無音
8 件の小説おすすめの音楽紹介「Sudno」
こんにちは。これは自称音楽オタクの私が、同趣味の人を増やすべく良いなーって思ったものを紹介するコーナーです。 曲名:Sudno(Судно) アーティスト:Molchat doma ジャンル:ポストパンク 言語:ロシア語(ベラルーシ語?) おすすめしたい人:暗い感じが好きな人 紹介文: 2018年に発表された今作は、その陰鬱さと独特のメロディーで人気を集めました。今作は、「鬱な若者の曲」いわゆるドゥーマーソングとしても知られています。歌詞はボリス・ルィジイという方の詩であり、彼の命を奪ったアルコール依存症と双極性障害がテーマです。 なお、今作はTiktokなどでよく使われているため、なんとなく知っている人もいるかも…? 以下は私の下手くそな和訳(1番のみ): ここには患者用のトイレがあり 格子付きの窓 キャビネット ベッドがある 人生は残酷で不愉快極まるが 死はなにかをもたらすかもしれない ここには患者用のトイレがあり 格子付きの窓 キャビネット ベッドがある 人生は残酷で不愉快極まるが 死はなにかをもたらすかもしれない
飛び込もう、未知なる底のない海へ
飛び込もうよ 未知なる底なしの海へ 未知なる暗い海へ 私の指示があるまで 絶対に飛び込むんじゃないぞ 私の指示があるまで この海を覗くんじゃないぞ 絶対に防波堤から足を踏み外すんじゃない 老人は飛び込めば新しい命になるが 若者はどうなるか分からない 防波堤に高い波が打ちつける それは君の心に傷を与える 防波堤を越えて津波がくることもある その波は戦争や貧困を起こす 暗い夜にここを覗きたくなるだろう 辛い夜を切り裂いて朝がくるまで耐えろ 君が老人になれば いつかここに飛び込む日も来る 心電図の波が途切れるときが 私からの合図だ 海は優しく君を包容するだろう 君は名もない命に戻るだろう そして次も幸せになるだろう 自分なりの幸せを見つけて 愛する音楽を見つけて 最後は優しい家族に囲まれて そして君はまたここに戻ってくるだろう 飛び込もうよ
おすすめの音楽紹介!「Группа крови」
曲名 Группа крови (Gruppa krovi) ジャンル:ロック アーティスト:ヴィクトル・ツォイ(キノー) 言語:ロシア語 おすすめしたい対象:今生きるのが精一杯で、悲しい気持ちをひた隠しにして生きている人。 紹介文: 1988年、グラスノスチとペレストロイカの最中のソビエト連邦(ロシア)で作曲された今作は、 ロシアらしい陰鬱(いんうつ)な雰囲気と相まって、ロシア国内のみならずロシア国外の人々の心も掴みました。 それは戦争、貧困、失業など辛く苦しい状況が続く今日にも言えることであり、 その陰鬱、だけれどなにか冷え切った心にそっと手を差し伸べてくれるようなメロディーは、 当時を経験した人々から今の苦しい時代を生きる若者にも愛されています。 自分なりの解釈を交えた和訳: ここはこんなにも温かいが 僕の足跡を外の誰かが待っている 光り輝く新雪を踏みつける 柔らかいソファ、温かい絨毯、敵へ向け引かれるはずだった引き金 懐かしい日々は今や夢の中 Gruppa krovi(血液型)が軍服の袖に… 僕の識別番号が軍服の袖へ… どうか僕の武運長久を祈ってくれ この暗い場所にとどまるべきではない とどまるべきではない… 祈っていてくれ!僕の武運長久を! *一番のみ
聖戦記 第一話
