〓Mr.鷹党〓

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https://yuuki1018.jimdofree.com/ フォローよろしくお願いいたします 自衛隊と警察をモチーフにULTIMATEシリーズを投稿していきます!! アルファポリスでも同作品の投稿してます。

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第5話

主要登場人物一覧 織原奨(36)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 藤間秦也(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 所属 部内人事調整幹部 2等隊尉 磯倉綉慈(25)…警衛庁 特殊科 理事官補佐 3等隊尉 京原拓也(56)…警衛庁 特殊科 理事官 2等幹士 間庭寿充(40)…警衛庁 特殊科 科長 1等幹士 庄司煌大(38)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部付き伝令士官 3等士官 流瀬崇也(45)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 3等隊尉 大友脩佑(49)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 士官長 蒲原敏尋(50)…広域機動作戦群 群長 将補 沢藤瑛二(45)…広域機動作戦群 総司令大隊長 2等将士 天浪汐翔(23)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等隊士 河佐紫耀摩(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 嵩寺祐伍(41)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 乾涛彰大(40)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(38)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 上戸秦(43)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 央家涼大(36)…広域機動作戦群総司令大隊 指定特務要員 3等士官 多鳳慧汏(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 菊松尚帒(40)…広域機動作戦群 第2機動隊長 2等隊尉 薪浦愛希(47)…広域機動作戦群 第2機動隊副隊長 3等隊尉 戸科遙嘉(55)…警衛庁29代目 幕僚総監 後藤稜也(49) …警衛庁 副幕僚総監 永道倖壽(56)…内閣府行政人事院 12代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 徳栄島に着くと織原は隊員らを船から下ろした。 「ありがとうございました」 織原が言うと操縦していた海上科隊員の1人が軽く頭を下げた。 「海上科一同、作戦成功祈願してます。くれぐれもご安全に」 隊員が言うとその場にいた海上科隊員らは敬礼した。 「ご期待に添えるよう全力を尽くします」 そう言うと織原は敬礼を返しその場を後にした。 船から下船すると集まる隊員達を見て軽く頷くと庄司は気をつけの号令を出した。 「そんなにかしこまらなくていい。私から一言、本作戦は日本本土防衛における再重要拠点の奪還となる。我々が負ければ敵は日本本土への攻撃を開始する事が予測される。そうならないように全力を尽くせ。以上だ」 織原が言うと庄司は流瀬が口を開けた。 「これより役割の分担を実施する。総員はこのままここで待機せよ」 そう言うと流瀬は織原のもとに駆け寄った。 「役割分担のリストは?」 流瀬が聞くと庄司は持っていた紙を渡した。 「これか?」 「これだ。ありがとう」 「ちょっと待て」 そう言うと織原は流瀬から紙を受け取った。 「何かあったか?」 流瀬が聞いた。 「いや、本部通達用無線の内線番号が記されてなくないか?」 「あ、本当だ」 庄司が言った。 「とりあえずこれ通り行くが、下船報告の無線を今、海上科が送ってくれてると思う。このまま一旦、船にもどる」 そう言うと織原はその場から走り出した。 その頃 島内ではいつも通りの光景が広がっていた。 武装勢力がいると言っても日常生活にはそこまで支障をきたす事はあまり無いようだ。 「以上が役割分担の発表になる」 流瀬から説明が終わると隊員達はその場に散らばって行った。 「やっと来たか」 天浪が呟くと近くにいた玉城がやってきた。 「これ持ってくんね?お前、役割なんだっけ?」 そう言いながら玉城は持っていたボストンバックをその場に置いた。 「陣地警戒っす」 「陣地警戒か。ならこれ運べるよな?陣地構成の物資が全部入ってる。それを陣地構成の奴に渡してきてくんねーか?これから偵察で準備しねーと行けなくてさ」 「偵察すか」 「おん。山地潜伏からの平地だ。3日かけて山を降りていくらしいな。経路研究で今日はずっと頭使いっぱなしだ。ダルいよな。こういうの1番苦手なんよな」 「偵察と陣地警戒変わらないすか?」 「は?」 「いや、だから俺と玉城 3等士官で役割変えないすか?」 「馬鹿言えよ。そんなの無理だろ」 「応援できてる2機動は後方支援につくらしいじゃないすか。陣地警戒にそれなりの人員をあてにくるでしょ。バレないっすよ」 「経路研究お前出来んのか?」 「経路研究って天幕の中でやるんすよね?」 「おん」 「ならそれだけ任せてもいいですか?」 「は?」 「お願いします」 そう言うと天浪は頭を下げた。 「なんでそんなに偵察にこだわるんだよ」 「ダメすか?」 天浪に聞かれ玉城は周囲に目をやった。 「まぁいいけど。そんなに言うんだったら他の奴には絶対に言うなよ。役割変わってもらったとか。織原にもたぞ?あいつは特にだ」 「もちろんです」 「織原の野郎、幹部なってからなんか変わっちまったんよな」 「そうなんですか?」 「分かるか?なんだろ。んーなんか、こう幹部って感じっていうか」 「お役所みたいな固い感じすか?」 「あーそうそう。それそれ。分かる?わかるよな?まじでそれなんよ」 「分かるっすよ笑 何となくすけど」 「良かったー。まーいいわ。とにかくじゃあ経路研究終わったら教えてやるよ。それまで陣地警戒やっとけ」 「わかりました」 玉城がその場から立ち去ると近くにいた第2機動隊の隊員が数名やってきた。 「天浪、よっ」 「来たか」 彼らは天浪の幼なじみでありこの徳栄島で育ち同時期に警衛隊に入隊。同時期に同部隊に入った。 「にしてもお前だけ指定特務要員ってすげーよな」 第2機動隊所属の田中 2等隊士が言った。 「ま、この歳でこの部隊にいる俺らも充分すぎるぐらい優秀なんだけどな」 同じく第2機動隊所属の丸尾 2等隊士が言った。 「久しぶりだな。この島。まじで。何も変わってねーよな」 第2機動隊所属 星野 2等隊士が言った。 「お前ら偵察俺に同行してくんねーか?」 天浪の言葉に3人は互いに目を合わせた。 「いや、さっきの役割分担で俺ら陣地警戒だろ?」 田中が言った。 「いやそれは流石にやばいだろ。勝手な行動っていうか」 星野が言った。 「いや、俺らで敵を倒すんだ。お前ら忘れたのか?村が襲われて家燃やされて、お前ら家族殺されて悔しくなかったんか?あの時の思いは?どこに行った?」 天浪が怒鳴った。 「ちょっと落ち着け」 丸尾は周囲に目をやりながら天浪を近くの木陰に連れて行った。 「離せよ」 天浪が言った。 「悪いな。いや、周りの目線とか気にしろよ。みんな見てたぞ」 丸尾が言った。 「とにかくお前の提案、俺らは戻る事は出来ないって事だぞ?部隊に戻れば規律違反で任務にはつけなくなる。処分待ちになる。敵を叩きたいんだったら部隊への復帰は無理だって事だ。生半可な気持ちでそんなんできるか?よく考えろよ」 田中が言った。 「お前がそこまで本気なんなら俺はついて行く」 星野の言葉に田中と丸尾は互いに顔を見合わせた。 「本気だ。俺に逃げ道はない。この場でついて行く気が無いんならチクられる危険性もあるから……」 そう言いながら天浪は拳銃を構えた。 「指定特務要員ってのは拳銃が1人一丁貸与されてるんだ。常に。だからこうやって持ち歩ける」 「人に銃口向けるのはちげーだろ」 星野が言うと田中は天浪の銃口にゆっくりと近づいた。 「お前が指定特務要員になった理由はなんだよ?こんな事する為か?あ?指定特務要員になって身につけたスキルがこれか?」 田中が聞いた。 「うるせー」 天浪は軽く口を鳴らすと田中を睨みつけた。 「お前はどうなんだよ。どうするんだよ?俺についてくるかこの場で死ぬか。選べよ」 「ついて行くに決まってんだろ。馬鹿。それ下ろせや」 そう言いながら田中は天浪が持っていた拳銃の銃口に手を置いた。 「ついて……来るのか」 「ついて行くよ。この島は俺らの故郷なんだから。俺らで蹴りつけようぜ。な?」 田中が言うと天浪は銃口を下に向けた。 「偵察って言ってたよな。何するのかイマイチよく分かってねーんだよな」 星野はそう言うと周囲に目をやった。 「敵情が分からないと何も動けないからな。敵情把握にまずは集中しよう」 天浪は持っていた島の地図をその場に広げながら言った。 「すんげー。こんなの持ってたんかよ」 丸尾が言うと天浪は軽く笑った。 「指定特務要員ってのは作戦地域について事前に自分で研究してその結果を報告するみたいなのがあるんだよ。俺はこの島出身だからそこまで研究はしてねーけどこの地図を取り敢えず作って発表した」 「自作かよ。これが」 田中が言った。 「あったりめーよ。今俺らがいるのがここだ」 天浪は自分達がいる場所に赤の印をつけた。 「ここからどう展開していくか。ここを抜ければ俺らが住んでた街だ。多分この街を真っ直ぐに進んで右に曲がったところに山地みたいなのが広がってるだろ?そこに何かあると俺は見てるんだ」 天浪の説明を聞いて星野は軽く頷いた。 「なら一気にここから出よう。敵情分かったらそのまま仁堂の首とってやるんだ」 星野が言った。 「とりあえずこのまま行こうや」 田中に言われ天浪と星野と丸尾はその場に立ち上がった。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第5話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第4話

