〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第8話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「お前、なんでここに」 「父さん、えっ?」 科長と目があったその隊員はその場で軽く目を見開いた。 「え?父さん?」 成濱はそう言いながら赤眞に目をやった。 「相部隆宏。俺の、親父です。この人」 赤眞が言うと成濱と青村、澤田はその場で軽く口を開けた。 「ま、まじかよ」 澤田が呟くと相部は近くのソファーに腰掛けた。 「翔平。まさか警務隊にいたとはな」 そう言うと相部は大声で笑った。 「なんで親父こそここに。俺が中3の時に突然、姿消して。警衛隊辞める事になったからって母親に言ってたのあんただろ?」 そう言いながら赤眞は軽く目に涙を浮かべた。 「防衛省に期間限定で配置換えなったんだよ。それで2年前に警衛隊に帰ってきて去年、特殊科長の座につかせてもらった。まさかお前も警衛隊にいたとはな。久しぶりだな」 「中3の冬だったよな。あんたが家出たの。あれから母さん、あんたが居ないことで病んで自殺した。そこから俺は児童養護施設で引き取られた。覚えてるか?あの冬」 そう言いながら赤眞は相部に詰め寄った。 「おいおい笑、警務隊てのは事情聴取で私情を持ち込むのか?そんなのは無しだろ?笑」 そう言いながら笑う相部を見て赤眞は近くにあった椅子を蹴飛ばした。 それを見てすかさず近くにいた澤田が止めに入った。 「落ち着け。翔平」 澤田に言われ赤眞は涙を拭いながら叫んだ。 「あんたのせいで、家族はバラバラになった。家庭崩壊させといてぬくぬくと自分はここで出世か?あ?」 「何か勘違いしてるみたいだから言ってやる」 そう言いながら相部はその場に立ち上がるとソファーに腰掛けた。 「本妻のもとに帰っただけだ。君のお母さんにも言っておいたんだが、死んだのは自業自得だろ?」 「本妻?」 赤眞はそう言うと相部の顔を涙目で軽く睨みつけた。 「何も知らねーんだな。なら教えてやるよ。お前の母親は俺の愛人だ。俺には本妻がいてなその人との間に3人子供がいる。俺にとっての本番はそっちなんだ。家族を大切して何が悪い?」 そう言うと相部は赤眞を睨みつけた。 「流石にそれは、」 成濱が呟くと同時に赤眞は澤田を押しのけ相部の胸ぐらを掴んだ。 「ちょ、やめろって」 胸ぐらを掴んだ赤眞を見て澤田はすかさず赤眞をその場で取り押さえた。 「赤眞、いい加減にしろ、落ち着けよ。なー。俺らは今日、事情聴取をしに来たんだぜ?」 そう言うと澤田は赤眞を睨みつけた。 「流石にでも、これは、相部 科長がやばいでしょ。言ってることも全てが。ただの不倫じゃないすか」 成濱が言うと澤田は成濱に目をやった。 「青村、話できるか?」 「え?は、はい?」 唐突に声をかけられ青村は軽く目を見開いた。 「やれっか?って俺今聞いてる。どうなんだ?この2人にちょっと話があってな。お前ができるって言うならこのまま任せたい」 「わかりました。お任せ下さい」 青村が言うと澤田は軽く頷いた。 「じゃあ、後は頼んだ」 そう言うと澤田は赤眞と成濱を連れ部屋の外に出た。 「離せって。離せよ、おら」 赤眞が怒鳴ると澤田は軽くため息を吐きながら赤眞の胸ぐらから手を離した。 「いてーんだよ」 赤眞が呟くと澤田はもう一度、溜息を吐いたあと赤眞の胸ぐらを掴み壁に押付けた。 「なー?私情挟むのは違うって話。あのおっさんの言う通りだ。ましてやお前手を出したろ?もうお前が100悪いんだよ。習わなかったか?義務教育で。手を出した方が悪いって」 澤田が怒鳴ると赤眞は軽く目線を下に下ろした。 「成濱、お前もな?俺らは何だ?警務隊だろ?悪い奴を取り締まる立場だ。部隊の秩序を守るのが俺たちの使命だろ?その使命、てめぇらが破ってどうすんだよ。なー?」 そう叫ぶと澤田は赤眞の胸元に手を入れた。 「な、なんすか。気持ち悪いっすって」 赤眞が言うと澤田は赤眞の警務隊手帳を胸元から取り出した。 「これは預かっておく。また同じような事したらこれを幕僚に提出する。つまり警務隊に居れなくなるという事だ。わかるよな?事態の重さが」 「はい」 そう言うと赤眞はその場に座り込んだ。 「成濱、お前もだぞ?庇うのも同罪だからな?」 そう言いながら澤田は腰に手をやった。 その時だった、科長室から青村が出てきた。 「お疲れ様です。ちょっといいですか?」 そう言うと青村は澤田に目をやった。 「何だ?どうした?」 澤田は青村に連れられるがまま軽く歩き出した。 「先程の科長の相部 将補の事なんですけど」 「それがどうかしたか?」 「いや、赤眞さっき胸ぐら掴んだじゃないすか?」 「あぁ。そうだったな。こっぴどく叱ってやったよ」 「その件なんですけど、相部 将補が警務隊に対して抗議をすると。被害届も場合によっては出したいとの事でして、」 「被害届、そうなったら、」 「はい。警察が関与してくる事態になります」 「あのおっさん、どこまで卑怯なんだよ。クソだな」 「どうしますか?」 「とりあえず警察が来たら面倒臭い事になるだろ。警務隊長には俺から話しておく。抗議書書くんだろ?どうせ、あいつ」 「そ、そうですね」 「ありがとな。報告。それでどうだった?供述なんか取れたか?」 「それの事なんですけど、日報については何も口にはしなかったです。ただ一つだけ、」 「一つだけ?なんだ?」 「はい。ジブチ派遣の1ヶ月後、幕僚から突然連絡が入りそのまま現地の部隊とは連絡が取れなくなったみたいで」 「現地の部隊と連絡が取れない?おかしいだろ。それは」 「そこを問いただしても何もそれ以上は」 「幕僚にメスを入れる必要があるって事か」 「幕僚に、メ、メ、メスすか?」 「何をそんな驚いてんだ。幕僚が何か隠してるってことだろ?日報ともなればかなりの機密書類だ。管理してるのも幕僚の中でも上の方、例えば」 「例えば、幕僚総監、とか」 「わかってんじゃん。そうだよ。その通りだよ。幕僚総監主導で何か知らないすんげーでかい隠蔽が進んでるのかもしれん。組織の中で」 「ちょっと待ってください。いくらなんでも幕僚は」 「何だ?」 「まさか幕僚に首突っ込むんですか?流石にデカすぎます」 「そうやってビビってるからいつまで経ってもお前成長しねーんだよ。クソが」 そう怒鳴ると澤田は再び歩き出した。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第8話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第7話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「そうか。わかった」 耳打ちが終わると東崎は柿倉に目をやった。 「収容所は作れんとよ。作るなら勝手に作れって。その代わり何かあれば駐屯地司令含めて俺らも責任取らされるんだとよ」 席に戻る耳打ちをしてきた隊員を見ながら東崎は言った。 「そうですか。ま、慎重になるのも無理はないですよ。だって、炎上したんですから」 「まぁそうだよな」 「どうするんです?」 「攻めるよ」 「え?」 柿倉が言うと東崎はその場に立ち上がった。 「駐屯地の敷地内図、誰か持ってきてくれないか?」 東崎に言われ1人の隊員が駐屯地の敷地内図を持ってきた。 「ありがとう」 そう言いながら東崎は敷地内図を見渡した。 「今、我々がいる隊舎はここですね」 柿倉は真ん中にある塔のイラストを指さした。 「そうか。んで使用者は?前に収容してた連中は?」 「そ、それならもう警察庁に申し送りしましたので、我々が知る範疇は越してます」 「そうか」 「収容所を作る話は無しでよろしいかと。使用者がいないのであればわざわざ場所を1つ作るのは無意味かと」 「なら直接攻めるか」 「直接?」 柿倉が聞くと東崎はその場に立ち上がった。 「これより日報問題解明のため、特殊科を中心に陸上科を含めたジブチ海外派遣に関与している部隊等全てを洗い出し徹底的に調べる。よいか?」 「はい」 会議が終わると欠伸をしながらゆっくりと席から立ち上がった赤眞に澤田は声をかけた。 「おい、行くぞ」 「え?どこにすか?」 「特殊科だよ。徹底的に洗い出すって言ってたろ?」 「科長のもとに怒鳴り込むんだとよ」 成濱が言った。 「まじかよ。まぁいいすけど」 そう言うと赤眞はゆっくりと歩き出した。 「科長のところに行くと聞いたが、それは本当か?」 東崎に聞かれ澤田は軽く頷いた。 「はい。これから行こうと」 「そうか。なら、これを」 そう言いながら東崎は澤田に1枚の紙を渡した。 「それは、アポが無くても、とつれる魔法の紙だ。名称は警務隊職務執行令状ってやつだ。それがあれば、事前に話を通さなくても警務隊としての仕事ができる。事情聴取とか、まぁ、もろもろ。警務隊長だからね。私は。こういうのが簡単に作れてしまうんだよ」 「ありがとうございます」 澤田は紙を受け取りながら軽く頭を下げた。 「頼んだよ。必ず何か掴んでこい。わかったね?」 「も、もちろんです」 そう言うと澤田は深々と頭を下げた。 会議室を出ると澤田は青村から車の鍵を受け取った。 「あの、乗り込むってこの4人でって事すか?」 そう言いながら赤眞はその場にいた、青村、澤田、成濱、そして自分をカウントしながら澤田に聞いた。 「その通りだ。芦澤と前原には陸上科の方に行って貰った。二刀流で攻める」 澤田が言うと赤眞は成濱に目をやった。 