五月雨
2 件の小説心の傷
去年大きな傷が僕の心に開いた とても大きな傷 誰も助けてくれなくてひとりで泣いて つらい くるしい そればっかり 今年に入って安定してきた けどまた閉じた傷が開いたように 僕の心はまた痛い 誰にも言えない つらい くるしい くりかえし 1度傷ついたら傷口が閉じてもまた開き広がる もう一生治らない
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あの子 その子
カーテン越しにみるあの子はとても美しく、とても綺麗だった。 その子は明るい性格ではなく僕に似て少し物静か。休み時間でも本を読む。 その子は背が低い。モテそうなのに僕みたいに影が薄い。 その子は友達が少ないらしい。僕みたいに精神病を持ってるからかな。 その子は肌が白い。僕みたいに体も弱くよく欠席している。 あれ、なんで僕こんなにあの子のこと考えるんだろう。
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