第一話 安寧の世界 19xx年、時計の針が午前二時を指そうとしている時のことだった。 突如として大地も揺れるような轟音が鳴り響き、続けて閃光が 世界を包んだ。 ー魔法の大陸イルグートー ◇「…。」 「もう朝か。」 鳥の鳴き声が無音の世界を切り裂いている。 「ナーシャ!起きたの?もう朝よ。」 家中に響く母親の声。 「うん、起きたよ。」 私は目をこすりながらそう言った。 あゝ神様、なぜあなたはつまらない日常を私に与えるのですか? 争いが終わり、平和が訪れたのはいいものの まさか平和はこんなにつまらないなんて。 「ナーシャ!起きているの!?」 ボーっとしていた私の耳に母親の大声が反響する。 はぁ、こんなことならいっそ戦いが 続いていればよかったのに。 「ナーシャ、ついでにクリスタも起こしておいで。」 クリスタ…私の姉さんだ。 そういえば長い間姉さんを名前で 呼んでいなかったな。 姉さんは長い間学校に行っていない。 姉さんはまだうちがそれなりに経済的に 余裕があったときに生まれた。 イルグートでは立派な「ウリグリヒト」、 いわゆる魔法使いになるための ギムナジウムとよばれる学校がいくつもある。 姉さんはそこそこ良いところにいった。 戦乱のときに産み落とされた私とちがって。 …。 ゆっくりと階段を登って行く。 姉さんの部屋の前に立つと、 コンコンコン、ドアを数回ノックした。 すぐにドアは開かれ、「笑顔」の姉が立っていた。 ◇「姉さん、もう朝食が出来ていますよ。」 私は引き攣(つ)った笑顔とともに、精一杯の言葉でそう言った。 ◆「ええ、そうね。そうだ、アナスタシア?」 ◇「?」 ◆「一緒に川へ行って顔でも洗いに行きましょうよ。」 ◇「ええ。」 姉さんの口から私の名前が出たのなんていつぶりだろう。 ◆「では、一緒に行きましょう!」 姉さんがそう続けた。 ◇「ええ、お姉様。私もご一緒します。」 精一杯の笑顔と洒落た文句で私も答えた。 言葉遣いがおかしいような気がしたが、そんなことは気にしていられない。 手を繋いで、階段を下って行く。 母親は物珍しそうにこちらを見ていた。 それもそのはず、もう幼い頃以来姉さんとは手を繋いでいない。 ドアを開けて、夜の香りが残る外へと出かけて行く。 自宅から川までの風景はとても綺麗だった。 いつも昼時に畑へと出かける私にはそう感じられた。 柔らかな黄緑色の野原、 近づくにつれ聞こえる川の音、 遠くに気高く聳(そび)え立つ山々、 まさに風光明媚(ふうこうめいび)の一言に尽きる。 ◇—————————————————————————————— 野原や川のながれを見ていると、なんだかとっても落ち着く。 ◇「お父さん!来て!さかながいる!」 さかなが泳ぐ川に足をつけながらそう言った。 「おいおい。気をつけろよ?前みたいにずぶ濡れになるぞ。」 お父さんの優しい微笑みが、足先の冷たさも感じないほどに私を癒す。 こんなに晴れた日には、朝っぱらから家族で出かけるのも悪くない。 私がさかなの観察をしているときだった。 「じゃぽん。」 私のすぐ後ろでそう聞こえた。 「おい!大丈夫か!」 振り向いたら、クリスタお姉ちゃんが転んでた。 白いワンピースを、腰ほどまで濡らして。 ◆「あははは!」 少しの静寂のあと、クリスタお姉ちゃんが笑いだした。 それを見たら、私もなんだか面白くなってきた。 ◇「もう、お姉ちゃんたら!」 ◆「うふふ。」 ◇「お姉ちゃん!」 ◇「お姉ちゃん!!」 ——————————————————————————————— ◇「お姉ちゃん…。」 昔を思い出していたら、ふと口に出てしまった。 ◇「うん、どうしたの。アナスタシア?」 ◇「なんでもありません。ただ昔を思い出してしまって。」 心配そうにこちらを見つめる姉さんにそう言うと、 また川に向け歩みはじめた。 川に着くまでの時間はものの三分程度だが、 普段自分からどこかにへ出かけたりしない私にとっては長く感じられた。 その後は顔を洗ったり、足を洗ったりして、 昔ほどではないけれど、少し懐かしさを感じた。 ◆—————————————————————————————— ここは昔よく妹のナーシャと来た川だ。 幼い日々は本当に幸せな日々だった。 私がギムナジウムに入学するとなった時も、 父母は泣いて喜んでくれたっけ、もちろんナーシャも。 でも長くは続かなかった。 私は劣等生だった。 水も火も出せないし、花の一輪も咲かせられない。 でも天候を操るのだけは得意だった。 でもウリグリヒトの先生は言った。 「クリスタさん?何回言えば分かるんですか!?