海瀬
5 件の小説もう1人の選ばれし者
美姫「…透の親が?蛇紅に殺された?」 茜「はい…」 美姫「透は?」 茜「今私の部屋で眠っています。」 美姫「そうか…」 茜「報告は、以上です」 美姫「ご苦労さま」 “茜の部屋” 透「ん…」 茜「おはよう…」 透「茜さん!?」 「あ、そう言えば俺、、親を」 茜「ねぇ、本部出私達と一緒に住まない?」 「そしたら訓練だっていつでも出来る…どう?」 透「でも…」蛇紅は、俺の親を殺した…そんな奴がこの日本にいると考えれば選ばれし者が揃った今蛇紅を殺して親の仇を… 透「はい!俺は、訓練をして蛇紅を…ぶっ殺します!」 茜「いい勢いね…部屋はこの番号の場所ね」 「美姫様には、伝えとく…これからよろしくね」 透「はい!」 “本部の廊下” 透「部屋は、、」 ??「あれ?君って!新しい子だよね!確か宮野透くん!」 透「え!えっと」 寿涼「あたし寿涼(じゅり)!」 「みんなからは、寿涼姉って呼ばれてる!選ばれし者で最年長だからね笑透くんも私のこと寿涼姉って呼んでいいよ」 透「あ、はい」 茜「あら?寿涼姉じゃん…主張から戻ってきたのね」 寿涼「当たり前でしょ…やっと蛇紅が倒せるんだから…」 茜「今日会議をします。美姫様も出席のご予定です。」 「寿涼…あとの3人にも伝えといてください」 寿涼「はぁーい!」
宮野母
透「本当にここに居るの?人の気配なんてしないけど?」 茜「蛇紅は、気配を消すのに特化しているからな」 透「え?」 蛇紅「…」 透「茜さん!」 茜「出たな!透くん戦いは、私がやる!君は、見てろ!」 透「はい!」 バンバン! 透(すごいな…かっこいい) 茜「いっ!!!」 透「茜さん!」 茜「大丈夫だ…」 蛇紅「うぎゃー!!!」 茜「ッ!」 透「茜さん!」 バン! 透「!」 蛇紅「……」 茜「よくやった」 透「いえ、、」( プルルル プルルル 透「?」 「もしもし?」 「え…今行きます。」 茜「どうした?」 透「親が…」 茜「…車を手配する」 “病院” 透「あの!宮野です!」 看護師「宮野さんですね、こちらです」 茜「…透くんついて行っていいかい?」 透「はい…」 “病室” 透「お母さん!」 先生「宮野さんの息子さんですね。」 「お母さんは、今危険な状態です。ここからどうなるからわかりません」 透「そ、そんな、、」 茜(この傷…) 「あの!この人どこで発見されましたか?」 先生「警察の方からは、家のリビングで首に刃物が刺さった状態で発見されたと」 茜「蛇紅!!!」 透「え?」 茜「透!君のお母さんをやったのは、蛇紅よ!」 「私の親もこの形で殺されたれた。」 透「え?」 ピーピーピー! 先生「宮野さん!!宮野さん!」 看護師「先生!危険です!」 透「お母さん!!」 茜「!…」 先生「−時−分ご臨終です。」 透「そんなぁ!!!」 茜「…」
見回り
“茜の部屋” 茜「ゆっくりしていいよ」 透(女の子部屋!) 茜「…透くん」 透「はい!」 茜「蛇紅は、私の親を殺した奴らなの」 透「え?」 茜「だからね…やっと蛇紅を倒せると思ったらすごく、、嬉しくて」 透「茜さんは、何年蛇紅と戦ってきたの?」 茜「4歳の頃から前のトップの人に拾ってもらって。」 透「そうなんだ」 茜「まぁこの話は、置いといて」 「透くん服のサイズは?」 透「えっと、Mです」 茜「そう、ちょっとまってて」 茜「はい、これに着替えてきて」 「あとの話は、街の見回りをしてから」 透「着替えました」 茜「似合ってるよ」 「はい、これ」 透「!これ銃!」 茜「ナイフの方が良かった?」 透「俺銃なんて使ったこと」 茜「これから慣れていけばいい」 「ほら、いくよ」 透「ちょ、まって、」 “街中” 茜「……もっと堂々と歩きなよね」 透「そんなこと言ってもこっちは、銃を持ってるんだよ?」 