主要登場人物一覧 織原奨(36)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 藤間秦也(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 所属 部内人事調整幹部 2等隊尉 磯倉綉慈(25)…警衛庁 特殊科 理事官補佐 3等隊尉 京原拓也(56)…警衛庁 特殊科 理事官 2等幹士 間庭寿充(40)…警衛庁 特殊科 科長 1等幹士 庄司煌大(38)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部付き伝令士官 3等士官 流瀬崇也(45)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 3等隊尉 大友脩佑(49)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 士官長 蒲原敏尋(50)…広域機動作戦群 群長 将補 沢藤瑛二(45)…広域機動作戦群 総司令大隊長 2等将士 天浪汐翔(23)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等隊士 河佐紫耀摩(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 嵩寺祐伍(41)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 乾涛彰大(40)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(38)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 上戸秦(43)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 央家涼大(36)…広域機動作戦群総司令大隊 指定特務要員 3等士官 多鳳慧汏(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 菊松尚帒(40)…広域機動作戦群 第2機動隊長 2等隊尉 薪浦愛希(47)…広域機動作戦群 第2機動隊副隊長 3等隊尉 戸科遙嘉(55)…警衛庁29代目 幕僚総監 後藤稜也(49) …警衛庁 副幕僚総監 永道倖壽(56)…内閣府行政人事院 12代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 待機命令が下りてから2週間が既に経過していた。 「まだ来ないみたいだな」 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員の多鳳 3等士官はそう言うと軽く欠伸をした。 「もう待機命令出て2週間だろ?俺ら駐屯地から1歩も外に出れねーんだぜ?待機命令おりてるから。もう嫁の顔見たくて見たくて仕方ないよ」 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員の央家 3等士官が言うと多鳳は軽くにやけながら央家に近づいた。 「え?あのクソエロい人だっけ?笑」 「お前の目何回みてもキモイよな。まじで一生会わせたくねーわ」 「悪いって笑 でもよくも女子アナと付き合ってそのまま結婚できたよな。奇跡に近いだろ」 「まぁな。密着取材来て、最初は全国に顔が出るとか考えたら緊張収まらんくて、ソワソワしてたんだけど、気づいたらもう夢中になってて」 「まじで行動力すげーよ。全男子の憧れだろ?女子アナと付き合うとか」 「そうらしいな笑 あはは」 そう言いながら央家はその場に立ち上がり大声で笑った。 「うるせーって」 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員の河佐 2等士官に怒鳴られ央家はすぐに頭を下げた。 「すいません。ここにいるの俺と多鳳だけかと思って」 「な訳ねーだろ。居室にいてもやる事ねーのに、事務室にもいたらダメか?」 「いや、そんな事は」 央家は多鳳に助けを求めるような目で見つめた。 「2週間ずっとこうしているの、意外とストレス溜まるっていうか」 多鳳が言うと河佐は軽く鼻で笑った。 「災害派遣で1ヶ月待機があった。駐屯地でな」 「1ヶ月すか?」 多鳳が聞いた。 「九州で地震があってな。それの災害派遣命令が出たんだが、出発する直前に待機命令に切り替わった。理由は知らんが、噂では地元の政治団体が反対運動を起こしたそうだ。それで1ヶ月待機になった。結局、派遣されたが助けれる命は無く、避難所の清掃と炊き出しで派遣は終わった記憶がある。まじでしょうもなかったな。あれは」 「それ地獄っすね」 央家が話していると流瀬と広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官の大友 士官長が慌ただしく部屋に入ってきた。 「もう全員呼ぶぞ?」 大友はそう言いながらスマホを手に取った。 「お願いします」 流瀬が言うと大友は軽く頷いた。 「何かあったんすか?」 河佐が聞くと流瀬は河佐に目をやった。 「3人いたんか。出動予備命令が出た。恐らく1時間後には出動になるだろう」 流瀬が言った。 「やっと来たか」 軽くニヤつくと河佐は軽く頷いた。 数分後 大友からの呼び出しを受け、隊員達が続々と部屋に入ってきた。 「出動予備すか?遅すぎるっすよ」 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員の乾涛 3等士官が言うと大友は乾涛に目をやった。 「そんなに働きたかったか?」 「まぁ、体鈍ってきてるなって思ってたんで」 乾涛が答えると大友は軽く笑った。 「そうか。お前がそんなにやる気のある奴だと知らなかったよ」 大友が話していると織原と特殊科 理事官 の京原 2等幹士がやってきた。 「科長に変わって俺が本部の指揮を取ることになった。本部はえーっと、第1大会議室に設置する」 そう言うと京原は大友に目をやった。 「これ」 京原に渡された無線機を手に取ると大友は京原に目をやった。 「任せてください」 大友が言った。 「任せてください? 本部の駒としてお前らは動くだけなんだよ。勝手に動くなよ。お前ら」 そう怒鳴りながら京原は天浪に目を止め、そのまま彼のもとに向かった。 「天浪 2士、お前、徳栄出身だろ?」 「はい」 「馬鹿みたいに突っ走んなよ。故郷ってのは思い入れが深いもんだろ。暴れ散らかすなよ。暴れ散らかした時点で本部からお前を連れ帰る用で部隊を編成して派遣させる。その後はお前はこの部隊にいれない。特殊科からも追い出す。分かったか?」 「ちょっと流石にそれは」 流瀬が言うと京原は流瀬の胸ぐらを掴んだ。 「なんか文句あるか?お前らの中で1人でも死人が出たら俺の責任になるんだ。馬鹿が。俺に迷惑かけんな」 そう吐き捨てると京原はその場を後にした。 「あの人、昔からあんなんだから。あんま気にすんな」 流瀬は天浪の肩を軽く叩きながら言った。 すると天浪は流瀬の手を振り払った。 「ああいう奴が上にいる限り、この組織は腐敗していきますよ」 そう怒鳴ると天浪は口を鳴らしながらその場を後にした。 同じ頃 織原は庄司と共に本部設営の支援をしていた。 「織原、なーって」 庄司に言われ織原は庄司に目をやった。 「どした?」 「さっきから何回も名前呼んでんのに」 「悪いな」 そう言いながら織原は耳につけていたイヤホンをとった。 「音楽聴いてたのか?」 「ノイキャンにしてたわ。どうした?」 「いや、京原さん見てみろよ。カリカリしてんじゃん?八つ当たりしてくるぜー。ヤベーよ」 「何か気にならないか?」 「え?」 「科長がなんで指揮官しねーんだろうな」 「たしかに」 「2幹の定年は?何歳か知ってるか?」 「えーっと59か」 「多分だけど来年昇進の内示が出てるんじゃねーのか?多分、幕僚勤務とかだろ」 「なんで幕僚ってわかるの?」 「あんだけ指揮官したがるんだ。幕僚への内示が出て、科長が理事官のあいつに任せたんだろ。多分上から何か言われたんだろ?知らねーけど」 「なるほど」 「そこら辺、ズバズバなんだよ。組織ってのは。これで作戦が成功すれば晴れて幕僚勤務だ。失敗した場合、科長が責任を取って、あいつは理事官から科長に昇進だ」 「え?責任は科長が取るのか?要員名簿にあいつの名前書いてあるだろ?普通」 「これ見ろよ」 織原は京原に目をやりながら持っていたスマホを庄司に渡した。 「運幹になればこんなのも簡単に見れるんだ。熱いよな」 「書いてない」 「だろ?」 「え?この名簿っていつ作られたやつだよ?」 「この作戦が始まるずっと前だ」 「まじすか」 「最初から上は京原の為に動いてたって事だろ。なんら不思議な事では無い」 そう言いながら織原は軽くため息を漏らした。 同じ頃 間庭は幕僚会合に呼ばれていた。 「以上が人事院から来た作戦修正の案になります」 司会進行役の幹部が言うと後藤が軽く手を上げた。 「俺からいいか?」 「あ、はい」 司会進行役の幹部はその場に腰掛けた。 「当作戦の最高指揮職種科の科長としてどう考えてるか意見を聞きたい」 後藤が言うと間庭はその場に立ち上がった。 「総力を決して最後の1人になるまで作戦遂行に」 「そんな事を聞いてる訳じゃない。今、京原が指揮をとってるよな?直接的な」 「はい」 「この作戦の成功、失敗によっては幕僚の人事が大きく変わるんだ。米軍での5年間勤務歴もある、特殊科隊員として特殊科隊員育成プログラムを作った腕前もある。そんな彼を幕僚で引き取り、今後の隊員育成プログラムの見直しそして次年度から入ってくる新隊員への育成指導方針の全般的な見直しを上は考えている。その為、来年度から各国軍隊に対してうちの隊員を何名か派遣する事になってる。京原はその派遣メンバーに登録されるであろう隊員だ。しかしこの作戦が失敗すれば人事院からは派遣の見送りを示唆されてる。どのようにして作戦を成功させるのかを聞いてる」 「作戦の成功……ですよね」 「根性論など聞きたくない」 そう言うと後藤は腕を組んだ。 「はい。それは勿論です。えーっと」 間庭はその場にあった資料に目を落としながら冷や汗を拭った。 「その事なら問題ないかと思います」 そう言って立ち上がったのは磯倉だった。 「な、何を」 間庭が言うと磯倉は後藤に目をやった。 「再結集した精鋭メンバーを選考し作戦に入れました。彼らで無理なのであれば誰も成功させることは出来ないでしょう。そしてもし我々が負け、撤退するような事があれば敵はそれを好機と捉え、日本本土への上陸を開始するでしょう」 「つまり?何が言いたい?」 後藤が聞いた。 「作戦に失敗すれば今ここにいる国民を含めあなた方、重鎮の方も死ぬということです。作戦を失敗すれば、そう言う事です」 磯倉の言葉に周囲は静まり返った。 「話し合いするまでも無かったようだな」 さっきまで目をつぶっていた戸科の一言に幹部達はその場に立ち上がった。 「これまでで」 司会進行役の幹部が言うと隊員達はそのまま部屋を後にした。 「言葉負けか」 椅子に座り続ける後藤に戸科が声をかけた。 「あ、お疲れ様です」 「作戦が終わったら磯倉も派遣メンバーに入れるか?」 「え?」 「彼は5カ国語話せるそうだ。それにオックスフォード大学卒らしい。10歳から大学卒業までイギリスに在住。そして大学卒業と同時に日本に帰国し警衛隊を受験。立派な経歴だ」 「そうかもですけど」 「考えといてくれや。派遣メンバーの選考はお前に一任してる訳だし」 そう言うと戸科は後藤の肩を軽く叩きそのまま部屋から出て行った。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第4話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第3話

主要登場人物一覧 織原奨(36)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 藤間秦也(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 所属 部内人事調整幹部 2等隊尉 磯倉綉慈(25)…警衛庁 特殊科 理事官補佐 3等隊尉 京原拓也(56)…警衛庁 特殊科 理事官 2等幹士 間庭寿充(40)…警衛庁 特殊科 科長 1等幹士 庄司煌大(38)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部付き伝令士官 3等士官 流瀬崇也(45)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 3等隊尉 大友脩佑(49)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 士官長 蒲原敏尋(50)…広域機動作戦群 群長 将補 沢藤瑛二(45)…広域機動作戦群 総司令大隊長 2等将士 天浪汐翔(23)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等隊士 河佐紫耀摩(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 嵩寺祐伍(41)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 乾涛彰大(40)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(38)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 上戸秦(43)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 央家涼大(36)…広域機動作戦群総司令大隊 指定特務要員 3等士官 多鳳慧汏(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 菊松尚帒(40)…広域機動作戦群 第2機動隊長 2等隊尉 薪浦愛希(47)…広域機動作戦群 第2機動隊副隊長 3等隊尉 戸科遙嘉(55)…警衛庁29代目 幕僚総監 後藤稜也(49) …警衛庁 副幕僚総監 永道倖壽(56)…内閣府行政人事院 12代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「ここから順番に積み込みを完了させろ」 広域機動作戦群 総司令大隊長の沢藤瑛二 2等将士が叫ぶと隊員達は目の前にあるトラックに荷物を順番に乗せていった。 「大変そうですね」 藤間に声をかけられ沢藤は藤間に目をやった。 「そうか。お前は待機だっけか?」 沢藤が聞いた。 「はい。本隊待機です。待機の支援予備要員なんで、出動要請が出るのはほぼ無いかと」 「そうか。俺はその待機すらないからな。これが幹部の魅力ってやつだな。作戦が始まったら運幹の織原に指示して後はもう終わりだ。楽だと思わないか?」 「けど上へ何度もぺこりぺこりするのは俺は嫌っすね」 「まぁそうだな。うちの部隊に作戦待機命令がおりたのが4日前らしいな。昨晩、部隊に帰ってきたら織原からそんな話聞いて、びっくりしたよ」 「科長が決めたらしいですね」 「あいつの独断か?」 「いや、流石にそれは無いと思いますけど、徳栄島に関しては特殊科が全権を任されていたんで」 「ならほぼあいつの独断か。上は来た意見書に印鑑押すだけだ。それだけでこれだけ動くんだからな」 沢藤が話している中、群長の蒲原敏尋 将補は織原がいる運用訓練幹部室にいた。 「着々と準備が進んでるみたいだな」 蒲原が言うと織原は軽く頷いた。 「そうですね。はい」 「今回もお前に一任する事になってる。5年前の借りを返すつもりでやってこい」 「5年前の件は、幕僚が関与してきたと記憶にありますが」 「何が言いたい?」 「圧力が無ければ私は、5年前の時点で部隊を動かせていました。もしそうなっていれば被害は最小限に抑えれたかと」 「そのお前が言う幕僚に5年前、俺はいた。慎重に慎重に考えた結果、やむを得なかった判断だと俺は今でも思ってる」 「5年前、我々が撤退してからの徳栄島で起きた事案を調べました。そしたらこれだけの事案がありました。いずれも島の住民からの聞き取り調査をもとにまとめたものです」 そう言うと織原は持っていた紙をその場に広げた。 「これが5年間での事案全てか?」 「はい」 「これを私に見せて何がしたい?」 「この武装勢力がRECRUの残党であった事は容易に想像できたはずです。特に多かった被害が無差別でのいわゆる島荒らし行為です。バイクでの暴走、カツアゲに傷害事案、殺人も起きてます。我々警衛隊は治安維持、警察官職務執行法内の任務に含まれてます。我々が早くに目をつけて駆除できていれば防げた事案ばかりです」 「組織は間違っていたとお前は言いたいのか?」 「おかしいですか?」 織原が聞くと蒲原はその場に立ち上がった。 「あまり上に逆らうな。自分を殺せ。意見を申すな。お前には来年、昇進の内示が出てるはずだ」 「はい。人事院に異動の通達があります」 「だよな?人事院に出向し警衛隊に帰って来ればそれなりの高い役職につける。無試験で2階級昇任もある。俺は人事院に出向してここに帰ってきて2階級昇任で今の地位についた。だから、自分のキャリアの為にも上に楯突く行為はやめとけ」 そう言うと蒲原はそのまま部屋から出て行った。 同時に庄司が部屋に入ってきた。 「もう準備終わったそうだ。このまま人員は待機でいいか?」 「そうだな」 「元気ねーな、どうした?」 「あ?そうか?」 「おん。俺にはそう見えるぜ?何かあったのかよ」 「何もねーよ」 「あ、そうだ。来年度 仮 人事異動通達見たぞ。おめでとう」 「人事院異動の件か」 「そうだよ。めでたいじゃねーかよ」 「そうか?今の公務員は腐敗してると思う」 「確かに不祥事はちょっと増えた気がするな」 「その元凶が人事院だと俺は考えてる」 「おいおい、それは言い過ぎだろ。流石に」 「そうか?」 「流石にな?もっと他にもあるだろ。知らねーけど」 「俺が人事院に入ってやらなければならない事は山積みだ。だがその前にやら無ければならない事がある。それをやらないと」 そう言いながら織原は立ち上がった。 「そのまま待機命令出しとくよ」 「頼んだ」 庄司が部屋から出て行くと織原は軽く息を吸いこんだ。 同じ頃 幕僚総監の戸科遙嘉は副幕僚総監の後藤稜也と共に内閣府行政人事院 院長室にいた。 「以上が作戦報告になります」 戸科が言うと院長の永道倖壽は軽く頷きながら手元に資料をその場に置いた。 「いいとは思うけど、こんなに人員いるか?」 「はい?」 戸科が聞くと永道は戸科に目をやった。 「ん?いやだからこんなに人いるのかなって。こういう有事の時に隊員の不祥事が一気に多くなる。ちょっとしたストレスでぶつかって傷害なんてのもよくある話だ。特に警衛隊はそういう傾向が強い。ストレスがかかった大掛かりな訓練の時なんかは、事案が多く発生していたりする。人事院としては警衛隊の不祥事削減がまずは目先の目標になる。その目標達成の為に、我々は人員を減らせないかと聞いてる」 「不祥事以前に国防とどちらが重要かはお分かり頂けるかと思います」 後藤が言うと永道は後藤に目をやった。 「まぁ、確かにな?それは分からんでも無いが、人事院としては国防よりも不祥事削減が目先の重要な目標なんだ。国防は他でやってるだろ?指定特務要員の枠を増やしたのも関係してくる。そのうえで人員を減らせないか?と聞いてる」 「減らす事はできません」 後藤の言葉に横にいた戸科は慌てるようにして訂正に入った。 「いや、その逆らうとかではありません。が、やはり長期任務が予想されます。その中で少数でやれば休憩等も取りづらく結果的に部隊の戦力が予想以上に落ちる事が予測されます。ですので休憩を回せる事も考えての人員配置がこれになります」 「そうか。それでこの人員配置か。まぁ君たちが勝手にやってくれればいいだけの話だ」 永道が話していると秘書らしき女性が部屋の中に入って来た。 「間もなく、会合のお時間です。院長」 「あ、もうそんな時間か。行くか」 永道が立ち上がると戸科もその場に立ち上がった。 「我々はこれで失礼します」 「あ、そうか。うん。わかった、元気でな。君たちが無事に帰ってくる事を祈ってるよ」 永道が言うと戸科と後藤は軽く頭を下げそのまま部屋から出て行った。 「総監、なぜ総監はあんな弱腰で行くんすか?そんな弱腰で行くから舐められるんすよ。人事院から」 後藤が言った。 「舐められるとか舐められないとかそんなのはどうでもいいんだよ。彼らは公務員不正の取り締まりが仕事なんだから。警衛隊は不祥事の数が群を抜いて1位だからな。こないだの麻薬使用で伊丹駐屯地で6人の隊員が一斉摘発されたろ?警務隊に」 「あーありましたね。まだ捜査続いてるらしいですね。それ」 「中隊規模だと警務隊は睨んでるらしいな。これで中隊長が捕まればまた人事院から警衛隊に対して人事調査が入る。そうなれば人事院とはまた、密接になる。避けられないんだよな」 「あ、あの、何の話ですか?さっきから」 「ん?あー悪い。悪い。ちょっと外れたな。まぁ俺が言いたいのは、人事院には頭だけ下げとけば何とかなるんだよ。だから何も考えるな。ただただ頭を下げ続けるんだ。俺らは」 「そうすか」 「車を出してくれ」 「はい」 戸科に言われその場にいた秘書官はすぐに地下駐車場へと向かった。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第3話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第2話

