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毎日マイペースに生きてます。 僕の小説を読んで面白いなと思っていただければ幸いです。 よろしくお願いします。
いつもより少し早く家を出て、学校に着いた。 ふと窓の外を見てみると、 ポツポツと雨が降っている。 雨は嫌いだ、 雨が降ると、彼女は偏頭痛がだるいのか、友達のところを素通りして隣の席に座る。 “おはよ、” いつものような元気は無く、 彼女は気だるそうに隣の席に座った。 ...おはよう。 にやけてしまう口角を抑えながら 僕は挨拶を返した。 雨は嫌いだ。 友達より先に挨拶ができる事に 喜んでしまっている僕が気持ち悪いから。