茜「私たちは、国家だぞ?銃ぐらい持っててもいいだろう」 透「いや、そうだけど」 クラスメイト「あれ?茜さんと透!」 「なんで?」 茜「…今ね街中を案内してもらってるんだ!」 クラスメイト「へぇ〜でも、なんで黒スーツ?」 茜「コスプレ!」 クラスメイト「へぇ〜すごいね!じぁね!」 茜「うん!」 「…」 「そうか、街中を歩けばクラスメイトに会うのか」 「よし、本部に報告してもっと日常的な制服にして貰おう」 「今日は、これで我慢だ」 透「はい」 「あれ?茜さんなんか話し方変わった?」 「なんか、たくましくなったと言うか」 茜「まぁ任務だからな」 無線「ーーーーで蛇紅らしき人物を発見」 茜「了解!」 「行くよ!」 透「え!はい!」
蛇紅
“車内” 透「ねぇ今から何処に行くの?」 茜「ん?本部よ」 透「本部?」 茜「えぇ」 透「…」 茜「着いたよ」 透「ここが…」 茜「御門 茜です。それと例の宮野 透」 ???「お待ちしておりました。」 「どうぞ」 茜「透くんこっち」 透「あ、はい」 “本部内” 茜「今から合う人は、この中でトップの人よ」 「怖い人じゃないから安心して。」 透「う、うん」 コンコン 茜「失礼します。」 ??「良く来たね。茜と透くん」 そこには、車椅子に乗った少女がいた。 透(可愛い女の子?) 「初めまして、宮野 透です!」 美姫「ウチは、美姫(びき)だよろしく。」 「早速だけど透くん最近物騒なのは、知ってるかい?」 透「はい詳し事は、知りませんが。」 美姫「それなぁ、蛇紅って言う奴らがなぁ最近の事件の犯人なんよ」 「ウチらは、そいつらを消すために動いてる国家組織なんよ」 透「国家組織?!」 茜「えぇこの組織は、江戸時代から結成された歴史の長い組織よ」 透「す、すご」 美姫「せやろ、でもよう考えてみて」 「江戸時代からある組織が無くなって無いと言うことは、蛇紅が破滅してないと言うこと」 透「蛇紅…」 美姫「茜から選ばれし者だと告げられたやろ」 「今宵選ばれし者は、揃ったあとは、アンタらで蛇紅を退治するんよ」 透「え?そんな事言われても」 美姫「ゴホゴホ」 茜「美姫様!」 美姫「あとは、茜から聞いてくれ…ウチは、休む」 茜「はい…」
選ばれし者
ニュース「続いて最新のニュースです」 「近頃ーーーー」 お母さん「透!学校遅れるわよ!」 透「はぁーい!」 「行ってきます」 お母さん「最近物騒だから気おつけてね」 透「はぁい」 お母さん「行ってらっしゃい」 “学校” 優秀「透!おはよう!」 透「おはよう!」 優秀「最近物騒だよなー」 透「まぁ、すぐ止むだろ」 優秀「だといいな笑」 先生「ほらぁー!席に座れ!」 「知ってるやつも居るかもしれないが今日転校生が来ます。自己紹介お願いな」 茜「御門 茜(みかど あかね)です」 「よろしくお願いします。」 透(可愛い子だな) 先生「席は、宮野の隣な」 透「おれ?!」 先生「宮野学校とかを案内してやれ」 透「あ、はい」 茜「よろしく透くん」 透「うっす」 “昼休み” 透「じゃあ学校案内するよ」 茜「うんよろしくね」 “廊下” 透「こんな時期に転校って珍しいね」 茜「そうかな?」 透「うん、」 茜「まぁ、ちょっとやる事があって」 透「やること?」 茜「放課後校舎裏に来てくれない?」 「誰にも言っちゃダメだからね」 透「え?」 茜「案内は、もういいよ学校の地図は、頭の中にあるから」 “放課後の校舎裏“ 透「…」 茜「おまたせ」 透「あ、、え?何その格好」 そこには、黒スーツをきた茜の姿があった 茜「透くんは、選ばれた者なのよ」 透 「えら、、え??どういう」 茜「着いてきて、詳しい事は後で話す。」 透「え?」