人形屋敷の愛
ワタシは人形だが、自我があった。
いつからあったのかは覚えていない。
ただ気づけば、ワタシには心があり、目の前で何が起こっているのか理解できるようになっていた。
一番古い記憶はどこかの市場だった。
そこでワタシは競りにかけられた。
案内の男が、ワタシの事を「等身大の少女人形」と言っていた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2021/9/4 10:27
最終編集日時: 2021/9/4 10:30
ガイシユウ@SF怪談ゲームダイスキ
SFと怪談とゲームが好きで趣味でそれらの小説を書いてる天パ。
今はノベプラ、カクヨム、小説家になろう にアップしている小説をテスト的に転載しています。
アイコンは「みつきさなぎ」先生のフリーアイコンをお借りしました!