あゆる
3 件の小説温かさ
帰り道私が帰りたくないって顔をした時 貴方は静かに手を差し出してくれたよね 貴方はこんな事で緊張しないと思ってたけど 握り返したその手は小さく震えていた そんな隠しきれない不器用さがとても暖かくて 嬉しかったの
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メモリ
大好きな人がいるんだ けど、私じゃ手の届かないような高嶺の人なの それでも諦めきれなくてたくさんお話をした。 やっと彼が振り返ってくれた時 また新たな壁が出来てしまった。 今度は越えられないような、高い高い壁 もう私は疲れてしまったの。 だから神様、 いっその事、彼への思いを忘れさせてはくれないだろうか。
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片翼
私には、自由がなかった 生まれつき片方翼がなかったから だから、他の子とは違うって言われちゃうの 他の子達は自由に遊べて 好きな子と自由に過ごせて とてもとても楽しそうだった。 いいなぁ 私にも翼が両方あれば、あの人の隣にいられるのに けど、自由のない私を、彼は選んでくれるだろうか 自由を好むあの人にとっては、厄介なだけかもしれない それでも、私は愛してしまったの 止められたらこんなにも頭が痛いほど 目が腫れるほど泣くことも 考えることはないの 我儘を言えるのなら お願い、 私の思いに気づいて 片翼のない私を支えてはくれないだろうか。
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