主要登場人物一覧 織原奨(36)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 藤間秦也(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 所属 部内人事調整幹部 2等隊尉 磯倉綉慈(25)…警衛庁 特殊科 理事官補佐 3等隊尉 京原拓也(56)…警衛庁 特殊科 理事官 2等幹士 間庭寿充(40)…警衛庁 特殊科 科長 1等幹士 庄司煌大(38)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部付き伝令士官 3等士官 流瀬崇也(45)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 3等隊尉 大友脩佑(49)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 士官長 蒲原敏尋(50)…広域機動作戦群 群長 将補 沢藤瑛二(45)…広域機動作戦群 総司令大隊長 2等将士 天浪汐翔(23)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等隊士 河佐紫耀摩(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 嵩寺祐伍(41)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 乾涛彰大(40)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(38)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 上戸秦(43)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 央家涼大(36)…広域機動作戦群総司令大隊 指定特務要員 3等士官 多鳳慧汏(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 菊松尚帒(40)…広域機動作戦群 第2機動隊長 2等隊尉 薪浦愛希(47)…広域機動作戦群 第2機動隊副隊長 3等隊尉 戸科遙嘉(55)…警衛庁29代目 幕僚総監 後藤稜也(49) …警衛庁 副幕僚総監 永道倖壽(56)…内閣府行政人事院 12代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「寝みー。まじでなんなの。あー」 指定特務要員の加威 2等士官はそう叫ぶと欠伸を抑えながらパソコンを操作し続けた。 「こないだの日報?」 玉城に聞かれ加威は軽く頷いた。 「射撃のやつっすよ。俺、パソコンまともにタイピングできねーのに」 「それだけ優秀って事だろ?笑」 玉城は鼻で笑いながら加威の肩を軽く叩いた。 その時、指定特務要員 統括指揮官の流瀬 3尉が部屋に入ってきた。 「今から、名前呼ばれた奴は運幹のところに行ってくれ。あ、俺と一緒に」 そう言うと流瀬は手元にある紙に目線を落とした。 「天浪、河佐、嵩寺、乾涛、玉城、加威、上戸、央家、多鳳。以上だ。呼ばれた者は今から俺と一緒に運幹のところに行くぞ」 そう言うと流瀬は軽くため息を吐きながら部屋を後にした。 織原が待機する部屋に着くと流瀬は軽く頭を下げた。 「連れてきました」 流瀬が言うとソファーに腰掛けていた間庭がその場に立ち上がった。 「ご苦労だったな。これから徳栄島への派遣に向けた待機を君たちにお願いする。作戦支援として第2機動隊が今回、作戦に参加してくれるらしい」 間庭が言うと第2機動隊長の菊松尚帒 2等隊尉はその場に立ち上がった。 「作戦支援を担当する第2機動隊 隊長の菊松です。よろしく」 「え?あ、あの徳栄に派遣……すか。ちょっとよくわかんないすけど」 河佐が聞くと織原が口を開けた。 「RECRUの残党が徳栄島で確認された。今、現状としては偵察中であるが、主力部隊として我々が徳栄島に向かうことになった。偵察の報告次第で我々の出動が決まるという事だ」 織原の言葉に河佐は軽く頷いた。 「なるほど」 「これから作戦に向け、ここにいる特務要員に対して個人面談を実施する。呼ばれた者は部屋に来るように。それ以外の者は部屋を出て待機するように」 織原に言われ隊員達は部屋から出て行った。 「ま、じゃあ後は頼んだよ」 間庭が言うと織原は軽く頭を下げた。 「はい」 織原が言うと間庭は満足したようにしてその場から去っていった。 「個人面談って、何を話すんだよ」 庄司が聞いた。 「心情把握ってやつだ」 織原が言った。 「そんなのいるか?」 「今時、変な奴多いからな。警衛隊は」 「人選時に調査済みだろ?」 「まぁな」 そう言いながら織原は天浪の隊員名簿を手に取った。 「天浪、呼んでくれ」 「うぃ」 庄司は部屋のドアを開けると天浪に目をやった。 「天浪、面談だ」 「はい」 庄司に呼ばれ天浪はその場に立ち上がるとそのまま部屋に入っていった。 「天浪 2士入ります」 そう言うと天浪は軽く頭を下げそのまま部屋に入った。 「そこに座ってくれ」 庄司に言われ天浪は近くのソファーに腰掛けた。 「個人面談と言っても心情把握のつもりで望んでくれ」 そう言いながら織原は手元にある天浪の人事資料に目を通した。 「徳栄島出身か」 織原が呟くと天浪は軽く頷いた。 「織原 2尉は鶴姫村出身だと聞きました。作戦で自分出身の土地に出向く時、どのような心境だったのか聞きたいです」 天浪の言葉に織原は軽く顔を上げた。 「心境か。そうだな、土地勘がある分、作戦遂行にメリットがあるのは言うまでもないと思うが、他のメリットをあえて言うなら無い」 「無い…んですか?」 「無い。心情が作戦に影響を及ぼしてしまう。勝手な気持ちが入ってかえって、不利益をもたらす事がある。個人的な感情で動けば部隊の迷惑になる。だから普通は出身者は作戦から遠ざけられる運命だ。のはずだが、何故か君は呼ばれた。俺も10年前、出身地域での作戦行動に参加した」 「なぜ、私は選ばれたのでしょうか?」 「何故だと思う?大抵の者は自分が優秀だからとかを言う。もちろん、それも間違っては無いが、私と君で何か共通点がある」 「共通点……ですか?」 「共通点だ。訓練生課程からの部隊勤務を経験することなく直接、特務課程に参加する事だ。毎年、訓練生課程から直接行く者はそう多くはない。私が運幹になって5年。この5年を見ても直接行ったのは3人だった。それなりに優秀でないと行けないのが現状だ」 「なら私は優秀だと?」 「そうなるな。作戦行動に隊員を参加させる上で、特務課程に直で行った隊員はその部隊のメンツが関わってくると言われてる。どれだけ優秀なのか、部隊勤務を経験すると余計な癖が身につく。その癖をつけず基本のみを学んだ上でさらに上のスキルを学ぶ。部隊としてそういう人材は作戦行動にうってつけの人材になる」 「そうですか」 「最後の質問だ。もし敵を見つけたらどうする?作戦地域はお前の出身地だな?」 「殺してやります。この手で」 「恨みがあるのか?」 「恨みですか?」 「お前が徳栄島にいたのは警衛隊入隊直前までだそうだな。つまり5年前か。5年前の時点で徳栄島にはRECRUか不明だが、武装勢力が確認されている。だが警衛隊として調査は途中で中断された。理由は不明だ」 「もっと早くに手をつけてれば同じような事は起きなかったのでは無いかと俺は思ってます。それに、鶴姫村から1番近い離島が徳栄島です。徳栄島は以前から天湾絡みのトラブルで何度も警衛隊が島に来ていた。もっと早くに手を打てたのでは無いかと…そう思うのはおかしいですか?」 「至って普通の考えだ」 織原が言うと横にいた庄司が口を開けた。 「あまり文句は慎めよ。お前は今、その不満を持った組織にいるんだ。分かるよな?」 「不満ですか」 「なんだ?」 「いや」 そう言うと天浪はその場に立ち上がった。 「もういいですか?個人面談とかっていうやつ。作戦行動に向けた準備したいので」 「おい」 庄司が怒鳴ると織原が口を開けた。 「いいよ。次の奴を呼んでくれ。加威綉翔 2等士官だ」 「わかりました」 そう言うと天浪は軽く頭を下げそのまま部屋から出て行った。 1時間後 全員の個人面談が終わると庄司は帰ろうとする織原に声をかけた。 「なぁー、もっかい人選見直した方がいいんじゃねーのか?」 「なんで?」 「特に気になるのが天浪って奴だよ。危険と思うのは俺だけか?お前も思ってんだろ?」 「思想の話か?」 「それもあるし、あいつ、被害者なんだろ?ああいう事言ってたんだから、その武装勢力に恨みあるんだろ?なんかされたとか」 「実際に半グレっぽいことをしてたらしいな」 「あいつを作戦に参加させるのは危険だろ?」 「俺も被害者だった。10年前の作戦だ」 「鶴姫出身か。まーそうだな」 「俺が決めたんじゃない。藤間が決めたんだ。後、上か。それに従うだけだ」 「1つ聞いてもいいか?」 「なんだ?」 「5年前、お前が運幹になった時、ちょうど徳栄島への偵察任務を俺ら部隊が任されていた。お前、その作戦に関与してたか?」 「あの時の作戦人事は極秘だった。だから俺の口から言えることは無い。だが1つ言えるとしたら……」 そう言うと織原は庄司に目をやった。 「作戦が成功しようが失敗しようが組織からは何も生まれない」 「どういう事だ?」 「お前も幹部になればわかる」 そう言い残すと織原は部屋を後にした。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第2話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第1話−

主要登場人物一覧 織原奨(36)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 藤間秦也(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 所属 部内人事調整幹部 2等隊尉 磯倉綉慈(25)…警衛庁 特殊科 理事官補佐 3等隊尉 京原拓也(56)…警衛庁 特殊科 理事官 2等幹士 間庭寿充(40)…警衛庁 特殊科 科長 1等幹士 庄司煌大(38)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部付き伝令士官 3等士官 流瀬崇也(45)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 3等隊尉 大友脩佑(49)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 士官長 蒲原敏尋(50)…広域機動作戦群 群長 将補 沢藤瑛二(45)…広域機動作戦群 総司令大隊長 2等将士 天浪汐翔(23)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等隊士 河佐紫耀摩(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 嵩寺祐伍(41)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 乾涛彰大(40)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(38)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 上戸秦(43)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 央家涼大(36)…広域機動作戦群総司令大隊 指定特務要員 3等士官 多鳳慧汏(36)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 菊松尚帒(40)…広域機動作戦群 第2機動隊長 2等隊尉 薪浦愛希(47)…広域機動作戦群 第2機動隊副隊長 3等隊尉 戸科遙嘉(55)…警衛庁29代目 幕僚総監 後藤稜也(49) …警衛庁 副幕僚総監 永道倖壽(56)…内閣府行政人事院 12代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「今日も青くて美しい空だよ。君も一段と美しい」 電話越しに映る女性の顔を見ながら仁堂はかけていたサングラスを外した。 「君が日本に来てくれるのが待ち遠しいよ」 「仁堂さん……あ、」 男は電話する仁堂を見てその場で足を止め軽く頭を下げた。 「また電話するよ。うん」 電話を切ると仁堂は男に目をやった。 「どうした?」 「潜水艦の探知が先程、あったと報告が入りました。今週合わせてもずっとです」 「7日連続か」 そう呟くと仁堂は目の前の海に目をやった。 「お前ならどうする?」 「え?」 「ただの調査だろ。そんなに騒ぐなや」 仁堂は煙草を加えると男に目をやった。 「いや、なんと言いますか」 「なんだ?」 「人数、武器装具共にその、なんと言いますか、警衛隊の方が………」 「向こうの方が上だって言いたいんだろ?そりゃそうだ。だが俺にもやらなきゃならない理由があるんだ」 「理由……ですか」 「ま、そんな深く考えんな」 そう言い残すと仁堂は男の肩を軽く叩きながら鼻で笑った。 「失礼します」 警衛庁 特殊科 科長の間庭寿充 1等幹士に呼ばれ織原は科長室の前にいた。 「入れ」 間庭に言われ織原は一礼し部屋の中に入った。 「群長と大隊長が勉強会で日本を離れてると聞いたから君を呼んだ。悪いな」 そう言いながら間庭は織原にソファーに座るよう促した。 「失礼します」 織原が座ると間庭は横にいた特殊科 理事官補佐の磯倉綉慈 3等隊尉に目をやった。 「磯倉、例のもの出せるか?」 「はい」 そう言うと磯倉は近くに置いてあった茶封筒を間庭に渡した。 「実は、徳栄島で武装勢力を確認してな。今、潜水艦で偵察中なんだが、RECRUの可能性も出てきてな」 間庭が言うと織原は間庭から渡された資料に目をやった。 「RECRUですか。ここ10年何も動きが無かったRECRUですよ?」 「その10年で徳栄にいたっぽいんだ」 「そうですか。それでどうしろと?」 「磯倉、説明してやれ」 「はい」 そう言うと磯倉は軽く一礼し前に出た。 「特殊科 主導での偵察を随時行ってるのですが、主力部隊として広域機動作戦群を投入しようと考えています」 「離島奪還の訓練は我々よりもっと他にしてる部隊があるのでは?」 織原の言葉に磯倉は軽く言葉を詰まらせた。 「ま、そうだと思うのですが、人事院からの通達事項でして」 「人事院か」 織原が呟くと間庭が口を開けた。 「人事院嫌いだろ?俺も嫌いだ。けどあんなのに逆らったらどうなるか分かんねーからな。ほら、10年前自殺したろ?おたくの部隊の人間で。名前なんだっけな、えーっと」 「そんな事もありましたね。私は人事院内部の組織改革も行わなければならないと考えています。それで私は幹部になりました」 「志が高いな」 「人事院がなぜ、我々を投入しようと考えているのか検討はつきませんが、まぁいいでしょう。任せてください」 「助かるよ。君がここで断れば上級機関として人事院にまた意見書を出してって事になってたからな」 そう言いながらその場に立ち上がると間庭は軽く笑った。 「作戦に参加するにあたり1つ、我々から条件があります」 「条件?か。なんだ?」 「食料、物資、装備品等の確実な安全輸送ルートの確保をお願いしたいと考えています」 織原の言葉に間庭は磯倉に目をやった。 「もちろん、輸送ルートは輸送科と相談した上で、慎重に決めますが確実な安全など無いのはわかって頂けるかと」 磯倉が言うと織原はその場に立ち上がった。 「私は10年前、鶴姫村でのRECRU掃討作戦に参加しました。そこでは輸送が途絶え、備蓄も無くなり、予想にしてなかった事態も置き、現場は混乱、最終的には作戦中断になりました。救出した民間人は元の場所に戻し撤退したのです。あってはならない事態です」 「そうか。10年前の作戦に参加してたのか。ならそう言いたくなる気持ちもわかる。当時、私は幕僚官房室で部隊運用の報告を受けていた。鶴姫村での部隊運用報告は曖昧で、混乱してるのは明らかにわかっていた。だが、上は動く素振りなど一切見せなかった。私の目から見てもそれは明らかだった」 間庭が言うと織原は軽く頷いた。 「だがな、安全な輸送ルートなど、有事の時には無いんだよ。君もわかるだろ?幹部候補生の時に何を習ってきた?作戦に絶対は無い。LD(攻撃開始線)通過の時間を示してもその時刻通りに動けない場合もある。その場合の対処法を習わなかったのか?」 「不足事態対処法ですよね。習いましたが」 「なら分かるだろ?素人みたいな事をほざくな」 そう言うと間庭は織原を軽く睨みつけた。 「失礼しました」 織原は軽く頭を下げるとその場を後にした。 「磯倉、あいつマークしとけ。危険な思想の持ち主かもしれんからな」 間庭に言われ磯倉は間庭に目をやった。 「どういう事でしょう?」 「10年前に自殺した幹部警衛官がいたろ?」 「はい」 「理由は分からんが、そいつは死んだ今もリストに名前が記載されてる」 「リストですか?」 「お前なんかには見せれない重要な人事リストだよ」 「そこに名前が乗るというのは危険人物だと?」 「そういう事になる」 「なるほど」 「わかったならさっさと戻れ。俺の部屋に長時間いるな」 「申し訳ありません」 そう言うと磯倉はそのまま部屋を後にした。 運用訓練幹部室に戻ると織原は軽くため息を吐きながら席に腰掛けた。 「おつかれー。どうだった?科長、癖強いだろ?」 運用訓練幹部付き伝令士官の庄司はそう言いながら織原に目をやった。 「お前、知ってんのか?」 織原に聞かれ庄司は軽く頷いた。 「お前が作った運用訓練幹部付き伝令士官という新ポジの研修で科長主導の研修があったんだ。それで話したぐらいだな」 「そうか」 「つかさ、伝令士官ってなんだよ。今まで無かったのに変なの作りやがって」 「上からの伝達をより速やかに各機動隊に行くためのルート確保のためだ。その為に上に具申して作った」 「お前が変なの作ったせいで、仕事増えてまじだるいんすけど?どうしてくれんだよ」 「ここでそれなりの仕事をしてくれたら幹部に推薦してやる」 「え?まじ?」 「お前、確か子供2人いたよな?」 「おう」 「3尉になれば、そうだなとりあえず週に1回は高いフランス料理食えるな」 「まじかよ」 「とにかく、さっさと準備してくれ。これから徳栄島に向かうことになった。まだ、待機命令しか出てないから、動けないが物資、人員の準備だけするように伝えといてくれ。人選はお前のセンスで決める」 「は?徳栄島?なんで?」 「RECRUの目撃情報があったらしい。今、特殊科が偵察で部隊を派遣してるらしいが、その偵察結果次第で、主力部隊として俺たちが投入されるそうだ」 「まじかよ……。いや、俺明日、有給使って明日家族旅行に……」 「残念だ。また今度の機会になるな。それは」 「まじかよ~」 そう言いながら庄司は近くのソファーに寝転んだ。 「早くしろって。なー?」 「分かったよ」 そう言うと庄司はそのまま部屋から出て行った。 その後、総司令大隊 幹部室に戻ると部内人事調整幹部の藤間秦也 2等隊尉に声をかけた。 「藤間 2尉、ちょっといいすか?今」 庄司に言われ藤間はその場に立ち上がった。 「どうした?」 「いや、ちょっと」 「わかった」 そう言うと藤間は庄司に誘導され近くにあった談話室に入った。 「徳栄島でRECRUの目撃情報があったらしいです。それで上から主力部隊として我々の部隊の投入が検討されてるらしくて」 「そうか。人選だな」 「はい」 「俺の方で考えとく。今日中に君に提出したらいいんだな?」 「そうっすね。はい」 「わかった」 そう言うと藤間はその場を後にした。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第1話−