駐車場に着くと澤田は周囲の車に目をやった。 「どれの車だ?」 澤田が聞くと青村は奥に止まってるセダンを指さした。 「あれっすね」 「あれっすか?」 「はい。そうっす」 青村が言うと澤田は軽く頷きながら車のもとに向かった。 車内に入ると澤田は咳払いをしながらハンドルを握った。 「つかさ、どう思うよ?今回の日報問題。なんか薬物捜査から知らん間に話題変わってんじゃん?」 澤田が言うと青村は軽く頷いた。 「そうですよね。けど俺思うんですけどあの、東崎って人。なんであそこまで日報問題にこだわるのかなって。委員会に戻りたいんなら日報問題とかむしろ隠すべきなのに」 「やべーっすもんね。警務隊長してる間に日報問題とかいうとてつもない不祥事が明るみになったら」 成濱が言った。 「やべーってもんじゃないだろ。最悪クビ飛ぶぜ?一生、警衛隊に身を埋めるんならまだしも」 澤田が言うと赤眞が口を開けた。 「警衛隊に身を埋める?あの人がすか?」 「日報問題明らかにするんだったら委員会には戻れないこと確定だろ?だとしたら考えられるのは日報問題を武器に上の人を脅して出世するとか、幕僚含め、組織ぐるみで隠そうとしてるものだもんな。日報問題なんて」 澤田が言うと赤眞は軽く頷いた。 そんな事を話しながら車は警衛庁前に着いた。 「お疲れ様です。市ヶ谷駐屯地から来ました。地区警務中隊です」 そう言うと運転席にいた澤田は門番をしていた守衛警備科隊員に警務隊手帳を見せた。 「う、うわーすげー」 門番をしていた隊員の言葉に澤田は思わず隊員の顔を2度見した。 「何か?」 助手席にいた青村が声をかけると隊員は慌てるようにして頭を下げた。 「も、申し訳ありません。じ、自分その、警務隊目指してるんですけど、なかなか選抜試験、受からなくて。」 「何?筆記?面接?体力?」 青村が聞いた。 「筆記ですね」 「まぁむずいよな。刑法に警衛隊法、警察官職務執行法もあるしな。分野広いもんな」 澤田が言うと隊員は軽く頷いた。 「俺ら急いでるからあれだけど、試験受かったら3ヶ月警務隊としての研修を受けるんだけど、それは警衛庁で受けるんだけどそれ終わったら、地区警務中隊勤務が待っててな、そこで市ヶ谷に希望出せば俺らと働けるし、それだけ忘れずに頑張れよ。警務隊入れた暁には、面倒見てやるから。ついでに後ろに乗ってる2人は地区警務中隊付きの研修士だ。お前とあんまし変わんねーよ。元気だして挫けずに頑張れよ」 そう言うと澤田は軽く笑いながら車を進めた。 「あ、ありがとうございます」 そう言うと隊員はその場で敬礼した。 「なんか懐いな。あーいうの」 そう言いながら澤田は近くの駐車場に車を止めた。 「目指してた頃思い出しますね。俺、体力で落ちてて、苦労したの覚えてますよ」 青村が言うと澤田は軽く頷いた。 「俺は面接だ。どうもその基本教練が苦手でな。回れ右とかあんだろ?あれがもう慣れなくて笑」 そう言いながら澤田は車から降りた。 その後、赤眞らは警衛庁、庁舎内に入り特殊科フロアへと向かった。 特殊科フロア前に着くとフロア立哨警戒に当たっていた、ガタイの良い特殊科隊員が数人立っていた。 「地区警務中隊です。科長に要件があり参りました」 澤田が言うと1人の隊員が口を開けた。 「アポは取ってますか?」 「アポ?あー、ちょっと待ってくださいね」 そう言いながら澤田は持っている鞄の中に目をやった。 「これですか?」 青村はそう言いながら警務隊職務執行令状を渡した。 「ありがとう」 そう言いながら澤田は紙を受け取るとそのまま隊員に見せた。 「これ、見えるすか?」 「職務執行令状、ですか」 そう言うとその隊員は道を譲るようにして横にずれた。 「科長室は1番奥です。どうぞお進み下さい」 そう言うと隊員は一礼した。 「どうも」 そう言いながら澤田はゆっくりと歩き出した。 それを見て赤眞らも動き出した。 「失礼します」 澤田は科長室前に着くとドアを開けながら言った。 「何だ?」 科長は部屋に入ってきた澤田らを見てその場に立ち上がった。 その時だった、科長は1人の顔を見て口を開けた。 「お前、なんでここに」 「父さん、えっ?」 科長と目があったその隊員はその場で軽く目を見開いた。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第7話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第6話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 鎮静剤を打ってから3時間後 徐々に落ち着いてきたその隊員は赤眞らを見るなり平謝りした。 「すいません。なんて言うか、その」 「わかってるよ。ATSBPの反応だろ?お前、頭汚染されてんだよ。」 そう言いながら芦澤は手元にあった隊員の名簿を手に取った。 「特殊科の人間か。やっぱりな」 芦澤の言葉にその隊員は軽く声を出した。 「やっぱりって何ですか?」 「お前みたいに特殊科の人間が医務室で同じように暴れて鎮静剤打たれて大人しくなる事が起きてんだよ。全く一緒だ。」 「本当に記憶は無いのか?ジブチ派遣されてたってのは確実なんだろ?」 前原が聞くと隊員は軽く首を横に振った。 「何も覚えてないんです。いきなり襲われて気づいたらここに」 「襲われた?」 赤眞が呟くと隊員は少し身を乗り出しながら言った。 「襲われたんです。武装した連中に。休養で使ってた天幕、突破されて中に、」 「初めて聞いたぞ。んなの。今まで何も知らねーって言ってた奴らばっかだったのに」 成濱が呟くと芦澤のスマホにとある電話が入ってきた。 「はい。芦澤です。はい、わ、わかりました」 電話を切ると芦澤は赤眞らに目をやった。 「貴内さんからだ。戻ってくるようにと」 「取り調べ終わりすか?」 成濱が聞くと芦澤は軽く首を傾げた。 「知らねーけど、ま、とにかく行くぞ」 そう言うと芦澤はそのまま医務室から出ていった。 会議室に着くと、芦澤らはそのまま空いている席に腰掛けた。 「遅ないすか?何してたんすか?」 青村が小声で話しかけてきた。 「うるせーよ。取り調べやってたんだよ。医務室、キチガイしかいねーぞ。今」 芦澤が言うと澤田が口を開けた。 「みたいですね。市ヶ谷ロックオンですか」 「ロックオンさせねーよ。市ヶ谷ロックオンになったらこの国終わるだろ」 そう言うと芦澤は澤田を睨みつけた。 「合同捜査本部から来ました東崎です。自分は委員会から出向中の身で今は警務隊長をやらせてもらってます。今回、緊急であなた方を集めたのにはある理由があります。今、医務室で行われている取り調べ、集計報告が上がってきており、ジブチ派遣されていた特殊科、陸上科の隊員のうち、いや全員か。ATSBPの使用が確認されており、取り調べを進める中である証言が重複して確認が取れました。」 東崎が言うと横にいた柿倉が電子黒板にある写真を貼り付けた。 「これは、派遣されている隊員達が作った日本陣営側にある天幕です。右端から食堂用、風呂用、トイレ用、そして休養用4つがあります。中央には日本国旗が掲げられ日本陣営である事は確認できるかと。ついでにここから数キロ先にアメリカ陣営があると事前報告で上がってる内容がこれで全てです。そして、現状報告のため日々上がってくる日報。ここには、何も問題は無く、現地住民との交流が行われていると、交戦は無いと報告が上がってきてます。ですが取り調べを進める中でジブチで交戦があり気づけば日本にいたと。こういった証言が重複して取れてます。つまり日報の改ざんがあるのでは無いかと、私は思っています」 「日報の改ざん、まじで言ってんのかよ」 芦澤が呟いた。 「今回はその真意を調べるため、緊急で皆さんを集めました。ATSBPの入手経路を調べるにあたり、この日報問題は必ず明かさなければならない問題であると私は思っております」 「ここでまさかの警務隊らしい警務隊の仕事ができるとはな笑」 澤田が呟くと青村が口を開けた。 「どうなるんすかね。」 「どうなるって?」 「いや、調べようとしても上が隠してるんだったら無理でしょ。相手、幕僚でしょ?日報の管理してるってなったら」 「だろうな。あんまし組織図とかよく知らねーけど」 「無理ですって。そんなの俺たちペーペーが何とかできる話じゃないっすよ。ましてやあの警務隊長さん、外部の人なんでしょ?委員会から来たって。」 「それが何だよ。」 「いや、なんで自分に不利に働くようなことをするのかなって。委員会に戻るには、日報問題とか隠し通した方がいいに決まってるじゃないすか。」 「言われてみれば、まぁそうだな」 「よくわかんないっすよ。あの人も。この組織も」 青村がの小声で喋る中、会議は大詰めへと進んでいた。 その頃 幕僚総監の木下通陽は合同捜査本部から上がってきた報告書を見ながら軽くため息を吐いていた。 「どうなさいましたか?」 第1秘書官に聞かれ木下は軽く秘書官に目をやった。 「ん?」 「え?あ、いや。その、先程ため息を吐かれましたので。どうなさったのかなと思いまして」 「あー。この報告書を見てればため息が漏れるばかりだよ。」 そう言うと木下は秘書官に報告書の一部を渡した。 「拝見させて頂きます」 秘書官は軽く一礼しながら報告書を受け取った。 「委員会の完全仕切りだ。それで今、ジブチ派遣の日報が争点になってるらしい」 「ジブチ派遣の日報、ですか?」 「そうだ」 「そ、それはまずいでしょう。流石に。日報なんて漏れたら、やばいでしょ。もし改ざんがバレれでもすれば、」 「俺たちの終わりだ。