はるらんまん

3 件の小説
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はるらんまん

こんにちは! 高校1年生の初心者小説描きです 温かい目で見守ってください、、

Yako but yeixj ゼッタイキクナ

「そろそろ着くよー」 そう母がいって見えたのは田舎のとある家 お世辞にもきれいとはいえないが、自然豊かで静かなところだ。まわりは畑や田んぼばかり。 ちょっと行くと神社がある。 ここに引っ越して、わたしは近くの学校に転校することになった。 転校初日。期待と不安でぐちゃぐちゃだったが 自己紹介まで済ませると次々話しかけられて、 ぐちゃぐちゃはどこかへ消えた。 その中の1人の未玲(みれい)とは、 家も近かったので一緒に帰る仲にまでなった。 その日の夜、ふと 「未玲ちゃんの家行ってみたいなぁ」 なんて思った。思っただけだが。 しかしすぐその思いは叶った。 今日は親が両方ともいないとのことなので 泊まることになった。ただ、家までの道のりは不気味というか不思議な感じがした。 なぜそんな感じがしたのか、それは未玲ちゃんのある言動だった。 「Yako but yeixj(新たな出会い)」 このなんだかよくわからない言葉を発した後 歓迎しているのか風に導かれるように未玲は わたしの手を引いて走り出した。 「いったい、、これは? 」 「この森の神様、  君のこと歓迎してるみたい(^^)」 それからの記憶はほとんどない。 ただあの言葉だけはなぜか残っている。 後日、授業の中で この町(引っ越してきたとこ)の歴史や伝承を知ろうというテーマが上がった。 ということで早速図書館に行って本を探していると、とある本が出てきた。 「Tasha his ha osbbzh〜とある森の言葉〜」 そこにはこう書かれていた。 Yako but yeixjとは、 ヤコ フブ シャジェ と発音し、新たな出会いという意味がある。 ここに住むものが唱えると先が開ける。 (未玲ちゃんが唱えていたのと同じだ) そう感じたと同時に気配がしたので振り返ると 透き通った笑顔の未玲ちゃんがいた。 「、、、知っちゃったね」 そう言い残すと去っていってしまった。 次の日学校へ行きみんなに挨拶をした しかしみんな、わたしが元々存在しなかったかのように振舞っている。 Yako but yeixj 新たな出会い は、神にとっては歓迎の意だが 人にとっては呪いの意なのである。 噂では、この言葉を聞いたものは 数日以内に死を迎えるという、、、、

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こんにちは。小説の世界

こんにちは! ノリと勢いで小説を書いてみたいと思いログインしちゃいました笑。 はるのたより 読んでくれた人いますかね、、? まあなんとも言えず改善点しかないですが 発展途上ということでひとつご理解ください。 男子高校生の私利私欲ですが何卒よろしくお願いいたします🙇‍♀️ また励みになります コメントやいいねもよろしくお願いします。 (はるのたよりにもぜひ)

