ナミ
2 件の小説夢と現実
※これはフィクションです。 この現代である日戦争が起こった。 空から原子爆弾が降ってくる。 あぁ…ついに、私の街にも戦闘機がきてしまった どうしよう、どうしよう お母さんも、お父さんもとっくの昔に亡くなって私1人なのに… そうだ!窓を全部施錠し、カーテンを全部閉め、電気を消して真っ暗にしよう そしたら来ないはずだ きっときっと大丈夫だ… 心配はいらない… きっと… そうして布団にくるまり隠れていると家7つ分離れた場所に爆弾が落ちた アァァァァー!!! いやだいやだ!!! どうしようどうしよう!!! 私も逃げなきゃ!!! でも、でも、外に出たら狙われるかも… そんなことを考えていると空から爆弾が落ちてくる音がした あぁ私はもうダメなんだ もっと生きていたかったなぁ お母さんとお父さんが私の前に現れた お迎えが来たんだね 2人と一緒にいけて嬉しいよ… ありがとうお母さんお父さん はっ!! 私生きてるの!? でも、現実も夢と同じだ ━━━━━━━━数日後━━━━━━ また今日もこの繰り返しか 今何回目かな
あの夏あなたに会えて
あの夏、私は最初で最後の恋をした。 私は美怜(みれい)。16歳。 ある暑い夏の日私は、学校から帰るためにホームで電車を待っていた。 すると颯爽とこちらに歩いてくる人がいた。私は一瞬にして目を奪われた…。後で分かったけど私はこの時初めて恋に落ちたのだ。 その人は私と同じ学校の制服だった。 とても驚いたが嬉しかった…! そして、その人は私のすぐ後ろにたった。 電車がきた。 私は電車に乗って席に座った。 すると、その人が何故か隣に座ってきた。 あまりの出来事で私は2度見してしまった。笑 その人も私が同じ学校だと気づくと2度見してきた。 お互いタイミングが重なり見つめあう形になった。/// そしたら、その人が ?「初めまして。俺は翔(しょう)だよ。 同じ学校なんだね。何年生?」 と声をかけてきた。 私は驚いたが 私「あ、えっと私は美怜で高1です。/// 何年生ですか?」 翔「美怜ちゃんかぁ。可愛い名前だね。 俺 は高2だよ。よかったらLINEでも 交換しない?」 私「えっ!いいんですか…?」 翔「うんっ。いいよ。」 私「じゃあお願いしますっ(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”」 ━━━━━━LINE交換━━━━━━━ 翔「よしっ。交換完了っ! そういえば、美怜ちゃん何駅でお りるの?」 私「えっと○○駅です。先輩は何駅で ですか?」 翔「えっ!同じだったんだ。俺も○○ 駅だよ」 私「ホントですか!?今まで全然きづ きませんでした…」 翔「俺もだよ。笑 もう少しで着くね。」 私「そうですね…。」 ━━━━━━━━駅到着━━━━━━ 私「あの…!また明日も一緒に帰り ませんか…?」 翔「うんっ帰ろ!美怜ちゃんと帰るの 楽しかったよ。明日が楽しみだな ぁ。なんちゃって笑」 私「笑笑。ありがとうございますっ! じゃあ、私は車なんでここで…。 また明日…!」 翔「うんっ。バイバイ👋」 この日から私たちは時間が合えば一緒に帰る仲になった。 そんな日を続けていたある日、私は学校で倒れた…。 そして、病院で検査を受けると肺動脈性肺高血圧だと診断された。 私はもってあと5年だと診断された。 この事実に衝撃を受けた。 しかし、私は先輩には言うことができなかった。先輩が、この事実をしり私から、離れていくのが怖かったのだ。 だから、必死に先輩やクラスメイトたちの前では笑顔をつくった。 そして月日が流れ私は勇気を出して、先輩に告白した。 すると先輩は、 「えっ。俺も好きだ。」 と答えてくれた。すると先輩は 「あぁー…!俺が先に言いたかったの にぃ!///」 と言った。私たちは見つめ合い笑った。 とても嬉しかった。そして、楽しい時間だった。 ようやく私たちは恋人になれた。 そして、2人でたくさんのことをした。 夏は海に行ったりプールにいったりした。 秋は公園で紅葉集めをしたり少し遠くに遊びにいったり。 冬は手編みのマフラーをあげたり初詣を一緒にいったり。 春はお花見をしたり勉強会をしたりした。 そして私と、翔は大学生になった。 私たちは大学生になった。そして、とても充実した日々を送っていた。 しかし私はあと1年しか生きられない。 私は毎日死を考えながら生きている。 どんどん月日がたっていく。 死ぬのが怖い…。もっともっと翔といたい。なんで私が死ぬの…。嫌だ…。嫌だよ…。 あぁ。私はもう字を書くのさえ手が震えて上手く書けないや…。 あと数日かぁ…。かなしいなぁ…。 でも楽しい毎日だったなぁ…。 それから数日後… 1粒の涙と共に私の人生は幕を閉じた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ みんなへ 私は死ぬまえに感謝の手紙を残します。 お父さん、お母さん、お兄ちゃん、今までありがとう。みんなのもとに、生まれてこれて幸せだったよ。 また生まれ変わってみんなのもとにいきたいな…。 ほんとうにありがとう。 翔、あの夏あなたに会えてすごく嬉しかった。 翔に会えなかったら私はこんなにいい毎日をおくれてなかったと思う。私が、死んでも私を忘れないでね。でも、私に縛られずちゃんといい人を見つけてね? こんな私と付き合ってくれてありがとう。さよなら。 P.S.翔には最後まで私がもうすぐ死ぬことを言わなくてごめんね。