内閣府行政人事院

 前称 国家機関厳正委員会(2206年4月1日 常設化)…相次ぐ公務員の不祥事を受け、内閣総理大臣 竹芝透也により設立された内閣府直轄の公務員取締機関  構成員は主に、警察、警衛隊(警務隊)、検察官そして2230年から海上保安庁、消防が追加され以上の職種から選抜されて決められている。  そして外部から第三者委員として弁護士を招聘している。  普段は定期的な監察などを行い公務員の質向上に向け業務を行っている。  なお、組織内の部署などは業務上の観点から非公開とされている。  2233年、5代目院長の菊荒孝平の案により、選抜採用の門を一般人に広げた。  これまでの公務員からの選抜に加え、新たに一般人に向けた採用試験を開始した。  院長…TOP 外部取締…TOP (2234年、8月に新たに設置されたポジション。内閣府行政人事院における院長を含めた全ての人事権を有しており、実質的なTOPを意味する。だが、実際のTOPである院長と違うのは人事院勤務員以外の公務員への人事権を有してない事である。)  統括官…TOP2  統括官補佐…TOP3  設置場所…公にはされてないが東京都 永田町内が本命とされている。  歴代TOP  (国家機関厳選委員会)  初代 委員長…大林隆陽 (前職 警察庁 長官官房 首席監察官)  2代目院長…佐摸秀平 (前職 検事総長)  3代目院長…横原龍治 (前職 警察庁 長官)  4代目院長…君原俊文 (前職 国家公安委員長)  5代目院長…菊荒孝平 (前職 防衛省 防衛審議官) 6代目院長…新垣汰斗 (前職 警衛庁 中央警務隊 (前称 中央警務班)隊長 隊将) 7代目院長…清武晃瞪 (外部取締からの内部昇格) 8代目院長…菅間柾史 (前職 法務省 事務次官) 9代目院長…迫原大史 (前職 海上保安庁 警備救難部 部長) 10代目院長…指原羨将 (前職 内閣官房内閣審議官) 11代目院長…尾津嘉燿 (前職 東北管区警察局 局長) 12代目院長…石原允遙 (前職 警衛庁幕僚総監) 13代目院長…永道倖壽 (前職 警察庁 政策立案総括審議官兼公文書監理官) 北海道監察局(北海道 札幌市) 東北監察局(宮城県 仙台市) 中部監察局(愛知県 名古屋市) 近畿監察局(大阪府 大阪市) 中国 四国監察局(広島県 広島市) 九州監察局(福岡県 福岡市) 沖縄監察局(沖縄県 那覇市) 装備庁(東京都 新宿区)  特務監察班  地方公務員総監局  国家公務員総監局  検察総監局  警衛隊監察局  警察監察局  消防監察局  海上保安庁監察局 公務員再教育センター

