真夏の人魚3

少女が捕えられた場所は薄暗く、とても寒い場所だった。少女は泣いた。たくさんたくさん泣いた。一日中泣いた。こんな事になるなら海に来なければよかったと、後悔という大きく黒い津波が押し寄せてきた。 すると、ある者が少女が捕えられている部屋に入ってきた。 「ご無事ですか!」 「⁈」 少女は状況が上手く理解できなかった。だって、自分の前に美男子が立っているんだもの。
食パン
食パン
食パンくわえて走ってます