初めての投稿見てくれると嬉しいです!(いじめものです💦)
昔から私は引っ込み思案で人見知りだった。
友達も少なかったし、話しかける勇気もなかった。
幼稚園の時はそんなこと気にしていなかったけれど、小学校にあがってから
いつも1人でいた私に小学生になってからの初めてのともだちができた。
その子は他にたくさんの友達がいたし、私とは違ってかわいくて、元気な子だった。
その子はそれでも私と喋ってくれて、私もその子が大好きだった。
でもその後すぐに、私に向かっての陰口が始まった。
しかもその悪口は私の友達の悪口にもなっていった。
「きもい」「図々しい」
そんな言葉が耳に入ってきた。
私はそのころ小さかったので、大して気にもしていなかった。
その友達が1人でもいてくれること、それだけで十分に幸せだった。
失うのが怖かった。
知らないふりを続けていた。
体育の時間
グループを作ってそのグループでキャッチボールをする授業があった。
私と友達は先生からの言葉を聞いて、目と目で会話した。
「一緒のグループになろう!」
先生が増えを鳴らしたとき
私は友達の所へ駆け寄ろうとした。
その時、友達は陰口を言ってきたあの子達に連れられて、あっち側の一緒のグループにはいってしまった。
友達はどうしたの?という顔でこっちを見てくる。
その子たちに陰口を言われてることを知らないのだ。
まだ友達だと思ってる。
でも私はその子がいる一緒のグループには入りたくない。
きっとまたいじめられるに決まってる。
友達の周りにはたくさんのあの子たちが駆け寄ってきて
あっという間に20人を越す大きなグループになってしまった。
私は怖かった。
立ち尽くしていると、先生がよってきて、
「大きいグループと小さいグループどっちがいい?」
と聞いてきた。
私はとっさに
「小さい方のグループがいいです」
と答えてしまった。
友達に対する謝罪の気持ちと、心配な気持ちが一気に込み上げてきた。
それと同時に
“私は残りもの”
“クラスにいらない存在”
そんな気がしてきた。
授業後の友達の笑顔を見て、私は安心した。
まだ友達は悪口を言われていることに気がついてない。
その安心から私のなかの心配は消え去っていった。
ある日、友達と2人で外体育からかけっこで帰って来た時
あの子はまた私の陰口をいっていた。
私はまた知らないふりをした。
でもその悪口は私だけに向かったものではなかった。
「そんなに仲良くないくせに」「きもいし関わりたくない」
友達にもその言葉は聞こえてしまった。
もう友達ではいられなくなってしまうのではないか
私のせいで傷ついてしまったのではないか
そんな不安が込み上げてきた。
友達も立ちつくしている。
(私のせいで)
だけど友達は
「行こっか」
とだけ言って私と並んで一緒に帰ってくれた
私はとてもびっくりした。
それから、その友達はいつも私と一緒にいてくれた。
毎週末はどちらかの家で遊んでたし、お母さんと4人で夜ご飯を一緒にたべたり
本当に楽しかった。
ちょうど4年生くらいの時
友達といつもみたいに週末遊んでて、
帰ったらお母さんにリビングに座らせられた。
とても嫌な予感がした。
内容はひどく短くて簡単なものだった。
「転校しちゃうんだって」
私はその言葉を聞いて、涙が出てきた。
お母さんも涙ぐんでいた。
友達がいたから学校にも行けてたし、
いじめにだって負けなかった。
友達がいなくなったらどうすればいいんだろう。
4年生にもなって友達の作り方も知らない私に寂しさと不安が込み上げてきた。
あっという間に月日が経って
友達が引っ越しちゃう日、
友達はいつもみたいに笑ってて、私は安心する気持ちと
実は悲しくないのではないかという疑いの気持ちが出てきた。
友達を100%信じきれなかった私はおかしいのだろうか。
今でもそんな気持ちが込上げる。
幸い、友達が引っ越したところは親戚の家のある県の隣の県にあり、たまに会うことができた。
また会えて楽しいし、変わらない姿が見れて嬉しかった。
それから次の年、新しいともだちができた。
その子は特別支援学級に入っていて、クラスにはほとんど居なかった。
私が友達になろうと言ったわけでもなく、昼休みに一人でいた時に話しかけてきた子だった。
最初は楽しかった。
あっちのクラスで遊んだり、鬼ごっこに参加したり。
毎日が充実していたし、嬉しかった。
だがある時、
音楽の時間
「ここの音階の読み方を教えて」
前の席にいた友達は振り返ってきて聞いてきたので答えてあげると、
友達は何も言わずに前に戻り、そしてまた私の方をふりかえってきて
「先生にいってやるんだからね」
「絶対だから」
と言ってきた。
その顔は怒っていたし、私は意味がわからなかった。
私が聞き間違えてしまって間違えた受け答えをしてしまったのかと反省していたのだが、
その時、その子はまたふりかえってきて、私の鉛筆を取り上げていった。
私は授業中だったから小さな声だったがすぐに
「返して」
と言ったのだが
「これは私の名前が書いてある。だから私の。」
と言いながらわたしのなまえがかいてあった名前シールを剥がしていた。
私は訳が分からなかった。
ずっと信じていたのに。
結局返してはくれたものの、その鉛筆は友達の手汗のようなものでベタベタしている気がした。
とても気持ちが悪かった。
家に帰って、鉛筆に名前シールを貼って頑丈にセロハンテープでその周りを覆って
二度と剥がされないようにした。
失うのが怖かった
できるだけ友達を傷つけないようにと考えた当時の私なりの策だった。
次の日、やっぱり友達は授業中鉛筆を取り上げてきた。
「これ私のだから」
でも、友達は名前シールをはがせない。
その後私は小さな声で
「返して」
と言った。
友達の隣の子にも気づいて貰えるように、身振りでも示して。
でも隣の子は振り返ってきて
「静かに。授業中」
と言ってきた。
私は他人にも迷惑をかけてしまったと思い、何も言えなくなってしまった。
他にもその友達からのいじめは続いた。
軽くぶたれたり、首を軽く締めてきたり、ものを隠してきたり。
私は初めて友達に対していなくなって欲しいと強く思った。
気が弱くて誰にも相談できなくて、
自分に言い訳ばっかりして
でも学校にはいかなくちゃいけなくて
自分がクラスにいる意味がわかんなくなってしまっていた。