Mineྀི
3 件の小説人のため
「あなたは人のために頑張りすぎ」 私はよくこう言われるけど、 別にそんなわけではない 正直、偽善者だ こうやって心配されるくらいなら 偽善者だって罵ってほしい だって、自分に酔っているんだもの クラスの嫌われ者に寄り添っている、自分に。 それに、偽善者って悪いの？ いいじゃない だって、クラスの嫌われ者も、 その時だけは、満たされてるんだから ※これはノンフィクションです。私のクラスメイトを題材にし、脚本の再構築、脚色を行なっています
ダイスキ
大好きな人がいた 幼馴染の子。 とっても仲が良くて いつも一緒。 お互いのことを信用していて、 どんなことだって話せた そうしていくうちに、 恋愛感情を抱くようになった。 それが初恋だった。 でも、周りから見て 私は異常だった だって、同性だったから みんなが異性を好きになっていく中で 同性を好きになった私。 この気持ちは抑えられないけど 打ち明けることもできないから 伝えることができないあの子への気持ち ノートに書くことにした 大好きだいすきダイスキダイスキダイスキ ダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキ ダイスキダイスキダイスキダイスキダイスキ
あなたは…
あなたはいい子だね あなたは真面目だね あなたは頭がいいね あなたは聞き上手だね あなたはしっかりしているね あなたは面倒見がいいね あなたは頼りになるね 何度も何度もいわれた。 周りの評価だけを気にして生きてきた。 班長、リーダー、学級委員、生徒会長 友達に勉強を教えたり、 いろんな人の相談にのって、 喧嘩したときの仲裁役、 テストで高得点を取ること すべて完璧にこなしてきた。 でも、それは全てうわべだけで 本当はそんなことやりたいと思ったことがない けど、そんな自分を、周りの人は都合よく頼ってくる。 みんな、ばかだね。