杜若 舞音

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杜若 舞音

お名前 かきつばた まいね 年齢 秘密 性別 girl おなまえ変えました 前の名前 翠

親友

皆さんは親友っていますか? 私はいます。 いつも喧嘩してばっかりで 学校の中休み喧嘩して帰り道仲直りするっていう忙しすぎる喧嘩を毎日やっていました。「お前なんか大っ嫌いだ!!」毎日言ってたかも笑 その時はとても楽しかったです。暴言を吐きあったりできる子はその子しかいませんでした。 私は家の都合で引っ越すことになってしまい、その子と離れ離れになってしまいました。 新しい学校ではハーフの子がいて、その子 と仲良くしていました。 “私たち、親友だねっ!” 本当にそうかな。 前にテストの点を聞いてきたことがあった。 ねぇねぇ英語何点だった? うわっ、私の苦手な教科だ。それに比べてその子は英語がめちゃくちゃ得意。私は塾にかよっていて、受験で合格をしたから満点が当たり前だと思われてる。 67点……だけど………。 やったぁ!!あんたに勝った! は? 頭いい人に点数勝つとモチベ上がるんだよね! へ、へぇ。 あなたにとってはモチベが上がるかもだけど私にとっては“はい!お前の方が点数低い〜!”って言われるのと同じ。 私を点数でしかみていない。 やっぱり親友はあの子だったんだ。 喧嘩ができて、なんでも言える仲で、すぐ仲直りもできる…。あの子…。 そういえばハーフの子と出会ってから一度も喧嘩できてない。自分の意見さえ言えなくなってる。 いつかいってやるんだ。意見が言えないと思われてるから。 お前なんか、大っ嫌いだ。

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親友

色。

この世界では成人の10年前、まぁ10歳の時に自分だけの色が渡される。 その人に合った色だ。 赤であったり青であったり黒であったり白であったり……… メジャーな色から珍しい色まで渡される。 そして渡された色の意味が本当にわかった時、“オトナ”になれるのだ。 この物語は色んな人と出逢い、自分の色を白黒はっきりさせるための旅にでた1人の男の子の話である 「なぁなぁ、みんな色貰った?」「うん!」「まだー。」「え、え、何色だった?」「私薄めのピンク色!カーネーションって名前だった!」「私あずき色」「俺白色だった!」「白色の中のなんて名前?」「わからない」「白って200色あんねん」「www」 はぁーくだらな。色なんかどうでもいいだろ。俺の家系はほとんど灰色か青色。どーせ俺は灰色になるんだろうな。だって俺の名前は “一青 灰” 「ただいま。じいちゃん」 「おかえり。灰」 「今日は大事な話がある。そこに座りなさい。」 「なんの話?」 「そろそろわしも長くない。お前の母も父も亡くなった。お前を1人にするにはまだ不安だ。まぁ1人で生きられる年ではあるがお前はまだ色ももらっていないし誕生日が遅いから………」 「じいちゃん、大丈夫だよ。そこらへんのガキとは違うから。」 「お前のそういうところが不安だと言おうとしていたのだ。」 「………………はい。」

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色。

ありがとうは魔法の言葉

ありがとうは魔法の言葉ってこと、知ってる? ありがとうって言ったり言われたりするとなんだか嬉しい気持ちになるよね 「我儘いってごめんなさい」より「我儘聞いてくれてありがとう」のほうが言う人も言われた人もうれしくなるし 「いつもごめんね」より「いつもありがとう」のほうが何倍も愛される言葉になる いつもありがとう ありがとう ありがとう

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ありがとうは魔法の言葉

歌と星。 

 第1章  歌   第2章  曲作り  第3章  星  第4章  お手伝い 第1章 歌 「姉ちゃーん!!いってくるよー!!」 とても大きな声が街に響いた。 「あっ、そうだった。姉ちゃん今日夜遅くまで仕事なんだった。」 まぁ、こんなド田舎だから襲われることもないので小声で行ってきますと呟き出掛けた。とても大きな声を街に響かせて家を出て行ったのは“深音 奏”曲を作って歌うのが大好きな少女だ。 今日も曲を作るために森の中に入ってお気に入りの切り株に腰を掛ける。 第2章  曲作り 奏はいつもお題を考えて曲を作っているので今日は何のお題にしようか悩んでいた。「珍しく星がたくさん出てるなぁ、あっ!流れ星だ!これ曲にしよう!」 「まず音程を考えて…その次に歌詞をはめていけば……」 さて、どんな曲ができるかな? 「あれっ全然思いつかない!」 奏は発想力があるのですぐ歌詞が思いつくのだが、今日はなかなかきまらない。 「はぁ〜…もう!!サイアク!」 第3章  星 全然歌詞が思いつかないと嘆いていた奏がふっと空を見上げると… 「わぁ!あの流れ星、凄くくっきり見える!星の形がよくわかるなぁ。まるで人みたいな形だ……。って‼︎人が落ちてきてる⁈」 定かではないが奏にははっきりと人が落ちてきているように見えた。するとその“ヒト”は奏の座っている切り株にすぐ近くの大きな切り株にそっと舞い降りた。 まるでその“ヒト”は女神のような優しそうな顔をしていた。 奏はすぐに近寄った。 「ねぇ大丈夫⁈あっ大丈夫なわけないよね?すごい高さからすごいスピードで落ちてきたから痛かったよね? ともかく…大丈夫?」 急な質問攻めに驚いたのかその“ヒト”は一歩後ろに下がった。それから口を開いて言った。 「あなたの歌、聴かせてくれない?」 「え」 奏はとても驚いた。なぜ顔見知りでもないのに自分が歌を作って自分で歌っていることをしっているのか。少し迷った様子を見せた奏。でも小さい頃から歌うのが好きだった奏は自分の歌を聴かれるのがとてもすきだった。 「……いいよ」 そうして奏は今まで作ってきた歌を歌った。 第4章  お手伝い 「…ふぅ。」 「すごい!とっても上手だったわ!私は“八乙女スピカ”色々聞きたいことがあるだろうけど私、あなたの歌のお手伝いがしたいの!」「えぇ⁈」「だめ…かしら?」 とんとん拍子で話が進んでいくのに慣れていなくてお手伝いしてくれるのは嬉しいのに驚いてしまう奏、すぐ訂正しようとしたがその前にスピカが反応してしまった。 「う、嬉しい!手伝ってくれるの?私が歌を作るのを?」「そうよ!あなたは今、歌詞が出てこなくて困っていたでしょう?だからお手伝いがしたくて空から降りてきたの!」「ありがとう…!じゃあ作る?」「ええ!」 歌と星。 出逢い はこれで終わりです。 シリーズ化しようと思うので何卒よろしくお願いいたします

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歌と星。