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はるのたより

「友達、できるかな。」 ひとりぼっちなりの希望を持って迎えた春。私櫻井莉子は、これから始まる 今までにない生活の足音が聞こえずにいた。     朝のホームルーム 担任「はい。今日はみなさんにお知らせがあります。このクラスに転校生が来ることになりました。入って」     ザワザワ、、、 転校生「おはようございます!私の名前は小野寺朱美です!よろしくお願いします!」 パチパチパチパチ A なぁ、、あの子かわいくね? B わかる、おれ好きかも、、 なんて他愛のない会話も聞こえないくらいぼーっとしていると 朱美「君の隣の席みたいだね。よろしくっ!」 まさかの事態に、私は驚いて 莉子「えっ、あっ、はいっ、    よろしくおねがいします、、」 こうなってしまった。       昼休み 莉子(ふんふふんふふーん🎵) 一番の楽しみのお弁当! 1人になれるから気楽で好きだ。 けど、、、 女子A しっかし、朱美ちゃんだっけ?残念だよねぇ莉子さんの隣なんてさー(聞こえるくらいの声) 取り巻きB C クスクス そんなことが聞こえ私は悲しくなった。 その時 朱美「何が残念だってー?」 まるで初めから聞いていたかのようなタイミングで割り込んできた。 朱美「莉子ちゃん優しいよぉ?」 そこから記憶はない。ただ、無意識のうちに泣いていたということをあとで先生から聞いた。 「あっ、、朱美ちゃん、友達になってくれなな、ないかな」 次の日勇気を出して話しかけてみた。 朱美「うん。いいよぉ」 案外あっさりしてるんだなぁと思いつつ、ついに友達ができたのだ! 女子A っち、 翌日 女子A ねぇ莉子さん?ちょっといいかしら? 莉子「!? はっ、はい」       トイレ 女子A パチンッ 莉子「うっ、、」 女子A 「なんであんたなんかが あの転校生と仲良くしてんのよ。あんたといたらあの子まで陰キャになっちゃうわぁー?」 取り巻きB 「生意気なんだよオラッ」 莉子「やめて、、やめて!!」 そう叫んだと同時くらいだろうか 朱美「だいじな友達に何してくれてんのかなぁ?」ボコッ 一撃で取り巻きBは倒れてしまった 女子A 「っち、、覚えてなさい!」 そういって逃げていった。 朱美「だいじょぶぅー?今日一緒に帰ろっかー。」 突然の誘いに戸惑ったけど、朱美ちゃんと一緒ならという安心感から一緒に帰ることにした。       帰り道 朱美「あたしさー、友達死んでるんだよね〜」 莉子 「!?」 突然の告白にめちゃ動揺した。 莉子「そっ、、そう、なの、?」 朱美「うん。しかもいじめでね。その時助けてあげられなかったの。だから、莉子ちゃんの悲鳴が聞こえた時、行かなきゃって思って」 私は感動した。友達ってこういうことなんだって。初めて思った。その時友達できるかななんて考えは 桜吹雪と共にどこかへ消えて行ってしまった。 莉子「昨日はありがとう。叩かれちゃったところも治ってきたよ。」 朱美「フフーン」 莉子「な、、なに?」 朱美「んー?なんか可愛いなーと思ってさー。そんなことよりさぁ、、、って、莉子ー?りーこー!! 莉子「はっ!?」 朱美「ホームルーム」 放心状態になった私だった。 それから数ヶ月。朱美ちゃんが来なくなった。 (どうしたんだろぉ、、) そう考えていると、先生から衝撃の事実を告げられた。 先生「朱美さんは、転落事故にあったようです。今は入院して意識もありますが、全身骨折だそうで、退院は11月を、そして学校への復帰は3月ごろだろうということです。」 クラスがざわついた。11月に退院ということは二学期の修学旅行に行けないのだ。クラスの人気者であった朱美ちゃんのニュースは瞬く間に広まり、同時に根も葉もない噂まで立ち始めた その中には、 莉子が階段から落としたなんて噂もあり、ますます居場所がなくなっていった。 しかも学級委員であるからクラスをまとめなきゃ行けないのだが、信用なんてされるはずもなく、日に日に死にたいという欲が強くなった。 でも勇気が出ない、なんでか それは朱美ちゃんの 「あたしさー、友達死んでるんだよね〜」という言葉が脳裏によぎるからだ。心の悲鳴に気づいてくれるか? やっぱり声に出さないとダメか、、 と思っていると朱美から手紙が来た。 「莉子へ  私がいなくて寂しいだろぉ〜?  私は元気になりました!  もうすぐ退院して、リハビリして 2月下旬には学校戻れるかなー  心きついなら返信してね。             朱美より」 この手紙に返信はしなかった。 少し心が成長したのかもしれない。 しかしこんな考えもすぐに壊されるのが現実である。 翌日、学校に行くと机に落書きがされていた。 人殺し! 殺人犯! などなど。先生に相談しても取り合ってもらえない。その日は早退して、以降数ヶ月私もしばらく不登校になってしまった。 学校が怖い、、行きたくない、 そう不安になった。そんな時 一通の手紙が届いた。朱美からだ。 「莉子へ公園集合」 そうとだけ書かれた手紙に違和感を抱きながら公園へ向かった。 着くとそこには朱美がいた。 朱美「このバカっ!パチンッ」 莉子「なんで叩くの、、?」 朱美「だって、、返信しろって言ったじゃん!私が転落したのは自分の不注意だったのに、、莉子が私を突き落としたなんて言われて普通なワケないでしょ?」 莉子「な、なんでそれを、、」 朱美「学校で聞いた。    私には、、素直でいて    よ。」 その瞬間涙が溢れた。周りの目なんて気にせず。気づいたら私は朱美の胸の中にいた。 それから私は学校に復帰した。 一つ変わったことがある。 女子Aと取り巻きどもが退学になっていたのだ。 それからは朱美と楽しい3年生生活を満喫し、受験も無事終了して3月の 卒業を迎えた。朱美と2人で歩いて 学校へ向かう途中大きな桜並木をくぐった。その下で私は朱美に渡した。 はるのたよりを                完

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