月のような人
あなたは、月のような人だった。
誰かの暗い心に指す一筋の光のような人。
誰かの荒んだ心を温かく抱きしめられる人。
誰かの優しい心を優しいままでいさせてくれる人。
そんなあなただったから、私はあなたを愛した。
そんなあなただったから。
決して私の手の届かない場所で、決して触れられないような場所で、ただ罪深く優しさを振りまくあなた。
あなたに囚われた心は、きっと私の身を滅ぼす。
でも、それすら愛おしいと思ってしまう。
あなたになら、傷つけられてもいいと思ってしまった。
本当に、大切だったんだ。