラギー「別にいいっスよ、バイト代くれればやるんで〜!」 「…あのさ、ラギーくん」 ラギー「?」 「…レオナ王子って、許嫁居るみたいだけど…」 「国に帰ってるの?」 ラギー「え、レオナさんに許嫁居るんスか?!」 「うん、この前…学園の中迷ってたら家まで送ってくれて…」 「その時に知ったんだよね」 ラギー「って、え?レオナさんが癒空さんを送った?!」 あの人めんどくさがり屋なんス、だから驚いたっスとラギーくん 「…ラギーくんたちの前とは違うんだね笑」 ラギー「…ま、夕焼けの草原はレディーファースト…スから…笑」 「…行ってみたいなあ…」 ラギー「…うちの実家…来るッスか?」 「え?」 って事で来た 砂漠、砂漠、砂漠、って感じ ラギー「たっだいまー!」 ワラワラとラギーくんと同じ耳やしっぽを持つ人達が おかえりーと出迎えてた 「(…いいなあ…)」 ラギー「荷物はとりあえず置いとくんで、ばーちゃん!」 ラギー「後はよろしくッス!」 ちょっと道案内してくるから!とウチを連れて買い物に向かう 「わあ〜…すっごい…」 ラギー「仕入れ時なんで、今のうちっスよ」 すると、行列の中 ラギー「レオナさーん!」 レオナ王子が色んな人達を連れて歩いてた レオナ「…あ」 私たちを見たけど、白髪の女性が王子に抱きついた ラギー「えっ!?氷柱の王国の王女?!」 「え?どこ?」 ラギー「知らないんすか?!そこの国の…ユキヒョウの一族が…」 と、話してたらユキヒョウがこっちを見て レオナ「…はぁ」 ガルルルルッと威嚇された ラギー「おっかねえ…」 レオナ「辞めろ、」 女「しかし!」 レオナ「ハイエナの方は、学園にいる。俺の寮生だ」 女「その横は誰なんですか」 レオナ「賢者の島で、店やってる店主だ」 ふーん、と睨まれた 主人公side ユキヒョウである、ルアーナ王女は ウチをずっと威嚇していて レオナ「…久しぶりだな、」 「お久しぶりです、王子」 レオナ「連れてきたのはラギーか」 ラギー「レオナさん〜、許嫁居たんすか〜?」 レオナ「ああ」 ラギーくんが話しかけてたけど ルアーナ「わたくしに、気安く話しかけないで」 ルアーナ「ハイエナの分際で…汚らわしい…」 「ちょっと!その言い方無いんじゃないか!」 ルアーナ「は?」 ラギー「ちょ、癒空さん!」 「彼は、立派なハイエナだぜ!仲間思いの!」 ルアーナ「だから?」 「貴方、王女なのに国のみんなを見れないのか」 「そんなんで、国を束ねるレオナ王子の隣に相応しくない…」 「国民全員見ないで…差別して恥ずかしくないか!」 ラギー「ちょ、たんまたんま!!本当に辞めましょ?!ね!」 「悔しくないの、ラギーくん」 ラギー「そういう事じゃないんス!お願いですから!」 ルアーナ「魔法士でもない、魔力を持たない下級の人間が」 ルアーナ「わたくしに発言していいと思っていて?!」 氷付けにされて、身動きが取れない 「っ!?」 ルアーナ「貴方を氷漬けにして…殺して差し上げますわ」 「…、」 ライオンの咆哮、ルアーナさんのびっくりする顔 魔法が砂に変わって雪が消えた レオナ「いい加減にしろ!!!」 ルアーナ「、ですか!」 レオナ「…大丈夫か、」 心配する顔、でも レオナ「…、ラギー…こいつを頼んだ」 ラギー「はいっス、行くっすよ…さん」 「まっ、」 グイグイと引っ張られる レオナ王子の無心な顔に私は辛くて 「(…、選択を間違えたとは思わない)」 人気が少なくなった頃にラギーくんに怒られる ラギー「なにやってんスか!アンタ!」 ラギー「本当に殺されるところだったんスよ?!」 「…横暴過ぎて…止まらなかった」 「ハイエナってだけで、嫌われるのは…嫌だから」 ラギー「、まあ、嬉しかったっス…」 「え?」 ラギー「誰も言ってくれないのがこの国なんで」 気にしないで下さいっスと言われてしまった ラギーくんの家に居るのは居心地悪くて私は 「…落ちたら死にそう…」 高台まで来た、風は吹いてて ずっと続くのは砂漠ばかり 「…差別か、」 「ユキヒョウの人、頭カチカチ過ぎ。…氷漬けにされてんじゃないの脳みそ」 ククク、と笑い声 「、あ」 レオナ「…おもしれえ事言うんだな」 制服姿のレオナ王子がそこに居て 「…もう帰るんですか?」 レオナ「…迎えに来た」 「え?」 