さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない

 驚くほど冷たい波風が、私の頬を撫でる。 日が沈んだ浜辺には、微かに響くあなたの音。 長く伸びた水平線には、私の足音。  今回もうまく続かなかった。やはり君が恋しくて。 この地に足を運んでしまうから。    どうやらあなたよりも魅力的な人は、この世界にいないらしい。
Kage_910
Kage_910
恋愛系の物語を描くのが大好きです。中毒性がある表現ばかりなので、どんどん深読みしてってくださいっ!短文作成が多いですっ!