篠原みさ

7 件の小説
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篠原みさ

思想強いらしい。 袋田森双せんせしってる?

負け犬の遠吠え

知らない人に合わせて頷きながら歩いてる。 汚い言葉胸にしまって 口から出てくる「馬鹿みたい。」 右を向いたら右って、だけど左を向いて歩いてる みんなに合わせることそれが協調性…アホみたい。 涙の数だけ強くなれるなんて 名前の知らない人に言われました。 「明日は勝つから見てろ」とか言っちゃって また笑われているのです。 それで愛想笑いしてる僕、それが一番 「気持ち悪い笑」 あーあ、また失敗。惨敗で世間様の大勝利。 あーあ、勝ち目がないから本当にまじでださい。 あーあ、精一杯どんだけやったて何も変わりゃしない ばーか、今に見てろってどんでん返しで殴ったる 僕が1番だってことみんなにわからせてやる。

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負け犬の遠吠え

あかが怖い

夜の部屋は汚くて床が見えると気持ち悪い 。 一人ぼっちの部屋がきつい きつい きつい きつい きつい 夜のベットは人形で溢れてる。 広いベッドが落ち着かない、狭い押し入れくらいがちょうど良くて くらいくらい狭い狭い押し入れ 毎日ベットの上で私だけと話してる誰も知らない、誰にも見えない私のお気に入りのクマのリクだけが言っていたの、「どんな事があっても生きて生きて生きていれば」って 同じ夜が流れる るるらるら るるらるら いつもの夜が流れていく るるらるら るるらるら あかが怖い 朝が怖い 行きたくない 行きたくない 行きたくない どこにも行きたくない生きたくない。 だけど 生きていたい 生きていたい。ただここで生きていたい。

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あかが怖い

騙し合い

とぼけた顔、うまく騙せた? まんまとあなた騙された。 白だと思い込んだまま、更に更に落ちていく。 黒い黒い穴の中。 気づけばあなたは抜け出せない。 ズルい女、散々言われた なんなら私も騙された。 黒だと分かっていながらも、自ら更に落ちていく。 黒い黒い穴の中 自ら望んで抜け出さない? 抜け出せない。否、抜け出さない。 今日も暗い穴の中 あなたと2人で落ちていく。

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騙し合い

繋がり

この曲を聞かなくなったら この映画を見なくなったら この録画していたドラマを消してしまったら この指輪を指から抜いてしまったら 繋がりはなくなってしまう。 ただ、それだけが怖くて 君と聞いた曲をくり返し見続け 君と見た映画を繰り返し見続けている。 君が見ていたドラマも消せずにいる。 そして今日も返信が帰ってこない トーク画面を見て指輪に触れながら 君が教えてくれたあの曲の歌詞をくり返し呟いている。 「大丈夫、君が思うより僕は離れないから」

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繋がり

臆病

あなたの声が聞きたくて電話に手を伸ばしたの “電話してもいい?” 送信の文字が押せなくて。 少し遠い距離が丁度いいとも思えてしまう 直接声を聞きあってしまえば また素直になれず互いに謝る日々にもどってしまうのではないかと 幸せな日々はこのままで 少し距離を置いた方が心地いい気がして 臆病なだけなのか あなたも同じだったら嬉しいなと思ってる。 そんな私は卑怯なのか。 am.3時 もう寝る時間。 今日もまた臆病な私のせいで 送信できなかった。 また明日、臆病な私がいなくなるように。

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臆病

三途の川 そう私が呼んでいた川 近所の川で夜になるとやけに静かになる 私のお気に入りの場所であった 嫌なことがあった日 悲しいことがあった日 気分が沈んでいる日 そんな時に訪れる場所 たまに声が聞こえる “あなたはどうしてここにいるの” それにいつも“疲れてしまったから”と返す それに対しての返答はなく それ以上もそれ以下のことも会話は交わさない ここにいたら何もかも連れ去ってくれる気がして 目を瞑ると私までも連れ去ってくれる気がした。 3年がたち久々に訪れると その川は立ち入り禁止になっていて いつも座っていた場所にはカラーコーンが置かれていた 悲しくなった。 “もう、連れて行ってはくれないんだね” 返事はなかった。 私はここにはもう居れないのだと思った それでもたまに私はここを訪れる。 私の嫌な出来事、思い出を連れ去ってくれる 私までも一緒に連れ去ってくれるような川 いつかまたお返事が来る時まで。 “またいつか”

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川

死神さんは心の奥にいる

死神さんはいつも心の奥にいる。 ずっと見えているわけではない、気づいたときには、そこにいる。 周囲の人たちには、私の死神さんは見えないし、声も聞こえない。 これは、ただの妄想なのか? 違う。 本当はみんなの死神さんも目の前にいるのに、見えていないのだ。 ただ見えていないふりをして、その存在から目を背けているだけなのだ。触れたこともないけどそこに存在している。 死神さんは暗間にいるわけではない、どんな場所にも現れる。 昼間の散歩途中、 静かな本屋、 人の声で騒がしい居酒屋 どんな状況でも現れるのだ。 死神さんを皆は口を揃えてこう言う。 怖い怖い存在。と、それは大きな間違いだ。 死神さんは 大事な大事な存在。なのだ。 それでは天使さんは見えるのか? 天使さんは私たちには見えない。 何故か? 天使さんは、死後にしか見えない存在で、天国に連れていく存在であるから。 大事な大事な存在。いや、怖い怖い存在。 天国とはいい場所だ。幸せな場所だ。と口を揃えて皆は言う。しかし、全てが幸せならその幸せは普通の事象に過ぎない。 いつもそばに絶望がいるから、今この瞬間の幸せを大きく感じられる。 絶望がいるから幸せなのだ。 幸せの裏には絶望がいて、いつもどこかで死神さんは見ている。 天使さんは、死後にしか見えないが、死神さんはいつもそばで見ている。 死神さんが見えたとき、私はまだ生きているということを実感する。 まだ、私はここに存在しているのだと実感する。 だから死神さんは大事な大事な存在で、みんなの心の奥にも、私の心の奥にいつもいてくれるのだ。 死神さんがいなくなった時、天使さんは見えるのだろう。

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死神さんは心の奥にいる