レオナ「足、見せてみろ」 しゃがんで私の足を持った レオナ「…霜焼けしてるな、」 魔法を当てられる レオナ「応急処置だけだ、帰ったら薬草でも付けておくんだな」 「…王子はあれを聞いて嫌じゃないんですか」 レオナ「…俺の理想の国は」 レオナ「…選ばれなかったヤツらも…国の一員にするため」 「…え」 レオナ「ラギーは他国、どの場所でもアイツは使える」 レオナ「仲間のため、家族のためにバイトする」 レオナ「…この国を俺は変える、それが俺の王となりたい夢だ」 「…」 レオナ「そこに、ユキヒョウという邪魔が存在しててな」 レオナ「お前の言葉を聞いて、探した」 「…探す…?」 レオナ「お前、俺の横に立て」 「え?」 レオナ「…決まりだ」 ウチを持ち上げて歩き出す 「ちょ、な、なんでか?!」 ウチの荷物をいつの間にか持ってて、学園に入ってしまった 「こ、ここって」 レオナ「…」 鏡と鏡に繋がって、着いたのは レオナ「俺の部屋だ」 ぽすん、と下ろされた 「え、あ、あの、」 レオナ「…寝るぞ」 「え、わ?!」 グイッと抱きしめられて眠る いつの間にか寝巻きになってて、目を閉じた彼は 3秒で眠りについた 「(…早い…)」 隣に立つって事は…従者?いや、力ないし… じゃあ何?王子に教えるとかじゃないだろうし… え?隣?なんかあるっけ、なんて考えてたけど 眠気に勝てなくて目を閉じた 皆が起きる前に起きれず… 「(知らなかった…朝練があるなんて…)」 ぼんやりと見てる マジフト部というものがあるらしく エペル「…あのー、レオナさんと一緒に寝てたって聞いたんですけど…」 「あはは…、連れてこられちゃって抜け出せなくて…笑」 エペル「…恋人ですか?」 「いや、違うよ!えと、」 レオナ「賢者の島の街で、ラギーがバイトしてるとこの店主」 「そうそうそ…ってコラァ!帰らせてくれ!!」 レオナ「んでだよ、俺の隣にいろって言ったろ」 「どういう意味のですか!!」 エペル「…レオナさんが気に入ったなら、恋人じゃないですか?」 「違うよ、だって彼は…」 レオナ「…」 「え?なに、うわ?!」 魔法で浮かされる 「こ、こわ?!ちょ、」 レオナ「…部屋行くぞ」 「ちょ、離して!!ラギーくん助けてぇぇぇぇ!!!」 ラギーくんは手をヒラヒラした(なんでえ?!) やっと、お店に戻ってきたのに 今日は休みにされた レオナ「ふーん、随分と置いてあんじゃねえか」 「…サムさんと連携してるお店だぜ レオナ「…氷柱の王国の…、あそこはなかなか人を寄せつけないぞ」 「…商人が居るんで、譲ってもらうこともある レオナ「…ふ、やっぱりお前は俺の隣だろ」 「…もしかして、ご自分で国を作るために集めてるのか? レオナ「…」 ウチの方に振り向いた そして 「んんっ、?!」 王子はウチに ██と音が聞こえて 恥ずかしくて、怖くて、でも気持ちよくて 「(…な、なに、なんで、ウチ...っ、)」 後頭部を抑えられ、身動きも取れなくて 体が浮いて、彼の上に乗ってしまって しっぽが足に絡まる ██、██と音が響いて 初めての██に戸惑う 音が耳に入ってきて、酸素を奪われて チカチカしてくる視界 ██と口が離れて██がつぅ、と離れた 「はあ、はあ、はあ、」 レオナ「…」 頬を指の腹で撫でられて、頭を撫でてきた 「…、レオナ…王子、なん…で」 レオナ「…一目惚れしたから」 「…へ、」 レオナ「ルアーナよりも、隣に立たせたいと思ったからだ」 彼に、王子である貴方に熱い目を向けられて 許してしまいそうになった 主人公side 部屋に連れてかれて、ベッドに寝かせられて レオナ「…今からすること…内緒な」 しゅる、と音が聞こえた 見ると下着姿の王子に驚く 「…えっ、ま、」 服を簡単に脱がされて、後ろから覆いかぶさられて 首を強く噛まれた 「いっっ、!!」 レオナ「…、」 切なく言われる ██されて、またふわふわ ██も触られて、それがもう気持ちよくて 「(…初めてなのに…っ、気持ちいい…、)」 自分じゃない声が出て恥ずかしくて 「…、んっ、んうぅぅっっ!!」 ビクッと体が跳ねて レオナ「…██と██だけだぞ…」 チカチカする視界、ぼんやりとする レオナ「…感度がいいみたいだな、」 ぼんやりしてたら、足を広げられて舐められた 「ひゃう?!んあっ、だ、だめっ、!」 