何人も首が飛ぶ羽目になるだろう。それに最悪、」 「最悪なんです?」 「憲法9条を違反したとして罰せられる。必要以上に武力を行使しすぎたんだ」 「そんな、」 「どうすればいいんだ、」 木下が頭を抱えていると第2秘書官が部屋に入ってきた。 「失礼します。総監今お時間よろしいでしょうか?」 「何だ?簡潔にな」 「はい」 そう言うと第2秘書官は持っていた封筒をその場に置いた。 「収容所をまた作って欲しいと市ヶ谷駐屯地から要望書が届きました。至急との事だそうで、」 「収容所?」 「はい」 「収容所は作って痛い目を見たばっかりだろ?そんなの簡単に作るなどできん」 「そ、そうですか」 「駐屯地側には作りたければ自分たちで作れと言ってこい。その代わりもしバレたりでもして炎上でもすれば、責任は市ヶ谷の駐屯地司令に全て被せる。それも言ってこい」 「わ、わかりました」 そう言うと第2秘書官は軽く頭を下げその場を後にした。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第6話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第5話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「失礼します。」 「し、失礼します」 伊村が部屋に入るのを見るなり正随は軽く頭を下げながら部屋の中に入った。 「話は聞いた。」 そう言うと奥木はパソコンを閉じた。 「日報を調べられるとなると恐らく、我々はもちろん、幹部の方も何人か首が飛ぶことになるのは間違いないです」 伊村が言うと正随は伊村に目をやった。 「そこの後ろにいる若造は?知ってるのか?」 菊池が聞くと伊村は軽く否定した。 「いや、こいつまだ新人なもんで。」 「階級は?」 菊池に聞かれ正随はその場で不動の姿勢を取りながら言った。 「3等士官任命後1年が経過しました。」 「まだそんなんか、」 菊池が呟くと栗坂は正随に目をやった。 「もう話を聞いていれば何となくわかると思う。今、ジブチ派遣の日報が調べられれば警衛隊として都合が悪いということだ。もちろん悪いとは思ってるが、隠し通さねば組織として崩壊する危険性があるということだ。俺たちは組織を守る身としてそれは何としても避けなければならない」 栗坂が言うと正随は伊村に目をやった。 「つまり隠蔽しろと?相手は警務隊、委員会。これを敵にまわして隠し切るのは流石に無理難題すぎるかと、」 正随が言うと奥木はその場に立ち上がった。 「日報を最終的に管理してるのは、俺たち幕僚官房室だ。やろうと思えばできるだろ。それぐらい。やろうか」 奥木が言うと正随は軽く口を開けながら目を見開いた。 「ここに正義の場なんてのは無いよ。」 正随の耳元でそう呟くと伊村はその場のソファーに腰掛けた。 その頃 市ヶ谷駐屯地には警衛庁から続々と隊員達がやってきていた。 その中には東崎の姿もあった。 駐屯地前に並ぶ車列のとある一部の車内で柿倉から日報の説明を受け東崎は軽く口を開けた。 「日報に嘘が書かれてる?だと?」 「はい。ジブチで交戦無かったと日報に書かれてあります。しかしジブチで交戦があったのでは無いかと今、そういう噂がありまして、もしこれが本当だとしたら、」 「俺もお前もその不祥事の一端を握らされ左遷だ。委員会に帰ることなどできない。不可能だ」 「そ、そういう事です、ね」 「それは、まずいな。しかし、」 「しかし、な、なんです?」 「今さら、委員会に戻りたいとお前は思うのか?」 「え?」 「給料だってここにいる方が高い。ここにいれば防衛省への配置換えも狙える。幕僚の幹部になれば年収1000万プレイヤーだ。」 「そ、そうですけど」 「在暁と翠谷、この2人が委員会を握ってる2大幹部だ」 「そ、そうですね。それが何か?」 「俺らよりもはるかに歳が下だ。そんな奴に先越された組織に俺達の未来はあるか?」 「言われてみれば、そうですね」 「この日報を明らかにして日報問題を武器に上に上がるという手もある。ていうか、そっちの方が都合いいかもな」 そう言いながら東崎は軽く欠伸をした。 東崎ら幹部を乗せた車列はそのまま駐屯地の中に入ると、第1駐車場へと向かって行った。 駐車場に着くと東崎は隊員らにまだ車の中にいるよう伝えた。 「何かありましたか?」 柿倉が聞くと東崎は軽く目をつぶった。 「日報か。感染者の収容所をまた作る必要があるな。」 「感染者、ですか?」 「ATSBPの使用者だよ。あんなウイルスに手を突っ込むやつを俺は感染者と言うんだ。」 「そ、そうですか。それで収容所を作るというのは?またどうして?」 「感染者は、日報問題を明かす鍵を握ってると俺は思ってるんだ。」 「感染者がですか?」 「そうだ。その鍵を握ってる連中を外に逃げられては痛いからな。」 「外に逃げられるというのは?」 「他の方面隊だ。他の方面隊に逃げられれば俺の目が行かなくなる」 「ですが警務隊長だから。目が届くのでは?」 「総務管理官という役職があるだろ?管理官というのは俺が警務隊長につく時に委員会がつけた秘書役的なポジションだ。」 「ま、まーそうですよね。俺、この役職ついてる割にはその、なんと言いますか、」 「出来ることが少ないだろ?」 「はい」 「俺は委員会から仕事が出来ないという御札を貼られていたようだ」 「いや、そ、そんなこと無いでしょ。」 「とにかく収容所の件、早急に上に話通しといてくれ」 「やりますかね。上の人。あんだけ批判買って壊したばっかでしょ」 「それをやらせるように持っていくのがお前の仕事だろ?使えるものは何でも使え。」 そう言うと東崎はポケットから煙草を取り出した。 同じ頃 赤眞らは新城からの命令で医務室で溢れかえるATSBP使用者の取り調べを行っていた。 「ATSBP、ここまで広がってるとはな」 医務室に溢れかえる使用者を見ながら赤眞は呟いた。 「こんなの序の口に過ぎねーと思う。もっと出てくるぜ。俺の勘ってやつだ」 芦澤が呟くと十字架の腕章をつけた1人の隊員が走ってきた。 「衛生科の者です。あの、地区警務中隊の方ですか?」 「何かありました?」 芦澤が聞くと隊員は軽く息を整えながら言った。 「1人、暴れてる人がいて。衛生科の数人で取り押さえてるんですけど、」 「案内してください」 芦澤に言われ隊員は歩く頷き、歩き出した。 案内された場所に着くと5人の衛生科隊員に取り押さえられた隊員がいた。 「離せ、おらぁ。」 取り押さえられている隊員は何度も声を枯らしながら叫び続けていた。 「離して。そいつ」 そう言いながら芦澤は叫ぶ隊員を睨みつけた。 「いいんですか?」 1人の衛生科隊員が聞くと芦澤は腕を組みながら頷いた。 「構わん。」 「わ、わかりました」 衛生科隊員達は互いに目を合わせながら立ち上がった。 「おのれ、上から目線で話やがって」 隊員はその場に立ち上がると芦澤に向かって襲いかかった。 芦澤はそれを軽く交わすと足をかけその場に倒し馬乗りになると腕をそのままひねりあげた。 「くそが、いてーって。離せや」 「鎮静剤、誰か」 芦澤に言われその場にいた衛生科隊員らは医務室の奥にある薬物室に入っていった。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第5話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第4話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「落ち着いたか?」 赤眞に言われ隊員は軽く頷いた。 「鎮静剤打たれて何とか」 「ならここで取り調べやってやる。」 「は?ここ医務室だぜ?」 「場所なんて関係ないだろ」 そう言うと赤眞は軽く欠伸をしながら隊員を睨みつけた。 「なんで前原を人質にした?」 成濱が聞くと隊員は成濱を睨み上げた。 「前原?どいつの事だ?」 「こいつだよ。こいつ」 そう言うと赤眞は後ろに立っていた前原の足を軽く蹴った。 「いってー、」 足を抑えた前原を見て隊員は軽く鼻で笑った。 「その仕草見たら理由わかるだろ?」 「理由?」 赤眞は少し前のめりの姿勢をとった。 「弱っちーからだよ。こいつ見るからに弱そうだろ?何か間違ってるか?あ?」 「だってよ」 赤眞が言うと前原は軽く握りこぶしを作った。 「おのれ、」 前原が怒鳴ると成濱は前原の背中を軽く叩いた。 「な?一旦廊下出て落ち着けよ。な?」 「クソが。こいつどうなってんだよ?弱いだって?よく言うよ。あ?」 叫ぶ前原を成濱は半ば強引に廊下に連れていった。 その頃 警衛庁では市ヶ谷駐屯地からの報告を受けていた。 「何だと?市ヶ谷でATSBPの使用者が溢れかえってる。だと?」 電話で報告を受けながら大林は軽く声を荒らげた。 「市ヶ谷で使用者が溢れかえってる?何が起きてるんだ?」 大林の声を聞きながらその場にいた隊員らは騒ぎ始めた。 「市ヶ谷ノックアウトか?」 翠谷が呟くと貴内から電話がかかってきた。 「そのまま待っててくれ」 そう言うと大林は持っている電話機を置くともう1台の電話機に目をやった。 「なんだ?大林だ」 「お疲れ様です。貴内です」 「だから何だ?お前を市ヶ谷に派遣した理由わかってるよな?捜査を1歩でも早く進めるために送ったんだぞ?他の方面隊よりも遅れてるんだ。全く無能な奴しかいねーんだな」 「申し訳ありません」 「それで?電話はなぜしてきた?」 「あ、はい。