恋愛モブ 。

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恋愛モブ 。

恋愛系しか書かないですᐢ.ˬ.ᐢ ♡

好きだったよ。

突然、この関係を続けていいか分かんなくなってきた。 「別れたいです」 メッセージにそう打ってしまった。 何回も消して、見直して、本当に送るのか迷った。 でも、「別れたい」そう思ってしまったからには後戻り出来ない。 私は送信ボタンを押してしまった。 気づいたら眠っていた。 私の上に乗っていたスマホの振動で起きた。 通知履歴には 彼の名前。 (あ、返信…) 怖くて開きたくなかった。 それでも始めたのは自分だから。 私は震える手で彼の返信を確認した。 「分かった。○○がそう思ってるなら俺は否定しない。」 「大好き。今までありがとう」 彼の言葉は酷く私の想いを揺らがせた。 今更後悔したって意味無いのに。 今はいっそ、 彼の事を忘れたかった。 でも、 忘れたくなかった。

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好きだったよ。

もう彼女じゃない。

もう君の彼女じゃない。 あなたは私の彼氏じゃない。 でも楽しかった。 一生、モノクロになんかならない君との思い出。 なんて、いつまで夢を見ていたんだろう。 ✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀.•¨•.¸¸.•¨•.✿ 「まだ好きなの?」 「ううん、とっくに吹っ切れてるよ」 「そう?なら、言ってもいいかな?」 「何を?」 目の前の友人が息を飲んで、言いにくそうに口を開く。 「あいつってさアンタともう一人元カノ二人いるじゃん?」 あいつと言うのは私の元カレのことだ。 「なんか…男子達がふざけて喋ってる所を聞いちゃったんだけど」 「うん」 「あいつ、アンタじゃないもう一人の元カノと付き合ってた方が楽しかったんだって…」 なんて返せばいいんだろう。 そんな予感はしていた。でも 「少しでも」って期待していた部分があったから地味にショックを受けた。 多分、口では吹っ切れてるとか言っておいて 心の隅にまだ「好き」気持ちが残っていたんだろう。 その瞬間に彼との思い出が、黒く塗りつぶされていく。 もう彼女じゃないし、悲しんだってしょうがないじゃん。 でも、、、 まだ好きだったんだから…。 ノンフィクション

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もう彼女じゃない。