舌も指も全部欲しいところに来て… 「(1人でするより…気持ちいい…っ、)」 簡単に██されて、ふわふわしてぼんやり レオナ「…、入れるぞ…、」 入口で擦られてグッ、と入れられる 痛くて痛くて、 レオナ「、処女…」 処女だと知られたけど、急にレオナ王子がもっと優しくなった ██を念入りにされて、██も舐められて██感度よくなってって 慣れた頃には寝バックで、██、██、██、と音が響く 「だめだめだめだめだ…っ、んああああっっっ!」 レオナ「…っ、出るっ!」 中に入ってくる感覚が気持ちよくて、また██ それからは、ずっとずっと お互いに疲れるまで何度もした 沢山中に出される感覚は気持ちよくて 「…帰っちゃうの…、」 レオナ「寮長会議がある…」 「…、」 レオナ「…」 「?」 レオナ「…愛してる」 「…え」 魔法で中に入ってた精液を胃の方に移動された レオナ「…俺は国を出る、だから」 レオナ「卒業したら、結婚しよう」 「、」 レオナ「…それまでは、一般人と王子ってだけだ」 「…うん、待ってるさ...』 レオナ「…お前学園でクルーウェルの助手になれ」 「え」 レオナ「そしたら、いつでも会える」 ウチは彼には弱いみたい 第3章 ラギーの姉 レオナside レオナ「すん、…ア?」 寮内にメスの匂いがして、談話室を覗く ラギー「姉ちゃん?!」 「あ、居た〜」 「久しぶり〜あのね〜?」 ラギー「なんでこんなとこにいんスか!!」 「何って…散策?」 ラギー「どこが!!!迷子になってんじゃないッスか!!!」 ジャック「姉?似てないっすね」 ラギー「当たり前でしょ!俺はハイエナ!姉ちゃんは人間っす!」 「婆ちゃんがね〜持ってけ〜って言ったから〜」 ラギー「はあ…今度帰るって言ったのに…」 「まあまあ〜」 ラギー「それよりも、こんな男だらけなとこ来ちゃだめッス!」 ラギー「魔法使えないんスから…」 「いや〜ごめんね〜」 ジャック「使えないんすか」 「うん!全然!」 ジャック「…不便じゃないんすか」 「全然!」 ジャック「…」 「私、足は早いし…喧嘩強いし…魔法で挑んでくるやつボコボコにするし」 「さっきも、ここに来る時魔法で攻撃してきたけど…」 「鏡のところで、ぶっ飛ばしたから大丈夫!」 ラギー「え?!?!もう暴れたんすか?!」 「だって、いきなり██しようって言われたから」 ジャック「セッ…?!」 「あれ、ダメ?健全な男子高校生には刺激強いか〜笑」 ラギー「…はあ、帰るっスよ」 「ヤダ」 ラギー「なんで?!」 「だって、王子様居るんしょ?ここに」 「あと、ヴィル・シェーンハイトも!!」 「あと…カリム・アルアジームもいるんでしょ!?」 「だから!見て帰ろうと思って〜、」 ジャック「マレウス・ドラコニアさんには会わないんすか?」 「え?会ったよ」 ラギー「え」 「なんか、ドラコーンくんの友達になった」 ラギー「時期王と?!」 「うん、マレウス様って可愛いところあるね!」 ラギー「姉ちゃんは怖いもの知らずっス…それが怖い…」 「怖がってたら意味無くない?」 ラギー「そースけど…」 「ラギーがバイト出来てんの、怖さとか関係なく」 「したいからしてるんでしょ?それと同じやん〜」 ラギー「はあ…」 レオナ「(…スラムの人間か…)」 ラギーside レオナさんが来て 寮生達は頭を下げた 「………」 ラギー「ほら、レオナさんス」 「この人が…?」 ラギー「夕焼けの草原の王子ッス」 「…へえ〜!」 「あ、ラギーがお世話になってます!」 レオナ「…はい」 はい?!?! 「あの、つまらないものですが!」 レオナ「…ありがとうございます」 ありがとうございますぅぅ?!?! レオナ「レディ、」 「?はい!」 レオナ「あまり、ここへは来ない方が」 「え?」 レオナ「…そこに居るのはオオカミですし、私はライオンです」 レオナ「貴方を食べてしまうかもしれませんよ?」 ニコと笑ったらキラキラキラキラ〜と見えた 「だから?」 レオナ「…」 「それで?」 ラギー「…はあ、」 「ん?どうしたの?ラギー」 ラギー「さっきの生徒みたく、セックスしようって言われるぞって意味」 「股間蹴飛ばせば良くない?」 ラギー「サバナクロー寮は姉ちゃんよりも」 ラギー「体は大きいし、体格も違う…」 ラギー「魔法も使えないし、それに…」 ラギー「体育会系が多く集まってる」 ラギー「いくら、姉ちゃんが足が早くたって勝てない」 ラギー「だから帰れって言ってんスよ」 「…夕焼けの草原はレディーファーストでしょ?」 