医務室で取り調べ中の特殊科の隊員なんですけど、ある証言を手に入れることができまして」 「ある証言?」 「はい。ジブチに海外派遣されてる途中に現地の武装集団にテントを襲撃され気がついたら日本にいたと、」 「現地の武装集団?そんなの報告受けてたか?」 そう言いながら大林はiPadに目をやった。 「日報ですか?」 横にいた翠谷が言うと大林は軽く頷いた。 ※日報…防衛省が警衛隊に対して海外派遣、災害派遣等の有事に派遣された部隊に課せられた一日ごとに報告を書かせる文書 「けど、警衛隊、日報とか大雑把に書いてるっぽいですよ。ほら、ここ学歴なんて関係なく入れるから。そういう雑なところがこの組織の特徴なんですよ」 そう言うと翠谷は目の前にいる警衛隊幹部らに目をやった。 「あの野郎、今なんて、」 立ち上がろうとする伊村を正随は止めた。 「落ち着いてくださいって。こんなのに熱くならないでくださいよ。」 「あいつ、俺らを嘲笑ってる。」 伊村が呟くと翠谷は伊村の目を見ながら軽く笑った。 「海外派遣に行ってる部隊、隊員数は、陸上科も含めて382名。日報というのが上がってきてるよな?」 「日報ですか?そうですね。」 そう言うと貴内は横にいた隊員に手をやった。 「なんです?」 隊員が聞くと貴内は横にあったiPadを渡した。 「ロック解除して日報を見せてくれ。ジブチ派遣のだ」 「ジブチ派遣、ですか?」 「なんだ?」 「5年分あるんです。それを全て開示させるには、幕僚官房室を含め緊急会議を開き、とにかく今すぐにというのは無理です」 「そうだったな」 貴内が言うと大林が口を開けた。 「日報はこっちで確認している。だがジブチ派遣に向かった隊員から上がってきている日報には、どれも問題なしと記載されてある。それどころか、現地住民と親睦を深めたと、ほとんどがその記載で終わってる。ジブチで問題があったとどうしても思えない。」 「ですが、取り調べ中の隊員が吐きました。ATSBPの前に、その」 「その、なんだ?」 「ジブチ派遣の日報をもう一度一から調べ直せば何かATSBPについて見えてくる可能性は無いでしょうか?」 「そ、そんなのダメだ。」 伊村が不意に声を上げた。 「何か問題でも?」 翠谷が聞くと伊村はその場に立ち上がった。 「いや、その、問題と言いますか、なんと言うか。」 「とにかく日報か。調べてみる価値はありそうですね」 翠谷が言うと大林は軽く頷いた。 「そのまま取り調べは続行しろ。あとから何人かそっちに送る」 そう言うと大林は電話を切った。 「一旦、会議は終わろう」 大林が言うと隊員らは軽く敬礼し部屋から出て行った。 「伊村さん、なんであの時、過剰に反応したんすか?」 正随に聞かれ伊村は軽く目を見開いた。 「過剰に?俺が?いつ?」 「え?いや、さっき。日報の事が話題に出た時ですよ」 「お前には政治というのを教えてやらないとダメみたいだな。」 「政治?」 「このまま俺についてこい。日報の真実を教えてやる。」 「日報の真実?」 正随が言うと伊村は軽く頷きながら再び歩き出した。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第4話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第3話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「所属と階級、そんぐらい言えるだろ?」 例の隊員を目の前に澤田はそう怒鳴ると軽く足を組んだ。 「あんましやり過ぎないでくださいよ。あれ」 そう言いながら青村は取り調べ室にある監視カメラを指さした。 「あー。取り調べの一部公開するってなんか言ってたな」 そう言うと澤田はその場で肘をついた。 「特殊科の隊士長です。名前は、柴田」 「柴田 隊士長か。特殊科って言っても色々あんだろ?つかなんで特殊科の人間が市ヶ谷にいるんだ?」 そう言いながら澤田は青村に目をやった。 「国際治安維持部隊です。先週までジブチに」 「あー。海外派遣専門のところだ」 澤田が言うと青村は近くの椅子に腰掛けた。 「なんでその人が市ヶ谷に?てかATSBPはどこで?」 青村は点滴のようなものを打たれながら取り調べを受ける隊員の腕に目をやった。 「俺が会議室で全裸になったってのは?ほんまなんすか?」 「え?全裸?んなのなってねーよ」 澤田が言うと隊員は少し身を乗り出し澤田の顔を睨んだ。 「いや、あなた言ったっでしょ?俺が全裸なったって」 「あ、あー。そういや言ってたわ。けどあれ冗談だよ。あの時お前暴れてたから。咄嗟に口から出た言葉っていうかさ。なんか。な?」 澤田が言うと青村は軽く笑った。 「いつもじゃないすか。咄嗟に口から出る言葉。時々半端ないこと言うっすよね?」 「うるせーよ。ばーか」 そう言うと澤田は隊員に目をやった。 「んで?どこで薬物手に入れた?あ、違うか。なんで市ヶ谷いたのかって話か。さっきしてたのは。」 「俺が市ヶ谷にいた理由すか?その、」 隊員が口を濁していると新城と今西が部屋に入ってきた。 「そいつの取り調べ俺が代わりにやる。お前は会議室に戻ってろ」 新城が言うと澤田と青村はその場に立ち上がった。 「こいつは特殊科だ。つまり機密情報の多い人間だ。変な噂や特殊科の情報が流れてでもしたら、罰せられる危険性がある。んなのをお前らに任せてられると思うか?」 今西が言うと青村は澤田に目をやった。 「わかりました。なら後は任せますよ。俺たちは何をしたら?」 澤田が聞くと今西は新城に目をやった。 「会議室に貴内という男がいる。合同捜査本部から来た。その人の指揮下に入ってくれ」 「わ、わかりました」 そう言うと澤田は青村と共に部屋から出て行った。 2人が出ていったのを見ると新城はその場にあった椅子に腰掛け隊員の顔を睨んだ。 「東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長の新城 1尉だ。所属と階級、氏名。それを言え。言われたことだけに答えろ」 新城が言うと隊員は口を開けた。 「特殊科の 柴田 隊士長です」 「国際治安維持部隊か。海外派遣専門の部隊だな?なんでそんな奴が市ヶ谷にいるんだ?話せないとは言わせないぞ?お前がやった行為は銃刀法違反、刑法でもそして警衛隊法でも罰せられる立場だ。今、特殊科に連絡してお前は今、警務隊扱いの身分だ。つまり今お前はどこの所属でもない。」 そう言いながら新城は部屋の監視カメラに目をやった。 「これか、上が最近つけた監視カメラってのは」 「そうだな。それがどうかしたか?」 今西が言うと新城はその場に立ち上がった。 「監視カメラついてるのはこの部屋のみでしたっけ?」 「そうだな。1番奥の取り調べ室なんて1番古いからな。パイプ椅子だし。未だに」 「そこにしましょう。」 「は?移動すんのか?」 「何か問題でも?」 「いや、なんでわざわざ」 「違法まがいなことをしないとこいつは何も話さない。」 そう言うと新城は部屋のドアを開けた。 その時だった、椎津と水谷が部屋に入ってきた。 「失礼します。新城 1尉、彼の取り調べは私が。」 「なぜだ?」 「貴内 2幹が至急来て欲しいと。それと合同捜査本部の方から彼の取り調べは私たちがやるようにと」 「そうか。なら任せる。何がなんでも吐かせろ。わかったな?」 「はい」 そう言うと椎津はその場で軽く一礼した。 それを見て水谷も一礼した。 水谷が部屋に入るのを見るなり椎津はドアを閉めながら柴田に目をやった。 「市ヶ谷にいた理由から何も聞けてないみたいだな」 水谷が言うと椎津は軽く頷きながらスマホを取りだした。 「これ見えるか?」 そう言いながら椎津に見せられたスマホの画面を見て柴田は軽く目を見開いた。 「俺は元々、特殊科の人間だ。特殊科情報提示許可免許。これがねーと特殊科は情報は話せないんだったよな?情報も何もかもが国家機密レベルだから。あんたが市ヶ谷にいた理由も含めて。そうだろ?」 「特殊科情報提示許可免許?」 そう言いながら水谷は椎津のスマホを覗き見した。 「へぇー、んなのがあるんか」 水谷が言うと椎津は軽く頷いた。 「これがないと、特殊科の人間は話すことができないんです。規則でそう決まってて。多分それを守ってるんでしょ。」 「20そこそこのまだ成り立ての新人隊士長がそんなん守るか?」 そう言いながら水谷は柴田を睨んだ。 「別に国家機関とかじゃないっすよ。シフトの関係で昨日、日本に帰ってくる予定だっただけです」 柴田が言うと椎津は小さく頷いた。 「そうか。シフトか。次に入手ルートを聞きたい。話せるか?」 椎津はそう言うと静かにその場に立ち上がった。 その頃 市ヶ谷駐屯地の医務室には続々と戦闘服を着た隊員らが搬送されていた。 「何が起きてるんだ?」 医務室に運ばれてくる隊員を見て医務室長は軽く声を荒らげた。 「お疲れ様です。連絡受けました地区警務中隊です」 そう言いながら赤眞はベットに横たわる隊員達に目をやった。 「搬送されて来てる奴いるだろ?こいつら全員、薬物反応があった連中らしい。」 「薬物反応?」 前原が聞いた。 「ATSBPだ。わかるだろ?それぐらい。」 「す、すいません」 前原が謝ると室長は軽く目をつぶりながら頭を下げた。 「すまんな。ちょっとイライラしててな。当たってしまった」 「そんな事よりこんなに薬物使用者が出てるのは異常にも程があるでしょ。なんで」 成濱が呟くと室長は成濱に詰め寄った。 「それを調べんのがお前らの仕事だろ?な?