ずっとみていて

ずっとみていて
私のことを見ていて欲しかった。私のことを見てくれている気がしてダメなことだとわかってても辞められなかった。だって、私が存在していることを実感できるんだもの。 多分ずっと昔から幼い頃から承認欲求が高かった。満たされたかった。父さんも母さんも大事に育ててくれただけどそれだけだとどうしようもないくらいに足りなかった。 だから他の人からの愛も求めてた。最初は周囲の友達や先生から好かれるよに認められるように行動した。おかげで学校でも家でもたくさんの愛を貰った。認められていた。私のことを見てくれていた。 だけど足りたかった。穴が埋まらない感じがした。 今度はたくさんの人に迷惑をかけた。私のことを愛してくれてるなら助けてくれるはずだから。
つぐみ
つぐみ