ラギー「…だからなんスか」 「ここのボスは誰?」 ラギー「レオナさんスけど…」 「なら、王子が手を出さないなら寮生も出せないよね?」 「…レディーファーストなんでしょ?出せないよね?普通」 普通とは一体… 「それに、魔法が使えないからって」 「魔法道具とか、魔法薬作ってるし…大丈夫だよ?」 ラギー「…もしかして…帰らないのって…」 「クルーウェル先生の助手!!」 レオナside 「クルーウェル先生の助手のでーす!」 よろよろ〜と挨拶 クル「彼女は魔法が使えない、だからと言って」 クル「舐め腐ってると、かかと落としが来るから気をつけるように」 「スラム出身なんで〜、非常識なことしちゃうかも〜!」 「ちなみに、19なんで。よろよろ〜」 で、早速 オクタヴィネル寮の双子、フロイドの方が フロイド「ぎゃあ?!」 「…はっはーん、年上なめんじゃねえぞ…ガキンチョ」 既に絞められてた フロイド「俺が絞められる側?!」 「はーい、いーち…にー…」 フロイド「ギブギブギブ!!!!」 「先生のやり方は間違いですか〜?」 フロイド「間違ってません!!」 「はい、解放〜」 「あ、みんなもこうなりたくなかったら…」 「舐めた口聞いた瞬間、縄で縛って吊るすから〜」 「マジカルペンも…要らないよねえ?」 めちゃくちゃ強かった ヴィル「先生」 「あ!ヴィルちゃん!」 ヴィル「さっき、先生のおかげで肌に潤いが出たの…感謝するわ」 「それはよかったよ〜!」 ヴィル「…お礼なんだけど、よかったら使ってほしいんです」 「えー!ありがとう!みんな喜ぶよ!」 ヴィル「みんな?」 「うん、ラギーとその他の子供たち。」 「ハイエナの家族に私1人だけ人間が混じってるの」 「みんなに…守られてるのもなって思って」 「今度は私がみんなを守ろうと思って!」 ヴィル「美しいわね」 「ほんと?!ありがとう!」 「でも、魔法使えないのは残念だなあ…」 「そしたら、みんなを連れて…スラム街を出て…」 「いい暮らしができるようにってするのに…」 ヴィル「これから見つけていけばいいんじゃないかしら」 「んふふ、ヴィルちゃんに言われるとできる気がする!ありがとう!」 「あ、王子様〜!」 レオナ「…ここではあなたが先生ですので」 「…えっと、じゃあ…レオナくん」 レオナ「はい」 「…敬語外していいよ?」 レオナ「そーかよ」 「ふふ、そっちの方がレオナ王子っぽくて好き」 レオナ「王子って言うな」 ラギー「帰れ!!!!」 「まあまあ〜皆が沢山ご飯食べられるように私が居るんだって〜」 ラギー「なんでスか!!!姉ちゃん帰ってくださいっス!!!」 「ヤダー」 レオナさんも呆れてるじゃないスか!! レオナside 「ちょ、離して」 男「まあまあ、センセーもさ?欲求不満じゃない?」 男2「そうそう!ぱ〜!とやろうよ〜」 「…はあ…いーよ」 男「まじか!よっしゃー!じゃあ俺先〜」 男2「ズリい!」 男「お前見張っとけよ」 男2「ちぇ〜…」 レオナ「(…手にしてるのって…)」 「はあ〜い!どうぞ〜」 男「ふごっ!!」 男2「え?なに、ふごっ!!!!」 「さあさあ飲んで飲んで〜〜」 男「ゲホッゲホッ…何飲ましやがっ……」 ドサッと倒れた 「…寝たかな」 ドガッと生徒を踏みつける 「…ほんと、マセガキなんだから」 「紐でしばって〜…貼っといてと」 「ハーツラビュル寮みたいだし…リドルくんに首輪付けてもらお♥」 ズルズルと引きずって 「あ、レオナくーん縛るの手伝って〜」 レオナ「なんでだよ」 「ずっと見てたでしょ?お願い〜」 魔法で浮かせてよじ登ったは 紐でしばって吊るした 「よーし、完璧〜」 ありがとう〜と降りてきた リドル「な、なにをしているのです?!」 先生が生徒を!!と怒っている赤い坊ちゃん 「違うよ?私が襲われたから」 リドル「襲われるだって?!」 「レオナくんも見てから、だから吊るしたよ〜」 「首輪、付けといて?」 リドル「…はあ」 首輪がついた寮生にケラケラ笑う 「ありがとう〜」 リドル「いえ、うちの寮生が失礼しました」 リドル「キツく罰を与えます」 「じゃあ、2ヶ月間首輪と校内掃除」 リドル「はい」 レオナ「…」 「扱いやすくて助かるよ〜」 シシシッと笑った レオナ「…お前はあれで終わりにはしねえだろ」 「そうだね、対策をもっと考えなきゃ」 レオナ「…いっその事、誰かの女になればいいのにな」 「…誰か…って?」 