さっさとやってくれ。こっちも原因がわかんねーと対策のしょうがない。化学科の連中が今、ここに向かってるらしい。もうすぐでここの医務室は全て埋まる。第1~第8まで既に埋まってるんだ。あと残ってるのは今いるこの特別室だけだ。」 「わかりました。調べよう」 そう言うと赤眞は近くにいた目を開けて天井を見つめながら目に涙を浮かべていた隊員に目をやった。 「地区警務中隊の者です。ATSBPの反応が出たと聞きました。詳しくお話お聞かせ願えます?」 赤眞が聞くと隊員は赤眞に目をやった。 「俺が知りたいよ。薬物反応?ふざけるな。俺が薬物なんて。した覚えは無い」 「した覚えないって、反応出てるんすよ?今更言い逃れするつもりすか?」 赤眞が言うと隊員は被っていた毛布をその場に投げ起き上がった。 「だから俺は何も知らないんだよ。」 そう怒鳴るとその隊員は横に立っていた前原の胸ぐらを掴むと拳銃を構えた。 「もう俺は終わった。あんたら殺してあの世に行ってやる」 そう怒鳴ると隊員は前原の頭に銃口を近づけた。 「チャカを常備してるってこいつも特殊科の人間か?」 成濱が呟いた。 「ぶっ殺してやる。俺を騙しやがって」 隊員は前原を人質に怒鳴った。 「何がどうなってんだよ」 そう呟くと赤眞は横にいた成濱に目をやった。 「室長、見ろよ。まじでビビってんぞ」 成濱に言われ赤眞は近くにいた医務室長に目をやった。 「まじじゃん」 赤眞が言うと成濱は警棒を構えた。 「俺ら、警務隊の常備品は、警棒だけだぜ?やれっか?」 成濱が言うと赤眞は軽く笑った。 「同期やられてんのに逃げる奴がいるかよ。それに教育隊で習ったろ?警棒での格闘術」 そう言うと赤眞は警棒を構えた。 「成濱、背後にまわれ。こんなに医務室が混乱してるんだ。動けるだろ?」 「わかった」 成濱が背後に回ろうと動いた時隊員は成濱に銃口を向けた。 「なんだ?なんだ?今度は俺を殺そうってか?あ?」 隊員が成濱に気を持って行っているのを見て赤眞は隊員に襲いかかった。 「くそが、」 隊員は襲いかかってくる赤眞に銃口を向け直した。 と同時に赤眞の膝蹴りが隊員の右首に命中し隊員はその場に倒れた。 「ヒットだ」 赤眞が呟くと人質になっていた前原はその場に倒れた。 「前原、大丈夫か?」 赤眞が声をかけると前原は軽く頷いた。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第3話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第2話

主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「なんで俺が捜査なんて。捜査のやり方お前知ってる?」 市ヶ谷駐屯地のとある隊舎にあるとある会議室の席に腰掛けながら赤眞は言った。 「知らねーけど俺ら、警務隊だろ?本来そういうのは知っとかねーと駄目っていうかさ。なんつうか。な?わかんだろ?」 前原が言うと成濱が口を開けた。 「捜査なんてのはなんも知らん。とりあえずよくわかんねー上のお偉いさんが言ったことに俺たちは黙って従うだけってことよ」 成濱が話していると新城が部屋に入ってきた。 「あれか?新しい小隊長ってのは」 後ろにいた芦澤の言葉を聞き赤眞は新城に目をやった。 「随分と若い小隊長さんだな」 1人の小隊員が言うと新城は横にいた今西からマイクを受け取りその場に立ち上がった。 「まずは挨拶が遅れて申し訳ない。本日よりお亡くなりになられた千景 3将に代わり、東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長に就任した新城 1尉です。千景 3将は最後まで戦い、身勝手な国民共に殺された。ATSBPの捜査以前に人殺しを難なくやり得る人間がこの国には多い。これは委員会の人間にも言えることだ。委員会は千景3将の殉職事案が発生した時、何も声明文を出さず隊員殉職事案処理項目を警衛隊に対して提出、明示していたのにも関わらずそれを実行しなかった。俺は委員会を非難する。それだけ今この場で伝えておく」 「あの人って委員会の人間だったんだよな?」 澤田が呟いた。 「数ヶ月だけだから愛情みたいなもんはねーんだろ。組織に対して。警衛隊の方が長いだろうし」 青村が言った。 「さすがにそれはやばすぎだろ。言葉よ。言葉。」 今西が言うと新城はマイクを返しながら言った。 「私は、誰に言われても間違ったことはしてないと言えます。そういう人生を送ってきたつもりです」 「人生って。急に壮大になったな笑」 今西はマイクを受け取るとその場に立ち上がった。 「まずは、今回の作戦について組織を簡単に説明する。合同捜査本部が警衛庁に設置されておりそこからの命令をもとに各方面隊駐屯地に設置されてる合同捜査本部駐屯地チームがそれを実行するという流れだ。各方面隊管轄内でATSBPの摂取者は確認が取れてるため、恐らくは方面隊によって異なる作業というのは無いと思う。これだけを踏まえてこれから捜査にあたってくれ。」 その後、合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員の簡単な幹部紹介が終わったあと、休憩時間が取られた。 「おいお前ら、捜査とかそういうの経験ねーだろ?」 背後からいきなり澤田に声をかけられ赤眞は軽く驚いた顔を見せた。 「無いっすね。はい」 前原が言うと澤田は軽く頷いた。 「なら、この俺が教えてやるよ。簡単なこった。捜査なんてのは。」 「多分、俺らが普段やってる捜査なんて比べ物になんねーぜ。俺ら下っ端の中の下だからな」 そう言うと芦澤はその場に立ち上がった。 「まじすか?それ」 澤田が聞くと芦澤は軽く笑った。 「え?笑」 「いや、捜査やらせてもらいないんすか?」 「いや、別にその俺詳しくねーから。わかんねーけど。下っ端だからそういう重要なのは全部上に持っていかれるだろ?って話」 「まぁいいすわ。」 澤田が言うと芦澤は笑いながら部屋を後にした。 「お前ら、歩けるか?捜査ってのは歩けねーと意味ねーんだよ。何時間も何日も休まずに歩くってもんだ。」 「行軍得意なんで。」 成濱が言うと澤田は成濱に目をやった。 「何キロしてきた?」 「25kmか。最高が」 赤眞が言うと成濱は頷いた。 「25か。まだまだだな。方面隊管轄だからな。そこを全て回る勢いだ。わかったか?」 「流石にそれ無理ゲーすぎないすか?笑」 前原が言うと澤田は前原に顔を近づけた。 「その無理ゲーをやるんだよ。じゃねーと解決しねー。ATSBP。入手ルートも不明。となればどこから手をつけるんかわかんねーけど。とりあえず難易度の高い事件ってことだ」 澤田が言うと赤眞は軽く欠伸をした。 数分後 新城が部屋に戻ってきた。 「始めるぞ」 新城が叫ぶとその場にいた隊員らは直立不動の姿勢をとった。 「礼はいいよ。今西さん始めましょう」 新城に言われ今西は席に着くなり口を開けた。 「先程、合同捜査本部から各方面隊に対して通達があった。まずは入手ルートを調べる。これだけだ。さっさと出来んだろ?やんぞ」 今西が叫ぶと新城は席に座ると足を組みながらスマホを操作し始めた。 「新城、流石にお前。それは」 「なんです?」 「スマホを触るのは。今、会議中ってのはわかってるよな?」 「合同捜査本部、それと各方面隊の合同捜査本部駐屯員 統括官が入ってるグループチャットです。」 そう言うと新城は持っているスマホを今西に見せた。 「グループチャット?んなのがあるのか」 「俺、統括官なんで。このチャットからライブで情報が送られるんです。」 「そ、そうか。まぁいいわ」 そう言うと今西は目の前にいる隊員らに目をやった。 「よし、じゃあ始めるぞ。まずは入手ルートの捜査だが、」 今西が話していると、会議室に戦闘服を着た1人の隊員が入ってきた。 「あ?なんだ?」 今西が言うと新城はスマホを操作しながら隊員に目をやった。 「うへへへ、」 そう言いながらその隊員は今西を見るなり近くの机を蹴り上げた。 「おら、何してんだ」 そう怒鳴ると今西はその場に立ち上がった。 「今西さん。俺がやりますよ。」 そう言いながら新城は隊員を睨みあげた。 「なんだよ。あんたか?ここの責任者は?」 「お前、警衛官か?所属は?ここで何してる?」 「あ?うるせー。うるせーよ。うるせーよ」 そう叫ぶと隊員はナイフを取りだした。 「こいつ、まじかよ。」 赤眞が呟くと前原が口を開けた。 「こいつ、顔いかれてんぞ。やべーって」 「新城さん、こいつ拳銃持ってる」 芦澤は隊員が後ろにやってる手に握られた黒の部分を見てすかさず叫んだ。 「なんだと、」 新城が気づいた時には遅く、その隊員は拳銃を構えた。 「おら、バレたなら仕方ねーなー笑 やるっきゃねーだろ」 そう叫ぶと隊員は声を荒らげながら頭上に向け2発、発砲した。 「新城さん、俺がやります」 そう叫ぶと新城の横の席に座っていた椎津はすぐにその隊員のもとに向かって走り出した。 「くそが、近づくなやー」 隊員はそう怒鳴ると椎津に銃口を向けた。 それを見て椎津は近くにあったパイプ椅子を手に取ると隊員に向かって投げつけた。 投げられたパイプ椅子が顔面にあたりその場に倒れた隊員に乗りかかると椎津は隊員の首を絞めあげながら腰ベルトに装着してある手錠を手に取るとそのまま隊員の手に手錠をかけた。 「警務隊員ばっかの現場に突っ込んでこうなる事はわかってんだろ?馬鹿が」 そう怒鳴ると椎津は隊員をその場に立たせた。 「あ、俺連行します。近くに取り調べ室あるんで。」 そう叫ぶと澤田は青村に目をやった。 「青村、行くぞ」 「あ、はい」 そう言うと青村は椎津の横にいた澤田のもとに駆け寄った。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第2話

ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第1話

2209年、突如として国内で広まった合成麻薬 ATSBP 入手経路を含め何もかもが不明の新麻薬だ。 そこで警衛隊は国家機関厳正委員会からの命令により市ヶ谷駐屯地内に合成麻薬 ATSBPの摂取により逮捕されていた公務員を収容するための収容所を設立。 ここでATSBPの実態解明に向け動き出そうとした矢先に事件が起きた。 どこからか漏れた収容所について国民たちは警衛隊を酷く批判。 約480名の国民が警衛庁 市ヶ谷駐屯地に対して襲撃してくる事件が発生した。 突然のこともあり警衛隊はその場にあった必要最低限の武器で応戦した。 だが24名の負傷者2名の殉職者を出す事となった。 殉職者は東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長千景将 3等将士(54)、2人目は、市ヶ谷駐屯地で業務隊の統括官をしていた1等士官の男性だった。 警衛庁はこの2人の殉職に対して襲撃事件で逮捕された容疑者を酷く批判したと同時に、市ヶ谷駐屯地の収容所に関する件を認め謝罪。 収容所に収監されていた人間は警察庁主導で処分が決められた。 警衛庁は防衛省、法務省、厚生労働省の指揮下のもと、警視庁の合同で合成麻薬ATSBPの合同捜査本部を設置。各方面隊駐屯地に捜査駐屯本部を設置し、本格的に捜査に乗り出すことになった。 主要登場人物一覧 赤眞翔平(23)…11代目主人公 合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 成濱佑汰(23)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 前原裕季哉(22)…合同捜査 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士)2等隊士 芦澤柊太(33)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 青村聡士(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 澤田新太(36) …合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属)3等士官 今西遙駕(49)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官)1等士官 新城彪駕(31)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯統括官(東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長)1等隊尉 水谷悠心(34)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員 (警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長)2等士官 椎津愛虎(28)…合同捜査本部 市ヶ谷駐屯員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官)3等士官 大林隆陽(54)…合同捜査本部長 (国家機関厳正委員会 委員長) 翠谷敦也(30)…合同捜査本部 本部管理官(国家機関厳正委員会 統括官) 正随緋斗(27)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 規律統制委員会) 3等士官 貴内伸介(38)…合同捜査本部員(警衛庁 警務隊 首席監察部 中央上級人事課 課長) 2等幹士 伊村零也(44)…合同捜査本部員 (警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長)1等士官 奥木奨真(48)…警衛庁 幕僚官房室 理事官2等将士 栗坂啓二(41)…警衛庁 幕僚官房室所属 1等士官 菊池謙祐(47)…警衛庁 幕僚官房室所属 3等隊尉 寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士 東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中) 柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中) 在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 ……………………………………………………………… 「失礼します。これがどうやらリストかと」 そう言いながら栗坂に紙を渡され奥木は紙をすぐに受け取った。 「この合同捜査本部ってのが最高指揮本部ってやつか?」 奥木が聞くと栗坂は軽く頷いた。 「みたいです。防衛省、法務省、厚労省はあくまで指揮のみであり、実質的な権限は委員会が持っているのではないかと推測されます」 栗坂が言うと奥木は栗坂に目をやった。 「委員会って?」 「国家機関厳正委員会のことですよ。多分、あいつら下に見てんすよ。俺らのこと。警衛隊のことを」 菊池が言うと奥木はその場に立ち上がった。 「下に見てるとか見てないとかそういう話をしている場合か。とにかくこのリストは返すよ」 奥木は机に置いてあった紙を栗坂に渡した。 「この名簿を見る限り、あまり警衛隊からは人員が出されてないようだがこれも委員会の思惑ってことか?」 奥木が聞いた。 「分かりませんが、その可能性も。特に委員会幹部の中に警衛隊を下手に見る者が一定数いると聞いた事があります。そのような組織の人間に仕切らせて大丈夫でしょうか?」 菊池が言った。 「最近、委員会から何かと要望が多い。中央警務班の新発足も言われて創設したばかりだ。警衛隊の何かを変えないといけないと考え、その結果が中央警務班の創設だろ。彼らのせいで予算がまた大幅に必要になってくる。何がしたいのか、いつの時代も上層部は何を考えているのかわからん」 そう言うと奥木は軽く欠伸をしながら席に腰掛けた。 「とにかく、動向をチェックして逐一報告を入れてくれ。ここ最近、外部の人間がやたらと警衛隊組織に顔を突っ込んでくる。本来、警衛隊は何ものもが介入してはならない組織だ。国防に従事するとはそういう事であると。俺は先輩からそう教えられた。」 そう言うと奥木は菊池と栗坂を交互に見た。 「わかりました。」 そう言うと栗坂は一礼しそのまま部屋を後にした。 「では、私も」 そう言い立ち去ろうとする菊池に奥木は声をかけた。 「政治というものを勉強してきたろ?だいぶ」 「政治、ですか?」 「今、階級は?」 「3尉です」 「そうか。なら、もうだいぶわかってるな?政治を」 「政治、はい」 「お前は幕僚官房室の主要幹部だ。栗坂とは訳が違う。俺が言いたいことわかるな?」 「はい。」 「栗坂も含め、組織に不要と思ったら捨ててもらって構わん。」 奥木が言うと菊池は一礼し部屋を後にした。 その頃 警衛庁には国家機関厳正委員会、法務省、防衛省、厚生労働省、警察庁から続々と幹部達が集結していた。 「まさかお前が呼ばれるとはな。」 水谷が言うと正随はその場で軽く一礼した。 「お疲れ様です。」 「大丈夫か?やれるか?」 「直接、捜査に加わることは無いと思います。指揮も同様かと」 正随が言うと水谷は軽く頷いた。 「まぁ、だろうな。委員会主導だろーから。」 「はい」 「どう思う?今回の人事」 「どうと仰いますと?」 「本部に入ってる警衛官の人員が明らかに少なすぎるってわかってんだろ?お前も」 「あーなるほど。仕方ないのでは無いかと」 「仕方ない?」 「警察、マトリからも人員が来てます。それに委員会幹部からあまりよく思われてないのも実情かと。」 「まぁそうだな。言われてみれば」 そう言いながら水谷は会議室でうろつく委員会幹部達の顔に目をやった。 「そろそろ始めようか」 大林が叫ぶと水谷は正随と共に自分の席に向かった。

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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第1話

国家機関厳正委員会

国家機関厳正委員会(2206年4月1日 常設化)…相次ぐ公務員の不祥事を受け、内閣総理大臣 竹芝透也により設立された内閣府直轄の公務員取締機関 構成員は主に、警察、警衛隊(警務隊)、検察官から選抜されて決められている。そして外部から第三者委員として弁護士を招聘している。 普段は定期的な監察などを行い公務員の質向上に向け業務を行っている。 なお、組織内の部署などは業務上の観点から非公開とされている。 委員長…TOP 統括官…TOP2 統括官補佐…TOP3 設置場所…公にはされてないが東京都 永田町内が本命とされている。 初代 委員長…大林隆陽(前職 警察庁 長官官房 首席監察官)

