0に等しい②
荷物をまとめ、ばぁちゃんに別れを告げた。
「父さんと話したら、すぐ帰ってくるから。」
「はいよ。ばぁちゃんは待ってるからね。」
「うん…行ってきます。」
家を出て、駅に向かった。
冬休みは、父さんのところに戻るという話は、なおにしたが、今日出発することは言っていない。
こっちに帰ってこれるのは、いつになるかわからない…
もしかしたら、東京にずっといることになるかもしれない…
(なおとの別れが惜しい。離れたくない…今、奈緒と会ってしまったら涙が止まらなくなるだろうな…)
9時30分発の電車まであと10分…
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/7/18 6:04
Komaru😅
小説を書くのが好きな学生です!ぜひ読んでってください‼︎