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内閣府行政人事院

警衛隊解説

正式名称 日本国領警戒衛務部隊 前身の部隊 国家保安庁 陸 海 空自衛隊 幕僚総監…警衛隊における最高指揮官 特例で外部招聘も存在する 初代幕僚総監 滝藤誠弥 2代目幕僚総監 中堂純一 3代目幕僚総監 保瀬将司 4代目幕僚総監 尾竹滉平 5代目幕僚総監 都築崇人 6代目幕僚総監 柳原辰信 7代目幕僚総監 桝井俊史 (外部招聘) 8代目幕僚総監 佐村崇人 9代目幕僚総監 會澤桂司 10代目幕僚総監 笹本親宜 11代目幕僚総監 熊谷紀陽 12代目幕僚総監 大岸智晴 13代目幕僚総監 木戸敦也 14代目幕僚総監 鳥島信孝 15代目幕僚総監 木下通陽 16代目幕僚総監 新濱恭吾 17代目幕僚総監 籐洲猛靖 18代目幕僚総監 能敦紀 19代目幕僚総監 新濱恭吾 20代目幕僚総監 鵜妻敦智 21代目幕僚総監 逢沢重孝 22代目幕僚総監 村里康平 23代目幕僚総監 有洲脩大 24代目幕僚総監 清武晃瞪 25代目幕僚総監 阿籐稔陽 26代目幕僚総監 内藤修秦 27代目幕僚総監 石原允遙 28代目幕僚総監 嵜塚孝敏 29代目幕僚総監 戸科遙嘉 副幕僚長…警衛隊トップ2の役職 幕僚官房長…警衛隊トップ3の役職 教育総監…警衛隊トップ4の役職 朝霞駐屯地司令 練馬駐屯地司令…トップ5の役職 戦闘支援大隊長 後方支援大隊長…トップ6の役職 総科司令…警衛隊トップ7の役職 陸上 海上 航空科部隊の総指揮権を有する 陸上 海上 航空科長…トップ8の役職 警衛庁職員…民間で採用された警衛庁所属の職員のこと 定員200人 警衛庁隊員(警衛隊員)…警衛隊員採用試験で採用された者。身分は国家公務員にあたる 定員405000人 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 (7代目幕僚総監 桝井俊史 時に改変) 陸上科…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙、要人の警護など、社会の安全を維持するため、任務の遂行が主な任務 (陸上警衛隊と略される) 化学科…武器、爆弾、兵器、車両などの製造を行う。これまでは特殊科が担当していた。 公安科…国家の中枢防衛が主な任務。国家機密が多く存在するエリート部隊 衛生科…患者の治療や医療施設への後送、隊員の健康管理、防疫及び衛生資材等の補給整備等を行うのが任務 財務科…警衛隊内での予算等を決定する 警務隊…警衛隊職員、警衛隊員の犯罪捜査や、取り締まりが主な任務。警衛隊の中の警察 守衛科…警衛庁、全方面隊の建物警備が主な任務 運用科…警衛隊での部隊運用に関する任務を行う 広報科…新規隊員の確保や警衛隊の宣伝などが主な任務 通信科…通信機器を用いて業務連絡などを行う。警衛隊の事案出動等のサポート全般を行う 法務科…犯罪等を起こした警衛官を収容する施設(法務院)の管理を担当する 航空科…災害時の救助活動から上空での日本領土警備に当たる (航空警衛隊と略される) 海上科…災害時の救助活動から海上での日本領土警備に当たる。 (海上警衛隊と略される) 宇宙科…宇宙での日本防衛から宇宙領域の動向を把握する宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)の任務を行う 特殊科…特殊部隊などが属している 高射特科…地対空誘導弾(ミサイル)や対空機関砲などを運用し、敵の航空機やミサイルを撃墜して部隊や施設を防衛する「対空戦闘部隊」。広範囲の対空情報収集も行い、地上部隊の防空を担う。これまで陸上科、航空科、海上科にあった高射班が2232年に独立した 偵察科…行動に必要な情報を偵察用オートバイ、偵察警戒車等の車両及び各種偵察用機材を使用して、情報収集任務にあたる部隊。これまで陸上科にあった偵察班が2232年に独立した 需品科…食料・燃料・被服・器材、更には海外派遣などの際に作られる日報の管理などを行い、必需品を部隊に補給・整備し、給水・入浴・洗濯などの生活支援を行う職種 幕僚官房室の一部の職務内容が分裂してできた 駐屯科…主に海外派遣を主とし、ジブチに実働本部を、アメリカに司令本部をタイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、台湾、モンゴル、インド、トルコ、ポーランド、パラオに駐屯地を置く。指揮本部は警衛庁にある。 給養科…隊員の健康と士気を支えるため、食事の献立作成、食材の準備、調理、配膳、衛生管理まで行う専門職種であり、全国の駐屯地、更には、海外にある警衛隊施設に分隊を配置し食堂等でのご飯を提供している。 災害時には、野外で炊き出しなどを行う。 消防科…航空機火災、駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災の初期消火を行ったり、警衛隊機事故時の搭乗員救出や災害派遣で遭難者の捜索・救助を行ったりする。 輸送科…大型車両等による人員・装備品の輸送のほか、輸送統制、ターミナル業務、道路使用規制等を行う。陸上輸送(自動車・鉄道)、海上輸送および航空輸送全般を担当する。そのため、輸送科所属の本所属隊員と陸上科、海上科、航空科から各科派遣隊員によって構成されている。その他部隊内に自動車教習所を設置して、自動車運転免許取得のための教習を実施している 自衛科…全国各都道府県に密着しその都道府県内で起きたテロ等の対処や毎年、防衛省主催で行われる全国自衛科保安中隊衛力選手権大会に向けた訓練等を行っている。 広報科…警衛隊の募集活動、採用活動、警衛隊のイベント等を企画し国民と警衛隊を繋げる橋のような役を持っている。 法衛庁…前身の組織 内閣府附属統合特選群総監局 日本国内で起きたテロ等の事案対処を専門とする部隊。警衛隊と警察による合同での日本初合同特殊部隊機関である 警衛庁…………………………………………………… 警衛庁…警衛隊の最高指揮本部 兼 管理職種部隊の実動本部 幕僚官房室…幕僚総監の秘書任務、警護から幕僚総監からの通達を各部隊へ送るなど幕僚総監直近の部署。また警衛隊における最終決定力を持っている部署でもある。 幕僚護衛隊…幕僚総監の身辺警護が主な任務。 この部隊の入隊試験の受験資格は2等幹士以上の40歳未満の隊員のみである。 機動急襲作戦群…陸海空統合による部隊ということから所属は幕僚総監直轄の幕僚官房室所属となっている。 情報保全隊…警衛隊の情報漏洩防止のため、警衛官のSNSアカウントの監視、及び国家機密の情報保全が主な任務 幕僚総監直轄の部隊であり、構成員は警務隊、公安科からの選抜を潜り抜けた隊員で構成されてる。(拠点 十条駐屯地) 中央司令総隊…有事の際に全ての部隊指揮権を幕僚総監から譲られ部隊の統合最高指揮を有する 教養指導室…定期的に隊員への指導を行い部隊の練度向上を目標としている 教務監部…全国全ての各教育隊部隊に対して指導等を行い警衛官の人材育成に力を入れている。また教育隊で不祥事等が起きた際には警務隊と連携し実態把握につとめる。 警務隊(警務大隊) 首席監察部…警衛庁管轄全ての部隊、方面隊の取り締まりなどを行う。 中央警務隊…2209年に新設された。国家機関厳正委員会からの要請に伴い創設され、幕僚総監の免職権を警衛隊組織内で唯一持っている。本部管理中隊を起きその下に刑事小隊を保有し警衛隊 警務大隊及び全国の地区警務中隊への監視、指導活動を行い警務活動の質向上も主な任務。 2230年、第1課~第5課の編成となった。 規律統制委員会…警衛官の不祥事削減のために設置された。刑事訴訟法ではなく、警衛隊法に基づいた規律違反事案を主に調査する部署である(前称 中央警務班) 機動警務隊…警衛隊内部で起きた犯罪の捜査や警衛庁職員、警衛隊員が起こした立てこもり事件等の制圧を行う。(前称 特殊内部制圧部隊) 警護課…警衛隊幹部(幕僚官以上の階級を有する者、又は、幕僚官以上の幹部が命じた警護対象警衛官)の警護を行う幕僚護衛隊の任務遂行補助を主な任務とする 刑事課…警衛隊員が起こした刑事事件の捜査等を行う 法務科…全国10ヶ所にある法務院の管理や法務院にいる法務部警衛官の指導、管理が仕事 参謀部…警衛庁での組織統制にあたる。 財務科…警衛隊内での予算等を決定する 自衛科 自衛科統括本部…全国の自衛科保安中隊の統括を主な任務とする 方面隊統括本部…全国方面隊の統括を主な任務とする 通信科 通信指令部…警察などからの出動要請を受けた場合にその出動要請事案について警察から来た情報を各部隊に無線等を通じて連絡をする 統合通信群…有事の際に警衛隊無線等を一括管理し迅速かつ的確な情報が隊員間で行き交うようにする事が主な任務。 運用科 部隊運用室…部隊運用に関する最高決定権を有する 運用政策班…警衛隊の行動の基本や防衛出動に関する計画、部隊訓練の総合的な政策の企画・立案を担う部署。 防衛省にある運用政策課の直接傘下の部署である。 教務監部…全国全ての各教育隊部隊に対して指導等を行い警衛官の人材育成に力を入れている。また教育隊で不祥事等が起きた際には警務隊と連携し実態把握につとめる。 公安科 国家危機管理対策部隊…日本国家の治安維持や国家が危機に瀕する事案が発生した際の処理などを行う 国家危機管理対策部隊 別働隊…公安科 統括官が指揮権を有する。 おもに、非公開だが政府公認の部隊で任務内容は明かせないとされている。 国際軍事調査部隊…世界各国の軍事における動向のチェックを行う。日本防衛力が世界レベルで衰えるのを防ぐのが主な任務。 外事機動連隊…日本を脅かす他国が現れた際に、武力を行使し他国の制圧を行う。また、世界各国の諜報活動を行ってるのもこの部隊である。日本政府非公認の部隊 広報科 警衛庁採用センター…警衛庁職員、警衛隊員の採用が主な任務。採用試験などを担当 朝霞駐屯地……………………………………………… 朝霞駐屯地…警衛隊の戦闘職種部隊の実動本部 三域統合作戦班…有事の際に陸海空の三域を統合して作戦を計画するのが主な任務。 戦闘支援大隊…有事の際の戦闘職種部隊の指揮、支援が主な任務 多領域機動哨戒部隊…戦闘支援大隊の傘下部隊であり、航空科、陸上科の共同部隊、上空から飛行監視を行いながら何か不審事案等があればヘリから降下し事案対処を行う。 朝霞駐屯地に実動、整備、操縦小隊を支援する総支援大隊を設置し 大阪府大阪市中央区に(中央駐屯地) 福岡県北九州市(北九州駐屯地) 神奈川県横須賀市(横須賀駐屯地) 北海道旭川市(旭川駐屯地) 沖縄県那覇市(那覇駐屯地) に実動小隊(1班~5班)と整備小隊(1班~5班)、操縦小隊(1班~5班)、業務小隊が駐屯する。 役職は(各駐屯地)、常駐指揮官を長とし、常駐管理官、常駐主任となる。 なお、離島の巡回業務はこれまで通り、国領離島自衛科保安連隊(那覇駐屯地)が担当する。 陸上科(陸上警衛隊) 陸上中央司令総隊…陸上科部隊全ての指揮権を有する 陸衛中央連隊…陸上科所属部隊への支援物資や指揮が任務 第1指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第2指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第3指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第4指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第5指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 特殊科 支援機動部隊…国内で起きたテロなどに対処する部隊などの支援を行う 陸上特警隊…他国からの侵攻などの際に日本領土の陸海空を守る 特例組織機動急襲捜査部隊…日本政府が指定した犯罪組織等の調査、監視や国家転覆を狙う者の制圧など国家防衛の最前線を担う部隊 特殊空衛団…日本上空で起きたハイジャックなどの事件などを担当する。また、自衛隊時代の第一空挺団を参考に再編を繰り返された部隊で、日本の空を守る最後の砦とも言われている。日本防衛戦線では上空での戦闘で大活躍した 外事機動特別諜報部隊…世界各国へ秘密諜報部隊いわゆるスパイとして派遣される 中央機動団…日本国家の治安維持や国家が危機に瀕する事案が発生した際の処理などを行う(前称 国家危機管理対策部隊) 国際軍事調査部隊…世界各国の軍事における動向のチェックを行う。日本防衛力が世界レベルで衰えるのを防ぐのが主な任務。 即応遊撃機動連隊…日本国内での有事の際に防衛大臣からの要請に伴い、すぐに部隊を展開できるよう、偵察や情報収集のために各種車両を扱う偵察部隊や地上で戦闘するための各種行動を行う戦闘部隊、各種火砲などで後方から火力支援を行う後方支援部隊、爆発部処理部隊などによって構成されている。 広域機動作戦群…いわゆるレンジャー部隊として発足。従来のレンジャー教育を卒業した者のみで構成され、主に山地、水路、空路からの敵地潜入や特殊任務、災害救助の先頭に立つ。彼らが屈した時それは日本政府が屈したという回答になる。 第1~第5機動隊とそれを支援する第1~第5後方支援隊そしてそれらを指揮する総司令大隊に分かれる。また、緊急出動拠点として、千歳(北海道)、三沢(青森)、小松(石川)、信太山(大阪)、海田市(広島)、北九州(福岡)、那覇(沖縄)に基地を持ち、緊急出動拠点となる機動中隊にを持っている。 高射特科 高射中央連隊…全国の高射特科部隊の連絡、管理、有事の際の部隊指揮などを担当する 高射支援隊…有事の際に全国の高射特科駐屯地部隊に対しての支援任務が主な任務 偵察科 偵察中央司令総隊…各方面隊に散らばる方面隊偵察小隊の指揮が主な任務 整備大隊…偵察科部隊が用いる車両等の整備が主な任務 駐屯科 巡回機動連絡部隊…世界各国の駐屯地を巡回、巡察し随時、状況などを警衛庁上層部に共有するのが主な任務 国際緊急援助隊…日本が海外の自然災害や人為的災害時に、被災国政府の要請に応じて派遣する日本の対外援助チームで、JDR(Japan Disaster Relief Team)と呼ばれ、救助チーム、医療チーム、 専門家チー厶、警衛隊部隊、感染症対策チームの5つのチームが災害規模や被災地のニーズに応じ、人的支援、物的支援(物資)、資金援助(緊急無償資金協力)を組み合わせて行い、迅速な捜索救助、医療、災害復旧支援を通じて国際貢献する部隊 アジア区域警機部隊…アジア州での警戒監視及び主に空での飛行巡回が主な任務。 また、アジア州内で起きた有事に対応する。 ジブチ警戒遊撃班…実働本部を置くジブチ国内の巡回、警戒監視が主な任務。 ジブチ内で起きた有事等にも対応する アメリカ司令駐留連隊…司令本部を置くアメリカ国内の巡回、警戒監視や駐屯地が所在する他国の行動把握、調査が主な任務。 アメリカ国内で有事が起きた際には米軍と共同作戦を、駐屯地を有する他国で有事が起きた際には警衛庁 幕僚官房室指揮下のもと、司令を行う 中央即応遊撃連隊…駐屯地を有するタイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、台湾、モンゴル、インド、トルコ、ポーランド、パラオでの国内警備活動等を行う。 また、国内で起きた有事等に対応する。 航空科(航空警衛隊) 航空中央司令総隊…航空科部隊全ての指揮権を有する 航空機動隊…日本領土上空のトラブル等に対処する 航空警戒部隊…ヘリ、戦闘機等を使っての上空警備にあたる。ここに属するメンバーは全員、パイロットである 航空開発実験集団…航空開発実験集団は、日々進歩する航空機・装備品の開発・航空医学・人間工学の開発実験機能を持ち、幅広い研究を行う組織 航空救難群…民間、警衛隊航空機による事故調査から雪山での遭難等、航空救難が指示された場合に置いて上空からの降下等で救助、救出を実施する 入国管理部隊…元は法務省の出入国在留管理庁に所属する入国警備官で、2213年、警衛隊との統合によりできた部隊。 本部管理中隊、警備中隊、出入国在留管理中隊、機動班からなる。 海上科(海上警衛隊) 海上中央司令総隊…海上科部隊全ての指揮権を有する 海上警ら隊…日本海域に現れた身元不明の船等の処理を担当する 海上輸送班…海上での警衛隊備品の輸送が主な任務。 海上機動連絡班…海上における警備、巡回などを行う。海上防衛の最前線部隊 機動特殊潜水隊…有事の際に潜水を実施し任務遂行を行う 機動掃海隊…有事の際の機雷戦を主任務とし、第二次世界大戦時に設置された機雷の処分も行う。 宇宙科 宇宙警戒作戦群 …衛星通信、衛星放送や位置情報サービスなどで利用される人工衛星の安全を確保するため、 宇宙領域の動向を把握する宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)の任務を行う 練馬駐屯地……………………………………………… 練馬駐屯地…後方支援職種部隊の実動本部 後方支援大隊…有事の際の後方支援職種部隊の指揮、支援が主な任務 需品科 庶務管理大隊…食料・燃料・被服・器材等の管理などを行い、必需品を部隊に補給・整備し、給水・入浴・洗濯などの生活支援を行う 多方面機動需品連隊…全国に広がる全ての方面隊、駐屯地で要請があれば装備品等の補充を行うため、全国を飛び回る 特務機密管理大隊…海外派遣、災害派遣、治安維持出動、防衛出動等で出される日報の管理が主な任務。 2209年に起きた日報問題で翌年の2210年に創設された。 輸送科 陸上中央輸送隊…陸路での部隊、人員及び装備品等の輸送統制が主な任務。構成員は輸送科所属の本所属隊員と陸上科からの派遣隊員によって構成される 海上中央輸送隊…海上での部隊、人員及び装備品等の輸送統制及び海上での輸送が主な任務。構成員は輸送科所属の本所属隊員と陸上科からの派遣隊員によって構成される 航空中央輸送隊…航空での部隊、人員及び装備品等の輸送統制及び航空での輸送が主な任務。構成員は輸送科所属の本所属隊員と陸上科からの派遣隊員によって構成される 方面輸送統制部隊…全国方面隊にある輸送部隊の統制が主な任務 給養科 給養総務統括大隊…全国の駐屯地、海外等にある警衛隊施設でご飯提供などを行う全国の分隊の統括業務を行う 機動給養班…有事や災害時などに炊き出しなどを行う専門部隊 消防科 本部管理中隊…消防科部隊の統括が主な任務 警防大隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊又は、その任務にあたる全国方面隊の警防分隊の統括が主な任務 国際救難群…主に海外で起きた事故等で行方不明者捜索、救難等を行う。その国からの要請が無ければ出動はできないが、日本人が含まれてる場合、日本人のみの救難、救助は日本政府からの要請のみで出動できる。 山岳救難隊…登山等で何らかの理由により山岳部で遭難をした者を捜索・救助する部隊 衛生科 対特殊武器衛生隊…2210年に復活した自衛隊時代以来となる部隊。中央特殊武器防護隊や他の衛生科部隊と連携し、NBC兵器攻撃による傷病者の診断・治療を行う。特に生物兵器対応を主眼とし、生物兵器同定のための機材の他、治療用の機動展開ができる衛生検査ユニットや陰圧室ユニットを装備している。 衛生中央部隊…全ての衛生科所属部隊への指揮が任務 特殊衛生部隊…ドクターヘリを保有しており、緊急時における医療処置などが主な任務。