人生

私は愛されてはいけない… ひとりで居るべき人間。 私から離れていく人はたくさんいる。 でも私は誰かと仲良くしたいし幸せにもなりたいと心にひめていた。 でも、この願いが叶うことは一生ないだろう。 私は最初から愛されていなかった訳ではない。幼少期はしっかり親から愛情をもらっていた。 年を重ねていくと同時にきょうだいが生まれて親からの愛情は薄れていった。 最初の方は我慢ができていた。 でも、まだ子供だったから愛情はやっぱり欲しいと思ってしまう。 きょうだいのせいで愛情をもらえなかったと思い込み憎くなってしまう。 バカバカしい考えだ。 いつしか親ときょうだいとの間に壁ができてしまった。 成長し小学校、中学校、高校へときが流れた。思っていたより楽しい学校生活を送ることができた。 そう思っていられたのは最初のうちだった。 先生は厳しいし友達ができてもみんな離っていった。 あー、私は誰からも愛されてはいけない、ひとりで生きていく運命。 そう神様から言われているみたいだった。 でも、神様からの試練なら私は乗り越えてみせる。 ひとりでも人生は続く。 人生は有限だから好きなように生きる。 人生は楽しんだもの勝ちなのだから。