甘い夜に、一口
まだ少し肌寒い三月、春の序盤。夜に一口、君の唇の色の様に赤いワインを喉に通して。
ある日の夜、君は白いコートを着て薄暗い中の夜に出ていった。彼女はとても華奢で、肌白く、自由気ままに生きている人間だった。人間関係もあまり困っていなく、人生をスキップするように楽しく歩んでいた。
出かけて行った彼女は、数日経っても帰ってこなくて“ああ、一人なんだ”と実感した。要するに彼女には愛が無くなったんだろう。(愛)なんていうモノは存在しない、愛し愛す合うモノなんて存在はしなかった。そんな事を思って、また甘い夜に一口、ワインを。
それでも僕らは愛し合って、上手くいくと思っていたのに。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/3/19 9:53
さく
短めを書いています