俺を見るはきょとんとしてる レオナ「…強いやつを自分の男にすればいいだろ」 「…それって、王子ってこと?」 レオナ「…」 「…なーんちゃって、スラムで…魔法も使えないやつなんて」 「興味ないもんね笑」 またねーと居なくなった レオナ「(…別に俺でいいけど)」 レオナside ラギー「レオナさん!姉ちゃんはどこに!?」 突然だった、匂いを辿ると男に殴られる音や 水音、そして混ざった匂い 「やだっ、やだぁっっ!!!」 男「魔法で気持ちいいくせに強がんじゃねえっての〜!」 「ひぎ?!」 扉を開けた先、水しぶき 痙攣して、██まみれの 「や、…見ないで…っ、ラギー…、」 泣いてる ラギーはボコボコに男らを殴った ラギー「…姉ちゃん!」 「…」 ラギー「お風呂に…!」 「…ごめん…」 ラギー「…アイツらの事はこっちでやるから…!」 ラギーが体を洗ってる間、俺は男らに魔法で縛った レオナ「ラギー、って、」 「…ぁ、だ、待って…、ラギー!」 ラギー「うるさいっす!██したらどうするんすか!」 「っっっ、!」 ██と██の着いた指にラギーはイライラしていた 「…ごめんなさ…、ごめんなさ…っ、」 ラギー「…家に帰ろう、姉ちゃん」 「…、」 クルーウェルに手当され ラギーはクルーウェルと居なくなった 「…結局勝てなかった」 レオナ「…」 「…実家に…帰る」 レオナ「送る」 ラギーの家の近くまで来て、は頭を下げた 「ここまでで、いいです。王子」 レオナ「…俺の女になる気は無いか」 「…え?」 レオナ「今なら上書きしてやれる」 どうする?と聞くと石に座って 「…いいよ、」 レオナ「…こっち来い」 抱き抱えて██をした レオナside 他のオスの匂い 「ん、んあっ、」 レオナ「…」 「だ、だめっ、あっ、あっ、」 ██と██ 腕にかかる██ きゅ、きゅううと██が締まって レオナ「…ほら、咥えろ」 チロ、チロ、と赤い舌 ちゅ、ちゅる、と舐められて吸われる 「ん、…おっき…」 レオナ「はあ、…はあ、」 なのに喉の奥に押し込められた レオナ「?!」 「…」 喉の奥が動いてそれが気持ちよくて レオナ「っ、出る!!」 喉の奥深くに██を流し込んだ 繋がる時になって 「…捨てないで、」 レオナ「…は?」 「…力は…無いけど…私は…、」 人間だから、を無視して一気に突っ込んだ 「うあああっっ!!」 ぎゅううううと中が締まった は感度がいいみたいで 付く度にひくひくする中 「レオナ…っ、」 レオナ「…そんなにいいのかよ」 「いいっ、もっと、…もっと!」 レオナ「俺以外とも感度良かったじゃねえか」 「あれは…っ、魔法で…っ、」 レオナ「今は?」 「レオナの…テクニックの…せい…っ、」 レオナ「当然だろ、相性いいんだから」 それからは、毎日したくて 魔法道具で呼んでは、サバナクロー寮の離れにある小屋で抱いた レオナ「もう、誰にも奪わせない」 噛み跡も、彼女自身も 地下牢に閉じ込めた馬鹿な男たちの レオナ「さて、食い散らかすとしよう」 目をつけた獲物を勝手に食ったなら 食われたって平気だろ? レオナside 13の時に許嫁ができた その時、刺客に襲われて動けなくなったところを 1匹の鴉に助けられた 名前を付けた、名札が付いていて英語で書かれてた 名前をつけただけなのに喜んでいた 家に帰ってからは、ユニーク魔法と同時に 鴉が肩に乗っていたことで忌み嫌われた レオナ「大丈夫だ、お前のことは俺が守るからな」 朝起きたら鴉の姿はなく、黒髪の女が眠っていた 「…んう…、レオナ…?これからご飯か…?」 「私はここで…待ってるか…ら、へ?」 「あれ?!羽根は?!ど、どこ?!」 レオナ「落ち着け」 「、あれ…人間になってる…なんでだ…?」 事故で亡くなり、異世界に飛んでここに来たという 目が覚めた時には鴉になっており、俺の血を飲んだことにより 人間化したという 「…カラスになあーれ」 ポンッといつもの少し大きめな鴉になった 家では鴉の姿、外や寝る時だけは人の姿になって過ごした そんなある日突然の発情期に目が覚めた 魔法で部屋から漏れ出ないようにして レオナ「…ゴクッ」 「…んう…レオナ…?