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国家機関厳正委員会

警衛隊 解説

正式名称 日本国領警戒衛務部隊 前身の部隊 国家保安庁 陸 海 空自衛隊 幕僚総監…警衛隊における最高指揮官 特例で外部招聘も存在する 初代幕僚総監 滝藤誠弥 2代目幕僚総監 中堂純一 3代目幕僚総監 保瀬将司 4代目幕僚総監 尾竹滉平 5代目幕僚総監 都築崇人 6代目幕僚総監 柳原辰信 7代目幕僚総監 桝井俊史 (外部招聘) 8代目幕僚総監 佐村崇人 9代目幕僚総監 會澤桂司 10代目幕僚総監 笹本親宜 11代目幕僚総監 熊谷紀陽 12代目幕僚総監 大岸智晴 13代目幕僚総監 木戸敦也 14代目幕僚総監 鳥島信孝 15代目幕僚総監 木下通陽 副幕僚長…警衛隊トップ2の役職 幕僚官房長…警衛隊トップ3の役職 総科司令…警衛隊トップ4の役職 陸上 海上 航空科部隊の総指揮権を有する 陸上 海上 航空科長…トップ5の役職 警衛庁職員…民間で採用された警衛庁所属の職員のこと 定員200人 警衛庁隊員(警衛隊員)…警衛隊員採用試験で採用された者。身分は国家公務員にあたる 定員328000人 階級 隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監 (7代目幕僚総監 桝井俊史 時に改変) 陸上科…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙、要人の警護など、社会の安全を維持するため、任務の遂行が主な任務 (陸上警衛隊と略される) 化学科…武器、爆弾、兵器、車両などの製造を行う。これまでは特殊科が担当していた。 公安科…国家の中枢防衛が主な任務。国家機密が多く存在するエリート部隊 衛生科…患者の治療や医療施設への後送、隊員の健康管理、防疫及び衛生資材等の補給整備等を行うのが任務 財務科…警衛隊内での予算等を決定する 警務隊…警衛隊職員、警衛隊員の犯罪捜査や、取り締まりが主な任務。警衛隊の中の警察 守衛科…警衛庁、全方面隊の建物警備が主な任務 運用科…警衛隊での部隊運用に関する任務を行う 広報科…新規隊員の確保や警衛隊の宣伝などが主な任務 通信科…通信機器を用いて業務連絡などを行う。警衛隊の事案出動等のサポート全般を行う 法務科…犯罪等を起こした警衛官を収容する施設(法務院)の管理を担当する 航空科…災害時の救助活動から上空での日本領土警備に当たる (航空警衛隊と略される) 海上科…災害時の救助活動から海上での日本領土警備に当たる。 (海上警衛隊と略される) 宇宙科…宇宙での日本防衛から宇宙領域の動向を把握する宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)の任務を行う 特殊科…特殊部隊などが属している 自衛科…全国各都道府県に密着しその都道府県内で起きたテロ等の対処や毎年、防衛省主催で行われる全国自衛科保安中隊衛力選手権大会に向けた訓練等を行っている。 法衛庁…前身の組織 内閣府附属統合特選群総監局 日本国内で起きたテロ等の事案対処を専門とする部隊。警衛隊と警察による合同での日本初合同特殊部隊機関である 警衛庁……………………… 警衛庁…警衛隊の最高指揮本部 幕僚官房室…幕僚総監の秘書任務、警護から幕僚総監からの通達を各部隊へ送るなど幕僚総監直近の部署。また警衛隊における最終決定力を持っている部署でもある。 幕僚護衛隊…幕僚総監の身辺警護が主な任務。 この部隊の入隊試験の受験資格は2等幹士以上の40歳未満の隊員のみである。 機動急襲作戦群…陸海空統合による部隊ということから所属は幕僚総監直轄の幕僚官房室所属となっている。 情報保全隊…警衛隊の情報漏洩防止のため、警衛官のSNSアカウントの監視、及び国家機密の情報保全が主な任務 幕僚総監直轄の部隊であり、構成員は警務隊、公安科からの選抜を潜り抜けた隊員で構成されてる。(拠点 十条駐屯地) 警務隊(警務大隊) 首席監察部…警衛庁管轄全ての部隊、方面隊の取り締まりなどを行う。 中央警務班…2209年に新設された。国家機関厳正委員会からの要請に伴い創設され、幕僚総監の免職権を警衛隊組織内で唯一持っている。本部管理中隊を起きその下に刑事小隊を保有し警衛隊 警務大隊及び全国の地区警務中隊への監視、指導活動を行い警務活動の質向上も主な任務。 規律統制委員会…警衛官の不祥事削減のために設置された。刑事訴訟法ではなく、警衛隊法に基づいた規律違反事案を主に調査する部署である 特殊内部制圧部隊…警衛隊内部で起きた犯罪の捜査や警衛庁職員、警衛隊員が起こした立てこもり事件等の制圧を行う 警護課…警衛隊幹部(幕僚官以上の階級を有する者、又は、幕僚官以上の幹部が命じた警護対象警衛官)の警護を行う幕僚護衛隊の任務遂行補助を主な任務とする 刑事課…警衛隊員が起こした刑事事件の捜査等を行う 法務科…全国10ヶ所にある法務院の管理や法務院にいる法務部警衛官の指導、管理が仕事 参謀部…警衛庁での組織統制にあたる。 財務科…警衛隊内での予算等を決定する 自衛科 自衛科統括本部…全国の自衛科保安中隊の統括を主な任務とする 方面隊統括本部…全国方面隊の統括を主な任務とする 通信科 通信指令部…警察などからの出動要請を受けた場合にその出動要請事案について警察から来た情報を各部隊に無線等を通じて連絡をする 運用科 教養指導室…定期的に隊員への指導を行い部隊の練度向上を目標としている 部隊運用室…部隊運用に関する最高決定権を有する 陸上科(陸上警衛隊) 陸上中央司令総隊…陸上科部隊全ての指揮権を有する 陸衛中央連隊…陸上科所属部隊への支援物資や指揮が任務 第1指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第2指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第3指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第4指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 第5指令本隊…全ての陸上科所属部隊への指揮が任務 特殊科 支援機動部隊…国内で起きたテロなどに対処する部隊などの支援を行う 陸上特警隊…他国からの侵攻などの際に日本領土の陸海空を守る 国際治安維持部隊…日本国外の各国から出動要請を受けた際に出動して治安維持等の活動に当たる 特例組織機動急襲捜査部隊…日本政府が指定した犯罪組織等の調査、監視や国家転覆を狙う者の制圧など国家防衛の最前線を担う部隊 特殊空衛団…日本上空で起きたハイジャックなどの事件などを担当する。また、自衛隊時代の第一空挺団を参考に再編を繰り返された部隊で、日本の空を守る最後の砦とも言われている。日本防衛戦線では上空での戦闘で大活躍した 外事機動特別諜報部隊…世界各国へ秘密諜報部隊いわゆるスパイとして派遣される 国家危機管理対策部隊…日本国家の治安維持や国家が危機に瀕する事案が発生した際の処理などを行う 国際軍事調査部隊…世界各国の軍事における動向のチェックを行う。日本防衛力が世界レベルで衰えるのを防ぐのが主な任務。 公安科 国家危機管理対策部隊…日本国家の治安維持や国家が危機に瀕する事案が発生した際の処理などを行う 国家危機管理対策部隊 別働隊…公安科 統括官が指揮権を有する。 おもに、非公開だが政府公認の部隊で任務内容は明かせないとされている。 国際軍事調査部隊…世界各国の軍事における動向のチェックを行う。日本防衛力が世界レベルで衰えるのを防ぐのが主な任務。 外事機動連隊…日本を脅かす他国が現れた際に、武力を行使し他国の制圧を行う。また、世界各国の諜報活動を行ってるのもこの部隊である。日本政府非公認の部隊 衛生科 衛生中央部隊…全ての衛生科所属部隊への指揮が任務 特殊衛生部隊…ドクターヘリを保有しており、緊急時における医療処置などが主な任務。構成されるメンバーは全てが医師免許を保有 看護中央部隊…看護師免許を持ったメンバーで構成される看護専門の部隊 広域緊急対処部隊…(部隊改変された)警衛一般隊員、医師免許を持った医務警衛隊員、看護警衛隊員らにより構成されており日本国内で地震などの災害が起きた場合、内閣総理大臣からの要請、緊急時は、幕僚総監からの許可を受けて出動し、人命救助や行方不明者捜索などを行う。 (改変前部隊名称 広域災害派遣専門出動部隊) 化学科 司令本隊…有事の際における化学科部隊の動きを一括して指揮することが出来る。 汚染処理部隊…バイオテロ等発生時における汚染物質の処理を担当する。 防疫防護部隊…感染症等が発生した時に防疫活動を担当する。 守衛警備科 特殊守衛班…本部庁舎へ侵入してきた不審者等の対応が主な任務 第1警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 第2警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 第3警戒部隊…庁舎の警備が主な任務 航空科(航空警衛隊) 航空中央司令総隊…航空科部隊全ての指揮権を有する 航空機動隊…日本領土上空のトラブル等に対処する 航空警戒部隊…ヘリ、戦闘機等を使っての上空警備にあたる。