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のんびり気ままに

生きてるだけで花丸!

「死にたいなんて言っては駄目」 「生きたくても生きられない人達がいるんだよ」 「何かあったら力になるから、何でも相談しなさい」 教師達は今日も綺麗事ばかり。 「あんたの努力が足りないのよ」 「〇〇さんちの〇〇ちゃんを見習いなさい」 「〇〇君はまた学年一位だったみたいよ」 今日も親は私を誰かと比べる。 大人は何も知らないし、何も分からない。 知ろうとしないし、分かろうともしない。 大人の何気ない一言で私達は傷付いて、 『死にたい』という思いが募っていく。 大人に悩みを話したところできっと当たり障りない、使い古された答えが帰って来るだけ。 それでどうして大人に相談する気になると思っているのだろう。 「…あーあ、死にたいなぁ」 その気持ちはきっと間違いでも正解でもない。 人の感情に〇も×も無いのだから。 自分は自分、他人は他人だ。 生きているだけで花丸な『良い子』なのだ。 ほら今日も死にたい思いを抱えながら一日生きた自分に花丸をあげよう。 花丸だけじゃなくて、何かご褒美をあげたって構わない。 「君も私も、みーんな百点!」 「明日もまた死にたい思いを抱えながら生きていこう!」

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生きてるだけで花丸!

自己紹介

初めまして、零と申します。 ぜろ、でもれい、でもどうかお好きな方で呼んでください。 私の書く子達が誰かの目に止まって、誰かの心を少しでも軽く出来たらと思っています。 コメント、いいね、フォローお待ちしております。

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