…んんっ」 許嫁なんて関係ない、そう思ったらいつの間にか██してて それを、は俺に教え込むように██をしてきた 「慌てないで…、舌出して…」 レオナ「は、はっ、…、…っ、」 「…どこにも行かないよ…、だから、ゆっくり、ゆっくりね」 ██をするだけでもふわふわする 初めての行為に戸惑いながらも 「…レオナの舐めていい?」 レオナ「っ、うあっ、」 もどかしく触られて、舐められて、簡単に出してしまった 「…美味しい…、初めて飲んだ…」 「魔力が充ちていく感じがする…スゴい…」 そして、 「…来て、レオナ…」 俺は初めてを、卒業した 「っ、奥まで…当たって…気持ちいい…、こんなの初めて…っ、」 腰が止まらなくて、それで中に出してしまって それが、気持ちよくて 繋がってから毎日のようにとした 第4章 俺と鴉と レオナside 「中に…、入ってくる…っ、」 15の夜、明日学園に行くからと 最後の夜だからって事でまた、癒空を抱いた 「はあ、はあ、レオナぁ…っ、」 何年と抱いてても飽きなくて むしろ、ハマっていく 他の女なんか無理だ、じゃないと 嫌われた俺と、嫌われてるカラス 「あ、あ、あっ、あんっ、んっ、はあっ、あっ、」 一定のリズム、が感じる場所 熟知してしまったから飽きると思ってた レオナ「っ、出すぞ…、…っ、」 中に出した、それを喜んで██ 学園に行った晩、しんどくて仕方なかった レオナ「(……、)」 不足、それは毎晩抱いてたからだと思う 1人でするのも足りなくて、欲しくて堪んなくて 魔法で呼んだ 「…」 カラス姿のに言う レオナ「…ほら」 サバナクロー寮の外で抱いた 「…っ、んあっ、だめっ、激しっ…!」 この匂い、メスの匂いが充満する 安心する心、手が全身が不安から取り除かれて レオナ「…ずっと…、一緒に…、」 完全に落ちてたと思う ________ 主人公side ラギー「レオナさーん、起きてくださいー」 レオナ「…チッ」 ラギーが来る前にカラスになって座ってた ラギー「あ、癒空さんは起きてたんすね〜」 撫でられてそれが気持ちよくて レオナ「触んじゃねぇ…」 ラギー「それが嫌なら起きてくださいっす」 毎朝、██してから朝練 お昼、植物園の管理人室で██して 夜、██して寝てる レオナの性欲は強くて、考えただけでも██そう 「(…レオナ、そろそろ)」 許嫁が居るから、本当は渡したくないけど ウチは、レオナが好きだから離れなくちゃ… ラギーが居なくなって魔法を解かれる レオナ「癒空」 「ん?」 レオナ「俺と結婚しよ」 「え?」 レオナ「国を出る、と結婚できるように…な」 学生を終わらせたらって言った ウチはそれが嬉しかった 主人公side ナイトレイブンカレッジの保険医 臨時で急遽来たのだ 「んー…すごい怪我ね…」 よく、怪我して来るのがライオンで 夕焼けの草原の王子様である レオナ「うるせえ」 レオナ・キングスカラー 「サバナクロー寮ってそんなにすごいの?」 レオナ「やんちゃな子猫が多くてなァ」 レオナ「しつけが大変なんだわ」 「ふーん」 レオナ「それよりセンセー、今いくつだ?」 「27よ」 レオナ「ふーん、兄貴と同い年か」 「国王と同い年なのね、貴方からしたらだいぶ年上ね私」 レオナ「…フン」 レオナ「なあ、センセ」 「ん?」 レオナ「俺、ちょっと募集してんだけどよ」 「なんの?」 レオナ「ある、パーティに参加しなくちゃならねえんだけど」 パートナーが居ねえからと言われて着いてきた 「わあ、すごい」 国王様が来て挨拶された レオナ「…フン」 腰を抱かれて歩く 周りは私を見ている 獣人だらけのパーティに、人間1人だけがいるからだろうけど レオナ「…」 見上げると涼しい顔して立っている 「(流石、王族ってだけはあるよね)」 いくら7歳年下だからって、彼はもうずっと身につけてきたものがある 「(私とは、違うよね)」 大人になって、7年でやっと身につけたものと 生まれた時からずっとし続けてる彼とは差がある 部屋に案内されて、服に着替えた レオナ「こっち来いよ」 「?」 来た途端抱きしめられた その数秒後、彼は寝てしまった 「(…寝付き早いなあ…)」 安心する何かがあるのかな 彼の黒髪をすくって退かした 「(砂漠の国なのに、つやつやの髪…)」 ヴィルちゃん特性のが無かったら、カラカラになってたかも 私の髪…と思った 第5章 王子様は実は 主人公side ガルルルと聞こえて 目を開ける 「…んん…?」 