ずるい人

ずるい人
私はある食べ物の店でバイトしている。通称Mという場所だ。Mには色々な年代の人が働いていて出会いもたくさんあるのでバイト先には人気の場所である。私はその中で出会った人との日々を小説にすることにした。 あの人と初めて出会ったのは,10月の最初の方だ。たまたま店の人と話すタイミングで出会った時に,まずは見た目に一目惚れした。ビビってきた。その日の部活の時に友達にクソ男の後にビビってきた人が運命の人だって言われて本当なのかなって思ってたけど今なら本当だと思う。その日は本当にしょうもない話しかしてないけど私のことを知っているみたいだった。 次に出会ったのは10月15日のバイトの時だ。その時,拘束されたみたいに帰らせてくれなくて彼氏がいるとかいないとかの話をした。でもあの人には彼女がいた。5ヶ月も付き合ってる彼女がいた。でも嘘だって信じてた。 でもそれは本当だった。 彼女は本当にいた。だから諦めようと思った。だってどんなに頑張っても結ばれる相手では無いから、でも諦められなかった。別の人を好きになろうとしても、すぐに頭の中には、あの人がいて諦められなかった。バイトに行って会う度に好きなのが増して好きになってる自分が嫌になって嬉しいけど切なくて苦しくなった。 「本気の恋をしたい」 これが私の目標だった。前の彼氏も2週間も経たないうちに別れてしまった。だからこそ本気の恋を探してた。学校でも探して、何とかいい感じの人を見つけたけど、あの人に会う度に馬鹿みたいに本気で好きになって悔しくて泣きながら帰ってしまう。
紫亜
紫亜
女子高校生が空想で思い描いた事を 描く小説を見てください