構成されるメンバーは全てが医師免許を保有 看護中央部隊…看護師免許を持ったメンバーで構成される看護専門の部隊 広域緊急対処部隊…(部隊改変された)警衛一般隊員、医師免許を持った医務警衛隊員、看護警衛隊員らにより構成されており日本国内で地震などの災害が起きた場合、内閣総理大臣からの要請、緊急時は、幕僚総監からの許可を受けて出動し、人命救助や行方不明者捜索などを行う。 (改変前部隊名称 広域災害派遣専門出動部隊) 機動救護部隊…各科部隊、駐屯地(国内、海外)に常駐し負傷した隊員の救護を行う常駐小隊と常駐小隊の支援を行う広域支援班に分かれる。 常駐小隊は看護師免許、医師免許、救急救命士の資格を持った隊員合わせて20名で編成されている。 広域支援班は看護師免許、医師免許、救急救命士の資格を持った隊員合わせて50名で編成されている。 化学科 中央特殊武器防護隊…2210年に復活した自衛隊以来となる部隊。過去には地下鉄サリン事件や東海村JCO臨界事故などに出動している。特殊武器防護(偵察・監視及び除染活動)、発煙及び対焼夷(消火)を実施して、作戦を支援する。国内におけるNBC(核兵器、生物兵器、化学兵器)事態発生時には全国に派遣され任務を遂行する 司令本隊…有事の際における化学科部隊の動きを一括して指揮することが出来る。 機動防護連隊…中央特殊武器防護隊を上級部隊に置き、 第1方面中隊 (北海道及び東北地方 所在地 札幌駐屯地、仙台駐屯地) 第2方面中隊 (関東地方 所在地 横浜駐屯地) 第3方面中隊 (中部地方 所在地 名古屋駐屯地) 第4方面中隊 (近畿地方 所在地 伊丹駐屯地) 第5方面中隊 (中国 四国地方 所在地 海田市駐屯地) 第6方面中隊 (九州地方及び沖縄県 所在地 久留米駐屯地) を編成している 汚染処理部隊…バイオテロ等発生時における汚染物質の処理を担当する。 防疫防護部隊…感染症等が発生した時に防疫活動を担当する。 守衛警備科 特殊守衛班…本部庁舎へ侵入してきた不審者等の対応が主な任務。 第1警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 第2警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 第3警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 隣接部隊 首都自衛科保安大隊(東京地区自衛科保安中隊 練馬駐屯地) (350名) ……………………………………………………………… 全国方面隊 駐屯地 構成人数 西日本区域自衛科保安大隊(大阪地区自衛科保安中隊) (300名) 全国地区 自衛科 保安中隊(150名) 国領離島 自衛科 保安連隊(580名) 全国方面隊 陸上科 区域機動作戦班 (20名) 全国方面隊 衛生科 救急部隊 (20名) 全国方面隊 警務隊 地区警務中隊 (20名) 全国方面隊 消防科 警防分隊 (30名) 全国方面隊 航空科 航空操縦隊(15名) 全国方面隊 輸送科 地区方面輸送隊(25名) 全国方面隊 偵察科 方面隊偵察小隊(40名) 東北方面隊…東北地方の防衛にあたる (本部 真駒内駐屯地 東千歳駐屯地 ) 陸上科 第1区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第6作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 東北救急部隊…東北地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 東北地区警務中隊…東北方面隊の監察業務にあたる 消防科 警防分隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 輸送科 地区方面輸送隊 偵察科 方面隊偵察小隊 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 北海道地区自衛科保安中隊 (函館駐屯地) 青森地区自衛科保安中隊 (青森駐屯地) 秋田地区自衛科保安中隊 (秋田駐屯地) 岩手地区自衛科保安中隊 (盛岡駐屯地) 宮城地区自衛科保安中隊 (仙台駐屯地) 山形地区自衛科保安中隊 (山形駐屯地) 福島地区自衛科保安中隊 (福島駐屯地) 東部方面隊…関東地方の防衛にあたる (本部 市ヶ谷駐屯地) 陸上科 第2区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第6作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 東部救急部隊…東部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 東部地区警務中隊…東部方面隊の監察業務にあたる 消防科 警防分隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 輸送科 地区方面輸送隊 偵察科 方面隊偵察小隊 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 茨木地区自衛科保安中隊 (水戸駐屯地) 栃木地区自衛科保安中隊 (宇都宮駐屯地) 群馬地区自衛科保安中隊 (前橋駐屯地) 埼玉地区自衛科保安中隊 (埼玉駐屯地) 千葉地区自衛科保安中隊 (千葉駐屯地) 神奈川地区自衛科保安中隊 (横浜駐屯地) 中部方面隊…中部地方の防衛にあたる (本部 名古屋駐屯地) 陸上科 第3区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第6作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 中部救急部隊…中部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 中部地区警務中隊…中部方面隊の監察業務にあたる 消防科 警防分隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 輸送科 地区方面輸送隊 偵察科 方面隊偵察小隊 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 愛知地区自衛科保安中隊 (名古屋駐屯地) 岐阜地区自衛科保安中隊 (岐阜駐屯地) 静岡地区自衛科保安中隊 (静岡駐屯地) 石川地区自衛科保安中隊 (金沢駐屯地) 富山地区自衛科保安中隊 (富山駐屯地) 山梨地区自衛科保安中隊 (甲府駐屯地) 長野地区自衛科保安中隊 (長野駐屯地) 福井地区自衛科保安中隊 (福井駐屯地) 新潟地区自衛科保安中隊 (新潟駐屯地) 三重地区自衛科保安中隊 (津駐屯地) 近畿方面隊…近畿地方の防衛にあたる (本部 伊丹駐屯地) 陸上科 第4区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第6作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 近畿救急部隊…近畿地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 近畿地区警務中隊…近畿方面隊の監察業務にあたる 消防科 警防分隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 輸送科 地区方面輸送隊 偵察科 方面隊偵察小隊 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 滋賀地区自衛科保安中隊 (大津駐屯地) 京都地区自衛科保安中隊 (京都駐屯地) 西日本区域自衛科保安大隊(大阪地区自衛科保安中隊) (大阪駐屯地) 兵庫地区自衛科保安中隊 (神戸駐屯地) 奈良地区自衛科保安中隊 (奈良駐屯地) 和歌山地区自衛科保安中隊 (和歌山駐屯地) 西部方面隊…中国、四国、九州の防衛にあたる (本部 海田市駐屯地 博多駐屯地) 陸上科 第5区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第6作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 西部救急部隊…西部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 西部地区警務中隊…西部方面隊の監察業務にあたる 消防科 警防分隊…駐屯地等の警衛隊施設で起きた火災に対応する部隊 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 輸送科 地区方面輸送隊 偵察科 方面隊偵察小隊 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 岡山地区自衛科保安中隊 (岡山駐屯地) 広島地区自衛科保安中隊 (広島駐屯地) 鳥取地区自衛科保安中隊 (鳥取駐屯地) 島根地区自衛科保安中隊 (松江駐屯地) 山口地区自衛科保安中隊 (山口駐屯地) 香川地区自衛科保安中隊 (高松駐屯地) 徳島地区自衛科保安中隊 (徳島駐屯地) 愛媛地区自衛科保安中隊 (松山駐屯地) 高知地区自衛科保安中隊 (高知駐屯地) 福岡地区自衛科保安中隊 (福岡駐屯地) 佐賀地区自衛科保安中隊 (佐賀駐屯地) 長崎地区自衛科保安中隊 (長崎駐屯地) 熊本地区自衛科保安中隊 (熊本駐屯地) 大分地区自衛科保安中隊 (大分駐屯地) 宮崎地区自衛科保安中隊 (宮崎駐屯地) 鹿児島地区自衛科保安中隊 (鹿児島駐屯地) 国領離島自衛科保安連隊(沖縄地区自衛科保安中隊・離島特殊科保安部隊が合併) (那覇駐屯地) 附属機関(重要機関のみ記載) 高等教育隊…東京に校舎があり日本唯一の警衛庁が運営する国防専門学校である。学生の間は防衛省職員の扱いで卒業時には、警衛隊への無試験入隊が許されてる他、高校卒業資格もとることができる。 中高一貫式教育隊…大阪、名古屋、福岡に校舎を構える警衛隊が将来の人材育成のために発足させた教育隊。中高一貫式のため、中学受験での入隊が原則で、13歳から入隊ができる。いずれも全寮制である。15歳から警衛隊員という身分になり給与が支給される。月収10万円 幹部候補生教育大隊…キャリア警衛隊員を育成する教育機関。東京(市ヶ谷駐屯地)、大阪(八尾駐屯地)に存在する。期間は3年間(ただし準幹部候補生教育専攻者は1年で卒業可能) 西部教育隊…西日本全域を対象とし採用された新人隊員の教育を行う (本部 久留米駐屯地) 中部教育隊…関東全域を対象として採用された新人隊員の教育を行う (本部 練馬駐屯地) 東部教育隊…関東を除く東日本全域を対象として採用された新人隊員の教育を行う (本部 名古屋駐屯地) 海上科教育隊…教育隊卒業後、入隊試験合格を経て海上科部隊(海上警衛隊)への配属を希望する者が入る。期間は1年間。京都府 舞鶴市 舞鶴基地に存在する 航空科教育隊…教育隊卒業後、入隊試験合格を経て航空科部隊(航空警衛隊)への配属を希望する者が入る。期間は1年間。北海道 札幌市 札幌基地に存在する 航空学生群…航空科教育隊の傘下組織。操縦士いわゆるパイロットを目指す者が入る。幹部候補生教育大隊(3年制)を卒業後、航空学生準備過程を半年間受け入群。期間は4年間。北海道 北広島市 北広島基地に存在する 警衛庁附属化学研究所…武器、爆弾、兵器、車両などの製造を行う。属する職員は民間で採用された警衛庁職員と警衛官採用試験で採用された警衛隊員の2つで構成されている。 防衛省附属警衛隊病院…防衛省直轄で警衛隊が運営する病院。医者、看護師は全て警衛官で、警衛官なら治療、入院費など全額無償である。(兵庫県 伊丹市 東京都 新宿区) 警衛庁附属法務院…犯罪等を起こした警衛官が入る刑務所のようなところ。全国10ヶ所ある (大阪府 大阪市) 防衛省附属警衛隊法務会議館…警衛隊versionの裁判所。犯罪等を起こした警衛官の最終処分が下される場所。ここの法務員は全て幕僚官房室所属の隊員で構成されている (大阪府 大阪市) 警務隊職種学校…警務隊選抜試験に受かり、半年間の警務隊研修を受ける際に入る学校。 (神奈川県 横浜市 横浜基地) 海上科 船舶操縦 教育隊…船舶の操縦を学ぶ学校 (広島県 広島市 広島基地) 上級幹部候補生学校 指揮幕僚過程…階級が隊将になると入校選抜試験を受験し合格した者のみ入校が許される。 約3年間の教育を受け卒業した者は幕僚官に任命されその後、中級幕僚過程(幕僚補) 上級幕僚過程(副 幕僚長)を受け上級幕僚選抜試験を受け合格すれば警衛隊のトップである幕僚総監候補生に任命される。 (愛知県 名古屋市 名古屋基地) 衛生科学校 機動救護教育課程…機動救護部隊員を育成するための教育隊 看護師免許、医師免許を保有している隊員はS類に入校し約2年 救急救命士資格を持っている隊員はA類に入校し約5年間教育を受ける。 (宮城県 仙台市 仙台基地) 航空科教育隊 航空救難群教育過程…航空救難群候補生選抜試験を通過した隊員に対して約1年間の教育を実施しその後、最終通過試験を行い受かった隊員を部隊に送り出している。 (山口県 山口市 山口基地) 海上科教育隊 機動特殊潜水隊教育課程…機動特殊潜水隊候補生選抜試験を通過した隊員に対して約1年間の教育を実施しその後、最終通過試験を行い受かった隊員を部隊に送り出している。 (京都府 舞鶴市 舞鶴基地) 冬季戦技教育隊…冬季、特に雪が降る中での戦闘及び救難訓練を行う。(基礎過程) 期間は6ヶ月であり、卒業すればそのまま原隊復帰する者もいれば、上級過程と呼ばれる遊撃過程を受ける者もいる。 遊撃過程を受ける者は更に10ヶ月教育を受ける。 (北海道 札幌市 真駒内基地) 阿蘇駐屯地(安全保障 戦術研究センター)…2200年に熊本県 阿蘇市にて発足し国内で唯一、安全保障や安全保障専攻(博士前期課程)を設置している私立大学の卓修園大学と警衛隊が共同運営する施設である。 災害発生時や、有事の際に戦術及び部隊運用を決める第2の場所(第1の場所は警衛庁)ところとして、平時では卓修園大学 安全保障専攻を履修している大学生に対して警衛官及び警衛隊OB更には国外から軍人を招き講習をしたりしている。 2250年から警衛隊による買収を受け正式に警衛庁直轄の組織として運営される事になった。 それに伴い正式に駐屯地化し同年に新設された陸上科のCQB専門上級教育過程の教育隊が置かれることになった。 (熊本県 阿蘇市) 航空科 (全国の各空港に、入国管理部隊 空港警管中隊が存在する) 定員、各空港に150名所属 羽田空港 駐屯地 茨城空港 駐屯地 大島空港 駐屯地 三宅島空港 駐屯地 新島空港 駐屯地 伊丹空港 駐屯地 神戸空港 駐屯地 但馬空港 駐屯地 中部国際空港小松空港 駐屯地 能登空港 駐屯地 松本空港 駐屯地 名古屋飛行場 駐屯地 新千歳空港 駐屯地 稚内空港 駐屯地 旭川空港 駐屯地 帯広空港 駐屯地 紋別空港 駐屯地 札幌丘珠空港 駐屯地 利尻空港 駐屯地 成田空港 駐屯地 調布飛行場 駐屯地 八丈島空港 駐屯地 神津島空港 駐屯地 関西空港 駐屯地 南紀白浜空港 駐屯地 新潟空港 駐屯地 富山空港 駐屯地 静岡空港 駐屯地 函館空港 駐屯地 釧路空港 駐屯地 中標津空港 駐屯地 女満別空港 駐屯地 奥尻空港 駐屯地 仙台空港 駐屯地 青森空港 駐屯地 三沢空港 駐屯地 花巻空港 駐屯地 大館能代空港 駐屯地 秋田空港 駐屯地 庄内空港 駐屯地 山形空港 駐屯地 福島空港 駐屯地 広島空港 駐屯地 岡山空港 駐屯地 山口宇部空港 駐屯地 岩国空港 駐屯地 鳥取空港 駐屯地 米子空港 駐屯地 石見空港 駐屯地 出雲空港 駐屯地 隱岐空港 駐屯地 高松空港 駐屯地 徳島空港 駐屯地 松山空港 駐屯地 高知空港 駐屯地 福岡空港 駐屯地 北九州空港 駐屯地 佐賀空港 駐屯地 長崎空港 駐屯地 熊本空港 駐屯地 大分空港 駐屯地 宮崎空港 駐屯地 鹿児島空港 駐屯地 対馬空港 駐屯地 壱岐空港 駐屯地 五島福江空港 駐屯地 天草空港 駐屯地 奄美大島空港 駐屯地 種子島空港 駐屯地 与論空港 駐屯地 屋久島空港 駐屯地 喜界島空港 駐屯地 沖永良部空港 駐屯地 那覇空港 駐屯地 石垣空港 駐屯地 久米島空港 駐屯地 慶良間空港 駐屯地 北大東空港波照間空港 駐屯地 与那国空港 駐屯地 徳之島空港 駐屯地 宮古空港 駐屯地 粟国空港 駐屯地 南大東空港 駐屯地 多良間空港 駐屯地 下地島空港 駐屯地 航空救難群(各駐屯地に350名) 航空救難群 第1方面隊 駐屯地(札幌) 航空救難群 第2方面隊 駐屯地(仙台) 航空救難群 第3方面隊 駐屯地(横浜) 航空救難群 第4方面隊 駐屯地(長野) 航空救難群 第5方面隊 駐屯地(奈良) 航空救難群 第6方面隊 駐屯地(広島) 航空救難群 第7方面隊 駐屯地(松山) 航空救難群 第8方面隊 駐屯地(博多) 航空救難群 第9方面隊 駐屯地(那覇) 海上科 (各 駐屯地に580名が在籍) 函館駐屯地 大湊駐屯地 八戸駐屯地 横須賀駐屯地 舞鶴駐屯地 小松駐屯地 下関駐屯地 佐世保駐屯地 鹿屋駐屯地 機動特殊潜水隊 第1管区駐屯地 (札幌基地) 機動特殊潜水隊 第2管区駐屯地(仙台基地) 機動特殊潜水隊 第3管区駐屯地(横浜基地) 機動特殊潜水隊 第4管区駐屯地(名古屋基地) 機動特殊潜水隊 第5管区駐屯地(神戸基地) 機動特殊潜水隊 第6管区駐屯地(広島基地) 機動特殊潜水隊 第7管区駐屯地(高知基地) 機動特殊潜水隊 第8管区駐屯地(博多基地) 機動特殊潜水隊 第9管区駐屯地(那覇基地) 特殊科(機動広域作戦群 緊急出動拠点基地) 千歳基地(北海道) 三沢基地(青森) 小松基地(石川) 信太山基地(大阪) 海田市基地(広島) 北九州基地(福岡) 那覇基地(沖縄) 駐屯科 ジブチ実働本部(定員 150名) アメリカ司令本部(定員 380名) タイ駐屯地(定員 50名) ベトナム駐屯地(定員 50名) インドネシア駐屯地(定員 50名) フィリピン駐屯地(定員 50名) マレーシア駐屯地(定員 50名) 台湾駐屯地(定員 50名) モンゴル駐屯地(定員 50名) インド駐屯地(定員 50名) トルコ駐屯地(定員 50名) ポーランド駐屯地(定員 50名) パラオ駐屯地(定員 50名) 輸送科 警衛隊 車両操縦学校…大型免許は普通第一種、または準中型、中型第一種、大特第一種を有する者が約10週間の短期課程、運転免許を有しない者は約16週間の通称 長期課程に、大型特殊は2週間、牽引免許は4週間入所する。 所在地…千歳基地、仙台基地、横須賀基地、信太山基地、海田市基地、北九州基地。 多領域機動哨戒部隊(戦闘支援大隊) …各駐屯地に実動小隊と整備小隊、操縦小隊、業務小隊が駐屯する。総勢120名(各駐屯地に) 中央駐屯地(大阪府大阪市中央区) 北九州駐屯地(福岡県北九州市) 横須賀駐屯地(神奈川県横須賀市) 旭川駐屯地(北海道旭川市) 那覇駐屯地(沖縄県那覇市) 高射特科 各駐屯地に高射小隊と整備小隊、業務小隊が駐屯する。総勢80名(各駐屯地に) 東千歳駐屯地(北海道 千歳市) 札幌駐屯地(北海道 札幌市) 仙台駐屯地(宮城県 仙台市) 横須賀駐屯地(神奈川 横須賀市) 金沢駐屯地(石川県 金沢市) 名古屋駐屯地(愛知県 名古屋市) 千僧駐屯地(兵庫県 伊丹市) 海田市駐屯地(広島県 安芸郡) 松山駐屯地(愛媛県 松山市) 博多駐屯地(福岡県 博多市) 健軍駐屯地(熊本県 熊本市) 那覇駐屯地(沖縄県 那覇市)