グルルルルと唸る彼 「…どうしたの」 レオナ「…甘い…、匂い、」 「…え?」 すん、すん、と鼻をひくつかせて匂いを嗅がれる 「なん、の」 レオナ「…」 顔を上げた彼の目はケモノ 「…、」 ペロ、ペロと首の方を舐められる 「ッ、」 興奮気味の顔にされながら気づく ライオンというか、動物はフェロモンを感じ取ることが出来る 特に、メスの発情期には反応する…つまり 「(…、排卵日…)」 はぁ、と首の方に息がかかって ちゅる、とされて 耳の中まで舐められてゾクゾクとしてしまう 「(やばい…、敏感になってる…、)」 普段1人でするよりも、過敏に反応してしまう 男とはしたことがない、この歳になっても彼氏は居ないし 付き合ったとしても、██だけだ レオナ「…、…、」 甘く言われる、そして バサリと服を脱いで、止めていた髪留めを彼は外した 「な…、待って…だめ、」 レオナ「…いい匂いが…溢れてる…」 レオナ「ここから、甘い匂いが…」 「んッ、」 ██を優しく舐められて 抱き寄せられて、擦られる 「ふ…アッ、…はぁ、」 布越しに彼の██を感じるだけでも、██しまいそうで 「ん…レオナ…、だめッ、んんッ」 ██されて、舌が深く入っていく 息がしずらくて、チカチカと視界が レオナ「…はァ、」 疲れて息を整えてる間に服を脱がされた 「ッまっ、」 レオナ「…」 グッと中に入ってきたのは舌先 「〜ッ!」 ██、それから彼の息遣い、ウチの声 「だめッ、だめ、ダメッッ…!」 腰が上がりそうになったのを抑えられて上半身が仰け反る バチッと火花が見えた 膝あたりがチリッとして、ぎゅうううと中が締まった 痙攣を起こすウチに興奮気味の彼は レオナ「……、」 ウチの足を持ち上げて中に入れた 途端 彼の目が変わった レオナ「…、」 「…ッ、」 レオナ「…」 ぺそ、と耳が垂れる 「…どう、…したの」 レオナ「…██の…匂い…」 「…当たり前だぜ...、初めてなんだから」 瞳が揺れた レオナ「…すまねえ…俺、どうかして、」 抜かれた、██が垂れる 慌てる彼、それをなぜか笑ってしまった 第5章 王子様は実は レオナside 学園の保険医は クルーウェルの元彼女 だから、もうやってるものだと思ってた 一目惚れだった 最初から俺には冷たくて ちゃんと、1人の生徒として見られた いつもなら俺が王子様だって理由で 距離を取られてきたから でも、俺が入学した時はクルーウェルと出来てた いつもキスしてるところを見てた 愛し合う男女、次第に苛立ちが出来て それからは毎日保険医の元へ行くことになった 保険医は背が低くて、ふんわりと香るその匂いが好きだった 途端、クルーウェルの匂いが無くなった 噂では別れたと聞いた、関係は良好 理由は知らない その1年後、クルーウェルには別の女の匂いがした 保険医のから、違う匂いがした 香水だ それからはずっとその香水をつけてた やっと、呼べた こうして2人でと思った 彼女から香るフェロモンに当てられてまんまと手を出した 中に入れた途端、血の匂いがした 彼女から血が流れている 「…大丈夫?」 俺の心配をするに、俺が言った レオナ「…痛くねえのかよ」 「…もう大丈夫よ」 頭を撫でられる 「…責任取ってよ」 俺にそう言う 「…ずっと私が好きだったの気づいてるよ」 レオナ「…」 「…許嫁はいいの?」 レオナ「…いるわけねーだろ」 「…私、██はじめてなの、だから」 最後まで抱いて、そう言って レオナ「…いいのか、…勝手に襲ってきたんだぞ…」 「いいよ、全然」 レオナ「…怖くねえのか」 「…あのね、レオナくん」 「…私、あなたが好きで別れたのよ」 レオナ「…ぇ」 「…私をただの先生として見てくれたのはあなただけ」 レオナ「…それは、」 食えるかどうか、と狙ってるヤツらがいた でも、俺は レオナ「…あんたが、俺を王子だと見なかったからだ」 知らなかっただけだった、でも 知ったところで変わらなかった 『この学園に居ればただの〝1人の生徒〟よ』 そう言われて惚れたんだ 「…両思いなのよ、どう?年上過ぎてイヤ?」 