ここに属するメンバーは全員、パイロットである 航空開発実験集団…航空開発実験集団は、日々進歩する航空機・装備品の開発・航空医学・人間工学の開発実験機能を持ち、幅広い研究を行う組織 航空救難群…民間、警衛隊航空機による事故調査から雪山での遭難等、航空救難が指示された場合に置いて上空からの降下等で救助、救出を実施する 海上科(海上警衛隊) 海上中央司令総隊…海上科部隊全ての指揮権を有する 海上警ら隊…日本海域に現れた身元不明の船等の処理を担当する 海上輸送班…海上での警衛隊備品の輸送が主な任務。 海上機動連絡班…海上における警備、巡回などを行う。海上防衛の最前線部隊 機動特殊潜水隊…有事の際に潜水を実施し任務遂行を行う 機動掃海隊…有事の際の機雷戦を主任務とし、第二次世界大戦時に設置された機雷の処分も行う。 宇宙科 宇宙警戒作戦群 …衛星通信、衛星放送や位置情報サービスなどで利用される人工衛星の安全を確保するため、 宇宙領域の動向を把握する宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)の任務を行う 広報科 警衛庁採用センター…警衛庁職員、警衛隊員の採用が主な任務。採用試験などを担当 所属機関 首都自衛科保安大隊(東京地区自衛科保安中隊 練馬駐屯地) 東北方面隊…東北地方の防衛にあたる (本部 真駒内駐屯地 東千歳駐屯地 ) 陸上科 第1区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第1区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 …災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 東北救急部隊…東北地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 東北地区警務中隊…東北方面隊の監察業務にあたる 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 北海道地区自衛科保安中隊 青森地区自衛科保安中隊 秋田地区自衛科保安中隊 岩手地区自衛科保安中隊 宮城地区自衛科保安中隊 山形地区自衛科保安中隊 福島地区自衛科保安中隊 東部方面隊…関東地方の防衛にあたる (本部 市ヶ谷駐屯地) 陸上科 第2区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第2区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 …災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 東部救急部隊…東部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 東部地区警務中隊…東部方面隊の監察業務にあたる 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 茨木地区自衛科保安中隊 栃木地区自衛科保安中隊 群馬地区自衛科保安中隊 埼玉地区自衛科保安中隊 千葉地区自衛科保安中隊 神奈川地区自衛科保安中隊 中部方面隊…中部地方の防衛にあたる (本部 名古屋駐屯地) 陸上科 第3区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第3区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 …災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 中部救急部隊…中部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 中部地区警務中隊…中部方面隊の監察業務にあたる 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 愛知地区自衛科保安中隊 岐阜地区自衛科保安中隊 静岡地区自衛科保安中隊 石川地区自衛科保安中隊 富山地区自衛科保安中隊 山梨地区自衛科保安中隊 長野地区自衛科保安中隊 福井地区自衛科保安中隊 新潟地区自衛科保安中隊 三重地区自衛科保安中隊 近畿方面隊…近畿地方の防衛にあたる (本部 伊丹駐屯地) 陸上科 第4区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第4区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 …災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 近畿救急部隊…近畿地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 近畿地区警務中隊…近畿方面隊の監察業務にあたる 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 滋賀地区自衛科保安中隊 京都地区自衛科保安中隊 西日本区域自衛科保安大隊(大阪地区自衛科保安中隊) 兵庫地区自衛科保安中隊 奈良地区自衛科保安中隊 和歌山地区自衛科保安中隊 西部方面隊…中国、四国、九州の防衛にあたる (本部 海田市駐屯地 博多駐屯地) 陸上科 第5区域機動第1作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第2作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第3作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第4作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 第5区域機動第5作戦班…災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 …災害時の救助活動から、祭礼・イベント等における雑踏警備、空港や港湾施設などの重要施設の警戒・警備、テロ・ゲリラ行為の防圧・検挙が主な任務 衛生科 西部救急部隊…西部地方での隊員が負傷した際の救命救急を行う 警務隊 西部地区警務中隊…西部方面隊の監察業務にあたる 航空科 航空操縦隊…緊急時などにおけるヘリ等の操縦を担当する 所属機関(各県庁所在地に駐屯地) 岡山地区自衛科保安中隊 広島地区自衛科保安中隊 鳥取地区自衛科保安中隊 島根地区自衛科保安中隊 山口地区自衛科保安中隊 香川地区自衛科保安中隊 徳島地区自衛科保安中隊 愛媛地区自衛科保安中隊 高知地区自衛科保安中隊 福岡地区自衛科保安中隊 佐賀地区自衛科保安中隊 長崎地区自衛科保安中隊 熊本地区自衛科保安中隊 大分地区自衛科保安中隊 宮崎地区自衛科保安中隊 鹿児島地区自衛科保安中隊 国領離島自衛科保安連隊(沖縄地区自衛科保安中隊・離島特殊科保安部隊が合併) 附属機関(重要機関のみ記載) 高等教育隊…東京に校舎があり日本唯一の警衛庁が運営する国防専門学校である。学生の間は防衛省職員の扱いで卒業時には、警衛隊への無試験入隊が許されてる他、高校卒業資格もとることができる。 中高一貫式教育隊…大阪、名古屋、福岡に校舎を構える警衛隊が将来の人材育成のために発足させた教育隊。中高一貫式のため、中学受験での入隊が原則で、13歳から入隊ができる。いずれも全寮制である。15歳から警衛隊員という身分になり給与が支給される。月収10万円 幹部候補生教育大隊…キャリア警衛隊員を育成する教育機関。東京、大阪に存在する。期間は3年間(ただし準幹部候補生教育専攻者は1年で卒業可能) 西部教育隊…西日本全域を対象とし採用された新人隊員の教育を行う 中部教育隊…関東全域を対象として採用された新人隊員の教育を行う 東部教育隊…関東を除く東日本全域を対象として採用された新人隊員の教育を行う 海上科教育隊…教育隊卒業後、入隊試験合格を経て海上科部隊(海上警衛隊)への配属を希望する者が入る。期間は1年間。京都府 舞鶴市に存在する 航空科教育隊…教育隊卒業後、入隊試験合格を経て航空科部隊(航空警衛隊)への配属を希望する者が入る。期間は1年間。北海道 札幌市に存在する 航空学生群…航空科教育隊の傘下組織。操縦士いわゆるパイロットを目指す者が入る。幹部候補生教育大隊(3年制)を卒業後、航空学生準備過程を半年間受け入群。期間は4年間。北海道 北広島市に存在する 警衛庁附属化学研究所…武器、爆弾、兵器、車両などの製造を行う。属する職員は民間で採用された警衛庁職員と警衛官採用試験で採用された警衛隊員の2つで構成されている。 防衛省附属警衛隊病院…防衛省直轄で警衛隊ガ運営する病院。医者、看護師は全て警衛官で、警衛官なら治療、入院費など全額無償である。 警衛庁附属法務院…犯罪等を起こした警衛官が入る刑務所のようなところ。全国10ヶ所ある 防衛省附属警衛隊法務会議館…警衛隊versionの裁判所。犯罪等を起こした警衛官の最終処分が下される場所。ここの法務員は全て幕僚官房室所属の隊員で構成されている

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警衛隊 解説