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警衛隊解説

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第13話

主要登場人物一覧 織原奨(26)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 流瀬崇也(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 庄司煌大(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 隊士長 乾涛彰大(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(26)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 大友脩佑(39)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 寺島歩叶(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 藤松彰大(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 西碕斗(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 1等隊尉 福原啓太(44)……広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 2等幹士 紫苫裕哉(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 3等士官 薪浦愛希(37)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 1等士官 坂口恭太(30)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 河佐紫耀摩(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 嵩寺祐伍(31)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 京原拓也(46)…広域機動作戦群 第1機動隊 隊長 3等隊尉 荘隋亘晟(43)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 澤野慶也(58)…広域機動作戦群 群長 将補 西尾猩惇(57)…広域機動作戦群 総司令大隊長 1等将士 石原允遙(55)…警衛庁27代目 幕僚総監 嵜塚孝敏(53)…警衛庁 副幕僚総監 尾津嘉燿(54)…内閣府行政人事院 11代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「君は何をしたのかわかってるのか?初級幹部として有るまじき行為だぞ」 「申し訳ありません」 人事院職員に問い詰められ荘隋は軽く頭を下げた。 「君への処分はこの人事会議が終わり次第、速報で決めて通達を送る。それまで謹慎とする」 「わかりました」 「それと、鶴姫村の民間人の避難についてだが、安全保障 戦術研究センターに送らせようとしたろ?それなんだがな、センターは封鎖させた」 「え?」 「命令に背いてそのような事をしようとしてもそれを止める。それが人事院の仕事だ」 1人の職員が怒鳴ると尾津が口を開けた。 「センターを封鎖させたのは俺の判断と命令だ。民間人はそのまま村に返させた」 「ちょっと待ってください。規則と命、どっちが大事か分かりますよね?何故」 「悪いけど、人事院は規則を重要視させてもらってるよ。命よりもな」 そう言いながらその場に立ち上がると尾津は荘隋の前に出た。 「恨むんなら自分を恨め。お前がいる組織はこういう組織だ。分かれよ。いい加減」 そう言い残すと尾津は荘隋の胸ぐらを掴んだ。 「大人しく引いとくか?ここで?それとも抗議してもっかい会議開かせんのか、どっちだ?」 「引きます」 「そうか」 尾津は荘隋を睨みつけながら自分の席に戻った。 部屋を出ると織原がいた。 「荘隋 2尉」 織原に声をかけられ荘隋は織原に目をやった。 「安全保障 戦術研究センターに行きました。締め出されてました。そしたら、センターの前に止まっていた黒のワンボックスカーから数人の男の人が出てきました。我々が保護していた民間人はその人達に車に無理やり入れられてました。体を見る限り、ただの職員では無いことは確かでした。荘隋 2尉がセンターを用意してくれてたセンターが封鎖されてたんです。どういう意味すか?」 「人事院がそうさせた。我々、警衛隊は人事院からの命令に背くことなど出来ない。我々、公務員はできないんだ。分かるだろ?それぐらい」 「民間人を救うなって人事院からの命令すか?」 「人事院から事前調査で鶴姫村には民間人がいないと報告が上がっていた。それで警衛隊が村に派遣されることになった。そしたらいるはずのない民間人が多数確認された」 「隠蔽する為に民間人を救うなと?」 「初級幹部の俺が歯向かうなど出来ないんだ。わかってくれ」 そう言うと荘隋はその場から歩き出した。 「荘隋 2尉、あなたはどう考えてるんすか?命令で救われる人が救われないっていうこの現状をです」 「変えなければならない事だと思ってる。あってはならない事態だと」 「今、RECRUの残党の捜索をローラー作戦で行ってます。西部方面隊管轄内全てです」 「そうか」 「これで死傷者出たら人事院は責任取るんすか?」 「取らないだろうな。織原」 「はい」 「お前みたいな若造にはまだ未来がある。この組織を変えてくれ」 「え?」 「この組織の腐敗は日本の国防力の低下を意味する。このままいけばそう遠くない未来に日本は侵略戦争に負け、他国の領地になる」 「……………」 「もしお前が幹部になったのならこの組織を必ず変えてくれ」 そう言うと荘隋は軽く俯くとそのままその場から足早に去っていった。 数日後 荘隋はこの年からできていた不祥事を起こした公務員の再教育プロジェクトとして内閣府行政人事院が立ち上げた公務員再教育センターに入所となった。 そして、これまで官民共同で行ってきた安全保障 戦術研究センターを正式に買収し警衛隊の完全なる管轄下におかれる事になった。 そんな中、鶴姫村でと作戦から半年後、あるニュースが世間を騒がせた。 それは、公務員再教育センターで教育を受けていた荘隋の自殺と公務員再教育センターでの度重なる違法な指導を記録したボイスレコーダーの音声流出だった。 その音声の中に、教育者となる荘隋とその荘隋の教育者を頼まれている人事院職員との会話があった。 度重なる暴行、人格否定更には、違法に生活拠点を制限させ24時間監視下に置かれた生活を送っていた荘隋はその生活に耐えきれなくなり、遺書を残し生活拠点として指定されたアパートの屋上から飛び降り、この世から去ったのだ。 このニュースが出回ると人事院はすぐに緊急記者会見を行い事態の解決に急いだ。 その中で、人事院長 尾津は事前に練っていた作戦通り、謝罪の一点張りで記者会見を乗り切ろうとしたが、記者からの質問攻めに対して尾津はついにその記者が所属する会社の誹謗中傷と炎上発言をしてしまった。 この事がまた炎上のきっかけとなり、人事院にはクレームの電話が相次ぐことになった。 これを受け内閣府は人事院長の座から尾津を下ろし、後任に幕僚総監だった石原允遙を半ば無理矢理、就任させた。 石原は人事院のこれまでの不祥事、そして幹部警衛官の自殺、公務員再教育での度重なる規律違反等を全て背負わされる形となった。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第13話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第12話

主要登場人物一覧 織原奨(26)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 流瀬崇也(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 庄司煌大(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 隊士長 乾涛彰大(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(26)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 大友脩佑(39)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 寺島歩叶(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 藤松彰大(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 西碕斗(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 1等隊尉 福原啓太(44)……広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 2等幹士 紫苫裕哉(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 3等士官 薪浦愛希(37)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 1等士官 坂口恭太(30)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 河佐紫耀摩(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 嵩寺祐伍(31)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 京原拓也(46)…広域機動作戦群 第1機動隊 隊長 3等隊尉 荘隋亘晟(43)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 澤野慶也(58)…広域機動作戦群 群長 将補 西尾猩惇(57)…広域機動作戦群 総司令大隊長 1等将士 石原允遙(55)…警衛庁27代目 幕僚総監 嵜塚孝敏(53)…警衛庁 副幕僚総監 尾津嘉燿(54)…内閣府行政人事院 11代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「これより救出作戦を実施する。救難員と戦闘員を各バディーとし捜索を行ってもらう。生存者は見つけ次第保護、重体の者は無線報告の後、ヘリを送りその後、県内の病院に緊急搬送する。これまでに質問あるものは?」 薪浦が聞くと紫苫が口を開けた。 「自分からちょっといいすか?」 「おう」 薪浦が言うと紫苫が前に出た。 「25の時に救難員過程卒業してこの部隊の指定救難員になりました。もう7年、救難員生活してます。5年前、民間航空機と警衛隊航空科の戦闘機が上空で衝突し墜落した事故を知らない人はここにいないと思います。当時、警衛隊は世間から猛バッシングを受けた。 第1機動隊 指定救難員だった俺に現場への出動命令が出ました。現場に行ってみると訓練した時とはまるで違う状況が広がっていた。こんな所で自分は何ができるのか、頭が真っ白になりました。結局、足がすくんで俺は、前線本部で雑用係をさせられる事になりました。こんなはずじゃなかった。これまでの教育、訓練はなんだったのか、自問自答を繰り返していました。有事は平時では想定できないことが起きる。今回の救出作戦は、俺たち救難員でも困難が予測されます。だからこそ戦闘員の方々にも協力してもらいたい。救難員は普段、プライドが高いんです。専門性が高い訓練、現場が多いから。けどそのプライドだけで何とかなる範疇を超えてんのが今回の事案です。RECRUは逃亡しどこに潜んでるのか分からない。命を狙われる危険性を想定しながら動かなければならない。その難しさは俺ら救難員より戦闘員の方が分かってるはずだと俺は思ってます。だから、どうか力を貸してほしい。ここは一致団結して作戦成功に突っ走っていきたい。俺はそう思ってます」 そう言うと紫苫はその場で軽く頭を下げた。 「俺たちはただあんたらについて行くだけだ。敵を排除しあんたらの援助に全神経を注ぐ。それだけだ」 藤松が言うと紫苫は藤松に目をやった。 「時間もうねーぞ。さっさとやるぞ」 薪浦が言うと紫苫は軽く頷いた。 その後、部隊は集落の中へと進んで行った。 同じ頃 指揮本部にいた荘隋は救出作戦に向かった部隊から任務開始報告の無線連絡を受け鶴姫村の地図を広げると救出作戦対象地域となるエリアを赤ペンで印をつけていた。 「いよいよだな」 福原に言われ荘隋は福原に目をやった。 「お疲れ様です」 「河佐だが、さっき待機してた警務隊に預けた。今頃、警衛庁にいるだろうよ」 「そうですか」 「河佐の処分にお前、公平性を訴えてたよな?」 「はい」 「この組織に公平性求めんなよ。上は腐りきってる。組織改革なんてのはいつの年も誰かがほざいとった。動こうとした。けどこんなでかい組織に勝てる奴なんて誰もいなかった。生まれ変わることなんて不可能なんだよ」 福原が話していると1人の隊員が慌ただしくやってきた。 「失礼します。内閣府行政人事院の方がお見えです」 「人事院?」 福原が聞くと同時にスーツを着た数人の男がやってきた。 「荘隋亘晟 2等隊尉、人事院までの出頭を願います」 1人の男に言われ荘隋はその場に立ち上がった。 「何か?」 「あなたには警衛隊法における現場指揮官規定の違反の疑いが持たれてます」 「今は作戦行動中部隊の指揮を行ってる。それでも出頭しろと?」 「はい。今後の進退を含め重要なものです」 「荘隋、ここは俺に任せろ。作戦予定立案書はあるんだろ?」 福原が言うと荘隋は軽く返事した。 「はい」 「なら問題ねーよ。俺に任せろや」 福原の言葉に荘隋は軽く頷くと男たちに目をやった。 「行きます」 荘隋が言うと男たちは荘隋を連れその場から去っていった。 「荘隋さんが連行されたらしいっす」 とある民家の前で救助活動に当たっていた1人の隊員は貸与されてる端末に流れてきた速報メールを見て呟いた。 「連行?」 庄司が聞くと隊員は軽く頷いた。 「はい。速報メールで皆さんのところに来てると思いますよ」 「人事院か」 織原が言うと隊員は頷いた。 「多分何かの規律違反じゃないすか」 「規律違反……」 織原が呟くと民家の中から数人の救難員に連れられ1人の女性が出てきた。 「お名前、言えますか?」 救難服についた泥を落としながら紫苫が聞いた。 「八女聡美です。年齢は58です」 「わかりました。このまま我々と共に避難指定場所に行けますか?怪我等あれば衛生科隊員診察のもと、行動開始となります」 紫苫が説明していると八女は自分が出てきた民家に目をやった。 「まだ旦那と子供が中に取り残されてるんです」 「何してたんだよ。一緒に連れてこいよ」 「すいません」 紫苫に言われ数人の救難員は軽く頭を下げた。 「いや、その、旦那がまだ外は危険だって言い張ってて」 八女に言われ紫苫は八女に目をやった。 「敵は全て我々、警衛隊が無力化しました。脅威は無くなったと見て間違いないかと思います」 紫苫の言葉に八女は軽く頷いた。 「わかりました。説得してきます」 そう言いながら八女は再び家の中に戻って行った。 「紫苫 3等士官、本部天幕にて救出を終えた隊員が集まってるみたいです」 伝令役の隊員に言われ紫苫は軽く頷いた。 「ならこの家族が出てき次第そのまま行こうか。巡回はさせてるのか?」 「巡回すか?」 「まだ他に民間人がいるかもしれないだろ?」 「あ、なるほど」 「まぁー、薪浦さんの事だ。それぐらいさせるだろ」 「そうっすね」 「それよりまだか?説得は?」 紫苫は軽く腕時計に目を落としながら呟いた。 「ちょっと遅いっすね」 隊員が言うと紫苫は織原に目をやった。 「ちょっと中、覗いてきてくれないか?」 「え?俺がすか?」 「嫌か?嫌ならいいけど」 「いや、あ、嫌じゃないっす。はい。行きます」 そう言うと織原は庄司に目をやった。 「行くか」 「お、おう」 織原に言われ庄司は織原の後を追うようにして家の中に入っていった。 「失礼します。警衛隊の者ですが、あのー」 開いていた玄関のドアを開けながら織原は叫んだ。 「お前か?警衛隊ってのは?」 家の奥から1人の男が出てきた。 「あ、どうも」 織原が言うと男は織原を軽く睨みつけた。 「敵の無力化に成功したと話したそうだな?女房に」 「はい。話したっす。それが何か?」 「それは本当なのか?あんたら警衛隊は民家人の命守るのが仕事だろ?いい加減なこと言って、もし俺たち家族が殺されそうになったらどう責任を取るつもりだ?」 「いや、そんな事言われても」 織原が話していると後ろにいた庄司が織原を押しのけ前に出てきた。 男の前に着くと被っていた鉄帽を取り、深々と頭を下げた。 「すいません。言葉遣いが不適切でした。お詫びします」 「そんな事はどうでもいい。とにかく、敵がいないっていう証拠を見せてくれ」 「証拠……ですか」 そう呟くと庄司は家のドアを開けた。 「まだか?」 無線越しに紫苫が聞いてきた。 「敵がいない証拠を見せろと仰っていて」 庄司が話していると男が庄司から無線機を奪ってきた。 「あ、ちょっと」 庄司が言うと同時に男が無線機越しに話しかけてきた。 「あんたが責任者か?」 「え?」 紫苫が動揺していると男は再び怒鳴った。 「だから、あんたが責任者か?と聞いてる。日本語分からんのか?お前は」 「あ、すいません。はい責任者ですが」 「敵がいない証拠を見せてくれ。俺に」 「証拠……すか。証拠なら、えーっと」 紫苫が言葉を選んでいると、織原が口を開けた。 「証拠ならあります」 「何だと?」 「この村にいる民間人は全て、本部に今、収容されてます。随時、民間人の避難活動を実施してます」 「安全なら避難する必要ないだろ?」 「そうですね。はい」 「なら何故だ?」 「まだ敵がいないかどうか分かりません」 織原の言葉に庄司は織原に目をやった。 「敵の無力化はできてません」 「あいつを止めろ」 紫苫は織原を指さしながら叫んだ。 「敵の一部が今も行方不明です。隊員の1名が人質に取られてました。その隊員の救難活動にあたっていた時に、逃亡を許してしまったと思われます」 「なんだと?とんでもない不祥事じゃないか?」 「申し訳ありません。嘘をついた事も同様に謝罪します。我々、警衛隊は日本国民を守るのが使命です。敵が行方不明である以上、長時間、この村に留まるのは危険だと判断しました。その為、至急、この村を離れて頂きたいと思います」 「信用ならん。どうせ避難先も危険なんだろ?どうせ」 「警衛隊管轄の敷地です。危険性は無いと考えて頂いて結構です」 「どうやって信用しろと?あんたらを」 「ここまで自衛隊時代から我々は国民からの信用を武器に生き残ってきました。組織の歴史が信用する一番の材料になるかと」 そう言うと織原はその場で土下座した。 それを見て男は軽く俯いた。 「あなた、もういいんじゃないんですか?」 八女に言われ男は軽く頷いた。 「警衛隊ってのは信用ならん組織だが、この男は信用できそうな気がする」 「え?」 織原が頭を上げると男は軽く微笑んだ。 「さっき来た警衛隊の連中も敵の無力化に成功したって言い切ってた。けどあんたは違った。最後に真実を話した。あんたは信用出来る。今そう思った」 「まじか…」 庄司が呟くと男は織原に近づいた。 「あんたの言う通り動いてやる。案内してくれ、その安全地帯に」 「わかりました」 軽く頭を下げると織原は家のドアを開けた。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第12話

ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第11話

主要登場人物一覧 織原奨(26)…13代目主人公 広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 流瀬崇也(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 2等士官 庄司煌大(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 隊士長 乾涛彰大(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 玉城隼弥(28)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 加威綉翔(26)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 大友脩佑(39)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 1等士官 寺島歩叶(30)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 藤松彰大(42)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 3等士官 西碕斗(35)…広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 副統括指揮官 1等隊尉 福原啓太(44)……広域機動作戦群 総司令大隊 指定特務要員 統括指揮官 2等幹士 紫苫裕哉(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 3等士官 薪浦愛希(37)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定救難員 1等士官 坂口恭太(30)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 河佐紫耀摩(32)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 嵩寺祐伍(31)…広域機動作戦群 第1機動隊 指定戦闘員 3等士官 京原拓也(46)…広域機動作戦群 第1機動隊 隊長 3等隊尉 荘隋亘晟(43)…広域機動作戦群 総司令大隊所属 運用訓練幹部 2等隊尉 澤野慶也(58)…広域機動作戦群 群長 将補 西尾猩惇(57)…広域機動作戦群 総司令大隊長 1等将士 石原允遙(55)…警衛庁27代目 幕僚総監 嵜塚孝敏(53)…警衛庁 副幕僚総監 尾津嘉燿(54)…内閣府行政人事院 11代目院長 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「対象者、確認。角度変えます」 無線を入れると操縦士は慎重に機体の方向を変えた。 「どれだ?」 福原は双眼鏡を手にすると目の前の窓ガラスに映る部屋に目をやった。 「あれか」 福原が呟くと坂口が口を開けた。 「俺に救助行かせてください」 坂口の言葉に福原は坂口に目をやった。 「お前、上級救助教育過程は?」 「履修してないです」 「指揮官は部下となる隊員の命を握ってる。死なせなりしちゃダメだ。絶対にな。今のお前が救助に行っても、お前が死ぬ運命しか見えない。生きて帰ってこれるという根拠は?何かあるのか?」 「根性です」 「だけか?」 「はい。約束したんです。必ず助けに行くって。あの人、自信満々に潜入に行って、敵情報告いっぱい入れるとか言ってたのに、何も報告来ず、多分失敗したんでしょうね。で今、隔離されてリンチされて」 「薪浦」 福原に呼ばれ薪浦がやってきた。 「呼んだすか?」 「お前、ちょっと行ってこいよ。こいつ連れてそこに」 「河佐の救出すよね?」 「そうだ」 「こいつ連れてすか?」 「なんか文句あるんけ?」 「いや、こいつ救難過程受けてないっすよ?この状態だと、過程受けててもかなり難問なのに」 「こいつが行きたいっていうから。使えないなってなったら河佐だけ連れて戻ってこい。坂口、お前死んでもいいよな?」 「え?」 「あ?いや、お前このまま行っても死ぬだけだろ?最後の人生勉強ってやつだろ?」 「いや、そのつもりで言ったんじゃ……」 「じゃあ2人とも頼んだ」 福原が言うと薪浦と坂口は軽く頭を下げその後、薪浦は坂口を連れその場から離れた。 「これが救難装具全部だ。付け方は~分かんねーよな。俺が全部つけてやる」 そう言いながら薪浦は坂口に装具を付け始めた。 装具をつけ終えると坂口は軽く頭を下げた。 「ありがとうございます」 「おう。今から俺らが行く現場たがな?想像してるよりずっとしんどいぞ?しんどい事が待ってる」 薪浦は装具をつけながら言った。 「わかってます。救難経験ないすけど……。できます」 「俺も救難経験なんてのはねーよ。訓練ぐらいしかねーな」 「え?」 「俺らが出動する時は本当にやばい時だ。消防と警察が機能停止した時ぐらいのやばさだ。そんなの滅多に起きないからな。この世で。だから、落ち着け。俺も実戦は今日が初めてだ」 そう言いながらその場に立ち上がると薪浦は軽く息を吸い込んだ。 「行くか」 「はい」 薪浦に言われ坂口はその場から歩き出した。 「薪浦、坂口、両2名準備完了しました」 薪浦が言うと福原は軽く頷きながら坂口に目をやった。 「何かあったらこいつを頼れ。薪浦をな。薪浦は救難員歴が長い。これまでの実戦経験は無いものの、実力は確かな男だ。わかったか?」 「はい」 坂口が返事すると福原は薪浦に目線を移した。 「坂口の事、頼んだぞ?若手死なせないでやってくれよ?一応、人材は宝って上の方針、守んねーと。俺もどーこー言われるしな?ま、でももし坂口が死にそうになったらお前自身の命最優先に動いてくれや」 「こいつ死なせませんよ。河佐も連れてくるっす」 「頼もしいな」 福原が言うと薪浦は出口扉に向かった。 その後、薪浦、坂口はロープを使い目の前の建物に飛び込んだ。 薪浦はフロアに着くなりロープを外した。 それを見て坂口もロープを外した。 「俺の後ろに引っ付いてろ。わかったか?」 「はい」 薪浦は懐中電灯を照らすとその場からゆっくりと歩き出した。 その時、近くで鉄の塊が落ちたような音がした。 「今の……」 薪浦が呟くと坂口は音のした方向に目をやった。 「俺、ちょっと見てきます」 「おい、勝手な行動はやめろ」 「いいんす。俺、戦闘員なんで救難員のあなたは救難、俺は戦闘が自分の本来の仕事なんで。あなたが安全に救難活動できるようにサポートするのが俺の仕事です」 「怪我……しないようにな」 「わかってるっすよ」 そう言うと坂口はその場から走り出した。 坂口が走り去るのを見ると薪浦はそのまま河佐の捜索を再開させた。 しばらく歩いていくと、目の前に頑丈に閉められた部屋が出てきた。 「ここ……か」 薪浦はすぐに折りたたみ電動カッターを取り出すとそのまま部屋のドアの破壊作業を始めた。 数分後 ドアが壊されると薪浦はそのまま部屋の中に入っていった。 「河佐、」 薪浦は椅子に縛りつけられている河佐を見て呟いた。 「薪浦……さん?」 「俺の事覚えてたか」 「新隊員……教育の時の……班長の顔忘れるわけねーっ……すよ」 「それもそうか」 そう言いながら薪浦は河佐の体の周りに締められている紐を解き始めた。 「あいつ……元気にしてる……すか?いやー潜入ミスったところあいつに見られたくないなーって笑」 「今、俺と一緒にここにいる。周囲警戒要員してくれてる」 「マジすか。あいつ、やれてんのかな笑 いやーあいつ、仕事ホンマに出来ない奴で」 「そうか。新隊員の時のお前みたいだな」 「え?」 「お前も最初はそんなんだったろ?馬鹿みたいに突っ走って、何回俺が怒ったか覚えてるか?」 「いやーそれは、まーね笑」 「まーねじゃねーよ」 そう言いながら薪浦は軽く笑った。 紐を解き終えると薪浦は河佐の肩を掴んだ。 「一緒にこっから出るぞ。あいつが安全化にしてくれてる。お前の部下なら信用できる」 「そうすか笑」 薪浦は河佐と共に部屋を出るとヘリが待つところまで歩き始めた。 「ヘリが上空で待機してくれてる。ロープでこの建物からヘリに飛び移る。できるか?」 「余裕っす笑」 「そうか」 薪浦は河佐に目をやると鼻で軽く笑った。 しばらく歩いていくと、人影のようなものが見えた。 「隠れろ」 薪浦は河佐を近くの柱の後ろに隠れさせると護身用の拳銃を構えた。 「坂口の野郎、何してんだよ」 そう呟きながら薪浦は軽く口を鳴らした。 次の瞬間 数発の弾が薪浦達の隠れる柱に命中した。 薪浦は河佐の前に出るとすぐに近くの柱に移動した。 「発砲……すか」 河佐に言われ薪浦は軽く頷いた。 「ちょっと待ってろ」 薪浦は拳銃を構え直すと柱からゆっくりと体を出した。 「おら、そこにいるの分かってんだよ。出てこいや」 男はそう怒鳴ると持っていた小銃を乱射し始めた。 「こいつ、情けねー面して、お前の仲間だろ?やるよ」 そう怒鳴ると男は1人の警衛官をその場に放り投げた。 「坂口……」 薪浦が呟くと後ろにいた河佐が前に出てきた。 「坂口、おい」 その場から走り出そうとした河佐を薪浦はすぐに止めた。 「待て。俺らの武器でこいつに対抗できる訳無いだろ。落ち着け」 「じゃあどうすんすか?」 河佐が怒鳴ると薪浦は軽く後退りをしながらヘリに目をやった。 そしてそのままヘリに向け手を大きく広げると手の甲をヘリに向け軽く振った。 「機長、何すかね。あれ」 操縦席から薪浦の合図を確認した副操縦士が口を開けた。 「なんだ?死角になってて見えねーな」 そう言うと機長は軽く機体を動かした。 「お前以外にここに何人いる?」 薪浦は目の前の男に聞いた。 「なんで教えないといけねーんだよ」 「それもそうだな。世界の軍隊で行われる手法の1つにお前は今、ハマってる」 薪浦の言葉に男は軽く首を傾げた。 「何、意味わかんねーことほざいてんだよ。ぶち殺すぞ。おら」 男が怒鳴ると河佐が口を開けた。 「どういう事すか?」 「お前は俺達を歯止めするために使われてる。ボスはどこにいる?さっきまで下であんたらと警衛隊の衝突があったな?」 「それがなんだよ」 「今、静かなのは何故だ?」 「あ?」 「何故、静かだと聞いてる」 「知るかよ」 「お前は囮にされたって事だ」 「は?囮?」 男が聞いたその時、薪浦は片耳につけてる無線受信用イヤホンからある情報が入ってきた。 「福原だ。裏口から車両が無い。恐らくは俺らがこうしてる間に死角となってる裏口から逃亡されたんだろう。頭の仁堂はもうそこにはいない。薪浦、お前の判断でいい。目の前の奴を殺すか殺さないか。殺すんだったらこのヘリからそいつの頭を撃ち抜く」 「ちょっと待ってください」 そう言うと薪浦は男に目をやった。 「裏口から車が無くなってるそうだ」 「え?」 薪浦の言葉に男は膝から崩れ落ちた。 「信じてたのに……」 「警衛隊を殺すように言ってきたのは仁堂を始めとする組織幹部からだろ?今はその幹部が誰もいない。持ってるその武器をその場で手放してくれたらそれでいい。その持ってるものをその場に置け」 「俺は囮になるぐらいしかできない男だ」 そう言うと男は銃を構え直した。 「今ならまだ間に合う。早まるな」 薪浦が言ったその時、福原は軽く目をつぶったあと、目を開け機長に指示を出した。 「行け」 福原の指示で機長は建物内に向け発砲を始めた。 数発の弾を浴び男はその場に倒れた。 即死だった。 「早くこちらに」 男が倒れたと同時にヘリから数人の隊員が建物内に入ってきた。 薪浦は言われるがままに河佐と共にヘリの中に入っていった。

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ULTIMATE〜 DECISIVE BATTLE 奪還せよ 第11話