レオナ「…いい、」 ずっと望んでた、自身の女にしたいと思ってた だから、嬉しかった 主人公side レオナ「っ、…絡みついてくる…、」 辛そうに息を吐いて、持っていかれそうだと 吐息混じりに言われて 子宮奥にぶつかる度、きゅううんとしてむず痒い ぎゅう、と枕を握る彼 腕が震えてて レオナ「、…、ぁっ、はぁ」 耳元で少し喘ぐ彼 寝バックで奥深くまで入ってくる 優しくされるけど ██、と水音と共に鳴る音がいやらしくて かみ、と首を噛まれて 片手はウチの手を恋人繋ぎしてくれて 両想いの行為はこんなにも気持ちが良くて ██、と中に出されただけでも何度も██ 太ももに垂れる██を見て 余計濡れて もう、全部が最高潮だった _______ クルーウェルside 「レオナくん、おはよう。気分はどう?」 レオナ「…まあまあ」 「ふふ、じゃあこれやってくれる?」 保健室に行くとキングスカラーが居て すり、と近寄り しっぽを彼女の足に絡めた 「動きにくいぜ」 レオナ「…ふぁぁ」 「甘えん坊さ」 クルーウェル「…」 恋人、ということだろうか まあ、そんな気はしていたが 保健室から出ていくと呼び止められる レオナ「癒空はやらねえからな」 クルーウェル「…」 レオナ「…一応忠告はした」 レオナ「…俺ら、相性いいんで」 と、また入ってった クルーウェル「(…したのか)」 とは繋がりはただの交際だけで 体の関係はなかった 随分前からあると思っていた クルーウェル「(…チッ…書類を保健室に置き忘れた)」 歩いて扉を開けようとした時 「んあっ、だめ、あっ、」 隙間から声が盛れた レオナ「しぃー、誰か来るだろ」 「、だって…、気持ちよくて…もっと、レオナ」 レオナ「入るか?」 「入るから…早く入れて…、」 クルーウェル「、」 キングスカラーに抱かれる元彼女 喘ぐ姿、乱れるその姿に もっと早く抱けばよかったと思った キングスカラーと目が合って、ニヤリと笑った クルーウェル「…フン」 ああ、もっと早く彼女を俺のものにしておけば なんてのは、無理な話だな クルーウェル「(俺が手放してしまったのだから)」 これは、仕方の無いことだな 耳奥に残る彼女の声がこびり付いて嫌だった レオナside 外から帰ってきた寮生の中に フェロモンの匂いが微かにした レオナ「…チッ」 洗い流せ、と吠えた 他はそれに堪えられなくて1人で抜く音が聞こえる レオナ「…はぁ」 男がうじゃうじゃいる学園 俺は勝手に海に来た レオナ「…、」 例のフェロモンの匂い ここまで濃いのは初めてだ 足が勝手に進む レオナ「(…オレが…サキに…、)」 排卵日の匂い、甘い匂い、耳を動かして匂いを嗅ぎながら 見つけた時には 「…わ、…ライオン…?」 洞窟の中、洞窟の水から顔を出したのは レオナ「…人魚…?」 「…その制服…ナイトレイブンカレッジ…?」 「…なんだ、子供か」 レオナ「…子供じゃねえよ」 「…こんな時間になんの用?」 レオナ「…」 覗き込むとニコ、と微笑む 「…ライオンかあ」 「海の王とどっちが強いかな?」 「ウチ、鮫の人魚なの」 どっちが強いかな?と レオナ「さぁな」 フェロモンのことを聞く 「あーごめん、薬切らしてて」 「…何とかしないとだよね」 レオナ「…」 手を伸ばす、彼女は簡単に俺の手を握ったから 引っ張って抱きしめた 当然制服は濡れるけど 「…」 パシュン、と人間になった 「…あ、時間切れだ」 レオナ「時間切れ?」 「人魚になれる時間が決まってんの」 彼女は、1枚のパーカーの格好 下はパンツだけ 「…ねえ、フェロモンに当てられて来たの?」 レオナ「俺の寮生からお前の匂いを嗅ぎ分けて来た」 「ああ、そう。あの子、ウチのフェロモンに負けて 気絶してたから…だから、返してあげたよ。匂い…消しきれなかったのかも」 レオナ「…お前、名前なんつーの」 「癒空、元異世界人」 レオナ「どういう事だ」 「ある悪人に人魚にされたの」 「それは呪いで、」 「夜、人魚になる。まあ、夜中で効果が切れるけど」 デートとか、出来ないんだよね…なんて レオナ「…」 「もう帰る?」 レオナ「お前いつも何処にいる」 「ん?んー、ここ」 「もっと奥行くと家があるの、また来てね」 と、俺を魔法で部屋に戻された レオナ「…」 いつの間にか服は乾いてて 代わりに印がついてた

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