もっと気持ち を込めなさい!第一、天候を操れたってなにも意味はないですよ。 あゝ、それとも貴女の耳も魔法で治して差し上げたほうがいいかしら?」 先生がそう言うと、周りは笑っていた。 私より、ナーシャの方が遥かに魔法の才能に優れていた。 小さい頃から手をかざして暖炉の火を消したりしたし、 色んなものを浮かせて遊んでいた。 いつからか私は愛の塊であるはずの妹を嫉妬の対象に してしまっていた。 そんな日々が、確実に私を腐らせていった。 今も私の心の中では、先生の笑い声とお父さんの 怒鳴り声がこだまし続けている。 あゝ、うるさい! うるさい! ——————————————————————————————— ◇私がふと姉さんのほうを見ると、姉さんは立ったまま動かない でいた。 ただ水面を見つめたまま動かないでいる。 姉さんに声をかけようとした刹那、 大地も割れる勢いで雷が落ち、 それに合わせて大粒の雨が降り出す。 突然の雷雨に驚きつつも、 私は反射的に姉さんの手を引いて家へ目掛けて走っていた。 一瞬見えた姉さんの顔は、懐かしい、優しい微笑みに溢れていた。 ガタン。勢いよく扉を開ける。 ずぶ濡れになりながらもなんとか帰宅できた。 母親には心配された。姉妹揃ってずぶ濡れなんだもの。 母親にタオルで体を拭いてもらっていると、 …。 なにか胸から頭へ目掛け突き抜けるような違和感に襲われた。 今はまだ朝のはず、それなのに夜中のように真っ暗闇に包まれている。 真っ暗の中、かろうじて蝋燭(ろうそく)に火を灯すことができた。 それから十分ほど経っても一向に明るくはならない。 議論はどこかのウルグリヒトが魔法を間違えて時刻を変えてしまった、という結論で終わった。 机に顔を埋めるように、ただ明るくなるのを待っていた。 …。 暫しの静寂を破るように姉さんが私に話しかけてきた。 ◆「ねえ、待っていても仕方がないから、部屋へ行ってお父さん のくれた音盤でも鑑賞しましょうよ。」 二階へ上がり、姉の部屋へと入る。 そこは姉さんらしく小綺麗に片付けられていた。 姉さんはそうっと見慣れない文字の書かれた袋から 音盤を取り出すと、蓄音機にそれを設置した。 ジリジリ、なんとも言えない音と共に音楽が流れ出す。 ◆「せっかくの時間がもったいないわ。楽しみましょうよ。」 喇叭(らっぱ)かなにかで悲しげな演奏が流れ、 男の人の声が哀愁(あいしゅう)を漂わせながら歌っている。 それから数時間ほど経った頃、ようやく空が明るくなりはじめた。 それと共に私を睡魔(すいま)が襲った。 突然のことだった、仕方がない。 少しばかり寝ようと、ベッドの上に倒れ込む。 あゝ、私を夢が誘(いざな)っている 夢—————————————————————————————— イルグートの将軍ハイゼンは愚将(ぐしょう)であった。 知略のかけらもない戦術でやっと街一つを陥落(かんらく)させられたというんだから。 イルグート反政府軍の奴らは夜中に塹壕(ざんごう)をこしらえて、少しばかりの地雷(ぷれぜんと) を用意していた。 ハイゼンの指揮する第12魔法師団は、塹壕に向かって大規模な集団で突撃をかけた。 全く、塹壕の敵に対しては散兵戦(さんぺいせん)、というのが常識だ。 指揮官の号令一下(ごうれいいっか)、兵士は突撃かける。 案の定、兵の多くは地雷を踏み爆発四散。 自らの千切れた腕や臓腑(ぞうふ)を泣きながらかき集める様子は、 地獄の様相を呈したという。 私はウリグリヒトに憧れていた。そして誰かと戦うのに。 憧れを捨て、大人にならなければいけないのだろうか。 ——————————————————————————————— ん… 虫の羽音のような、聞き慣れない音を聞いて目が覚めた。 ベッドから起き上がり、窓を開ける。 驚いた、まるで鉄の竜のようなものが空中でホバリングしていた。 … 周囲の草をかき分けるような風を吹かせながら、それは着陸した。 鉄の竜のようなものから続々と人が降りてくる。 顔つき、服装から見るにイルグート人ではない。 鉄と木でできたものを携(たずさ)え、カーキ色の服を着た奴らは、確かにこちらに近づいてきていた。 コンコンコン。ドアがノックされる。 私が警戒心からドアを開けないでいると、 ドアの向こうから、こちらへ呼びかけるように声が聞こえた。 「Пожалуйста, откройте дверь! Мы никогда не причиним вам вреда!」 彼らの声を聞いた時、体が芯から冷えるような悪寒を感じた。 ……………−−−……………
