ぷく
2 件の小説この気持ちは?
知らないうちに好きになっていた。 どこに惹かれたかって? 自分でもわからない。そもそも、好きになっていることすら気づいていなくて、他人に言われてこの気持ちを知ったんだから。 初めて会った日は、別になんとも…いや、まあ楽しかったよ。 自分が人見知りでさ、あまり顔を見てはなかったんだよね。運転もしてたし。 でも、会話は弾んだね。場のノリだろうけど。お互いの波長も良かったんだろうね。 けどさ、その時既に好きになってたかって言うと微妙。こいつ変わってんなって印象。あと、一緒にいたらうるさくて疲れるんだろうなって。第一印象は割と最悪かも。 ただ、二回目に会った時には気持ちが変わったかな。 初めての時とは違ったんだよね。お互いに。 確か、ご飯を食べに行ったんだよ。その時やっと、ちゃんとお互いの顔を見たと思う。君は前回こっちの顔は見てるかもしれないけど。 別に顔は好みじゃなかった。 会話は、前回と違って緊張と恥ずかしさで凄く盛り上がるってことはなかった。落ち着いて話が出来ていたと思う。 そういえば、食べている姿を見られるのも恥ずかしくて、照れながら食べてたな…君はそれをどう思ったんだろうか。 食事も終わり帰り際、前回と雰囲気が違うのでは?と聞いたら、やっぱその場のノリだったらしい。 そして、向こうも良く話す奴だと思ったらしい。お互い第一印象はあまり良くなかった。 食事をしたその日か、別の日か忘れたがその人の家に泊まった。 付き合ってすらないのに、やってんなとは思った。 異性の家に泊まるのは初めてだった。凄く緊張した。トイレに行くのすらドキドキしてた。めっちゃ汚かったけど。 少し突っ付き合いはあったけど、何事もなかった。驚くくらい。 そして、なによりも驚いたのが自分の布団以外で爆睡したこと。 普段、友達と旅行に行っても寝れず、今まで付き合ってきた人とも寝ることができなかったのに何故かこの人とは寝れた。本当に衝撃だった。狭い布団だったのに。 そんなことが好きになったきっかけ?って思うかもしれない。でも、そんなことが自分にとって大きな要因だった。 ただ、確信はしていなかった。 それもそのはず。 二週間程前に、前の人と別れてるのだから。別れたばかりでもう好きな人ができたなんて、自分でも思いたくなかったんだ。 それに、好きというこのドキドキ感がなんなのか忘れてたいたんだと思う。 けれど、それが確信になったのは別の異性と会った時だった。 この日会った人は、あの人とは正反対のひとだった。波長が合わない。話がつまらなかったんだ。 前の人は楽しかったなって… そう思っていた時に聞かれたんだ。 「前の人とはどうだったの?」って。 どう答えたか忘れちゃった。けど、自分が思っている以上に態度に、仕草に出ていたらしい。 「もう、それ好きになってるじゃん」 そう言われてこれが恋心なのかと気付いた。 気付いてからは早かった。 自分の気持ちに素直になろう。駆け引きとか必要ない。真っ直ぐ気持ちを伝えよう。 すぐに行動に移し、全力でアタックした。休む暇なんかない。全力で。 そのお陰か、話はポンポンと進み今では夫婦に。来年には女の子が産まれてくる。パパとしても、ママとしてもいつまでも君を好きでいるし、愛しているよ。
自己紹介
使い方が全然わからないから、とりあえず自己紹介なんてタイトルにしてみたけどこれでいけるのか? まあ、やるだけやってみよ。 一応、自己紹介なんでこんなの書く予定だよってのを紹介します。 全て完全自己満です。 起承転結とかもなく、オチもないかもしれません。 楽しく書けて、尚且つひとつひとつちゃんと完結することを目標にやっていきたいと思います。 できれば短編で、ジャンルは様々なものを書けたらと思っています。 創作活動自体が中学生振りなので、拙い文章になるかと思いますが、書きながら色々学べたらいいな。 最低でも週一回投稿していきますので、よろしくお願いします。