聖戦記 プロローグ
19xx年、突然轟音と閃光が世界中に響き渡り、 それとともに地球上に新しい大陸が出現した。 そこには魔法を操る人々が住んでいた。 アメリカとソ連はここに調査団を派遣、 現地の人々との交流を開始した。 大陸の人々の操る魔法は一時的に強力なエネルギーを放出し、 それは核燃料のおおよそ5000倍。 燃料として使えば小国で500年、 アメリカのような大国でも100年はもつという代物だった。 アメリカとソ連は同時期にここを国家として承認。 共同で物資や食料、軍需品を提供した。 大陸の人々はここをイルグートと命名し、国家を樹立した。 人々は二つの大国の庇護下で永の安泰と栄光を手に… 出来ると思っていた。 アメリカはイルグートを大量破壊兵器の不法な製造国としてでっち上げ、 それと同時にソ連は派遣された調査団を殺害したとしたという不当な容疑をかけた。 二国は燃料欲しさにイルグートに宣戦布告。 今、国の欲望と名ばかりの「解放」のため、侵略戦争の火蓋が切って落とされた。 最初から気づいていたら… 私たちから「魔法」を奪わないでくれ! 「魔法」は燃料なんかじゃない。
私は苦痛と悲しみを白夜に告げた。
… …… ……… ………… …………… ……………… まただ。また眠れない。 心臓の鼓動を追いかけるような、時計のリズムがまだ明るさを保っている夜に響く。 床に散らばる煙草の箱と酒の瓶。 ましてや昔の写真なんて、思い出の切れ端じゃないか。 そんなもの、私に悲しみを植えつけるだけだ。 あゝ、今日も悲しみを吸い込んでしまった。 今まさに、悲しみ混じりの血が体中に流れ出した。 それに反応したかのように、目から涙が溢れ出した。 だけど、どんなに泣こうとも彼女が帰ってくるわけがないのだ。 悲しいかな白夜は流れて行く。 いつものように泣き疲れて、いつしか眠りがおとずれる。 心はひとときの安らぎに思いを馳せる。 だけれど今日の眠りは違った。 素晴らしい夢を見た。 白いレースのカーテンのような霧を抜け、 冷たい、けれど心地良い空気が流れる。 そして君がいた。 雪のように白い服を身にまとい、その目は何か懐かしい。 私が嬉しさのあまり立ち止まっていると、 「おかえり。」 鈴を転がすような、綺麗で美しい声でそう言ってくれた。 私はまたあの日常が帰ってくる嬉しさと安堵で包まれた。 彼女の手をとり、何もない白い世界をただ歩いていた。 いつかは君をここから連れ出すつもりだ。 それが出来るかは分からないけど。 「…。」 彼女の微笑みを見たら、なんだか体が暖かくなった。 フワッとした、空を飛ぶような感覚に包まれた。 そしてベッドの上で目を覚ました。 楽しい日常は戻ってこないと分かった瞬間、涙が溢れ出した。 だがまた彼女には会えるだろうさ、美しい白夜の間は。
こんにちは
はい、自己紹介から2ヶ月近くなにも投稿してない人です。 小説って本当に何書けばいいんでしょうね… 誰かアドバイスくださいお願いします泣
自己紹介
名前…あさひ 性別…? 年齢…十代 好きなもの…ラーメン、おすし 嫌いなもの…セロリ 将来の夢…料理人 最近したこと…ニベアのスキンミルク?買った。あと、ギターも買いました してみたいこと…沖縄行って海入りたい() 好きな音楽のジャンル…doomer musicと呼ばれる音楽。ぜひみんなも聴いてね!!! みんなに言いたいこと…良ければ仲良くしてください!それと、皆さんが好きな音楽はなんですか?(音楽が好きなので)